自宅オフィスに必要なものと間取り

あけましておめでとうございます。

今年は家づくり計画も後半戦に入り、いよいよ完成・引き渡しの年です。

しかも戌年ということで、タヌコさんとコロリさんも喜んでいると思います。

今日は自宅をオフィスにするために必要なものや間取りについて、

実際に2009年から自営業(在宅ワーク)をしている自分の目線で、

様々な角度から検証してみたいと思います。

 

おしゃれな書斎をそのまま自宅オフィスにする

年末年始は特別番組のラッシュです。

昨年は大晦日の前日に「完成ドリームハウス」が放送されたのは嬉しかったですねえ。苦笑

そして年が明けて、「渡辺篤史の建もの探訪」も特番が放送されてました。

 

ところで、そういったお宅拝見番組で個人的に興味があるのは「書斎」です。

こういう番組に出てくる人は「こだわり」のある人が多いので、

とくに「書斎」が「おしゃれ」なんですよね。

 

書斎というよりも「趣味の部屋」っていうパターンもありますけどね。

みなさん、おしゃれに部屋作りをされています。

 

でも、よく考えると、自宅オフィスって、

ある意味、デスクとWifiがあれば、ことが足りてしまうんですよね。

だとしたら「オフィス」といっても大したことはなく、

書斎とほとんど同じなのです。

 

なので、自宅をオフィスにしたいと考えている人は、

あまり堅苦しいことを考えずに、

おしゃれな書斎を作れば良いという発想で良いのです。

書斎がそのままオフィスになりますからね。

 

ミーティングスペースの間取りと要否

さて、ウチの場合は、以前に住んでいた積水ハウスの新築を「自宅オフィス」化しました。

以前にも書きましたが、こだわりすぎて、オーバースペックでしたけどね。

 

まず、下の写真のように玄関から入ってすぐのところに、

4人掛けのテーブルを配置して打ち合わせスペースを設けました。

広さにすると4.5畳くらいはあると思います。

広くはないですけど十分な広さでした。

でも、実際には、ほとんど利用していません。

そもそも、僕の仕事の場合、お客さんは自宅に来ないのです。

ほとんど、自分が客先に出向くパターンです。

 

じゃ、なんでミーティングスペースなんて作ったかと言うと、

もしかしたら将来的に必要になるかなって思っちゃったんですねえ・・・。苦笑

 

ですので、結論からすればお客さんが滅多に来ない場合、

ミーティングスぺースは不要かと思います。

小さな事務作業(書斎)の部屋だけで十分です。

 

でも、万が一数年に1回くらいは客が来るかもしれないのでしたら、

作業部屋(書斎)は玄関のそばに作った方が良いかもしれません。

つまり、最悪お客さんを作業部屋に案内しちゃう方法ですねー。苦笑

または、リビングを応接に使うという手もありますが、

常に綺麗にしておかないといけませんので厳しいかもしれません。

 

作業部屋(書斎)の間取り

次は作業部屋、書斎の間取りについて。

まず、書斎の広さですが、2畳ほどあれば十分です。

 

もちろん、広くても大丈夫ですよ。

でも、あまり広いと気分が拡散して集中できないこともあるようです。

なので、適度な囲まれ感が合った方が良いかもしれません。

 

ちなみに積水ハウスの時は、3畳弱くらいの広さでした。

ちょっとわかりにくいですが、こんな感じです。

ここに3メートルくらいの長いカウンターデスクを配置しまして、

デスクの上には大きな本棚を並べました。

僕の場合は、本がとてもたくさんあったのです。

なので、もしも本が無ければ2畳くらいで十分収まったと思います。

 

引き出しのついたデスクは必須です

次は自宅オフィス、書斎に必要なものについて。

まず、デスクは必須です。

和室でも洋室でも大丈夫ですが、デスクは必ず用意しなければなりません。

もちろん、カウンターだけでも大丈夫です。

 

さらに、デスクがおしゃれだと書斎全体がおしゃれになりますので、

できれば良いものを選びたいところです。

でも、デスクを購入するにしても、カウンターをデスクにするにしても、

断然便利なので、引き出しは必須かなと思います。

 

もしも造り付けのカウンターや、引き出しの無いデスクを購入した場合は、

オプションで引き出しを付けるか、または、引き出しワゴンを別途購入してもOKです。

1万円~3万円くらいの範囲で買えると思います。

なぜ引き出しが必須かというと、

印鑑や通帳、名刺入れなどの小物をデスクに置きっぱなしにすると、

デスク上が混雑して作業スペースがなくなるだけでなく、

乱雑な書斎の様子は見た目にもよくないし、

仕事に対する集中力や効率にも影響するからです。

 

