令和の徳政令で住宅ローンはチャラになるのか?

先日、車で運転中にスシローの店内をちらっと見ましたら、

新型コロナウイルスの影響で、お客さんがヤバイくらい少なくて、

これは本格的にマズイなと。。。

 

そうかと思えば、「新型コロナ関連倒産が8件出た!」なんてニュースも流れましたが、

ほとんどが観光・飲食関連なのと、もともと体力のなかった企業もあったみたいなので、これは静観かと。

 

とはいえ、今のような状態が長く続けば、確実に倒産や破産が増えて、

本格的な大不況が間違いなくやってくるでしょう。

決して煽るわけではなく、不況にならないようなベターな方法を早急に政府に取らせるべく、

国民世論を形成していく必要があると思っています。

 

でも、マスクの件は早かったね、転売ヤーはザマミーですけども。笑

しかし、こうした時に(我が家もそうですが)、

住宅ローンなど借金を抱えている人は先行き不安ですよね。

何かあった場合の救済策は無いものでしょうか?

例えば、借金帳消しの徳政令みたいなものは無いんでしょうかね?

 

え?「平成の徳政令」があったじゃないかって?

 

はい、その話も後ほど書きます。

というわけで、マイホームブロガー(?)の端くれとしては、

「何か考えなければ!」と思い筆をとりました。苦笑

 

今の時代に徳政令はあり得ない

ちなみに「徳政令」というのは朝廷や幕府が借金で苦しむ武士や農民を助けるため、

金貸し業者に対して借金の帳消しや、担保の土地を返すことを命じた鎌倉・室町時代の法律のことです。

 

政府側が自発的ってわけでなく、武士や農民がブチキレて仕方なくやる的な政策ですね。

農民がブチ切れるってのは、いわゆる土一揆です。

一揆のほとんどが徳政令を求めるための行為です。

 

しかも徳政令的なものがあったのは江戸時代までですね。

現代では徳政令はありません。

 

まあ率直に、いきなり絶望的なことを言いますが、

個人的に思うに、今の時代に徳政令ってあり得ないと思っています。

 

なぜなら現代は、法人であれば倒産

個人であれば自己破産という方法が既に用意されているからです。

 

ま、ある意味でそれらも徳政令ですけど、財産はゼロになります。

本来の大昔の徳政令のように借金帳消しに加えて財産が手元に残り、

あわよくば土地などの資産が増えるなんてことはあり得ないのです。

 

民間企業(銀行)が徳政令なんてするわけない

そもそも、お金を貸すのは国ではなく民間企業(銀行)ですから、

人道的な人助けの為に債権放棄なんてするわけないですし、

そんなことしたら銀行の経営がガタガタになりますから、

銀行の社員が今度は生活に困っちゃいますよね。

 

さらに過去の大災害なども見てみればわかる通り、

徳政令のような借金帳消し法令なんて全く出てません。

先日の台風15号、19号でもそうですね。

以前に下記ブログで書きましたが、いろいろと調べてみた救済策に、

借金だけ綺麗に帳消し」って類のものは見当たりませんでしたね。

311のときも同様ですね。

中小企業に対しては、東日本大震災復興緊急保証ってのがありましたが、

やっぱりこれも利子付きの貸付です。

結局、救済策と言っても、借金がどんどん増えるだけなのです。

 

これまた先日にブログで書きましたが、

リバースモーゲージのように死ぬまで利息だけ返して、

死んだら担保回収で終了ならまだマシですけど、

どっちにしても借金が膨らむだけで、

借金が無くなるってパターンは皆無なんですよね。

 

それを考えると金融業って優遇された商売ですよねえ~。

だから「金貸し屋さんたち」は延々と世界を牛耳れっていられるんでしょうかね。笑

 

平成の徳政令(中小企業金融円滑化法)

先ほど「現代に徳政令なんてありえない!」

って書きましたが、実は平成の時代に徳政令が出たんですよねー。

 

それは何かというと、平成の徳政令と言われた中小企業金融円滑化法です。

通称モラトリアム法案と呼ばれております。

多分、名前くらいは聞いたことがあるんじゃないかなって思います。

TVタックルとか討論番組でも、たまに出てきますね。

 

事の起こりは、2008年のリーマンショックです。

アメリカの大きな金融会社が負債総額64兆円で倒産しまして、

ここから世界的な信用収縮が生まれて大不況が始まったのです。

(あ、ちなみにヤバイヤバイといわれてるドイツ銀行の負債総額は、

なんと7500兆円とか言われてますが、

コロナショックでポンポーンってならないよね…?)

