1軒目の大工さんに建ててもらった家から、2軒目の積水ハウスさんの家に引っ越してみて、「やっぱり違うなあ。」と思ったことがあります。
とくに、断熱性、気密性、そして遮音性は、さすがだなあと思いました。
もちろん、1軒目の家は10年前の家ですから、差があるのは当然です。
なので、それを踏まえたうえでの「差」ということで、ご承知おきください。
目次
積水ハウスの家に住んでから風邪を引かない
そんなことがあるのかとお思いでしょうが、本当です。
1軒目の家に住んでいたときは、季節の変わり目に風邪を引いてしまうことがよくありました。
回数でいえば、年に2~3回程度でしょうか。
「ヤバイ、風邪かな!?」という前兆は年に何回か、たくさんありますが、葛根湯を飲んで寝れば、ほぼ翌日は健康な状態に戻っています。
でも、たまに風邪が酷くなっちゃうときがあるんですよね。
そこは自営業の宿命で、熱が出ても納期があるので仕事はしなければなりません。
いやあ熱がある時って、ホント、辛いですよねえ。
それでもさらに酷い時は、さすがに寝込んでしまうのですが、でも、それは数年に1回あるかないかです。
さて、積水ハウスの家に引っ越してからというもの、状況は一変しました。
今の今まで約3年、寝込んでしまうこともなければ、熱の出るような風邪もひいてません。
そもそも、「ヤバイ、風邪かな!?」という前兆すら、年に1、2回程度です。
田舎から環境(空気)の悪い町中に引っ越してきたのに、こんなに健康だなんて、いろいろ考えましたが「家」のおかげとしか考えられないのです。
積水ハウス(シャーウッド)の気密性
風邪を引かなくなった直接の原因として、気密性の高さがあるのかなと思っています。
でも、さすがに気密性は一条工務店には負けると思いますけどね。
一条工務店のモデルハウスに行ったことのある人なら経験したと思いますが、かなりの気密性の高さです。
どれくらいすごいかって、玄関ドアが閉まらないんですよ。笑
「そりゃ困る!」ってお思いでしょうが、もちろんゆっくり閉めれば普通に閉まります。
素早く閉めようと思うと、気圧で閉まらないのです。(ピンとこない人は、一度体験するのが良いと思います。笑)
でも、果たしてそこまでの気密性が必要か?とも思うんですよね。
積水ハウスって、あまりこれといった個性がないんですが、それって裏を返せば、すべてに優れたゼネラリスト型の優等生住宅だとも言えるんですよね。
なので、気密性も十分に高いのです。
とくにウチの場合は、どうしても1件目と比較してしまいますから、(大工さんには申し訳ないのですが)、気密性は雲泥の差です。
しかも、24時間換気システムのフィルタ越しの空気なので、国道沿いの排ガスやウイルスなど汚染された空気も入ってきません。
この丸っこい、でかい機械が24時間換気のフィルタで、各階にあります。(ちょっと不細工で邪魔ですが…。苦笑)
冬は床暖房だけでOKの断熱性
さて、次は断熱性ですが、やっぱ積水ハウスって断熱性が得段優れているかと言われれば、それほどでもないらしいんですよね。
でも、そこは優等生ですから当然、満足のいくレベルの断熱性も持ち合わせているわけです。
それが一番あらわれているのが、冬に床暖房だけで過ごせることではないでしょうか。
前回も書きましたが、積水ハウスの営業さんも下手なこと言えないと思ったのか、最初はこう言っていたんです。
「冬は床暖房だけでは厳しいと思いますので、エアコンを併用する前提で考えた方が良いです。」
でも、住んでみたら、まったくその必要なしで、マイナス3度とかの極寒の朝でも春の陽気です。
もちろん、3階建てで普段は2階3階でくらしているということもあるのかもしれません。
それでも、冬にエアコンをつけたことが無ければ、床暖房の設定温度をMAXに設定したこともありません。
これには、「すごいなあ・・・。」と本当に感心してしまいました。
ちなみに断熱材はロックウールで、こんな感じで敷き詰められています。
遮音性…とにかくウルイサイ国道沿いの家
うちは自宅をオフィスにした都合で、比較的、通りの激しい場所に家を建てました。
なるべく目立つ場所に家を建てたかったのでそうしたのですが、これは過去のブログで書いたように失敗なんですけどね。
ウチの家の前の国道は、恐ろしく車の往来の激しい通りでして、まあ、昼はやかましいです。
家の外に出て会話をしようと思ったら、よく聞こえなくて聞き返すレベルです。
でも、一歩家の中に入ると、すごく静かなんです。
って、家の中でもうるさかったら困るんですが(苦笑)、でも、ここまで静かになるんだね、と感心するレベルです。
と、このように気密性・断熱性・遮音性ともに満足のいくレベルなんですが、あと少しだけアップする方法があります。
さらなる気密性・断熱性・遮音性アップのために
これは、あくまで「参考」ですが、いくつかご紹介します。
サッシの枠に換気口が付いているのをご存知でしょうか、
さらに気密性・断熱性・遮音性を高めたいと思ったら、ここも閉めちゃうのがベストです。(意外に効果があります。)
あと、キッチンのあるフロアには消防法だかなんだかの規制で必ず壁に換気口があるらしいです。(換気扇とは別です)
さらなる気密性・断熱性・遮音性アップのためには、そこも閉めちゃいましょう。
本来は閉めたらいけないんでしょうけど(苦笑)、冬はそこから冷たい風が入ってくることがあるので気になる人は閉めた方がいいと思います。
これをするだけで、けっこう効果ありますので、おすすめです。
(でも、自己責任でお願いしますね。苦笑)