そういえば、ここ最近は今までの懸案事項がひとつづつクリアされておりまして。
とはいえ、まだまだ不安事項はあるのですが、徐々に肩の荷が降りつつあります。。。
目次
1980年代の住林CM動画を探しています(笑)
そんなときにふとYoutubeを見てましたら、こんな動画を見付けまして。
だいたい、3:48秒くらいから住友林業の家のCMがはじまります。
でも、これよりもっと古いCM、多分1980年代くらいだと思うんですけど、すごく重厚な感じのCMがやっていたのを子供ながらにうっすら覚えているんですが。。。
懐かしいCMのYoutube動画を全部見れば見つかるのかもしれませんが、ちょっと探すの面倒臭い。。。
でも、こうやってCMしているハウスメーカーは大手が多いですが、今日は「ホント、大手ハウスメーカーで良かったな」という話。
肩の荷が一つ降りた話です。
家が傾いてる!?欠陥住宅!?
さて、この話はブログに書こうかどうか迷って結局、書いてなかった話なのですが、先日ついに解決したんで書きます!
実は今住んでいる積水ハウスの家なんですが、和室の障子がキッチリ閉まらないことに気が付きまして。。。
つまり、下の方は閉まっているのに、上の方に1cm弱くらいのスキマが空いているという状態。
ウチはマキシオ、つまり3階建てでして、しかも国道沿いの家です。
大きなトレーラーが通ったりするので振動もある。
それもあって、「家が傾いたんじゃないか?」って思っちゃったんです。
いやいや、それは困る。
だって今は住友林業さんで家を建築中です。
これから家を売るか、賃貸に貸し出さなければなりませんからね。
傾いた家なんて売れないし、賃貸に出したとしても、借り手もないかもしれません。
これは何とかして修復しなければなりません。
いやはや、ここへ来て、なんと気が重いこと。。。
焦って公的機関に電話
さて、普通なら積水ハウスのカスタマーズセンターに電話するところなんですが、念には念を入れました。
まずは、公的な相談機関にいくつか電話。
もしも、積水ハウスさんが協力的じゃなかった場合のことを考えて先回りしておいたのです。
さて、その公的機関といえども、けっこう丁寧に話を聞いてくれるものでして。
そしたら、「乾燥や経年劣化で、ゆがんだりすることがある」という情報を頂きました。
とくに、家自体が傾いてなくても、建具やその枠がねじれたり収縮したりすることがあるそうで調査した方が良いとのこと。
とはいえ、ねじれや歪みにも許容範囲があるそうで、きちんと計測して問題ないことを客観的資料として出してもらった方が良いとのこと。
また、建具だけでなく、家自体が傾いてないか、必ず計測してペーパーで証拠を残すようにした方が良いとのことでした。
ちなみに、本当に家が傾いていたとしても、10年の瑕疵担保があるので保証の範囲のはずとのこと。
なるほど、ちょっと安心してきました。
遅ればせながら、カスタマーズセンターに電話
と、いちおう、ある程度の欠陥住宅などについての知識を勉強しまして。
さっそく、積水ハウスのカスタマーセンターに連絡しました。
カスタマーセンターには、定期点検の時など、細かい修復をしてもらったり、大変お世話になっています。
なので、ちょっと今回は気が重いなあと思いつつも、いやいや、主張するべきことは主張しないと、と少々心を鬼にしようと思いました。
そしたら、今までの担当さんが異動になりまして別の担当さんに来て頂きました。
けっこう技術的なことに詳しい感じの担当さんでした。
で、実際の建具の状態を見て頂いて、これは建具の摩耗でしょうということになり、建具の下に高さ調整のシールを貼って頂きまして解決!
つまり、建具のすり減った部分を、調整用のシール2枚ほど貼って補ったのです。
あー、良かったと、その時は思いました。
今度は反対側が合わないのと、下に隙間!?
