記念日にわざわざ仏滅や鎮魂の日をあてますか?

さて、先日まで「解約しようかな、どうしようかな?」とか思ってたわけですが、やっぱり一度そう思ってしまうと、ネガティブな方に考えがちになります。

とくに、「縁起を担ぐ」意味ではないですが家相や日取り、住林さんのちょっとした一言・言動が今までよりも気になるようになってきたのです。

とくに、日取りの話は、今でもちょっと引きずっています。

 

 営業さんのスケジューリングと私たちへの配慮

半年前の契約の時でした。

まずは最初にざっとスケジュールを引きますよね。

で、住林さん専用の家づくりシートに日付を書いていくんです。

ウチの場合はそのシートは使わず、普通に打ち合わせメモに書いていただいたんですが。

その時の営業さんの一言。

「ウチは打ち合わせ長いんです、でも、とくに今回はこだわりの家を作りたいということですから、通常より長めに取っておきます。」

営業さんにご配慮いただいた通り、十分な打ち合わせ時間が取れました。

実際、その言葉を聞いたのが3月の半ばくらいで、見事に計算どうり、あれから半年が過ぎて9月です。

すんなりいけば、本当に9月着工だったわけです。

 

911着工と、311引き渡し

さて、最初のスケジューリングの時、ちょっとだけ気になったのが、引き渡し日です。

さらっと「3月11日くらいになります」、と言われたのです。

ん? 311?

「え、ちょっと待ってください??」

「その日は、東日本大震災の日ですよ?」

ちょっと笑いながらですが、最初そのように伝えたんです。

そしたら、「あ、そうでしたか、すみません、気が付きませんでした、どうしましょうか?」と言われたんです。

でも、その時はとっさに、『大震災の日だからと言って、不吉な日というのは、逆に被害者に失礼だな…』と思い、こう答えました。

「あ、でも、気にしませんから良いですよ。むしろ覚えやすいですしね。あはは。」

というわけで、3月11日が引き渡し日として記入されたのです。

ここまでは、本当に気にらなかったというか、嫌な気持ちはなかったのです。

 

偶然とはいえ911になるかな。。。

ちょっとこれはさすがに「おかしいな」と思ったのは、911の時です。

まもなく着工が近づいてきました。

着工と言っても、事前工事ですので、家の着工ではありませんが、施主にとっては緊張(ワクワク)の一瞬です。

さて、事前工事は最初のスケジューリングでは8月下旬としてましたから、既にちょっと日程が遅れていました。

なのでそろそろ日程調整をしなければなりません。

そこで、さらりと出てきたのが、「9月11日はどうですか?」 という営業さんの一言です。

「えええ?」

(と、思わず、笑ってしまったんですが。)

「あの、それって絶対狙ってますよね? 前回も今回も。。。」

「本当に、その日が何の日か知りませんか?」

さすがに、ちょっと「おかしいな」と思ったので、営業さんにストレートに尋ねたんです。

(それでも笑いながらです。)

そしたら、やっぱり「すみません、気が付きませんでした。」と、おっしゃるんです。

確かに昔の出来事ですが、毎年ニュースで鎮魂の儀式とか流れますし、いわば多くの方が亡くなった鎮魂の日です。

うーん、どうなんでしょう。

でも、営業さんは、とても良い人なんですよ。

どう考えても、わざとやるような人ではないんです。

なので、その時も、ちょっとおかしいけど、偶然なんだろうなと思いました。

自分的には911、311って世界が終わるんじゃないかと思うくらいのインパクトだったんですよ。

でも、それは人によって見方は違いますからね。

その時もちょっと苦笑いだったっかもしれませんが「まあ、覚えやすいからいいですよー。」と答えたんです。

さすがにちょっと気になりましたが、さほど「いやな気持」ではなかったんです。

 

そこへきて、あの銀行の暴言事件勃発!