 

このリーマンショックを受けて日本政府が、

中小企業円滑化法案という救済策を打ち出しました。

この法律のおかげで中小企業は、

借金返済の元になる金銭消費貸借契約の条件を変更できる

という恩恵を受けられることになったのです。

 

例えば、3年間は返済を猶予するとか、

10年間は元本据え置きで利子のみ支払うとか、

返済期限を10年ほど延ばすとか、

それら融資条件を金融機関(銀行)と相談して、

決めることができるというものです。

 

まあ、借金帳消しではないですね、

なので「平成の徳政令」って、大げさなネーミングですけどね。

 

でも、これって住宅ローンで困っている人も救済の対象になったようです。

さらに、リーマンショックのおかげなのか、

この制度のおかげで一般に住宅ローンの支払いに困っている場合も、

銀行との個別相談で融資条件の見直しができる場合も増えてきたようです。

 

まあ銀行としても、遊興費で浪費するような借り手に相談の余地はないでしょうけど、

回収の見込みがある優良な借り手なら破産や倒産されるよりもマシですよね。

 

ハイパーインフレで令和の徳政令

ところで、新しいお札が出ますよね。

千円札は柴三郎で、5千円札は梅子。

1万円札は栄一、、、「栄一?誰それ?」って感じですが、

どんな顔かとサンプルを見てみたら不愛想な仏頂面で、

こいつを財布に何人も入れるのは避けたいともっぱら評判の人ですねー。

 

それはさておき、この新札発行のタイミングで徳政令ができちゃうんですよー。

方法は簡単です。

まず、インフレを起こします。(簡単!? 笑)

 

インフレとは何かというと、

例えば、今まで100円で買えたチョコレートが、

1万円払わないと買えないという物価が高くなる状態です。

 

このような状態になると、お金の価値が相対的に落ちます。

1万円あっても100円のチョコレートしか買えないということは、

お金の価値が100分の1になってしまったということ。

 

となると、困るのはお金持ちの人たちでして、

1億円の貯金が100万円の価値になってしまうのです。

でも喜ぶのは借金がある人です。

数千万円の住宅ローンも数十万円に縮小されますね。

 

そしてインフレになったら新札の発行です。

新札発行の段階でデノミと言って、通貨の価値も一緒に切り下げます。

例えば、「旧札はもう使えませんよ」と宣言して、

銀行で旧札を新札に交換してくださいねと国民に通知します。

しかし、ここで交換レートをぐんと下げるのです。

「旧札の100万円を新札の1万円と交換します!」

のようにすることで、絶対的に通貨の価値も下げることができます。

 

1万円のチョコレートが、ここでまた100円のチョコレートに戻ります。

なんとなく丸く収まった感があって、インフレも沈静化します。

 

そして、喜ぶのは財政難の国でして例えば日本ですね。

1000兆円程の日本の借金も10兆円に縮小されます

というストーリですね。

 

でも、このタイミングで新札を発行するということは、

インフレを起こす準備ではないかと、そう噂する人もいたりするんですよね。

実際には新札は20年ごとに周期的に実施するものなんですけどね。

なんだかタイミングが怪しいなあってことでしょうか?笑

 

日本でインフレは起きるのか?

でも現状では、

「現代の日本でインフレなんか起きるわけない」

という意見の方が優勢です。

 

実際、終戦直後に物価の価格が300倍になったインフレが起きたんですが、

今の日本とは状況が全く異なるのです。

 

なぜ当時の日本でインフレが起きたかというと、

終戦(敗戦)直後ですから日本全土が焼け野原ですので、

食料や日用品を売っていたお店も焼けちゃったわけで、

何か欲しいものや必要なものがあっても買えない、

しかも、お金があっても買えないという状態だったんですよね。

供給が極端に減れば当然、価格は極端に上がりますね。

 

あれれ? なんだか最近どこかで聞いたことのあるような状態ですね?

そうです、マスク不足で値段を釣りあげる転売ヤーです。

ということは、このようなことが全てのモノ全般で発生すれば、

インフレになりかねないってことでしょうか?

しかも、全世界的に発生しているコロナウイルスで、

世界的なレベルで大々的に物資の供給がマヒしたり、

信用不安も起きれば、なんとなく起こり得るような気もします。

 

しかも日本には大地震のリスクもあります。

周期的にやってくる関東大震災や東・南海地震クラスの大地震が、

日本の社会インフラを破壊して物資供給が滞れば、

そこでまたインフレになる可能性もあります。

 

国内生産がマヒしたのなら輸入すれば良いという人もいると思いますが、

大地震・大災害となると原発も再び事故るかもしれませんし、

そうなると「円」自体の信用も落ちて、

円が大暴落する可能性もあります。

そうなれば輸入品も価格がぐんと上がります。

なので決して日本でのハイパーインフレって、

まったく考えられないことではないと思います。

 

ま、こんなストーリーは「徳政令だ!」と言って喜べないものでありまして、

本来はインフレがゆるやかに発生してくれれば、

政府も国民もみんなが嬉しいんでしょうけどもね。。。

なかなかそうはならないのが歯がゆいところです。

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