11月で仕事が少し落ち着いてくるかなと思ったら、
少しだけ立て込んできてしまいました。。。
秋になったら色々とやろうと思っていたことが、
なかなかできません。。。
とくに毎月増えていく本の整理をしたいなあ~、
と思ってたんですけども、本は捨てたくないので、
本を整理して並べておくところまで、
この秋にやりたかったんです。
本を捨てたくないのには理由があります。
裕福でない家庭に育った自分ですが、
父親は「本だけは好きなだけ買ってやる」というほど、
本が大好きな人でして、父親も大量の蔵書があったこともあり、
「本は大事」という意識がどうも抜けないのです。
とはいえ、引っ越しの際に泣く泣く処分したんですけどもね。
なので、もう本は捨てたくないので、
本棚を買って並べようかなと思ったのです。
並んだ本を見るだけで楽しいですよね。笑
というわけで今日は、格好良い奥行き15cmの本棚を探し出した話と、
でも色が気に入らなかったのでDIYで本棚に色を塗っちゃった話です。
目次
奥行15㎝の本棚を探す旅(2年)
でも、なかなか自分好みの本棚ってないんですよねー。
ネットで探してるとあっというまに深夜になってしまいます。
家づくりの時にアイデアを探すために、
深夜までネットをあっちこっちと探し回って、
ついに体調を崩したことを思い出します。笑
そして今回もまた探すのに時間がかかりましたねえ・・・。
文庫サイズの本とか、漫画の単行本くらいのサイズの本の本棚。
これらが綺麗に並べられる奥行きの短い本棚が欲しいなあと思って、
ネットを探してもなかなか素敵な本棚が見つかりません。
とくに最近「鬼滅の刃」のアニメをTVでちらっと見て、
「やべえ面白え・・・。」
と迂闊にも思ってしまって単行本を買っちゃったんですよね。
しかし、これを収納する場所がない。。。苦笑
しかも!!
我が家は追加で置き家具を買うことは想定してなかったんですよね。
そもそも本の収納場所は新築時にある程度決めており、
その収納量をオーバーすることって想定外なんですよね。
だから追加で本棚を置く場所も想定してないのです。
本棚を置く適切なスペースを探す
でも、探せばあるんです。
それがキッチンカウンターの下。
懐かしの新築時の写真ですが、カウンターが出っぱってますよね。
このカウンターの出っ張りが実は15㎝なんですよね。
え?そんなに出てるの?
って思いませんか?
はいこれで15cmも出っ張ってるんです。
そして、このカウンター下に綺麗に収めるには、
薄型の奥行き15㎝の本棚が必要です。
余談ですが、、、
本来はここにチェスターフィットを入れたかったんですが、
住林の設計さんに、
「(合わないので)やめたほうが良い」
と言われた経緯があります。
まあ確かに部屋の広さやスペースとか全体の雰囲気から、
ここは何もない方が「うるさく」なくスッキリするんですが、
でも個人的には収納があった方が良いように思ってたんですよね。。。
奥行き15㎝のおしゃれな本棚を探して2年が過ぎた…
とはいえ、この15cmの本棚の格好良いものが、あまりに少なくて、
探すのに疲れてしまったのです。
もちろん、カラーボックスの小さい感じのものならあったんですが、
ちょっと部屋の雰囲気と合わないんですよね。
かといって近所の家具屋さんにも良さそうな物がない。
そこでやっと見つけたのがこちらです。
なんと、ディノスの楽天ショップ・・・。苦笑
但馬産?国産杉の天然木ラック(本棚)です。
この見本の写真のセンスが良かったというか、
まさに、こういうイメージを想定していたのです。
ただし問題は色です。
我が家のメインカラーはミディアムブラウンです。
この本棚はナチュラル色なので、かなり違和感があります。
杉の無垢材の質感と本棚のデザインはバッチリなのですが、
色だけが難点だったのです。
いや、確かに杉の無垢材ならそのまんま使ったほうが良いですけどね。
着色しちゃったら杉の良い香りも薄れるでしょうし。
実はですね、色が理由であきらめて、かれこれ2年ほど過ぎてたんです・・・。苦笑
これを見つけたのは2年以上前なのです。
2年前も「色が残念だなあ」ってあきらめたんです。
しかし、さすがに2年過ぎれば、さらに本も増えて、
その辺にあふれた本が見苦しくなってきたので、
2年ぶりにまた本棚を探し始めたのです。
がっ!
