タワーマンションを見に行った時に感じたメリットとデメリット

台風19号がもたらした河川の氾濫、堤防の決壊で、

東北・関東地方ではあちこちで水害が発生しました。

 

そんな中、ニュースでも流れましたが、

神奈川県の武蔵小杉のタワーマンションで発生した水害は、

直接的な河川の氾濫が原因ではありあせんでしたが、

「災害時にタワマンって大丈夫なの?」

という疑問を日本中に投げかけました。

 

実は僕も過去にタワーマンションを買おうかなと思った時期がありまして、

今日は、それでもタワマンを買いたい場合はどうするか?を考えてみました。

 

武蔵小杉タワマン被害をあざ笑う人々

そもそも、タワマンと言えば「憧れの的」なわけです。

とくにタワマン高層階は億を超える価格ですから、

到底「庶民」には手の届かない価格帯なわけであります。

しかも管理費・修繕積立も高いですからねー。

 

そんな都会のタワマン、いや、リッチな人々に「やっかみ」を持つ人が多いのか、

武蔵小杉のタワマン周辺の被害写真をブログやSNSに張り付けて、

つまり泥だらけの歩道や公園の写真を貼り付けて、

町中に「う〇こ」がまき散らされただの、

う〇こ臭くてたまらないだの、

酷い嘘を吹聴して楽しんでるブログやSNSが急増しました。

こんなこと書くやつは誰だ?

と思ってプロフを見たら、たまたまその人が「長野県在住者」だったりして吹いたんですが、

え? どうして住んでもないのに、わかるの?

おかしいですよね。笑

当事者ならまだしも、全然関係ない人がよく言えたなあって思っちゃうんですけど、

どうなんでしょう。。。

 

実感したのは、タワマンに住むということは、

妬みや僻みの目で見られるデメリットもあるんだなあと。。。

 

県内前評判No1!憧れのタワーマンションを見に行く!

それはさておき、世の中ではタワマンの相場が下落するだろうとか、

いろいろ言われてますが、でもやっぱりタワマンは多くの人の憧れなので、

相場が下がったとしても一時的だろうと思っています。

(全体的に物件価格が下落してるなら別ですが。)

ところで、僕が妻と結婚した当時は「田舎暮らし」をしていたわけですが、

田舎暮らしの家は、もともと僕が一人で住んでました。

「一人暮らし用」の家なので狭いです。

なので増築して面積を倍増させたんですが、

その時の選択肢として実は「引っ越し」もあったんですよね。

 

しかし、田舎の家は思い入れがあるし残したいですから、

都会に別宅としてマンションを買おうと思ったんです。

そうです、先日ブログに書いたデュアラー生活ですね。

いろいろと街中のマンションを物色しましたが、

実はその時、県内でも前評判抜群のタワーマンションが完成したばかりでした。

そこを夫婦で見に行ったんです。

 

タワーマンションは価格も高い!

その新築物件、今となっては中古タワマンですが、

今でも20階くらいの中層階が、5~6000万くらいします。

そこは僕の母校もある文教地区でもあり、

子供連れの家族に人気が根強いみたいなのです。

 

そして、あの野村の「プラウド」ですからね、

信頼度と言うかブランド的な人気もあるらしいですね。

しかし、新築タワーマンションということで見に行ったんですが、

予想通り、というか知ってて見に行ったんですが、高層階はバカ高い!笑

 

やっぱり億を超えますから、そもそも買えないですよね。

そして高層階を買えないのなら、タワマンの意味があるのか!?

って話ですよね。

だって、僕の場合、「タワマンは眺望しかない!」って思って見に来ましたし。

改めて、「やっぱ今日は冷やかしだな」と、そう思いましたね。笑

 

タワーマンションの低層階は「狙い目」なのか?

しかし、案内してくれた担当さんがこう言います。

実は高層階はほとんど埋まっちゃってるんですよ。

でも低層階ならまだ空いてますし、値段も手ごろです。

実は低層階は狙い目なんですよー♪

 

ホッとしたような、ちょっと希望の光が差し込んだような。。。

たしかに金額を聞くと、買えない値段ではありませんでした。

でも、さすがに田舎の家を維持して「別宅」としては買うには高すぎる。

買うとしたら、田舎の家を処分しないと厳しいです。

 

でも、タワマン低層階とはいえ、さすが豪華です。

プラウドですからね、設備も素晴らしいですし、

駅まで1分の立地を考えれば買わない選択はないとも思わせます。

 

低層階コンプレックスは実在するのか?

