超ショックです!
大谷選手の2023年今期のピッチャーとして登板がなくなってしまいました!
右肘の内側側副靭帯損傷とのことで、靭帯はヤバいですね……。
それにしても今年の大谷選手は、夏以降「疲労」による降板が多かったですよね。
筋肉の疲労が原因となり靭帯損傷を引き起こす事例は多いと言いますから、まさに恐れていたことが起こった印象です。
しかも、そのちょっと前は爪が割れることも多かったですよね。
「今年は球速もあまり出てないし、どこかおかしい」という印象をもった一部の野球解説者もいましたよね。
もしかしたら、もっと前から大谷選手には異常があったのかもしれません。(ただの推測ですが)
あぁ、大谷選手はどうなってしまうのでしょうか……。
軽傷なのか重症なのか。
そして、やっぱり手術がいいのか、保存療法がいいのか。
気が気じゃないので、ちょっと考えてみることにしました。
目次
大谷選手の靭帯損傷はどの程度か
まず、大谷選手の現在の症状ですが、2023年8月29日現在で詳しい情報はまだ出てないですね。
打撃ができるから、重症ではないんじゃないかと思うんですけどね。
でも、何とも言えません。
調べてみますと、靭帯損傷の程度は軽度、中程度、重度の3段階あるそうです。
軽度というのは靭帯が伸びてしまった状態。
中程度は靭帯が部分的に切れた状態で痛みや腫れが出るそうです。
重度となると、完全に断裂して、手術以外に方法はないとのこと。
恐らくですが、打撃ができることを考えれば、軽度から中程度の間なのかなと思います。
とはいえ、今年は打撃が好調ですから、それゆえに怪我してても打席に立ちたいと思ってるはずです。
打率は少々厳しいですが、本塁打と打点で二冠王を取れる可能性もありますしね。
大事を取って欠場しても運が良ければ本塁打王は取れそうな気もしますが、でもMVPは逃しそうですからね。
なので、割と重度に近いけど、無理して打者として出場している可能性もあるわけです。
自力進出がなくなるまで大谷選手は試合に出るという意見もありますが、それはどうかと思います。
だって大谷選手の兄貴分のトラウトも選手も復帰して1試合出ただけで引っ込んでしまいましたからね。
もうチームとしてもあきらめているような気がしています。
なので、プレーオフを期待して大谷選手が試合に出てるわけではないと思うんですよね。
個人的にはプレーオフはもう100%ないとおもってます。苦笑
とはいえ、自力進出が不可能になった時に大谷選手がどう動くか注目したいところです。
保存療法(PRP療法)とは
ところで、もしも手術をするとなると、おそらく来年は投げられません。
しかも、打者としても半年以上は出られないと思いますから、下手したら来年は大谷選手が見れなくなってしまうんですよね。
せっかく来期はFAで超・大型契約かと言われていたのに、確実に年俸も下がるでしょう。
投手はできないから、打者としての分だけの年俸になってしまうかもしれません。
さらに1年契約とかになるかもしれませんね。
なので、なるべくなら手術をしないでほしい。
となると、保存療法しかないんですよね。
保存療法とは、再生医療のことです。
多血小板血しょう療法と言いまして、別名PRP療法とも言います。
これは、自分自身の血液の中にある血小板を濃縮した物質(PRP=多血小板血漿)を靭帯に注射して回復を早める方法です。
ちなみに、PRP療法には、さらに効果を高めたPRP-FD療法というものがあるようです。
これは、PRP(多血小板血漿)をさらに活性化したもの(PRPFD)を注射する方法で、PRP療法の2倍の効果があるそうです。
マー君(田中将大選手)の場合 → PRPのみ
このPRP(PRPFD)療法を受けた選手で有名なのがマー君こと田中将大投手ですね。
マー君がヤンキースに入った当初、7月に右肘靱帯を部分断裂して、PRP療法をうけて9月に復帰しました。
その後、成績が落ちたかというと、そんなことはないですね。
それは、次の表を見ればわかります。
ただ、防御率は初年度は2.77で、それ以降、3点台を切ることが無くなったのは少々気になります。
メジャーは徹底的に研究されますから、単に2年目以降は苦労したのかもしれませんけどね。
まあ、それでも2016年に14勝で防御率3.07ですからすごい成績ですけどね。
大谷選手の場合 → 結局TJ手術
とはいえ、PRP療法が効かなかった選手もたくさんいるんですよね。
そういう選手は最終的には、トミージョン手術を受けることになるのです。
これについては、大谷選手がその例ですね。
エンジェルスに入団した2018年6月に靭帯損傷が発表されて、PRP療法を受けたものの、10月にトミージョン手術を受けています。
その結果、下記の通り投手としては2019年は何も実績がありません。
また、2020年には右屈曲回内筋の故障がありました。
そのため、2回しか登板できませんでした。
こうして振り返ると、大谷選手は故障が多いですね……。
こちらは、バッターとしての成績です。
2018年オフにTJ手術をしても、バッターとしては翌年すぐに復帰ができました。
ただ、2019年オフに左ひざの手術。
翌年は右屈曲回内筋の故障がありましたから、コロナもあいまって2020年はバッターとしては(かなり)イマイチでしたね。
PRP療法は効かない?
