「引っ越し」で苦労するなら「マイホーム」などいらん!

さて、前回は「仮住まい」の話を書きました。

今住んでいる積水ハウスの家に引っ越すまで、仮住まいに住んでいたのですが、まあ、当たり前ですが、続けて2度ほど引っ越しをしたわけです。

 

「妻」的には最も嫌なのは「引っ越し」だそうです

家を新築するにあたって、それ自体は楽しいことですよね!

あ、いや、、、、今現在2度目のハウスメーカーでの家づくりに挑んでいるわけですが、「すごく楽しいか?」と言われたら、ちょっと微妙です。苦笑

やっぱり、大きな買い物ですし、「失敗できない」って考えると緊張して時にはピリピリした気分にもなります。

住宅ローンのことも考えると、これから大変だなあとか思ったりしますしね。

積水ハウスの時だって、イライラした時もあれば、暗い気分になった時もありました。

ずっと楽しいなんてことはなかったです。

確かに、いろんな人のブログを読んでみても、家を新築するのは大仕事だ、もう二度といやだ、と書いている人もいました。

やっぱり、家づくりってのは、多くの人にとっては、楽しいだけでなく、大変な体力と気力が必要なイベントなんですねー。

 

が、、、妻はちょっと違っていて、「引っ越し」が何よりも一番面倒で嫌だそうです。

家を建てようかどうするかって時に、「引っ越しがなければ、もう一軒家建ててもいいよ。」って言ってましたからね。笑

そこかよ、と思いましたが、でも確かに引っ越しには良い思い出がありません。。。

 

引っ越し業者にテレビを壊されたあの頃

ところで、引っ越し業者ってかなり迷いませんか?

家とか荷物に傷とかつけたくないですからね。

ちゃんとした業者を選びたいですよね。

今はネットがあるので、いろいろ情報が流通してますが、昔は何も情報がなかったです。

振り返ると90年代前半、大学入学で一人暮らしを始めるときに初めて引っ越し業者を利用したでしょうか。

「単身引っ越しパック」とか、そういう感じだったような気がします。

確か、黒い猫のヤマトがどうとかいう会社さんだったと思います。

TVを落とされたんですよ。苦笑

いや、正確には、玄関に、「ドン!」とすごい音を立ててテレビを置かれたんです。

思わず、「あ、ちょっと、すみません、静かにおいてもらえますか。」って二度見して咄嗟に言っちゃったくらい、「ドン!」って置いたんです。

若い女性の作業員でしたし、細かいことはあまり言いたくなかったんですが、でもその時は「お金がなかった」のでTVは貴重品、ホント、凍りついたんです。

業者さんが帰った後「壊れてたらどうしよう~。。。」って思ってTVを付けて確認したら案の定、ブッ壊れてまして。苦笑

とにかく画面がピンクなんですよ。

「おい、大丈夫か、しっかりしろ!」って思わずTVの上の方をポンポンと軽く叩いたら、今度は黄色になりまして。。。

結局、泣き寝入りしたことを覚えています。

まじで、「黒猫は縁起悪いわ。」、って思いましたね。

その後、テレビ買うお金ないし、2年くらいビデオだけで暮らしました。

 

そんな自分も引っ越しのバイトしましたけどね

大学時代はホントお金がなかったですから、月に10万円くらいになるようにアルバイトをしてました。

家庭教師と塾講師のアルバイトって短時間かつ時給が高くておいしいんです。

でも、人気のバイトですから、仕事が見つかるまで別のバイトでつながなければなりません。

そんな時にいろいろバイトをしたんですが、実は引っ越しのアルバイトもやったんですよ。

でも、やってみて初めて分かったんですが、めちゃくちゃキツイ!!

いきなり初日に、AMとPMで2件の引っ越し

しかも、2件終わったかなと思ったら、「別チームの手伝いに行くぞ」って夜から3件目

ちなみに、リーダーは運転手を兼ねていて、ブルーハーツのパクリみたいな無名バンドの音楽をガンガンにかけてトラックを運転しています。

ハンドルをドラムがわりにバンバン叩きながら運転してノリノリで、疲れとかまったく感じないヤバイ人でした。

僕は朝から夜まで「早く家に帰りたい」ってずっと思ってました。苦笑

異空間にいるようでした。

しかも、作業もキツくて、エレベーターのない団地の5階とか、もうこれ部活のサーキットトレーニングです。

夏でしたし途中でなんどか酸欠になりました。

でも、20代前半ですから体力もあったんで、1分くらい休憩して酸欠から復活しては作業の繰り返しで、なんとか乗り越えました。

リーダは「女の子(の作業員)でもあんだけ頑張ってるんだぜ、頑張ろう!」って初心者の自分を励ましてくれたんですが、女の子っていってもレスラーみたいな感じですし。。。