が、ふと思ったんですよ。

タワマンなのに低層階って・・・。

そうです、高層階の眺望の為にタワーマンションを見に来たのに、

低層階って・・・。苦笑

 

実際、3階の部屋を内見させてもらいましたが、

眺望はゼロに等しかったですね。苦笑

 

よくタワマンは低層階を買えって言う人いますけど、

眺望を一番に考えている人からすると、

まったく意味ないですよね。苦笑

しかも、低層階と高層階の住人とで、格差を感じるデメリットもあるようです。

「そんなバカな」と思うでしょうけど、

実際に億を超える上層階を買った人と毎日一緒にエレベータに乗ると、

「あぁ、この人は億を超える人なんだ。」

と、日々思うことでだんだんと残念な気持ちになってくるそうです。苦笑

本当でしょうかね、どうなんでしょうかね・・・!?

 

「アホくさ」って思う人ならOKだと思いますが、

見栄っ張りな人はタワマンの低層階はやめた方がいいでしょうね。苦笑

 

ただ、そもそも高層階は投資用で購入する人が多いみたいで、

単に中国人が所有してるだけで誰も住んでなかったり、

賃貸に出しているから高層階の住人はそもそもオーナーでは無かったりとか、

ま、さほど気にすることはないんじゃないかとも思いますが、

その辺は住んでみないと、よくわかりませんね。。。

 

低層階に住むなら他の物件で良いのでは?

そんな低層階とはいえ、大人気のタワマンです。

設備は豪華だし、何より立地が素晴らしいですから、

一瞬迷ったのは事実です。

 

しかし、眺望という個人的には一番のメリットが損なわれると、

頭に思い浮かぶのはデメリットばかりでした。

 

まず、低層の3階までしか乗り降りしないのに、

多くの高層階の人たちのためにエレベータが混みあうという現実。

なとなく「癪」です。苦笑

まあ、すぐに地上に出られるのはメリットですけど、

地上に近い分だけ騒音も気になります。

騒音が少ないと言われるのは高層階ですからね。

低層階となると駅前の喧騒どころか、普通に電車の音が気になります。

 

となると、低層階に住むならばタワマンじゃなくても、

別の立地の良いマンションでいいじゃないか?という気もしてきます。

 

タワーかどうかは無関係!マンションのデメリット

他にもあります。

タワーマンションっていうよりも、

一般的なマンションのデメリットだと思うのですが、

そもそも庭がないですよね。

庭がないデメリットを眺望で補うつもりだったのに、

それがないとなると、いよいよタワマンに住む意味がありません。笑

 

あと、マンションって貯水タンクですよね。

ま、問題なく飲めるんでしょうけど、

僕の性格上、浄水器を付けても飲むのをためらうでしょう。

あと災害時も予備電源の場所が地下にあったりすると、

先日の武蔵小杉のタワマンのように作動せず停電になってしまうのでしょうし、

地下に駐車場がある場合も水没しちゃうかもしれませんし、

自走式駐車場でなければ停電で車を出せなくなりますし。。。

 

あと、地震の時は高層階ほど揺れますしね。

揺れ幅が大きい分だけ家具類は倒れやすいと言いますし。

 

最後に「それを言ったらおしまい」的なデメリットですが、

「眺望は飽きる」

らしいですね。笑

 

ま、そりゃ毎日見てたら飽きるでしょうけどね。

それは僕も田舎暮らしで思いましたから、そうなんでしょうね。

 

最初でこそ、大自然の中で暮らし、辺り一面「緑」しかない眺望に体も心も洗われたものですが、

だんだん当たり前になって、逆に「緑」以外の人工物が恋しくなったりもしましたからね。

「嫌い」にはなりませんけど、「飽きる」のは間違いないでしょう。

 

タワマンのメリットはあるけど・・・

でも、資金があればタワマンは良いんじゃないですかね。

タワマンに個人事務所を持っていた僕のクライアントさんのところに訪問した時、

眺望の素晴らしさに感動しましたからね。

まさに「天空の城」だと思いましたねー。笑

 

そんな眺望最高バルコニーの正面、

天空の掃き出し窓の前に、

わざわざ「こたつ」を置いてミカンを食べるという、

ギャップを楽しんでると言ってましたね。笑

 

そして、多くのマンションがそうですが、

タワーマンションは特に立地が良いので売りやすいです。

資産価値が落ちないどころか、値上がりするケースもあります。

セキュリティも万全ですし、1階にはフロントがあって、

ホテルのようなコンシェルジュサービスもありますからね。

かなりのメリットがあるんですよ。

 

僕みたいに「眺望が全て!」とか子供みたいな発想でなければ(苦笑)、

色々とデメリットもありますが、メリットがそれを上回っていると思いますけど、どうでしょうか。

今回の台風災害でルサンチマン的な人々がブログやSNSでタワマンをディスってますが、

個人的には、さほど気にすることはないのではないかと思っています。

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