2024年もドラゴンズを見捨てない理由(立浪監督の評価)

今年は少々、野球熱が冷めてきております。苦笑

例え休日といっても、野球中継を長々と見ることはありません。

でもそれは、中日ドラゴンズが弱いからではありません。

単に忙しいからです。

 

と、言うことにしておきましょう……。

 

さて、それはさておき今年のドラゴンズは、どうでしょうか?

 

やっべぇ! これ、もう優勝じゃん!

 

誰もがそう思った事でしょう。

やっぱり、つらいことがあれば良いこともあるんだね。

ついに今年は優勝だね。

誰もが思ったでしょう……。

 

しかし、あれよあれよで貯金を食いつぶし……。

5月4日現在で定位置のBクラス……。

ついに、3年連続最下位も見えてきました……。

 

そして、今年もまた批判の矛先となったのは立浪監督です。

やっぱり、落合監督時代、ドラゴンズ黄金時代と言われたインパクトはでかいです。

野球は監督で決まる。

そう思うんですよね。

 

そこで、今年はドラゴンズが優勝するために、何が必要か?

やっぱり監督だということで、僭越ながら立浪監督を評価したいと思います。

今年が契約最後の年と言われていますから、ファンとして立浪監督の良いところを探してみたいと思います。

 

立浪監督のダメだと思う点

と、いいつつも、やっぱり悪いところが先に目についてしまったのも事実です。(おいっ!)

まずは、先にダメだと思うところをあげて、最後に良いところをあげたいと思います。

その方が立浪監督の印象も良くなると思いますしー。苦笑

とにかく「やり方」が古い

立浪監督と言えば、星野イズム継承者です。

立浪監督が鮮烈デビューを果たせたのは、星野監督のおかげです。

あのうーやんを追いやって高卒新人がいきなりショートに起用されたわけですからね。

でも、実力もあったのは事実ですけどね。

特に打力はありましたよね。

なので、星野さんに恩義を感じていると思いますから、その方針に自然に星野イズムが入り込むことは止むを得ないのかもしれません。

でも、やっぱり古いと思うんですよね。

 

茶髪やヒゲ禁止がその最たるものでしょう。

それでいて、トレードで加入した中田選手はOKという信念の無さ……。苦笑

しかも「似合ってるからOK」というコメントはどうかと……。

じゃあ、もうマスコミに茶髪・ヒゲ解禁宣言すればいいと思うんですけどね。

または「活躍するならOK」とか、それであればファンも納得します。

 

次に昨年の白米事件についても、それって選手個人の問題だと思うんですよね。

食事などの体調管理や、トレーニングを球団が完全管理する時代でもないと思うのです。

個人でトレーナーを付けてる選手もいるわけですから、選手が「ごはんたべたい」と言うなら球団や首脳陣は、何も言わず協力すればいいと思うんですけどね。

選手もそれなりに考えて白米を欲するわけでしょうから。

 

あと、試合前の白米と活躍と因果関係があるのかも科学的に結果が出てるわけではないですしね。

なんとなく「感覚値」でとか、「経験値・経験知」も良いですが、それはその人の感覚で万人に当てはまるわけではありません。

ましてや、医師やトレーナーによって、「良い」「悪い」とする説がぜんぜん異なることもあるし、定説は時代によって変わります。

球団や首脳陣のトップダウンは否定しませんが、ボトムアップもある程度考慮した方がいいですね。

そもそも選手も大人なんですし。

選手批判はやめたほうがいい

次は監督のマスコミ対応ですね。

負けた後に選手を批判するのは、やめた方がいいです。

なぜなら、ファンとしてはとても腹が立つからです。

立浪監督は、それを結構やっているんですよね。

 

いや、他の球団の監督も選手を批判することはあります。

試合後の選手批判は立浪監督だけではないことは言っておかなければなりません。

 

でも、これ、本当に失礼かもしれませんが、中日ファンの正直な気持ちを言いましょう。

今まで、プロ球団でコーチも監督もせず、アマチュアで指導をしたわけでもなく。

ずっと解説者をされてきて、たまに臨時コーチをしていた方がいきなり監督になって。

(あとで話しますが)采配もイマイチなことだってあると感じますし、なのに全部、選手のせいなのかな?と思うんですよ。

 

