今回、4回目の家の時点では完全に候補から消えていましたが、実は桧家住宅は非常に気になるハウスメーカーでした。
何が気になっていたかというと、「屋上リビング」ですねえ。
この屋上リビング、実は自分のクライアントさんとの関係もありまして、ぜひ採用したいなと思っていたのでした。
というわけで、今回は住友林業と桧家住宅を比較してみました。
目次
とにかく屋上に憧れていたあの頃(笑)
屋上って憧れますよね?
え? そんなことない?
いやいや、憧れますよね。
でも、住宅業界では屋上って言葉は、なんだかタブーに近いというか。。。
「雨漏りの原因になるよ」とか、「どうせそのうち使わなくなる運命なのにリスキーな選択をするの?」
みたいな感じで邪険に扱われているのが屋上の存在。
でも、自分の家を建てる建築会社に、はっきりと「屋上はリスキー」なんて言われたら、やっぱり引きますよね。
しかたないけど「やめとこう」ってことになります。
積極的に、屋上を進めてくるハウスメーカーってほとんどないような気がしますが、桧家住宅は違ったのです。
桧家住宅は屋上リビングが売りの一つなのです。
当時、桧家住宅は屋上をガンガン勧めていた
リスキーな屋上を「屋上リビング」という名でパンフにでかでかと載せて、顧客に勧めていた桧家住宅ですが。
ほかのハウスメーカーはあまり屋上に熱心でない中、差別化の一つになっていたような気がします。
(桧家住宅は、屋上と言い、Z空調といい、基本的に攻めてますね。)
しかも、もっと驚くこともありました。
この屋上の仕様は、仕事でお世話になっていたお客様の関連商品なのです。笑
つまり桧家が作っているわけではないんです。
いわゆる、OEMですね。
いやあ、こんな偶然もあるんですねえ。
ん、まてよ?
そうか、これは運命に違いない!
とにもかくにも桧家住宅で家を縦て屋上を付けよう!
と思い、「とにもかくにも小池百合子!」ばりに張り切って桧家に行くことにしました。
だって、こんな素敵な屋上プランを提供しているのは桧家住宅しかないわけですし、もはや一択ですからね。
早速「桧家住宅」にGO!です。
桧家住宅に行ってみたら・・・
さて、桧家住宅のモデルハウスに向かい、いろいろと話を聞いて、ファースト間取りプランも組んでもらいました。
見積もりも出て、さあさあ、契約したまへ!という段階。
でも、間取りはある意味で「ざっくり感」たっぷりだし、ぜんぜん詳細を詰めてない状態。
もうちょっと詰めてくれと言うと、ここから先は契約してからね!とのこと。
まあ、そうでしょうねえ。。。苦笑
でも、ほかのハウスメーカーよりも、「まず契約!」のタイミングが、かなり早い感じがしました。
なので、ちょっと怖くなって、やっぱりやめちゃったんですが。苦笑
でも、桧家住宅をやめた理由はほかにもあるんですよ。
それは妻が乗り気でなかったこと。
なんで桧家住宅をやめたか
妻が桧家住宅に乗り気でない理由。
その理由は今までに聞いた限りでは2つ!(少な!)
理由1
「ひのきやじゅーたーく♪」ってCMが嫌い。
当時やっていた桧家住宅のCMがなんか嫌だったらしいです。笑
んなアホな!!!!
理由2
桧家さんの断熱材って、発泡ウレタンという泡を吹き付けて固めるタイプのやつです。
どうもこのアワアワが嫌いらしいです。
って、今回の4回目家づくりの候補にも挙がったウィザースホームも発泡ウレタンで同じ断熱の仕組みだったんだけどなあ。
なんか、安っぽい感じがするとのこと。(うーん、そうかなあ。。苦笑)
と、以上が嫌いな理由らしく、まあ自分としては、よくわからん理由なのですが、まあ、生理的に桧家住宅さんが好きでないんでしょうね。苦笑
モデルハウスがイマイチだったとか、営業さんが微妙だったとか、そういうところもあるんでしょう。
でも、夫婦二人の家ですから妻が嫌だというなら仕方ありません。
ただ、妻がもしもOKだったとしたら、もしかしたら桧家でマイホームを建ててたかもしれません。
その理由が屋上リビング以外に、もう一つあるんです。
桧家住宅のパンフ(WEBサイト)のワクワク感はすごい
ハウスメーカーに行くと、たいがいパンフをくれます。
冷やかしだと思われて、パンフすらくれないハウスメーカーもありますけどね。
でも、たいがい何冊かパンフをくれると思います。
で、その時にどう思いますか?
このハウスメーカーで建てたいなあと思いますか?
だいたい各社とも同じような内容で、飽きませんか?
こう言っては失礼ですが、正直に言いましょう。
住友林業さん、積水ハウスさんの「パンフ」イマイチです。苦笑
普通です。
まあ、安心と信頼と高級イメージを与えるには妥当な内容かもしれませんが。
そんな中、「おっ!これは!」と意外にも目を引いたのは、ヤマダエスバイエルでした。
ここって意外とデザイン重視で格好良い家を提案してくるんですよ。
パンフもこだわりを前面に出してますから、「おおすごい!」って普通に思います。
これからは個性の時代ですから、これ重要です。
でも、断然パンフが優秀なのは、やっぱり「桧家住宅」なんですよね。
いや、優秀って言うか、自分の好みってだけかもしれませんけどね。苦笑
なにがいいかというと、パンフの中に、アイデアやオプションが価格込みでわかりやすく提案されているんです。
目安の金額まで入れてくれるのは親切ですよね。
例えば、屋上100万円、家事コーナー30万円とか。
ほかにも、中庭30万円とか、インナーガレージ150万円とか、書かれていたように思います。(スミマセン、金額はテキトーです)
そのオプションが全般的に手の届く価格帯に設定されていて、しかも、めちゃくちゃたくさんあるんです。
結果、あれもこれも欲しくなるんですけどね。
そんなのを見ていると理想の間取りと完成後の構想などなど、あれこれ思い浮かんで、ワクワク感が半端なくなってくるのです。
金額は乗ってませんが、桧家住宅のWEBサイトだけでも見る価値ありますよ。
これは、各社参考にするべきです!(って、偉そうでスミマセン。苦笑)
住友林業は契約後にオプションに気が付く
惜しいなと思うのが、住友林業です。
最初でこそ、住林では何が選べるのかよくわかりませんが、契約後にパンフがすごくたくさんでてきます。
下の写真は手元にあるものの一部です。
これでもすごいでしょ?
これ、もしも契約前とかに見ていたら、すごく感動して即契約しちゃうと思うんですけどね。笑
(もちろん、家づくりを面倒くさいって思っている人は逆にウンザリするかもしれませんが。)
「あれもこれも選べるんだー♪ 」って感じです。
選ぶ楽しみってあると思うんですよね。
それを満たしてくれます。
ひとつひとつは高くて手が出ないとか、そういうレベルでもありませんしね。
組み合わせによっては、個性のある家だって作れるわけです。
やっぱり、これからは個性の時代です。
飲食店だって単品で攻めるお店ってすごく増えてきましたよね。
パン焼きにとことんこだわったトースターとか、電化製品も個性の時代です。
ハウスメーカーも、個人のこだわりを満たしてくれるような工夫が必要ですよね。