今回も結局良い本棚は無くて、再びこれにたどり着いたのです。。。
「せめて定番のウォルナット色とか用意しとけよ」って思いましたが、
杉の無垢材でウォルナット色のバリエーションが売ってるわけないし。苦笑
家具の色が気に入らなければ塗ってしまえ!
あーもう、どうしたらいいんだよー!って思ったら閃きました。
そうか、自分で色を塗っちゃえばいいんだ!
最近、TV(有吉ゼミの八王子リフォーム)のDIYコーナーで、
ちょいちょい「ステイン」ってのが出てくるのを思い出しました。
ステインってのは誤解を恐れずに言うと薄いペンキです。
(うわー、すごい誤解されそう。笑)
では、こういう表現はどうでしょうか?
ペンキは塗るものですが、ステインは木材に浸透させるもの、って感じです。
木目を生かしつつ色を塗りたい場合に使う塗料のようです。
塗っても塗料自体が濃くないので、木目がそのまま透けて残るのです。
ペンキの場合は塗ったら木目なんか見えなくなってしまいますよね。
いやあ、これはナイスアイデアです。
奥行15㎝幅160㎝の天然杉の本棚納品♪
というわけで早速、本棚を買ってしまいました。笑
幅が160cmありますからさすがにデカイ。
タヌコさんも「邪魔くさそうな物が来た」の顔。
さすが杉の香りがしますね~。
でも、もしかしたら着色しなくても、
案外ナチュラル色の家具が似合うかもしれないと思いまして、
カウンターの下に配置してみましたら。。。
・・・マッチしませんねえ。。。苦笑
やはり家具は床の色と合わせるのが基本ですよねー。
当然ですが建具(リビングのドア)の色とも合わないですよねー。。。
フローリングがミディアムブラウンですから、
やっぱ最初の計画通りミディアムブラウンに塗りましょう!
ホームセンターでステインを買う
というわけで、ホームセンターに行ってステインを物色。
そもそもペンキとかステインとか初めてですから、
何が良いかさっぱりわかりません。
同じステインでも油性と水性があるんですよね。
しかも水性なのにオイルステインて、、、
もうその時点で大混乱でござる。
そしてふと横を見ると、ウレタンニスというものもあるみたい。
ウレタンニスもステインのように木目を生かして塗装できる塗料らしいです。
うーん、どっちがいいんでしょうね。
もう、わっけわからんですよね。苦笑
ステインの種類が多すぎて困る件
なので、お店の商品棚の前でスマホでググって調べましたよ。
って、買う前に調べとけって話ですけども。。。苦笑
調べたところ、簡単に言うと、ウレタンニスは耐久性の高い塗料だそうです。
ステインは色落ちする場合もあるらしい。
でも、ステインの方がナチュラルな感じに仕上がるらしい。
うーん、それならステインの方がいいな、うん、ステインに決定!
って、単純な決め方だな!笑
次は、ステインでも水性と油性がある件。
油性の方が色が濃くて油分によって艶が出て重厚な感じになるのだそうです。
ちなみに、水性なのにオイルステインって名称のものがあるけど、
これも油性ステインっぽく仕上がるそうです。
うーん、艶とかいらないし、油性だと臭いが強いみたいだし、
むしろナチュラル感重視だから、やっぱ水性だな!
というわけで、水性ステインを買ってきました。
こちらの写真のやーつです。
ちなみにステインには屋外用と屋内用があります。
僕が買ったのは上の写真のとおり屋外用です。
え?
家の中の家具でしょ?
なんで屋外用なの?
って思いますよね!?
はい・・・。
まちがえちゃったんですねえ~!!!!!
