犬小屋にも地鎮祭が必要か?

すみません、また今日もネタです。

前回の続きになります。

前回は愛犬タヌコさんのマイホームを、

住友林業で建ててもらうことに決定した話です。

でも、せっかく住林さんに犬小屋を建ててもらうとしたら、

やっぱり地鎮祭はやっておいた方がいいかなと思いますよね。

というわけで、以下、4コマ漫画です。

全部フィクションですよー。笑

 

タヌコ様邸の地鎮祭を執り行います

はい、以上です。

フィクションですからねー。苦笑

 

神主さんはいったい何を言っているのか?

ところで、上の漫画の中で語尾に、

「かしこみ、かしこみー」

って冗談で付けたりしたんですが、

前回は一条工務店の営業さんのセリフにも

「かしこみかしこみ」

と付けたことを覚えていらっしゃいますでしょうか。

まあ、覚えているわけがないと思いますが(笑)、

その時の営業さんが異様に悟った感じというか、

営業の神っぽかったんですよねー。笑

 

で、この「かしこみかしこみ」は何かというと、

祝詞(祓詞)の一部なんですよねー。

 

「かしこみかしこみ」とは何か?

神主さんが祈祷をするときに、

なにやらブツクサ言ってると思いますが、

あれを祝詞と言います。

 

祝詞っていうのは、仏教でいうところのお経なようなものだと、

僕は勝手に思っているんですが、

多分そんなこと関係者に言ったらすごい怒られると思うので、

絶対に言わないでくださいね。

 

とくに初詣の際に神社で御祓いを毎年うけたりすると、

たぶん神主さんの祝詞を覚えちゃうと思うんですよね。

「かけまくもかしこきいざなぎのー」から始まって、

とくにこの「かしこみかしこみ」という部分は最後に出てくるので、

印象に残ります。

 

正確には祝詞の中でもとくに最初に唱えてるのを祓詞と呼ぶのですが、

「かしこみかしこみ」は現代語のまま、「かしこまって」という意味です。

へー、ふつうー。

 

犬小屋に地鎮祭は必要なのか?

ところで地鎮祭って何のためにやるのか知ってます?

土地の神様に許しを請うためです。

 

そもそも、僕たちは、いや、日本国は「我が国の領土」とか言ってますが、

それは人間が勝手に決めた都合の良い話でして。

もともと誰の土地でもありません。

いうなれば、地球を作った人の土地であり、

まあ自然の恵みであります。

 

「国土」とか言っちゃってさらに、

「ここは俺ん家だ」とか言って人工物を載せちゃったら、

そりゃもう察するに土地の神様もご立腹のことでしょう。

 

そのために、

「なんとか頼みますよ、ここに家を建てさせてくださいよ」

というお願いをするための儀式なわけです。

 

当然、犬小屋であっても物置であっても、

そこに人工物を置くのであれば、

本来は許しを請わなければならず、

地鎮祭が必要なわけであります。

 

地鎮祭は無理してやらなくてもOKだと思う

が、前にも話しましたが地鎮祭というのは、

神道等の宗教的な考え方なので、

別にやらなくてもOKだと僕は思ってます。

 

実際、無神論者の弟はやってませんが、

母親に「地鎮祭もやらないなんて、そのうち悪いことが起こる!」

なんて言われて「不吉なことを言うな!」ってすんごい怒ってましたけども。

そういうこと言われたくない人はやってもいいかなと。

でも、人に言われてやることじゃないですしね。

 

まあ、地鎮祭など儀式的なものって心の問題というか、

気分の問題というのもあると思います。

僕も年始の神社での御祓いは気分的なものもあるんですが、

大好きな神社という場所がずっと維持されてほしいという思いもあります。

そこに信仰的なものはあまりありません。

ましてや「やらないことの恐怖」も皆無です。

 

自分で地鎮祭をやってもOKだと思う

つまり、別にやらないからって神様が天罰を与えるわけではありませんし、

逆に、その程度で天罰を与える神様なんて多分、

あんまし良い神様じゃないと思いますしね。

 

とはいえ、感謝の気持ちって必要だと思うんですよ。

「そこに住まわせてもらっている」という気持ちといいましょうか。

地鎮祭をやれば、感謝の気持ちを抱く契機になるだけであって、

その気持ちがあれば別に無理してやらなくても良いと思います。

 

ま、どうしても何らかの形を・・・というのなら、

土地の四隅に塩でも撒いておけばよいのではないでしょうか。

塩は昔から魔よけになると言いますしね。

実際、地鎮祭を家族だけでやった人もいるらしいですよ。

葬儀も家族葬とか流行ってますし、

型にとらわれない生き方ができるのが、

今の時代の良いところです。

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