カスタマーセンターの担当さんが帰った後ですが、やっぱり、どうも腑に落ちないことがありまして。
修正された右側でなく、反対に左側に閉めると若干下側にスペースが空きます。。。
しかも、摩耗した部分をシールで高さを補ったはずの部分が、今度は逆に盛り上がってしまって、建具の下に変な隙間が出ています。
これは変だ。。
でも、ということは、建具の摩耗分よりも多めに修正シールを張り付けてしまったということです。
そこまでしないとピッタリ閉まらないということは、やっぱり、これは建具の問題ではないのではないかと。。。
というわけでネットで検索して、「家が傾いているかを試す方法」として、糸でつるした5円玉で垂直を測るという方法を試してみました。
そしたら、冷や汗が出ました。。。
建具の枠が傾いているんです。。。。
再びカスタマーセンターに電話。
建具の問題じゃなさそうなので、再度計測してほしいと伝えました。
今回もまたかなりの時間を待ちまして、まだかまだかと待ちわびましたけどね。。。
そもそもカスタマーセンターって、すごく立て込んでいるそうです。
以前に定期点検以外で、1回だけお世話になったことがありまして。
内容は、「入居早々にLEDライトが切れた」という件で、交換をお願いしたんです。
埋め込みのLEDで、自分で交換できないタイプのやつです。
結果的には、LEDが早々に切れるというのは施工に問題があった可能性があるとのことで、無料で交換してくれたんですが。
でも、かなり待ちましたねえ、3週間以上はかかったと思います。。。
担当さんも、あちこちを夜まで回ってるそうで、その時は逆に同情してしまいましたが。。。
再計測(1回目)
というわけで、今回もかなり待ちまして。
とくに、今週中に連絡しますと言ったきり連絡が来なかったことが最初に1回あり、ちょっと不信感。
もしかしたら逃げてるんじゃないかと思い、早めの対応を強く催促しました。
そしたら、積和の担当さんに計測してもらうということになりました。
大工さんとかが利用している、赤いレーザーがでて、水平垂直をはかる器具を使ってチェックしてくれました。
そしたら、うーん、やっぱり曲がっているんですよね。。。
念のため、部屋の各所をそれで計測してもらったんですが、微妙にあちこち統一感なく傾いているんです。
もちろん、微々たるものです。
ハッキリ言って、素人的には、もう何が何だかわからない状態。
結論としては、「建具の枠が曲がっている」ということになりましたが、なんだかよく理解できず。。。
建具の枠が曲がっているという結論の根拠を聞きましたが、乾燥による収縮や経年のねじれなどとのことですが、まあ、そうかもしれないけど、うーん。。。
ちょっと困ってしまったので、こうお願いしました。
「では、書面で家が傾いていないというこを証明書として出してもらえますか?」
と。
再計測(2回目)
書面で出してもらう件も、快く承諾してもらいました。
ただ、それもまた計測までの準備が必要とのことで、かなりの時間を待つことになりました。。。
その頃「住林」は、もう着工間近です。。。
かなりの時間を経て、今度はカスタマーセンターの人が2名、積和さん2名、しかも、当時の積水ハウスの現場監督さんも来て頂きました。
いやはや、懐かしい。苦笑
とはいえ、自分的にはハラハラドキドキですので、とくに現場監督さんと当時の話など楽しく話し込むことももなく計測を待ちます。。。
まず、家が傾いているかどうか、これについては2種類の方法でチェックしてもらいました。
ひとつは、地盤自体が傾いていないか、家の基礎の傾きをぐるっと計測。
そしたら、ほぼ誤差程度で問題ないとのこと。
まずは一安心。
次は、家自体が傾いていないか、測量機?みたいな大掛かりな道具で自分の目で見て計測。
測量機を覗くと、1本の垂直ラインがモニタに映っており、そのラインと家の中心ラインが下から上まで、ほぼピッタリ合っていることを確認。
いやあ、よかった。。。
ほんと、緊張の一瞬でした。。。
何もなくて、ホっと安堵したのです。。。
そして、家の方も細かく計測しまして、その結果。
どうも、建築時に枠が何㎜かずれて取り付けられていて、その状態で建具を調整して引き渡された可能性があるとのこと。
それが、経年で建具のすり減り等でさらにズレが広がったのではないかと。
なので、無料で建具の枠も解体して、壁紙も一式張替え、全部やり直しますとのこと。
うひゃあ、そこまでやってくれるんだ、さすが、大手ハウスメーカー!
これですべて一件落着です。。。
一流ハウスメーカーはブランド力だけじゃないね
「うーん、大手だからって何がいいんだろう? 単に『ブランド力』だけじゃないの?」
「単に所有するだけで嬉しいとか、根拠のない安心感とかで大手を選ぶんでしょ?」
当初、田舎暮らしをしている頃は、大手ハウスメーカーに対してそう思ってました。
でも、積水ハウスの家に住んでからは徐々に考え方が変わり、今はもう、ブランド力だけじゃないんだよねって心底思っています。
建物自体の構造だけでなく、目に見えないメンテ等のサービスにもかなり差が出るなあ、と今回の件でもまた感じました。
そこで改めて「住友林業」というハウスメーカーのことを考えてみたりすると。。
子供の頃にみた重厚でコダワリの家って感じの住林のCMを思い出したりして、「あぁ、自分がまさか、住林の家に住むことになるなんて」と、嬉しいというか不思議な気持ちになっているんですが。
(たぶん自分の出身は中京地区なので、関東地区の人よりも住林ブランド信仰は強いと思います。苦笑)
でも、単に憧れというかブランド力だけでなくて、やっぱり大手ならではの「アフターメンテ」の手厚さの安心感というのは必要だなあと。。。
その意味でも今回も大手で良かったなあと改めて思うのでした。