
幼いころから車に興味がありました。
でも、だんだんと現実主義になり、いつしか「車は荷物が乗ればよい」という発想に変わったのです。
「車は金食い虫」だとよく言われますが、まさにその通りと思ってました。
都内に既いたこともありますし、そもそも車は不要です。
さて、田舎暮らしを始める少し前くらいから、日産のキューブに乗りはじめました。
当時は草野仁がCMをやっていましたね。
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目次
初めてのドイツ車
そして脱サラして、一人で田舎暮らしを始めて、数年してから妻と結婚しました。
ちなみに、まだ付き合っている頃に「妻」が乗っていたのは、オペルという外車でした。
当時は、「なんで外車なんかに乗っているんだろう?」と思っていました。
仕事が好きな人だったので、こういうところで「できる人感」が出ているよなあ、と、その程度に考えていました。笑
その時の自分は、10年近く乗ったキューブがついに壊れたので、スズキのエスクードに乗っていたのですが、外車になんか乗ろうとも思っていませんでした。
しかも、スズキって、かなり個性のある車づくりをしてるんですよ。
エスクードも格好良いと思いません? ↑
それよりも何よりも、実はSUVが大好きなんです。
このコロっとした感じといい、安定感といい、荷物も乗るし、どこでも走れる。
こんな素晴らしい車種はないです。
もう完全に、機能重視の考え方ですね。
思わぬダメ出しでスズキ・エスクードを売却
結婚して間もない頃、妻の妹さんたちがBMWに乗っているという話を妻から聞きました。
なんと、一人はBMWの3シリーズで、もう一人はBMWのX5というSUVです。
すごいなあと思ったのですが、実は、あまり、これといった感想・感動・羨望もありませんでした。
既に、あまり車に興味がもてなくなっていたので、ベンツのようなどんな高級車や、フェラーリのようなスポーツカーを見ても、なんとも思わなくなっていたのです。
ところが、ある日のこと、妻が近所の知り合いのセレブの婆さんから、「妹たちはBMWに乗っているのに、長女がスズキってどうなの?」とダメ出しされたそうなのです。
正直、かなりムッと来たのですが、今になって思えば、「まあ確かに姉妹の間で肩身の狭い思いをしていたのかな。。。」と思ったりしました。
ここは、少し頑張って、外車とか乗った方がいいのかな? と思いました。
でも、外車って、まったく興味がなかったので、どこのどんな車が良いのか知らないんですよね。
そこで、冷やかし同然の気持ちで、試乗に行きました。
真似してBMWのX5を買ってやれ!
昔、街角でBMWのX5が駐車してあって、これ格好いいね、なんて友達に言ったら「これ、すげえ高いぞ。買えないぞ。」とのこと。
それがずっと頭にあったのですが、当時は「X5」という車名さえ知りませんでしたから、単にSUVとして格好いいなと思ったのです。
今回、妻の妹さんが乗っているということで、よーく見てみると、「あれはX5だったんだなあ」と気が付いたのです。
でも、価格を調べてみたら、いやあこれ、マジで高い!
たかが車にこんな金額を払うなんて信じられません。
じゃあ、1個グレードを落としてX3にしようかな。
いやー、でも高い。。。
高すぎる。。。
BMWのディーラに半そで短パンで乗り込む
高い!なんて言ってても始まらない、というわけで、まずは、BMWのディーラーに行ってみました。
もちろん外車ディーラーに行くなんてことは初めてのことで、Tシャツ短パンサンダル履きでいったんですが、どうも初めて行く服装としてはNGスタイルだったみたいで。。。
店員さんもどことなく冷たいんですよね。苦笑
しかも、「X3はモデル末期で、もう在庫がほとんどないし残念でしたねー。」的なことを言われて、別の車種を進められることもなくサヨウナラされました。
スズキのSUVから「Tシャツ短パンサンダル履き」が降りてきたら、対応なんてそんなもんです。笑
で、その時は、そっけない対応も、「外車ディーラーって、そもそもクールな対応なんだろうな?」と勘違いをしていました。
そして近所にあるBMWディーラーのどっかにいけば、きっと在庫があるんだろうと思って、あちこちに行きましたが、結局在庫は無し。
BMWはあきらめることにしたのです。
でも、その時にあちこち回った店舗の一つ、BMWディーラーの某支店で出会った営業さんは、今後もお付き合いが続くことになるのです。(その話はまた次回)
小学生の頃、下敷きがAUDIだったことを思い出す
BMWをあきらめて、他にカッコイイSUVはないかと探しまくりました。
そしたら、AUDIに「Q5」という、まだ発売されたばかりの新車種があることを知りました。
これは格好いい! と思ってネット上を調べまくりました。
うーん、何度見ても格好いい。
しかも、このAUDIというメーカーは、小学生の頃に使っていた下敷きに書かれていた「アウディ クワトロ(だったと思う)」のメーカーです。
クワトロというのは4輪駆動という意味なのですが、子供の頃は、それが車名かのように、「アウディクワトロ」って呼んでいたのを思い出します。
いや、「アウディクワロット」とか変な呼び方をして、友達にそれ違うよ、なんて言われたのを思い出します。(よく覚えてるなぁ。苦笑)
なので、いろいろ思い出して、「きっとAUDIに縁があるんだ!」と思って、いてもたってもいられなくなりました。
AUDIのディーラーに行って試乗してみる
早速、妻とAUDIディーラーに乗り込むことにしました。
やっぱり、Tシャツ短パンサンダル履きです。
しかも、サンダルと言っても、ホームセンターとかで売ってる「偽物のクロックス」ですからね!笑
そうなんです、自分って、服装にこだわらない人なんです。
そんな、いかにも「買う見込みのなさそうな客」が来ても、そこの支店では一応対応してもらって、試乗もしてみたんですが、いやあ、ドイツ車ってすごいですね。
まず、何にびっくりしたかと言うと、重厚感と剛性感です。
ハンドルを握った時に、ずっしりとくる重厚感、そして「走る、止まる、曲がる」がしっかり実装されています。
日本車とドイツ車の違いは、1軒目の家と積水ハウスの家の差に似てた
とにかく、剛性感がすごいなあと感じました。
カッチリした感じといえば伝わるでしょうか。
これは、マイホーム1軒目の大工さんの家と、2軒目に建てた積水ハウスの家の差に似てました。
積水ハウスの家は、3階建て2階や3階でも床の剛性がすごくて、フローリングを足でドンドンと叩いてもコンクリの床かと思うほどのガッチリ感なのです。
1軒目の家で同じことをやると、ドーン…ドーン…と響くような感じの音がします。
しかし、積水ハウスの床は、同じ木造なのに「ゴン!ゴン!」とまったく振動のないカッチリした感じなのです。
そしてさらに「Q5」の乗り心地は、カッチリしてけっこう硬めで、そこはエスクードに似てたのですが、エスクードよりも「しなやかさ」が追加された感じなのです。
いわゆる「上質感」があるのです。
もう、AUDI Q5に「ベタぼれ」状態になってしまいました。。。
しかし、高い!
BMWのX3のライバルと想定されている車なので、同じくらいのお値段です。
これは、かなりのハイレベルの価値観の転換と、勇気が必要です。
めっちゃほしい!でも、もうちょっと他の車種も見てみようかなー、なんて、ビビってしまっていました。 ・・・ つづく