初めてバラの冬剪定をやってみた!

2月に入りました。

相変わらず暖冬な感じですが、前回の予告通り、

初めてのバラの冬剪定をやってみました!

今日は、「え?本当に大丈夫?」と思いつつ、

ビクビクしながらの素人の冬剪定の様子を、

皆さまにお届けいたします。笑

 

冬剪定しないと花数が減るが樹高の問題も…

まず最初に少しだけ「おさらい」です。

なぜバラの冬剪定をするかというと、

春にバラを勢いよく咲かせるためです。

 

冬のうちに枝を短く切っておくと、

春に切ったところから勢いよく新しい葉っぱや枝が伸びて、

花もたくさん咲くという仕組みだそうです。

 

ただ、その時思ったのが、ウチのバラは高さがイマイチでして、

もう少し枝を伸ばしたいなあと思っています。

なので今回、希望の樹高になるまでは、

バッサリ切らないでおこうと思っています。

 

プリンセスチチブはツボミがいっぱい

ところで、我が家ではバラを京成バラ園で購入しましたが、

購入後まもなくバラの花が綺麗にたくさん咲いて、

しかも、冬まで楽しませてくれました。

 

花がたくさん咲いたのは、もちろん大苗の(ある程度成長した)バラでして、

マヌウメイアン、プリンセスチチブ、プリンセスアイコの3つです。

とくに、プリンセスの二人は長く咲いてくれていました。

さすがプリンセス。笑

 

まずプリンセスチチブですが、冬になってもツボミがバンバン出てきまして、

冬剪定をする前の状態はこんな感じ。

まだ、これから3つ4つ、花が咲いてくれます。

でも葉っぱがだいぶ落ちてますし、

そろそろ終わりかなって感じですね。

というわけで、バッサリとやってしまいました!

バラの冬剪定について調べると、樹高の半分くらいか、

または3分の2くらいになるまで枝を落とすと書かれています。

でも、もう少し樹高がほしいので、

4分の3くらい?に枝を落としてみました。

あとは、縦に伸びた枝や、重なる枝を落として樹形を整えました。

 

プリンセスアイコは花盛り?

さて、次はプリンセスアイコです。

こちらも、まさに花盛りって感じで、

冬になっても常に2,3の花を咲かせてくれていました。

アイコさんの方がチチブさんよりも、

まだ葉っぱが多く残ってる印象です。

とはいえ、こちらも葉っぱが落ちてきましたんで、

そろそろこの辺でバッサリ!

こちらもチチブさんと同じように、

だいたい樹高の4分の3くらいで枝を落としました。

 

というのも、我が家ではこのお二方は、

上の写真の通り、階段の両サイドを挟んで植わっているのです。

なので、両者の樹高はそろえておきたいのです。

言ってみれば両手にバラ的な感じです。笑

 

まだ葉が多いマヌウメイアン

さて、次はマヌウメイアンです。

こちらは、なんとも葉がびっしり。

今回は、前回のブログにも書いた通り、

葉は落とさない方針で剪定しようと思っていましたので、

葉は落とさずそのまま。

 

ただ、プリンセスの2名は黒星病があったり、

ちょっと揺らしたり、ポンと叩くと葉が落ちたりで、

結局は葉っぱがほとんどなくなってしまいました。

でも、マヌウメイアンは揺らしても叩いても葉は落ちません。

なので、こちらも枝を少し短く剪定して、

邪魔な枝を落とす程度で終了。

こっちも、もう少し樹高を高くしたいと思ってます。

 

ミニバラもついでに冬剪定(笑)

さて、次は鉢植えのミニバラです。

オマケです。

ミニバラは枯れても精神的ダメージが少ないので、

ちょっと実験してみようと思います。笑

 

まず、2年目のミニバラですが、この通り葉が落ちて、

花もパラパラと咲いてる状態です。

先ほどのプリンセスたちと状態が似てますね。

なので、こちらも同じように剪定。

ただし、樹高は半分くらいになるように短く剪定しました。

ご覧の通り、2株ありましたので、

右側はかなり短めに剪定、左側は長めの剪定で、

春にどうなるかを見比べたいと思います。

 

次は、ちょっと種類の異なるミニバラで今年買ったもの。

こちらは、なぜか葉っぱがたくさんあって、

ツボミもいくつかあるという冬とは思えない状態。

なので、こちらは剪定しないでおこうと思いました。

春にどうなるか楽しみです。

 

小苗のバラは大きくなるまで様子見です

最後は、小苗で購入した、まだ子供のバラたちです。

6株ほどあります。

こちらは「つる性」ってことになってるけど、

まだ子供だからか、なぜか真っすぐ伸びつつあるバラです。

これは、まだ花は期待してないので、

そのままにしておこうと思います。

次は、立性のバラの小苗たち。

これも、大きくしたいので、そのままにしておきます。

「株を育てるためには葉っぱを増やせ」と教わったので、

冬剪定はせず、そのままにしておきたいと思います。

(って、それは正解なのかな?)

でも上のように台風で折れちゃった小苗なんか、

いまだに樹高が30cmもないので、

選定せずでも仕方ないかなーと思ってます。

まあ小苗連中は来年の秋くらいに、

パーッと咲いてもらおうと思っておりますしね。

 

ドラゴンズの根尾ではないですが、

新人は焦ったらダメです。笑

 

切り落したバラのつぼみを生けてみた

さて、こうしてバラの冬剪定も無事に終了。

しかし、気になるのは切り落とした花やツボミです。

そのまま捨てちゃうには、かなりもったいない。

というわけで、妻に生けてもらいました。

既に咲いているのはプリンセスアイコです。

ツボミの状態の花はプリンセスチチブです。

 

ちょっと枝が短かったですが、

なんとか小さなグラスに生けることができました。

でも、こんな状態でバラの花は開花するのでしょうか。

はい!

なんと、花が開いてきました!

外で咲く時はこんなに早く開かないんですが、

生けたからでしょうか、部屋が暖かいからでしょうか、

翌日には上のような状態。

そして、二日目の朝がこちら!

いやあ、こんなに綺麗に開花するんですね。

生け花っていうだけあって、やっぱ生きてるんですねえ。

ちなみに、その二日目の夕方にはこの通り。

完全に開いちゃいましたね。

タヌコさんもバラの香りにうっとりしているのでしょうか?

というわけで、冬剪定して切り落とした花やツボミも、

こうして生けることで楽しめますので安心ですね!

思ったよりも楽しい冬剪定、あとは春を待つだけです。

ハラハラドキドキです。

Twitterでフォローしよう