いや、正直、大変な仕事だと思います。

長らく現場を離れていたわけですし。

でも、2年連続最下位という結果に終わったわけですから、もう少し、謙虚なコメントが欲しいところです。

選手の批判は、正直なところ、ファンからすると本当に頭にくるので、やめた方が得策だと思います。

 

でも、一度は優勝してくれたら、選手の批判もぜんぜんOKだと思います。笑

ファンとはそういうものでもあります。笑

 

試合采配が悪い

これ、一ファンの素人目戦ですが、采配が悪いです。

1点を取ろうという執念が見えない時があります。

つまり、「無策」過ぎるように見える試合がままある、ということです。

 

それでいて、どうして、ここで、普通に打たせるかな?

どうして、点が取れないのに、送りバントしないかな?

どうして、ここで守備固めしないかな?

とか。

 

逆に、「?」目立ちます。

負けが込んできているからかもしれませんけどね。

あと、どうして、ここでスクイズかな?

どうして、ここで代打出すかな?

とか。

 

まあ、勝てばいいんでしょうけど、負けてますからね。苦笑

負けた時に「これで負けたなら仕方なかった」というような試合を、ファンとしては期待しています。

 

スタメンの選手起用が悪い

そして、一番の歯がゆいところは、スタメン、つまり選手起用です。

先発投手については、投手コーチの裁量も大きいでしょうが、先日は柳投手の中5日(今まで中6日)がファンの間で議論されてましたよね。

勝てばよかったんでしょうけど、ボロ負けしましたからね。苦笑

柳投手は「問題なし」だったようですが、ペースは守った方がいいと思うんですよね。

優勝をかけてるなら別ですが、なぜ「今」だったのか?

その辺が判断力を問われるところであり、采配に疑問を持たれてしまうところです。

 

あと、野手の起用についても、打撃の当たっている選手を起用せずに、当たってない選手を長く起用するとかやめてほしいですね。

もちろん、当たってない選手については「我慢」して使うことも必要かと思います。

でも、あまりに当たってない選手をダラダラ起用し過ぎだと思うのです。

 

せめて、最後の2打席は、当たってる選手に交代させるとか、打席を与えてほしいんですよね。

投手のところで代打で1打席だけ打たせて、という起用方法は「代打の切り札」的な選手ならわかるのですけどね。

とくに2軍から来た若手は、調子良いから上がってきたんであって、投手の代打1打席だけで使うのはもったいないです。

ベンチで勉強させるなら構いませんが、そうでなく調子が良くて1軍に上げたなら使わないと意味がないですよね。

少なくとも、最近10試合で0割台、1割台の打率の選手を使うよりマシだと思うんです。

例えば、2軍で断トツの成績で上がってきた福永選手はもっと使ってほしいですよね。

 

そうかと思えば、調子の良い選手を入れ替えちゃうとかも気になりますね。

ま、それは、たまたま岡林選手のことなんですが、ここ最近は、ちょっと見るに堪えなかったですね……。

2軍でも微妙だった岡林選手ですから、まだ本調子でないのは明らかだと誰が見ても明らかなわけです。

これ、まじで誰が見ても明らかでしたよ。

この時からドラゴンズの急下降が始まったことを考えると、偶然とはいえ、やりきれないですね。苦笑

せめて半分くらいは開幕ダッシュの立役者の一人の三好選手を使ってほしかったなと思いますね。

大島選手でもいいんですけどね。

ファンが見たいと思う選手に、1試合あたり最低2打席ほど与えてくれればファンは満足すると思いますよ。

 

最後に忘れてましたが、開幕スタメンのロドリゲスは、まさにイミフの極致でしたね。

結果、うまくいけばいいですけど、これも失敗しましたよね。

やりたいことはわかるが稚拙過ぎるというか、稚拙を承知でやるのとしても狙いがわからない選手起用は避けた方が良いと思いますね。

 

