火災保険利用の流れと台風被害の補修費用を公開

先日、台風被害による家屋破損の積算が出ました。

また、同時に火災保険の適用も決まりました。

ここまで5カ月ほどかかりましたが、

火災保険に入っていてよかったなあと思います。。

 

まだ、家屋の工事はずっと先になるようですが、

今日は、家屋にどのような被害が出て、どれくらいの積算が出たか、

前回の外構も含めてご報告したいと思います。

 

台風被害の詳細(家屋と外構)

振り返れば、あれは去年(2019年)の9月でした。

台風15号による、家屋と外構の被害が発生。

家屋では軒天井とすべり出し窓に被害が出ました。

外構では物置とフェンスです。

物置は台風被害の定番ですね・・・。

これは、オマケと言っては可哀そうですが、

外構や家屋だけでなく庭の花木にも被害が出ました。

 

庭木も何本か折れたり倒れたりしましたが、

とくに植えたばかりのバラが何本か折れたのは残念でした。

 

幸いなことに折れただけで枯れなかったので、

今もまだバラの苗たちは全員元気で生きています。

 

外構の補修工事でかかった費用

さて、以上のように外構と家屋で被害が出たのですが、

外構は10月早々に積算が出て、

補修工事も翌月の11月に完了しました。

 

ちなみに新築外構は地元の業者さんに依頼してますので、

同じ業者さんに補修をして頂きました。

補修の様子は以下の通り。

ちなみに外構補修工事の積算の概算は以下の通りです。

 

◎ 物置の補修(部品交換と位置調整)・・・約11万円(内 部品2万円)

◎ フェンスの補修(一部交換)・・・・・・約4万円(内 部品2万円)

合計 約 15万円 (税込)

 

部品代だけでも合わせて4万円ですので、

保険に入っておいてよかったなあと思います。

 

今回は物置に何か所かアンカー補強もしましたから、

次は大丈夫と思うのですが、

フェンスは何の対策もできませんから次が怖いですね。。

しかし、あんなに大きな台風が今年も来る可能性があるなんてこと、

考えたくもないです。。。

 

家屋の補修工事でかかる費用

次は家屋です。

家屋の方は台風の翌月10月に住林さんの本部から災害対策のスタッフさんが来られて、

ざっと様子を確認して頂きました。

屋根もマジックハンド的なもので上空から写真をとって、

被害の確認をして頂きました。

そして、さらに翌月の11月にサッシの業者さんが来られて、

すべり出し窓の補修をして頂きました。

 

窓は幸いなことに交換しなくとも済みまして、

しかも、2年保証の範囲内ということで、

調整作業という名目で無償対応して頂きました。

しかし、一番気になっている軒天上の破損については、

いまだ積算が出ておりませんでした。

こちらの写真のように軒天の留め金が外れてしまった件です。

こちらの積算がつい先日2月に出ました。

ざっと概算ですが、以下の通りです。

 

◎ 足場工事・・・・・約18万円

◎軒天補修・・・・・・約7万円

合計 約25万円 (税込)

 

驚いたのは足場工事の方が倍以上かかるということ。

でも2階にかかる屋根の軒天ですから足場は必要ですからね。

悩ましいところです。

 

これらの外構と家屋の補修工事を合わせると両方で40万円です。

いやあ、これは大きいです。

こちらも、ちょうど先日に火災保険が査定OKになりましたので、

なんとか一安心です。

 

火災保険の請求までの流れ

今回の火災保険の請求までの流れをメモしておきます。

今後、同じような被害に遭う人がいないことを祈りますが、

もしもの時に参考になればと思います。

 

(1)被害の状況を写真に残す

まず、台風が去った後にやることは、

台風被害による家や外構の破損個所がないかチェックすることです。

もちろん、後日住林さんもチェックしに来てくれましたが、

もしかしたら1日だけでは見つけられない箇所もあるかもしれないので、

自分でも時間をかけてチェックした方が良いです。

 

そして、破損個所を見つけたら必ず写真に残しておくことです。

それが保険請求時の証拠になりますし、

逆に証拠がないと保険金はおりません

 

(2)保険代理店に連絡

被害を見つけたら契約している火災保険の代理店に連絡します。

うちは、スミリンエンタープライズさん経由で三井住友海上と契約してますから、

スミリンエンタープライズさんに電話しました。

電話すれば今後の流れを丁寧に教えてくれます。

が、こういった非常に多くの人が災害被害に遭われているケースの場合は、

代理店では対応ができない場合があるので、

直接、三井住友海上のコールセンターに電話した方が早い場合もあるそうです。

今回、僕はどっちが良いかわからないので、どっちにも連絡しちゃいました。笑

 

(3)各業者さんから積算をもらう

次は被害箇所の積算を外構業者さん、

またはハウスメーカーさんに依頼します。

 

しかし、今回のような大被害を出した台風では、

積算が出るまでに非常に時間がかかりますので、

気長に待つ必要があります。

 

(4)工事を依頼する

積算が出ましたら、本来はこの後に積算内容を保険会社に連絡して、

火災保険金を問題なく支払って頂けるかどうか査定をしてもらう必要があります。

 

でも例えば、屋根が破損して雨漏りがするとか、

窓が割れてしまった場合など、

家屋の被害が酷く、そのまま放置していたら日常生活に支障が出る場合は、

どちらにしろ補修しなければなりませんから、この時点で工事の依頼をします

 

(5)積算を保険代理店にチェックしてもらう

一方で、我が家のように被害に遭って破損した状態が続いても、

日常生活に大きな支障がない場合は、

保険の請求が可能か査定してもらってから工事を依頼しても遅くはありません。

逆に査定がNGだったら、

積算金額によっては工事ができない状況もありえますしね。

まずは、代理店へ積算書と証拠写真を送付するのですが、

郵送または、キャプチャしたものをメール添付でも大丈夫のようです。

その後、1週間~3週間くらいで査定の結果が三井住友海上から直接来ます。

我が家の場合、外構は1週間くらい、家屋は3週間くらいで連絡が来ました。

 

(6)保険請求書を郵送する

上記(2)で、保険代理店もしくは保険会社に連絡をすると、

保険請求書というものが郵送されてきます。

これに証拠の写真と積算書を添付して送り返します

これは(5)で査定してもらった書類と同じものですね。

 

ちなみに火災保険の請求ができる期限があるようですが、

それは割と長くて2年とのことです。

ですので、被害に遭って保険請求どころでない!という人も、

余裕をもって対応可能だと思います。

 

また、僕の場合、先に積算が出た外構工事を保険請求して、

時間のかかる家屋の方は後日、2回に分けて別途保険請求することもできたようです。

とはいえ、2度も請求書を書くのは面倒ですから、

1回でまとめて請求したほうがラクチンですね。

 

ちなみに、保険金の支払いは、保険会社が業者に代理で支払うのではなく、

直接契約者の口座に直接振り込まれるようです。

また、請求の時点で工事が終わってなくても、

火災保険はおりるとのことです。

 

いやあ、改めて思います。

火災保険に入っておいてよかったです。。。

といわけで、まだウチはこれから(6)に進む段階ですが、

ここまでの流れ、ご参考になれば幸いです。

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