そんなときに小物はすべて引き出しにしまうことができます。

財布や鍵、そして重要書類などは引き出しの中にあった方が安心だと思いますし、

さらに、鍵をかけて保管することもできますからね。

 

造り付けの本棚があればベター

次に必要なものは、本棚です。

本棚は本や書類を格納するために必要です。

 

ペーパーレスの世の中ですが、

どうしても紙で保存しなければならないものもあると思います。

そんな時、それらをデスクの上に置くと邪魔ですから、

やっぱり本棚はあった方が良いです。

 

その場合、本棚は書斎のいずれかの壁面全体に、

新築時に造り付けてもらうのがベストです。

 

なぜなら本棚を別で購入しようとした時に、

サイズや色がマッチするものを探すのが大変なのと、

サイズや色の近いものを買ったとしても、

実際に配置してみたら妙に圧迫感と違和感が出てしまうからです。

実際、積水ハウスの時にそうでした。。。

やっぱり、造り付け家具の部屋との調和・自然さにはかないません

 

結局オーダーメイドの家具を買うのであれば、

最初から造り付けにした方が良いし、価格も変わりませんしね。

 

あと置き家具だと、地震などで倒れてくることもありますね。

地震対策でネジを閉めたり、ちょっとしたぐらつきを直すのに四苦八苦するなら、

やはり最初から造り付け本棚の方がラクです。

 

ちなみに本棚は、本や書類の収納だけでなく、

小物や雑貨などの収納にも使えます。

よくホームセンターとかで売っている3段の書類ケースなども、

棚の高さを調整すれば本棚にぴったりとおさまります。

また、100均などで売っているプラスチックのカゴや、

ケースなども本棚にぴったりと収まります。

このように本棚は多用途なのです。

 

自宅オフィスにはWifiよりも有線LAN

デスクと本棚があれば、あとはネット環境があれば十分かなと思います。

でも、家の構造や間取りによっては、

wifiが思ったように飛ばずに、なんだかネットが重いなあ。。。

なんてケースもあります。

 

なので僕の場合、wifiはテレビや音楽など遊びで使うものだけにして、

仕事では有線LANを使っています。

 

「どうも自宅のwifiに不安がある」という人は、

試しに、有線LANでPCにつないで仕事をしてみてください。

もしも、恐ろしくインターネットが速くなっていたら、

wifiを使い続けるのは仕事の効率に関わりますから、

有線LANに切り替えるか、wifi環境を再整備された方が良いかと思います。

 

個人的には、そこであたふたしてwifi環境を改善するくらいなら、

最初から有線LANを使った方が手っ取り早いかなって思ってます。

 

とくに出先などでwifiにイラっとすることが多い短気な人は、

最初から有線LANにしたほうがいいです。精神衛生上。笑

 

なので、自宅オフィスにする場合は、有線LANを自宅に張り巡らせるように、

設計士さんに依頼をしましょう。

 

例え、wifiを使うから不要だと思っても、

マルチメメディアコンセントをデスクの正面の壁に配置して、

さっと有線LANが引けるようにしておきましょう。

 

ちなみに最近は短くて線の細いおしゃれなLANケーブルや、

超小型のおしゃれなハブも売ってますから、

有線LANでも「見た目」的にスッキリさせる工夫は可能です。

 

マルチメディアコンセントやスイッチ類を集中させよう

あと、電話やTVも場合によっては必要でしょうから、

デスクのそばにマルチメディアコンセントは必須です。

場合によっては複数あっても良いかと思います。

 

あと、業界によってはFAXを使うこともあります。

今どき、FAXなんて使うの?って言う人もいるかと思いますが、

使っている業界は2017年現在で、まだ意外にありますので、

念のため用意して置いたほうが無難です。

この前も、まちがいFAXが届きました。

内容は、スーパーマーケットの野菜の発注でしたね。。。苦笑

あぁ、まだ生鮮の小売業界はFAXが主流なんだなあと思いました。

 

それから、ふだん、ほとんどデスクにいるってパターンの人の場合。

ドアホンやセコムなどのモニタもデスクの前にあると便利です。

 

それから、来客があった場合の、電子キーの開錠ボタンとか、

スイッチ類も書斎に集中させて設置するのをオススメします。

 

書斎を自宅オフィス用途で使う人や、長く書斎にいる人は、

書斎がコントロールセンターみたいになっていた方が便利です。

なんとなく「秘密基地」感もあって面白いですしね。

 

というわけで、以上が僕が書斎を作るのに考えたことです。

ご参考になれば幸いです。

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