ついに待望の新居への引っ越し。
都会犬のタヌコさんも、ついに田舎にやってきてしまいました。
まあ、タヌコさんの生まれは「ど田舎」という噂もありますが。。。汗
それはさておき、タヌコさんが「大ピンチ」に陥った話です。
目次
大好きな公園に、命の危険があったなんて!
引越前、いつも散歩に行っていた公園。
少し遠いけど、とてもお気に入りの公園でした。
毎日タヌコロたちを車にのせて、はるばる公園まで散歩です。
贅沢な犬どもです。笑
でも、海の近くだし広いし、とても良い雰囲気なのです。
心が洗われる感じ。
しかも、猫だらけ。笑
実はボクは元々「猫派」なのです。笑
野良猫たちを見付けるたびに、こうして写真を撮ってました。
こういうのを予知夢と言うのだ!!!
ある日、こんな夢を見ました。
いつも行く公園の中の散歩道をぐるりと一周しています。
公園の一番奥の方には小さい芝生の山があります。
その山の近くまで来た途端に、タヌコさんが真っ二つに割れてしまったのです!
胴体のところから真っ二つです!!
ボクは悲しくて泣きまくってたら、そこで目が覚めました。
嫌な夢を見たな。。。
それ以来、その山の近くになると警戒するようになりました。
思えば、山の近くには犬にとって「毒」であるアジサイが咲いてました。
毒だと知らなかった時、普通に写真を撮ってました。。。
あぁ、タヌコさんがカジらなくてよかった・・・。怖
きっと、アジサイに気をつけろって予知夢だったんだ、と思うことにしました。
な、な、なんと! 猫が犬にかみついた!
さて、夢のことはすっかり忘れるくらい時が経ちました。
この公園は、野良猫たちに餌やりをするボランティアの人たちがいます。
その時は、ちょうど、ボランティアさんが野良猫たちに餌をやってました。
猫たちがたくさん集まってました。
タヌコさんは好奇心が旺盛なので、猫にちょっかいを出そうとします。
いつものように、リードを引っ張ってタヌコさんを猫から離します。
そして、猫たちの群れを通り過ぎた時。
ボス猫が急にとびかかってきたのです!
下は別の日の写真ですが、奥の手前がボスです。
でかいでしょ?笑
でもその時は、ボス猫だけでなく、四方八方からボス猫の子分たちが飛び掛かってきたのです!
合計で、3匹くらいいたでしょうか。
右から飛んで来てガブリ!
左から飛んできて来てガブリ!
後ろからガブリ!
これ、まさにジェットストリームアタックです。(いや、冗談じゃなくホントに)
素早くて、僕も一瞬「呆然」。
ボランティアの人も猫たちに「やめなさい!」って叱ってましたが、
でも、僕と同じく「ビックリ」して茫然とした感じでした。。。
予知夢!? この場所、夢で見た場所じゃん!
タヌコさんはビビッてキャンキャン鳴いてしゃがみこんだので、
やっと抱き上げてその場を去りました。
いや、こんなことは初めてです。。。
こういう場合どうしたら良いのだろう。
見る限り、とくに出血はしてないようです。
まずは妻と相談したのですが、血が出ているわけではないし、猫も威嚇しただけではないかと。
ちょっと様子を見ようかということになりました。
でも、1時間後くらいでしょうか。
すっかり忘れていた、あの夢を、ふと思い出したんです!
タヌコさんが噛まれた場所、なんと、夢で見た山のところだったのです!
もう鳥肌が「ゾゾゾゾゾゾー」っと立ちまくりました!!!
これはヤバイ、やっぱり獣医に連れて行こう、すぐに!
獣医さんの見解「野良猫にかまれたら最悪、死ぬよ」
さて、獣医さんに連れて行って大正解でした。
野良猫にかまれて死んだという犬が多発しているそうで。
そこの病院にも猫にかまれて死んだというケースが最近いくつかあったそうです。
つまり、猫の持っている病気が犬に感染するそうで。
犬が重篤な病気になるケースがあるらしいです。
(しかも、人でさえ野良猫に噛まれたら、けっこうヤバイらしいです。子供とかね。)
まあ、ボランティアの管理している猫なら予防注射をしていると思うけど、でも、その保証はないですからね。
いちおう、検査したら噛まれた跡が数か所あったらしいです。
タヌコさんは体毛がフッサフサなのでまったく気が付きませんでした。。。
やっぱり、獣医さんに診てもらって良かったです。。。
消毒したり、抗生物質とかの薬を飲ませたりして、応急処置は完了。
自宅に帰ってからも数日は薬を飲むことになりました。
これは、もう「予知夢」としか言いようがありませんでした。。。
一部の飼い主さんが野良猫を避けてた理由が分かった
しかし、野良猫がこんなに危険だなんて知りませんでした。
いつも、写真をパシャパシャ撮ってました。
公園の野良猫は人間に慣れています。
でも、人になついていても、犬に対しては別です。
時と場合によっては、今回のように非常に攻撃的になるのです。。。
ところで、公園に散歩に来る一部の人は、ぼくのように公園をくまなく一周するような散歩ルートをとりません。
海側のコンクリート側だけを通って散歩している人が、たまにいて、きっと海が好きなんだなと思ってました。
でも、違うんです。
よくよく考えると、そういう人たちは、猫がいるルートを見事に避けているのです!
ある大型犬の飼い主と仲良くなったのですが。
その人も(今思うに)猫がいる場所をキッチリ避けて散歩していたのです。
そういえば、「猫に餌をやってる人がいるから困ったなあ」なんて言ってたことを思い出しました。
正直その時は、「猫が嫌いなのかな?」程度の認識でした。苦笑
でも、野良猫は病気を持っているかもしれないんだよってことを言いたかったのかもしれません。
いや、ほんと、タヌコさん無事でよかった。。。
みなさん、野良猫には気を付けましょう!
でも、ボランティアの人たちは、応援してますよ!
頑張ってね!