でも、頑張りました。

ただ、夕方くらいになると、さすがに「握力」がなくなってくるんです。

これは休んだところで復活せず、これはまずいなと。

ついに、手で掴む感覚がバカになってきて、客の荷物を思い切り落としちゃったんです。

しかも客の前で。笑

もう、リーダーと一緒に平謝りです。

あと、家の壁の養生もしましたけど、運び入れる荷物なんかガンガン壁にぶつけてましたね。

でも、疲れてくると、ぶつけないように運ぶのってホント大変なんですよ。。。

ちなみにバイトは日払いで8000円もらいまして、初日で辞めました。

教訓としては、アルバイトを雇っている引っ越し業者は避けた方が良いっす。苦笑

 

引っ越し業者から電話がガンガン来てしまった

なので、引っ越し業者はちゃんと選ばないとダメなんです。苦笑

そして時は過ぎて、田舎暮らしを卒業し、今の家に引っ越すとき。

久々の引っ越し業者選びです。

田舎に来るときは荷物も少なかったんで友達に引っ越しを手伝ってもらったんです。

焼肉をおごればOKとのことだったんで安く済んだんですが。

でも、夫婦の荷物となると、もう自力では100%無理です。

というわけで、ネットで「一括見積」ってのをやってみたんです。

でも、自分もIT業者ですから、「即・見積もり出します」とうたいつつ、金額が最後まで出ないってインチキパターンはたくさん見てます

ていうか、それが一般的ともいえます。

「これだけたくさん入力させといて、おいおい!」 って感じでガクッと来ますよね。

でも、その時に見つけた「引っ越しの一括見積サイト」は、「金額が出ます」ってハッキリと明記されていたんです。

なので、「おー珍しい!」と思って色々入力して「送信」ってやったら、はい、金額出ません。。。。。。。

「くっそ、まじでふざけんな!!!!!」 って思いましたが時すでに遅し。。。。。

一斉送信ですから、引っ越し屋から短時間でガンガン電話が来ました。。。。

 

そもそも、忙しいからネット上で概算が知りたかったのに、電話で長々と1社ずつ相手なんかしてれらません。

しかも、積算フォームで荷物を入力したはずなのに、また荷物の内容を聞いてきたので、もう怒りは沸点に達してしまいました。

「さっき入力した内容を、なんでまたゼロから話す必要があるんでしょうか?」

「そもそも、電話くれなんて言ってないし、こんなだまし討ちされても困るんですけど?」

「こっちは概算がネット上でざっくり知りたかっただけですし、そう書いてありますし、なんで電話とか来るんですかね?」

などなど、かなり、言っちゃいました。

この同じやり取りを5社くらいしましたね。

でも、業者の担当者レベルでは、一括見積サイトの内容は、多分、、、よくわかってないですね。

現場の営業さんですから、皆一律にこっちの言うことに対して「?」な感じなんです。

でも、こちらが見積もりサイトの説明をすると、「そうでしたかスミマセン。」なんて言う業者もいましたが、アリの脱北者とかナントカいう業者だけは「そんなの当然じゃないですか?」みたいに逆切れしてきまして。。。

ホント、頭に来ましたし、引っ越しは面倒くさいって、心底思いましたね。

 

ビフォーアフターでおなじみの業者に任せました

そんな話を妻に話しましたら、「(TV朝日の)ビフォーアフターで出てくる業者なら信頼できそうじゃない?」と一言。

なるほど、そうしよう!

なぜか一括見積サイトには「アート引っ越しセンター」は含まれてなかったんですよ。

なので、こちらから電話をして積算を依頼したんです。

でも、結果的に大成功でした。

まあ「当たり」だったと言ったらよいでしょうか、引っ越しチームが優秀だったんで、何事もなく無難に引っ越しが終わりました。

学生時代の自分みたいな作業員はいませんでしたね。笑

しかも、ここからが任せて良かったと思ったポイント。

このチームが気に入ったら、次の引っ越しも同じチームでやらせますって言ってくれたんです。

なので、仮住まいへの引っ越しも、新居への引っ越しも同じチームに任せました。

どっちも大成功でしたね。

 

ただ、妻としてはまだ引っ越しの面倒臭さは解決していません。

やっぱり梱包とかの引っ越し業者に運んでもらうまでの「自分でやらなければならない作業」が妻としてはキツイらしいのです。

まあ確かに、時間がもったいないですよね。。。

なので次は、どこまで業者がやってくれるのか、引っ越し前日まで何もしなくてOKみたいなプランはあるのか、などなど聞いてみようと思っています。

このまま住林さんで無事にプランが決まって着工・引き渡し・引っ越しとなったら、また引っ越しの続編を書きたいと思います。

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