最悪です。。。
屋外用は防虫剤・防腐剤が入ってます・・・
屋外用って例えばウッドデッキとか、ラティスとかに使うんですが、
雨などの水分で腐ったり、シロアリがやってきたりするのを防ぐため、
防腐剤と防虫剤が含まれているのです。
当然、人体に有害です。
屋内用のステインは食品衛生法の規格に適合した、
人体に安全な塗料もあったりするんですよねー。。。
以下、そうと知らずに既に塗っちゃったのですが、
まあ、猛毒ってわけじゃないのでいいや。。。苦笑
犬が舐めたら死ぬような猛毒なウッドデッキなんて聞いたことないしー。
こんな記事も見つけたしー。苦笑
屋外用の塗料を室内に塗ってしまいました
みなさん、どうかお知恵を下さい。部屋の窓辺のフローリング床が痛んでいたので、3日前に塗料を塗りました。
塗った範囲は窓辺部分(20センチ幅で180センチ位の長さ)です。
臭いは強いけどまあ良いかと、何も考えず以前、外のウッドデッキを塗った物の余りを使ったのですが、屋外用の塗料を室内に塗るのは良くないと後になって聞きました。
それからネットで調べてみると、発ガン性物質などが含まれているなどと書かれていて血の気が引きました。
どうしてあらかじめ調べてから塗らなかったのかと自分を責めるばかりです。
そして次は塗装用の刷毛です。
まあ適当にこの辺で良いでしょう。
あとは塗料を入れる容器です。
さすがに直接缶に刷毛を付けたら毛やゴミが入るし、
開け放しだと乾燥しちゃうので容器は必要です。
ステインは4000円くらいで予想以上に高価でしたが、
刷毛とバケツで800円くらいでした。
というわけで、さっそく塗りましょう。
市販の無垢材の本棚を水性ステインで塗ってみる
さて、さっそく家に帰って庭にブルーシートを広げます。
やっぱり庭があるといいですね。
もっときれいなブルーシート使えよって感じですが、
面倒くさいんでこれで行きます。苦笑
夕方なので陽が落ちる前にちゃちゃっと塗りましょう。
さっそく人生初ステイン、ふたを開けてみました!
がっ!!!
なんじゃ、この色は!
しまった、また失敗した!
ぜんぜんミディアムブラウンじゃないぢゃん!!!
我が家のフローリングはこんなミルクココアみたいな色じゃありません。
ミルクココアっていうかミロですね。。。
んーーーっ、どっちでもいいや、そんなこと・・・。
でも容器には「オーク」って書いてあるんだよね。
でも、
我が家は「オークなぐり調フローリング」って名称だったし、
これで色的には同じ感じになるはずなのにー・・・。
と思ったので試しに棚板に塗ってみましたら、
な、な、なんと!
それらしい色になるじゃありませんかっ!
元々の木材の色と合わさると、
それらしい色になる仕組みだったのです。
あー、よかった・・・。
予想以上に塗りやすい水性ステイン
しかも水性ステインって、ほとんど「水」の感覚ですね。
油性のペンキみたいにベタベタしないです。
スーッと塗れます。
スーッと塗れて、スーッと木材に吸収されて、
何度か塗り替えしてもムラになりにくいですね。
つまり、僕のような初心者でも、かなり上手に塗れるのです。
しかも乾くのも速いですね、最高!
秋の夕方は15時で陽も傾いてきますし、
早く塗らないと乾かないかなと思いましたが、
これくらいの本棚なら1時間もあれば塗れますね。
はい、完了です!
このまま2,3時間ほど外において、
夜露をさけるため暗くなったら家の中へ。
湿ってるうちは防虫剤とか蒸発するので玄関土間に置いておきました。
翌朝には乾いてましたが、なんとなく微妙にペタ付きますね。
数日たってもペタペタ感があり、もしかしたら厚く塗りすぎたかもしれません。。。
でも乾いているので色が取れてしまうようなことはないです。
しかし、微妙に気になるペタ付きです。苦笑
完全にミディアムブラウンのフローリングと同化した本棚!
ま、それはさておき、早速配置してみましょう。
じゃん!
すごいですね、フローリングと完全に同化しました。笑
見事なミディアムブラウンですねー。
こちらが先ほどの、着色前。
こちらが着色後。
建具と並べても違和感ありません!
色ムラに見えるのは多分、照明と影の加減かなと思いますが、
雑な感じでささっと塗りましたが予想以上に綺麗に仕上がったと思います。
もちろん、15cmのキッチンカウンターの奥行にも収まってます。
本もきれいに収まりましたー。
鬼滅の刃の23巻は12月に買いますー。笑
というわけで、ステインを買い間違えたのと、
若干塗りすぎてペタペタする以外は、
まあまあ満足な本棚のDIYペイント。
欲を言えば本棚も自分で作ればよかったんですが、
まあそれはまた時間のある時にチャレンジしたいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです!