オープン外構で目隠しするには?

外構をどうしますか?という話になる時、大まかに方針を決めます。

その時に、オープンにしますか?クローズにしますか?的な話題になるんですが、まあ、自分の場合はクローズです。

これ、ハッキリ言って、性格出てます。苦笑

 

クローズド外構って人間の本能でしょ?

大まかにオープン外構とクローズ(ド)外構ってのがあるらしいのですが。

最近は防犯やコストを考慮して、オープン外構が流行ってますという話もよく聞きます。

でも、誰でも入ってこれるような庭にするのって勇気が必要です。

もうここで「勇気が必要」って思うこと自体、オープン外構には向いてないんだと思いますけどね。苦笑

ところで、家に犬(タヌコとコロリ)がやってきて以来、自分って、犬に似てるなあと思うことがけっこうあります。

自分って、動物の本能が強いなあって思うんです。

いや、もしかして人間ってみんなそうかもしれませんが、こんな本能的欲求ってありませんか?

 

・徒歩、または車を運転中に角を曲がって人や車に出会うと、異常にビクッとする(素早い防御態勢)

・一定の人口密度以上の場所に来ると固まる・不快(攻撃から身を守る体制)

・隅っこや囲まれた場所が好き(敵から隠れる壁があることの安心感)

・広い公園で周りに人がいると、走り回りたくなる(威嚇と縄張り意識)

 

以上は、ほんの一例ですが、他にも人間の子供を見て「人間って犬と同じじゃん!」って思うこともよくあります。笑

となると、やっぱり本能に素直に従うと「クローズド外構」しかないよなあと思うのです。

 

しかし、クローズド外構は高い!とくに目隠しフェンス…

しかし、前々から書いている通り、クローズド外構は高いです。

平屋プランの時、フェンスや塀をカッチリ作って、それなりに外観を整えようとしてました。

しかし、塀も目隠しフェンスもすごく高価です。

あっというまに予算オーバーです。

 

もちろん、そこまで価格の高くないフェンスもああります。

でも、すこしコストダウンしたフェンスになると、今度は目隠し用途が薄れてくるんです。

フェンスの金額って言うのは、やっぱり使っている金属(アルミ?)の量に比例するらしいです。

だからと言って、リクシルのこんな金属っぽくないタイプのフェンスでも、高いですけどね。。。

和風なら竹のフェンスもいいなあって思っても、1Mでこの価格。。。

 

住林のメッシュフェンスは2M、取り付け込みで6000円くらいだったかな?

余程、「竹がいい!」ってことなら止む無く採用するんですが、フェンスにそこまでの「こだわり」はないので、ちょっと躊躇します。

 

狭い土地ならオープンも効果的だが

となると、もう思い切って勇気を出してオープンにしようか?

って作戦も考えたんですけどね。

でも、オープン外構って、狭い土地だからこそ効果を発揮するわけでして。。。

 

というのも、狭い土地をクローズしちゃうと、余計に狭く感じるんですよ。

オープンにして敷地外の風景・世界と庭を一体化することで、狭い土地だけど、空間の広がりを感じようというのがオープン外構のメリットなわけです。

実際、ウチはオープン外構です。

これ、まだカーポート屋根を付ける前の状態ですが、まさに「オープン外構」です。(土間コンが白い! )

これが最終的に手を入れてこうなるんですが。

オーバードアが付いたことで若干クローズ感は出ました。

でも、本能的・心理的な安心感は、めちゃくちゃ高まりましたけどね。

ここがポイントです。

 

洗車中に人目が気にならなくなった

このオーバードア(跳ね上げ門扉)は実は、三共アルミの特注品ですが、当初はもっと目隠し要素の強いものを選択したかったんです。

よく見ると、木の板が6本ですが、8本くらいあるタイプがほしかったんですが、重さの都合でNGだったんです。

(やっぱ、横板が増えるほど重さも増えるのですが、6本でさえ実は限界ギリギリの特注なのです。。。)

というのも、このオーバードアは電動なのですが、三協のこのタイプのものはモーターが1つしかないのです。

リクシルのオーバードアは2つのモーターでパワフルなんですが、その代わりサイズが少ない。

三協アルミではサイズはあったのですが、特注扱いだそうです。

 

でも、メリットがあります。

洗車する時に、オーバードアを閉じて洗車すると、すごく落ち着くのです。

なぜかというと、洗車する際にオーバードアが開いていると、視線が気になるんです。

洗車してると、歩行者や車に乗っている人がちらっと振り向くんです。

信号待ちとかで渋滞になっている時は100%見ますね。苦笑

こちらは、オーバードア開けっ放しの時です。

それが結構気になっていたんですが、オーバードアを閉じていると、まったく視線が気にならないのです。

気のせいかもしれませんが、振り向く人も減った感じがします。

これだけスカスカな感じのオーバードアなんですが、不思議です。

スカスカでも、囲まれているってだけで、すごく安心感があるんです。

 

そこでメッシュフェンス登場! これセミクローズド外構っていうのかな?

さて、そこで登場するのが、住友林業緑化のメッシュフェンスです。

いや、まあ、どこでもメッシュフェンスくらい売ってるんですけどね。苦笑

いちおう、メッシュフェンスと言えども、住友林業緑化という名前が付いたほうが安心感がありますしね。

なので、住林緑化さんのもの(↓)を設置してもらう予定です。

こういった、いちおうフェンスで囲うけど、スカスカで丸見えなフェンスを設置するパターンを、セミクローズド外構って呼ぶらしいです。

まあ、よくわかりませんが、オープンとクローズの中間的な位置づけなんでしょうね。

でも、いちおうフェンスがあることで、心理的な安心感が得られるんですよね。

ここから外敵は入ってこれないっていう本能的な安心感です。(外敵ってなんだ?)

 

それでも隠したい部分は垣根を重ねる

しかし、車庫周りとか、もう少し外から視線を遮りたい必要がある場所はどうするか。

これは、メッシュフェンスの内側に、さらに樹木を植えることで対応しようかなと思っています。

こんな感じです。

どうでもいいですけど、ウチの外構パースっていつもこの年式古そうな車がサンプルで入っています。

昭和の分譲地って感じが出てしまってますが、外構さんの趣味なんでしょうか。笑

 

まあ、それはさておき、「メッシュフェンス+垣根」で、目隠しをすれば、足りるかなと。

また、極端な話、垣根は自分で設置できます。

なので、最悪の予算ピンチの場合、コスト削減にもなるのかなと思っています。

もちろん、予算の範囲で垣根もすべて施工してもらえると一番いいんですけどね。

まだまだ調整中です。。。

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