お正月の三箇日が終わりました。
今年はウッカリ油断しまして、Uターンラッシュの大渋滞にハマりまして・・・。
でも、やっぱり我が家が一番ですねー。
マイホームに帰ってきたら渋滞の疲れも吹き飛んでしまいました。
さて、今年の正月は実家ですごしまして、改めて実家があるということは嬉しいことだなあと。
築40年以上の実家ですが、帰るたびに色々な昔の思い出がよみがえります。
今日は、そんな実家の話です。
当時の家の外壁は土壁とトタンが多かったです
以前にも書きましたが、
うちの実家は、2019年現在で、かれこれ築42年になります。
でも、見慣れているせいか、自分では、さほど古さを感じません。
ちなみに、どのような家かと言いますと。
よくある2階建ての在来工法の家でして。
近所の小さな工務店が建てた建売住宅です。
屋根は昔ながらの瓦で、外壁はトタン(木目調の模様のスチール製の素材)です。
その外壁のトタンの内側は、土壁になっています。
この仕様、当時は割と普通だったと思います。
僕が子供の頃、近所の建築中の家は、ほぼ外壁が土壁+トタンの家でした。
土壁の構造が、なにげに怖い・・・苦笑
土壁って今の時代の人は、わからないかもしれませんね。
柱と柱の間に竹材を格子状に組みまして、
そこに藁を混ぜた泥を塗っていくという仕様です。
その土壁の部分ですが、住林、、、というか一般的なモルタル壁に似てるかもです。
でも、(中を見たことないですが、、、たぶん当時の家なので、、、)断熱材とか入ってないんじゃないかと思います。苦笑
もちろん、防水シートなんてものも入ってないと思います。
それを考えると、脆弱感が半端ないですね。。。苦笑
それでも水関係のトラブルも何もない実家は本当にすごい…。
42年間ノーメンテで壊れない実家(苦笑)
しかし、家って丈夫だなあって思います。
40年を超えても普通に住めます。
もちろん、あちこち痛んできてはいます。
以前は床もペコペコした部分がありましたし。
でも内装は耐震リフォームしたので、いくらか改善されました。
問題は外観です。
トタンの外壁もサビが出てますし。
あと、母が言うには瓦も傷んでいるらしい(?)ですし。
上空から見ると、なんとなく瓦の屋根が色あせた感じになってますよね。
でも、別に雨漏りしているわけではありません。
壁から水が入ってカビが繁殖しているとかでもないです。
柱も腐ってないですし。
前述の耐震リフォームをした時の業者さんも「躯体は全く問題ない」と言ってましたし。
ちなみに外観はメンテナンスらしいことはほとんどしていないです。
屋根もほとんど何もしてないですし。
外壁も、僕の記憶が確かなら、塗り替えとか全然してないはずです。
でも、ついに最近になって、業者さんにトタンを塗り替えるための積算を取ったらしいのですけどね。
でも、業者さんが言うには、
「塗り替えた方が良いと思うけど、
トタンもプツプツとサビが出ているけど、腐食してないので問題はないでしょうね」
とのこと。。。
母も「あと10年生きるとして10年もつならいいや」と言ってました。苦笑
でも、僕もそう思いました。
であれば、その100万円以上するお金で友達と旅行に行った方がいいんじゃないの?って。
後期高齢者ですし、まだ足腰が元気なうちに。。。苦笑
見た目の奇麗さを維持するという意味かなと
しかし、40年前の家の仕様で、ここまでの「外観ノーメンテ」状態でも問題ないという現実。
これはどう解釈したらよいのでしょうか!?
実家、すげえなと。。。苦笑
それを考えますと、住林の家や、旧宅の積水ハウスの家の40年後もきっと大丈夫なのかな?と思うのです。
なんにもしなくても、きっと普通に住めるんだろうなと。
まあ、僕たち夫婦の40年後なんて、二人ともこの世にいないかもしれませんけどね。苦笑
思うに、外観のメンテナンスって、
主に家の外観を綺麗な状態に維持するためが一番の目的なのかなって。
住林の設計さんや営業さんも、
「30年たっても屋根や外壁に不具合が出ることはないでしょう」
「汚れは年数とともに目立ってきます」
と言っていたような記憶があります。
なので、実際問題として、見た目さえ気にしなければ、もしかしたら外壁や屋根のメンテなんて不要なのかもしれません。
いちおう、将来のために積み立てておくのは必要だと思いますが。
でもその時が来て、
「あれ? これくらいならメンテナンスしなくてもよくね?」
みたいなことって十分にあり得る話なのかもしれません。
(もちろん点検自体は必要かと思いますけどね)