田舎の土地探しは近所の聞き込みから始めてもOK

田舎暮らしと同時に起業しましたが、僕にとっては起業よりも田舎で暮らせること自体が嬉しかったのです。

仕事はまあどうにかなるだろうと楽観的でしたね。

 

田舎で起業するということ

 

ていうか、むしろ逆でして、田舎で暮らすことってのが割と大変なんですよね。

それに徐々に気が付き始めるのですが、まあそれは後で書くことにします。

まずは、田舎に住む場所探しを始めなければいけません。

 

都内に通える範囲の田舎暮らしでリスクヘッジ!

さて、僕の田舎暮らしは2005年の夏の終わりにスタートしました。

それまでは毎日電車で都内に通うIT企業のサラリーマンでした。

 

そのうち、ITの世界の激務に疲れきって、プライベートの問題も相まって、癒されたい思いが僕を田舎暮らしへと駆り立てたのです。

「いっそのこと、やりたいことをやってやろう!」と開き直った気持ちになったということですね。

しかも「長年考えていた田舎暮らしをやってみよう!」と決意した次の土日には、もう田舎で「家探し」を始めてました。笑

 

場所は控えますが、都内まで通える範囲で土地を探しました。

田舎で暮らしながら都内通勤しようと思ったんです。

とすると、だいたい1時間半から2時間くらいかなと。

というのも僕がサラリーマン時代、別荘地から1時間半かけて通勤している上司がいたんです。

その様子を見て、それくらいなら通えるんだなと思った次第です。

 

いま思うに、いきなり独立しても失敗するかもしれないですし、都内に通える範囲の田舎を探しておけば失敗したらサラリーマンに戻れますからね。

リスクヘッジにもなったわけです。

これこそが「プチ田舎暮らし」と頭に「プチ」がつく理由でもあるのです。

 

森の中にポツンと一軒家を発見した!

サラリーマン時代の末期(会社を辞める時期近く)。

毎週土日になると関東近郊を一人でドライブして観光三昧をしてました。

しかし田舎暮らしを決意してからは、観光じゃなくて「物件探し」ばかりになりました。苦笑

 

あるお休みの日に、いつものように某県の田舎へ行きまして、ドライブがてら土地や物件を探しに行った時のことでした。

実は某不動産屋さんから土地を紹介されたので一人で見に行ったのです。

その場所は広い県道沿いでアクセスしやすく、それでいて周りは森林で囲まれて家なんてほとんどありません。

「いいなあ、ここを買っちゃおう!」

と思ったのでした。

 

でも、そんなにすぐに決めてもいいのだろうか?

不安になったので近所の人に、この土地のことを聞いてみようと思ったのです。

 

見渡すと、100メートルくらい先にポツンと別荘風の平屋があったのです。

といっても、テレビでやってる「所さんのポツンと一軒家」のレベルほど田舎ではないですよ。笑

 

とても親切な老夫婦と出会う

その別荘風の平屋はとにかく格好良かったですねー。

土地自体は緩い斜面になっているのですが、

母屋に至るまでのアプローチが長い

母屋までの斜面は素敵な石積みで飾られており、

車が通れるくらいの幅で「日光のいろは坂」のようにクネクネと上まで伸びています。

 

そして最初のカーブの踊り場が車2台ほどのカースペースになっており、

そこには格好良いアメ車が置いてありました。笑

そのカースペースから上は人が通れるくらいの幅になり、母屋まで花に飾られた小道になっているのでした。

 

素敵すぎます!

 

ピンポンを押すと出てきたのは、おじいさんでした。

といってもまだ60代半ばから後半くらいでシャキっとした感じの人です。

 

そして「話を聞きたい」と告げると、驚くことに家の中へどうぞと歓迎してくれたのです!

すると奥から「おばあさん」と言うには若すぎる奥様が出てこられました。

(まあ年齢からすると、当時の自分の母親くらいですかね。)

その平屋の別荘には定年された老夫婦が暮らしていたのです。

 

井戸を掘ればいいってもんじゃない!

まず、老夫婦の家から100メートルほど離れた場所にある、不動産屋から紹介された土地のことを老夫婦に聞きました。

すると開口一番「あそこは、やめたほうがいい」と驚くような一言。

まさか自分たち老夫婦が住んでいる場所の近くだし、似たような環境なのに、なんでダメなんだろう?

 

すると、この土地は水道が無いから井戸を引くしかないと言うのです。

しかも、井戸を引くにしても水が臭くて使い物にならなかったそうでして。

結局、お金をかけて通常の倍くらい掘って、やっときれいな水が出てきたとのことなんです。

 

さらに傾斜地ですから、外構費用がバカにならないとのことでしたね。

この素敵なアプローチも、4桁万円かかったそうです・・・。苦笑

まさかの桁違いの外構費用です……。

これじゃ貯金ゼロの僕には無理だなと思いましたね……苦笑

しかも周りは森で日当たりもさほど良くないからジメジメするし、「けっこうネガティブ要素があるよ」って老夫婦は教えてくれたのです。

いやあ、やっぱり実際に住んでる人の話は聞くものですね!

 

セレブ感漂うおしゃれな平屋の別荘(笑)

土地の話は早々に終わってしまいました。

うーん、これで今日の土地探しは終了かー。

と思ってたんですが、気になるのは老夫婦が住まわれている平屋の別荘です。

とてもおしゃれなんですよ。

勾配天井で天井が高くリビングも広いですし、ところどころスポットライトで照明も工夫されていて、とにかくセレブな雰囲気なんですよねー。

僕は当時、あまり「家」自体には興味がなかったのですが、それでも素敵だなあと思いましたね。

 

「いやあ、素敵な家ですねー」

と、感動しながらキョロキョロしてると、これまたご親切にも各部屋を紹介して頂いたんですよー!

もうすべての部屋がおしゃれでひと工夫されており、驚くばかりでしたねー。

 

田舎の不動産屋さんは家も建てる!?

ところで、老夫婦からはしきりに「Sさん」という人の名前が出てきます。

この格好良い家はSさんに作ってもらったというのです。

 

最初は聞き流してましたが、さすがに頻繁に出てくるので気になり、

「Sさんとは・・・?」

と尋ねると、どうも大工さんじゃなくて不動産屋さんみたいなんです。

 

え、じゃあ、土地も探してくれるかもしれませんよね!?

しかも、こんなおしゃれな家も建ててくれるなんて最高ぢゃないくわぁっ!!

そう思ったのです。笑

 

「Sさんに頼めば、まず悪いようにはならないよ」

 

その言葉に心が動かされて、その場でSさんにアポを取ってもらったのです。

Sさんも快く承諾してくれたようです。

もう本当に感謝しかないですよね。

翌週さっそくSさんを訪ねてみようということになったのでした。

 

うーん、セレブ専門のクールな感じのとっつきにくい人だったらどうしよう!?

そんな不安もあったりして・・・。苦笑

 

田舎に350坪の土地を買う

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