そんな時に起こったのが先日の銀行の暴言事件です。

すべてが、これでいったん止まりました。

モチベーションもガクンと落ちましたし、銀行と住林への不信感でいっぱいになりました。

そうなると、先日の311、911は、もう絶対にわざとだ!と思い始めました。

実際、ヘルプで来て頂いた緑化の外構の先生(スペシャリスト)さんにそれを話したら、「それはちょっと日程が気になりますね。。。」と、ボソッと一言。苦笑

私たちが「まだ総額も外構も決まってないんだから日程を遅らせてほしい。」と言っているのに、銀行・住林が結託して自分たちの都合で先に進ませようとしている。

そのいくつかの理由のうち1つは、もしかしたら311と911で揃えたいからもしれない!とも思っちゃったんです。

面倒くさい客だから、ちょっと日程で小バカにしてやれとか思ってるんじゃないかって、割と真剣に被害妄想を持ち始めたのです。

 

もちろん、そんなことはないと思うんですが、不信感が払しょくされるまでは、なかなか疑いは晴れません。

日本の歴史や小話にもたまに出てきますが、建造物(や相手に渡すもの)にちょこっと不吉なものを刻印・記入して、相手を呪うという方法があります。

徳川家康が豊臣家を攻撃した口実の「国家安康」「君臣豊楽」も、そんな理由でしたよね。

ちなみに、これは家康の言いがかりとされてますが、風水都市江戸を作り、方角や縁起を超・気にした家康ですから、言いがかりでなく、本気で許せなかったんだと思います。

 

あとで調べたら鬼門だった、仏滅だったとかNGでしょう…

そういえば、1軒目の家を建てるとき、自分的には風水とか家相とか、日取り(大安や仏滅)は、まったく気にしませんでした。

で、不動産屋さん(大工さん)から、

「〇〇はどの辺に配置したいですか?」

なんて質問されて

「その辺でいいです。」

なんて適当に答えると、

「鬼門の位置にそれはまずいから、ここにしましょうよ。」

なんて言う回答が返ってくるんです。

「いや、別に気しないので、いいですよ。」

と返すと

「いやいや、私が気にするんですよー。」

とおっしゃる。

(知らんがなー。笑)

逆に聞きたくなりますよね、「なんで気にするんですか?」と。

そうしたら、

「もしも何らかの不幸があった時、『あの家は鬼門に悪いものがあるからだ。』とか、あとで言われるときがあるんですよー。」

とのこと。。。

「なるほどなあ」と思いました。

たしかに田舎ですしね。

施主から言われなくても他の人から「あんた、どうして鬼門にあんなことをした?」なんて言われることもありますしね。

そうなると、あそこで家を建てると不吉だとか、言われちゃいますもんね。

やっぱ田舎ですからね。苦笑

 

風水・鬼門・仏滅、まったく無視はダメだと思う

このエピソードを思い出して、やっぱり建てる側としても、まったく気にしないのはどうかと思ったんですよね。

明らかに風水や日取りでNGなことなら、たとえ施主がOKだと言っても、避けましょうって促した方が良いんじゃないかなと思いましたね。。

それに程度の差ってありますよね。

さすがに「鬼門」くらいは家を建てる多くの人が知っていると思いますし、仏滅くらいも知ってますよね。

しかも、この時によく調べてみたら、3月11日は、大安でも何でもないんですよね。

赤口です。。。苦笑

こういうのも、そんな先のことなんだし、とりあえず「大安」にしとけよって思いますよね。苦笑

ちなみに住林の設計士さんは家相とか気にしない人みたいなんですが「研修の時に風水の先生とケンカしちゃいました。」なんて言ってましけどね。苦笑

でも、住林でもいちおう風水や家相の研修があるんだなあって思いましたね。

であれば、やっぱり少しは気にした方がいいんじゃないかと思いますけどね。

どうなんでしょう。。。

だって偶然であろうが、知らなかったであろうが、確かにあとで「すごい不幸な事件」があった時に、よくよく調べたら「〇〇の位置が鬼門だった!」 とか「引き渡し日が大凶の日だった」、とか怖いじゃないですか。苦笑

「あわわわわ、やっぱり、家相とか日取りってあるんだぁ、ガタガタブルブル。」

ってなりますよね。

施主も作る側も信じる信じないは自由ですが、形式的に見てあきらかな大凶NG家相は避けるべきだと思うんですけどね。

こういうのって、自分が気にしなくても、あとで他人から言われると、すごい気になりますからね。

作る側は、施主が家相とか日取りとか知らなくても、そこまで先読みして、さらっと警告をして頂いたほうが良いのではないかと思いますけどね。

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