過去の大谷選手の事例を見ると、保存療法(PRP)は効かなかったという結論になります。
ただ、今回はまだPRPになるのかどうかはわかりません。
損傷の程度がわからないからです。
でも、PRP療法を調べてみると、あまり良いことが書かれてないんですよね。
PRP療法の効果は証明されていないだとか、単なるプラセボだとか、けっこう意見が分かれるみたいです。
そこまでの意見でなくてもPRP療法では限界があるという人もいます。
せいぜいPRP療法では、炎症が治って痛みがなくなるという程度であるというものです。
つまり、仕組み上PRPで切れた靭帯が元に戻ることはないという意見ですね。
それゆえPRP療法を受けても、結局のところ大谷選手のように最終的にはTJ手術を受けることになるというわけです。
実際、エンジェルスで大谷選手の同僚だったヒーニー投手や、リチャーズ投手も、最初はPRP療法をうけたもののTJ手術を受けることになりましたしね。
トミージョン手術(UCL再建手術)とは
とくに大谷選手のように一度TJ手術を受けたことがある場合は、PRPの効果が低いという意見もあるようです。
となると、やっぱり大谷選手に残された道は、TJ手術しかないんでしょうかね……。
とはいえ、TJ手術も事例が増えてきて一般的になりつつあります。
TJ手術を受けた後でも、術前と変わらないくらいの球速が出ることは証明されています。
(リハビリ中の筋トレが功を奏しているという説もあります)
日本でも、多くのプロ野球選手が同手術を受けて復活してきました。
我が中日ドラゴンズでは吉見投手ですね。
術前のような無双っぷりはなりをひそめましたけど、術後7年も投げ続けることができました。
大谷選手の術後だって、TJ手術後とは思えないくらいの実績です。
特に去年は15勝で、防御率も2.33ですからね。
ただ、2回目の手術後となると、どうかなあということなんですよね……。
2回のトミージョン手術で復帰した選手
そこで、いろいろ調べてみたのですが、わりと活躍した選手っていますね。
ちょっと安心しました。
例えば、現在カブスのタイヨン投手は、マイナー時代に1度目のTJ手術をしました。
その後、パイレーツ時代に14勝で防御率3.20を記録しました。
そして、2019年に2度目のTJ手術を受けましたが、ヤンキース時代に14勝(防御率3点台)を上げました。
去年まで吉田選手のいるレッドソックスにいたイオバルディ投手(現レンジャーズ)は、高校時代にTJ手術をしています。
でも、ヤンキース時代に15勝(防御率は4点台)を挙げています。
その後、2回目のTJ手術をうけますが、レッドソックス時代に11勝かつ防御率3点台を記録しています。
すでに引退したカプアーノ投手は、2002年に一度目のTJ手術を受けて、ブルワーズ時代に18勝(防御率3点台)を上げました。
その後、2008年に2度目のTJ手術をうけて、ドジャース時代に12勝(防御率3点台)を上げました。
これらの事例を見ても、素質のある良い投手であれば、術後もそこそこ活躍できるということがわかります。
なので、万が一、大谷選手がTJ手術を受けるとしても、そんなに悲観する必要はないかもしれません。
ただし、手術後はどうしても1年以上のブランクが空いてしまいますけどね。
中日ドラゴンズがだらしいなだけに、オオタニサンの活躍だけが楽しみの日々です。
軽傷であることを祈っております……。