我がドラゴンズが着々と最下位固めをしております。笑
ドラゴンズの地元、愛知のテレビ局のアナウンサーが、過去にこんな発言をしました。
「借金15が休養ライン。谷繁(元信)監督がそうだった」
この発言が最近また話題になっております。
なぜなら、立浪監督がついにその休養ラインに達したからなのです……。
え~、もうドラゴンズ借金15もあるのぉ~?
なんて声が聞こえてきそうです。
いえいえ、16ですけどねー。笑
しかし立浪監督は余裕の一言。
「借金がいくつとか気にしてもしょうがない」
この発言に多くのファンが激怒したのは言うまでもありません……。苦笑
実際に現在、立浪監督の休養を願ってやまないファンが少なからずいます。
立浪監督の采配じゃ勝てないというのが大きな理由。
立浪監督といえばコーチ経験がないことで有名。
指導者としての経験不足も指摘されています。
その理由は、ドラゴンズの監督の話が来るまでは(他球団含めて)コーチの話を断っていたからだそうです。
うーん、ドラゴンズ愛ですね。
それはそれで、ちょっと胸熱な話です。
確かにドラゴンズが巻き返すには、監督休養というショック療法も必要かもしれませんが、もう少し様子を見てあげましょう。苦笑
とはいえ、僕の個人的感想ではありますが、確かに選手の起用方法や育成方法、そして試合中の采配もイマイチだと感じから、改善を求めたいところ。
完封負けが記録的に多いのも「1点を取りに行くための」采配をしていないことが問題です。
選手起用についても、例えば根尾の件ではずいぶんとファンを不安にさせました。
そして今回のトレードです。
このニュースを聞いた時は、かなりの衝撃でした。
京田選手、マスターこと阿部選手の二遊間トレードよりも衝撃的でした。
期待の若手、郡司選手と山本選手を出すなんて、そんなことあるのかと、思いましたねー。
まさか、「立浪監督休養だ!」と叫ぶ不満だらけのファンから目をくらませるためのトレードなのでは?
なーんて思ったりもしました。
いやあ、本当にもったいないです。
もう少し一軍で使ってほしかった。
二人は捕手と投手です。
郡司選手は大学野球で三冠王に輝いたほどの打撃センスの持ち主。
さらに、頭脳派捕手とも言われて期待されていましたが、なかなか1軍で使ってもらえずにここまで来てしまいました。
木下捕手が骨折で離脱した今こそ使わないと、と思ったら、そのタイミングでトレードです……。
ファンにとっては不可解で残念過ぎるタイミングです。
先日、阪神の岡田監督も、この時期の捕手トレードに疑問を呈してましたからね。
そして、山本投手もかなりファンから期待されていた選手でした。
兵庫県の超・進学校からドラゴンズ入りした頭脳派。
身長が167センチと僕よりも小さい(そんな変わらんけど)のに、150キロ超の速球を投げるというパワーの持ち主でもあります。
まだまだ安定性は欠けますが、一軍で使い続けることで成長していくだろうと思っていた投手です。
しかし、ここ最近は一軍と二軍を行ったり来たりでしたね。
しかも最初は先発をやっていたんですが、途中から中継ぎになり、その辺の起用方法はちょっと謎でしたけどね。
個人的には先発でいいと思うんですが……。
さて、二人に共通しているのは、どちらも大きく期待されながらもくすぶっていた選手だということです。
たしかに、数字的には二人とも、いまいちパッとしません。
でも、伸びしろが非常にある選手であるという評価は、日ハムの新庄・稲葉両氏も認めるところ。
となると、やはり、使わないと伸びないですからね……。
あと、あくまで個人的感想ですが、ここで出すなら、来年の現役ドラフトだろうと思いましたね。
彼らとだったら、どこの球団もそれなりの選手と交換してくれると思うのです。
いや、日ハムから来た二人がダメだと言っているわけではありません。
細川選手のように大化けしてくれるかもしれません。
でも、現役ドラフトだったら、もうあと少しだけ期待値の高い選手と交換できたはず、と思いましたね……。
あと気になるのは、二人とも頭脳派ってところです。
立浪監督と言えば、星野監督をリスペクトする発言からもわかるとおり、根性論優先の監督です。
「戦う顔」をしていないからという「謎」理由で選手を二軍落ちさせるほどの筋金入りです。笑
その考え方からすると、二人のプレーは監督の方針に合わなかったのかもしれません。
例えば、(6月23日)現在でショートを守る龍空選手はショートの定位置争いで優位に立っています。
打率は一割台と低迷しているのに現在ほぼレギュラー定着しています。
溝脇選手や石垣選手のように打てて、かつショートを守れる選手はいるんです。
なのに使われないのは、龍空選手のヤンチャな性格が立浪監督好みだからとささやかれています。
本当かどうかは知りませんけどね。苦笑
なぜ二人がトレードされたかの話に戻しましょう。
もう一つ考えられる理由は、ドラゴンズではくすぶっていたけど、日ハムで覚醒してくれるだろうという期待です。
先ほども書きましたが、新庄・稲葉両氏の二人の評価は高いです。
山本投手は「どうして今まで活躍できなかったわからない」と新庄監督に言わしめるほどです。
しかも「さっそくバッテリーで一軍で使おうかな」「覚醒させます」と、ドラファンからしたらめちゃくちゃ嬉しいことを言ってくれましたしね。
というわけで、低迷中のドラゴンズ。
最近では落合監督再登板説までスポーツライターに書かれる始末。
Aクラス入りも早々に危ぶまれております。
でも、ここへ来て細川選手をはじめ若手中心のスタメンになってきています。
ここでファン期待の若手たちが大勢台頭してくれば、立浪監督も後世に名を残すと思うのです。
ドラゴンズの今があるのは立浪監督のおかげだと。
立浪監督も星野さん張りに「猿林はわしが育てた」と言うことだってできるでしょう。笑
というわけで、もう少し温かい目で見守っていこうと思います。