田舎暮らしはローコストで始められる

田舎暮らしを始める当初、田舎に土地を買って、家も新築することを決めました。

僕一人だけなのに贅沢だなあと思いましたね。

 

というか、最初から中古物件を買うことはあまり考えてなかったのです。

そういう発想が無かったんですよ。

今思えば、古民家に住むとかいう手段もあったのにね。

結果、当たり前のように「新築」を建てるのですが、我ながら思い切ったことしましたね。

 

 

350坪の土地を買って、そして、家づくりが始まりました。

サラリーマン勤めでしたので、毎週土日は田舎物件探しにあててましたが、それが家の進行管理にかわるのです。笑

家の工事がどれだけ進んだかを、ワクワクしながら見に行くという土日は究極の楽しみ以外の何物でもなかったですね。

 

田舎暮らしと住宅ローン

ところで、お金はどうしましょうか?

当然(?)、貯金とか大嫌いな僕ですから、手持ちのお金は微々たるもの。恥

手段は住宅ローンしかありません。

 

でも良かったなあと思ったのは僕が務めている会社が一部上場企業だったんです。

一般に東証一部に上場してる会社は、それだけで社会的な信用度が少し上がります

なので銀行の評価も高くて、ローンは普通に通ってしまったのです。

 

昔のことで覚えてないんですが、

頭金もどれくらい払ったでしょうか、

多分100万円とかそれくらいで、たいして払ってないような記憶があります。

 

でも、今思えば、もっと借りることはできたでしょうね。

ただ当時は「極力コストを掛けない」という方針だったので、必要最低限かつ、不動産屋のSさんが納得できるレベルの家を作ったのでした。

なにしろ不動産屋のSさんはセンスが良いので、ご自身が「ダサイ」と思った家は建てない主義なのです。笑

なので僕も家に対して要望なんか、ほとんど出さなかったんです。

 

初めての注文住宅なのに、あまり注文していない

普通は注文住宅って、あれやこれやと設計士さんと打ち合わせを重ねて、

自分好みの理想の家を建てるのが醍醐味ですよね。

 

でも、当時は家に興味がなかったので、ほぼSさんにお任せ。

間取りも、ホントにほぼ一発でOKです。笑

 

ただ、勝手口を付けてくれと頼んだのと、

ワンフロアが好きな自分なので、

LDKと隣の洋室の壁をブチ抜いてくれとだけ頼みましたかね。

あと、狭い空間が嫌いなので、トイレも広く1坪にしてくれと。笑

せっかくの田舎なので広々感がほしかったのです。

まあ、間取りの注文はそれくらいですね。

キッチンや風呂トイレ、照明などの住宅設備も完全おまかせ。

せっかくの注文住宅なのに注文が少ないでしょ。笑

 

アーリーアメリカン風のおしゃれな家が自動的に完成

あと、当時は「白」が好きだったので、

家の中も外も全部白くしてくれと頼みました。

コの字型の格好良い平屋ですから何もしなくても外見は素敵です。

なので白けりゃ何でもいいよと。

 

そしたら完成した家を見るとラップサイディング調の外壁で、アーリーアメリカン風の素敵な家が出来上がったのです。

もう売却済みの自宅なので全体像の写真は見せられませんけど、ちょっとだけ。

サイディングも全然こだわってないから、「白けりゃいい」って伝えただけで、おしゃれなラップサイディングを採用してくれました。

まあ、ラップサイディング調(もどき)ですけどね。

こうして、ほとんど何も注文してないのに、理想の家ができてしまったのです。

 

こだわってこだわって、それでも理想の80%だって言ってる人だっているのに、ほとんどこだわらないのに、ほぼ理想の家ですよ。

ちなみに頼んでないのに脱衣所は「ヒノキの板貼り」で超・いい香り!笑

「Sさんに足向けて寝たらバチが当たるぞ、おい!」ってな話です。

不動産屋のSさん、恐るべし。

 