立浪監督を評価したい点

そうはいっても、「立浪監督すげえな」と思うこともあります。

なんだかんだ言っても、立浪監督になって試合を見るのが楽しみになっているので、最後にそれを書いておきます。

選手を見る目がある

まず、立浪監督になってすごいなと思ったのは、やっぱり外からやってきた選手が活躍していることです。

その筆頭が細川選手ですね。

今年は最初イマイチでしたが、今はもう昨年よりもさらにハイペースで打ってくれてますよね。

ホント、やばい活躍です。

DNAの人たち、どう思ってるでしょうね。笑

 

そして、最近二軍に落とされてしまいましたが、上林選手。

ソフトバンクでは割と活躍した選手ですが、目の付け所が良いなと思いました。

個人的には、まだこれからの活躍を見たい選手ですね。

 

あと、(申し訳ないですが)ぜんぜん存在すら知りませんでしたが、阪神を自由契約になった山本選手。

なんだか、すごく打ってますよね。

過去の成績を見ると、そこそこの選手ではありましたが、やっぱ目の付け所が良いんでしょうね。

 

目の付け所が良いのはトレードや補強選手だけじゃなくて、ドラフト選手もそうですね。

今年のドラフトの選手たちはまだイマイチ飛びぬけてませんが、注目は昨年ですね。

村松、田中、福永の3選手が大活躍しましたよね。

田中選手はケガがあったので今年からの活躍ですが、こうして新人が早速活躍するというのは、ファンからすると、めちゃくちゃ嬉しいことなのです。

 

このように、立浪監督は、指導こそイマイチのレッテルを貼られてますが、野手を見る目があるというのは間違いなさそうです。

まあ、和田コーチのおかげという声もありますが、でも立浪監督が最終的に決断するわけですから、やっぱり立浪監督の成果ですよね。

見る目があるというのは一種の才能だと思いますから、この才能を生かして来年のドラフトや補強も関わってほしいものです。

4年目の契約があるかどうかはわかりませんが、前任の与田監督のように最後の契約年もドラフトだけは関わることはできますしね。

勝敗は別として、ファンを喜ばせる選手起用

もうひとつが、立浪監督になってから試合が楽しみになったということです。

それは、ひとえに、見たい選手がいるからです。

つまり、ファンは試合の勝敗も大事にしますが、選手を見たいというのもあるんです。

 

だって、メジャーを見れば明らかでしょ?

エンジェルスやドジャースが勝ってくれれば嬉しいことは嬉しいけど、大谷選手がいなければ試合なんか見ないですよね?苦笑

つまり、ファンは大谷選手を見たいんです。

 

ドラゴンズが勝ってくれれば嬉しいですが、負けても、期待する選手が活躍してくれれば、それでもファンは嬉しいのです。

とくに去年のドラゴンズは最下位にもかかわらず、観客動員数が例年なみだった理由はそれだと思います。

細川選手や石川選手などファンが「見たい」と思う選手がたくさん出てきたという理由もあるはずです。

 

投手も優秀な先発がそろってますからね。

とくに若手の髙橋宏斗投手が投げるときなんかは、ファンに「球場に行きたいな」と思わせたことでしょう。

 

でも、この辺のバランスは難しいですよね。

落合監督の時は、スタメンはほぼ固定でした。

もちろん、勝っていましたから固定でいいとは思います。

 

でも、若手があまり出てこなかったのも事実なんですよね。

ただ、それでも、勝てばファンは気持ちいですから、それでもOKなんです。

 

逆に、負けても、活躍する選手がいれば、それもOKなんですよね。

ホームランや3割打つ選手がいたり、きっちり抑えてくれるピッチャーがいれば、負けても許せるんですよね。

 

ま、その辺のバランスもありますが、やっぱり勝ってほしいのは事実。

その点、今年は明らかにいつもとは違う雰囲気のあるドラゴンズです。

立浪監督も契約最終年ですから、「一勝」にこだわった野球をしてほしいなーと思います。

勝てばすべてがひっくり返ります。

どうか、がんばってください!

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