「上棟式」は田舎のルールがあるらしい

家の工事も進み、上棟式もやりましたねー。

人生で初めての上棟式です。

実は「そんなもん不要です」ってSさんに伝えたんですが、田舎の風習なので避けられないって言うので、シブシブ同意。苦笑

田舎だと縁起を担ぐのは必須みたいです。

 

でも、上棟式もSさんが色々手配してくれたんですよ。

僕も、男一人で移住ですから、なんにも知らないですからね。

例えば上棟式に職人さんに振舞う食事も用意してもらいましたし、ご祝儀を渡すタイミングや金額など、すべて事前に打ち合わせて準備してもらいました。

まるでハウスメーカーの営業担当さんレベルです。

超・ラクチンでしたよ。

 

しかし、職人さんを前にあいさつしたのは緊張しましたね。

これだけでも避けたかったんですが、あいさつしなきゃダメって言われました。苦笑

 

上棟式では、Sさんを紹介してくれた近所の移住老夫婦も来てくれて、振り返ると楽しい素敵なひと時でしたね。

こうして無事に楽しく上棟式も終えました。

 

引越は友人に頼めば安上がり

さて、そうこうしているうちに家が完成しました。

夏の終わりくらいだったでしょうか。

 

僕はその時に都心に近い場所にアパートを借りていました。

実はそのアパートも気に入っていたんですよ。

でも、さすがに新築となれば、アパートなんて急いで引き払って早く引っ越したい!

という気持ちでいっぱいでした。

 

とはいえ、引っ越しもまた面倒な作業です。

当時は一人ですし荷物も少なかったですから、友達に頼もうと思ったんです。

友達も「その代わり焼肉おごれ」ってことで、かかったのは焼き肉代だけで、かなり安上がりに引っ越しが終わりましたね。

 

最初に焼き肉を食べて(笑)、レンタカーでトラックを借りて、夜から荷物を運んで田舎に向かい、夜中に完了。

総額2万円くらいだったかな?

安上がりで、しかも友人と一緒ですから楽しい引越でした。

 

疲れた僕と友人は、その場で床にごろッと朝まで寝てしまいました。

ちなみに秋に差し掛かっていた田舎の夜は少し冷えて、僕は寒くてトイレで寝た記憶があります。

狭い空間で便座ヒーターもあるので、ちょっと暖かかったのです。苦笑

 

ローコスト新築で田舎に移住

ところで今回の田舎への移住。

自分の中ではかなり思い切った行動なのですが、割と普通に淡々とできてしまいました。

新築というとお金もかかりそうですが、それでも、かなり安上がりで移住できたと思います。

(金額は書けませんけどねー。苦笑)

 

でもこれはもうSさんとの縁が一番大きいですね。

さかのぼれば、老夫婦との出会いですね。

あの時に老夫婦の家を訪ねてなかったらSさんと会うことはありませんでした。

 

さらに、ぼくが割と気軽に老夫婦の家に話を聞こうと思って声をかけたってのも、今から思えば不思議です。

こう見えても、けっこう引っ込み思案な性格なので、なにかが僕を引き寄せたんでしょう。笑

 

「やりたいことをやる」ことに目覚めた!

やっぱり、「楽しいと思うこと・やりたいことをやる」と人間って、神様が自動的にその方向へ導いてくれるのかなって思うのです。

まあ「神様」とか言うと宗教チックですから、人間本来の能力と言ってもいいかもしれません。

 

つまり、我慢して、苦しいなあと思って暮らしていると、そういった本能的な運命を切り開く能力が発揮できないのかなと思うんですよ。

野生動物が持つ獲物(おいしいもの)を察知するレーダーみたいなもんです。

 

それに鬱々としてたら自分が向かう方向も定まらないですよね。

やりたいことをやってる時は、それだけに向かってますからね。

その分だけ目標達成も早いのです。

 

つくづく思うのですが、僕が田舎暮らしを始めてから、人生が180度と言っていいくらい変わりました

「ぁ、このやり方でいいんだ」と思った瞬間です。

それを経て今があるといっても過言ではありません。

 

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