コンセントの位置と数について

住林さんの新居2年目を迎えまして、

書斎の電子機器関係のコンセントがゴチャゴチャになってきまして、

なんとかしたいなあと思っているようこの頃。。。

 

ところで、コンセントやスイッチ関係は、

もはや新築時の定番とも言える検討ポイントです。

我が家の場合も事前に時間をかけて検討しました。

また、コンセントの設置は比較的安価ですから、

ほしい場所にはすべて取り付けるというポリシーでした。

なので現状、さほどコンセントの位置や数に不満はありません。

 

今日は、我が家のコンセント配置を踏まえまして、

自分なりの配置のポイントをご紹介したいと思います。

そして、書斎のコンセントの件も含め若干の後悔ポイントもご紹介します。苦笑

 

コンセント設置の基本的な考え方

基本的に、ハウスメーカーで打ち合わせをすれば、

設計士さんの方であらかじめベターな位置に、

コンセントを設置してくれると思います。

 

ただ、ハウスメーカーによっては、

コンセントの数は「一部屋2つまで」とか、

2畳で1つ」とか標準装備が決まっているケースもあると思いますが、

個人的には、さほど高価なものではないので、

オプション価格になっても、たくさんつけた方が良いかと思います。

 

我が家では、原則として以下のポイントに留意して配置しました。

 

・部屋の4隅に配置(基本の配置

・電化製品やオブジェを置くだろう位置に追加配置

・人が長時間滞在するだろう場所に追加配置

・カウンター的なものがある場所に追加配置

 

これでおおよそカバーできるかと思います。

※「 4隅に配置」と言っても確実に不要ならカットします。

 

忘れやすい部屋別のコンセント配置

基本的なコンセントの配置が終わったら、

各部屋ごとに実際の生活などを想像しつつ、

具体的なシミュレーションをしてみます。

その際、忘れやすいなと思ったものをピックアップします。

 

玄関

・玄関ホールに掃除機用コンセント

・玄関土間にクリスマスツリーなどオブジェ用コンセント

・シューズボックスの上に空気清浄機またはオブジェ用コンセント

・シューズクロークの中に除湿器や充電用コンセント

 

リビング

・リビングテーブルの下にスマホやタブレット充電用の床付のコンセント

・壁面の任意の場所にサラウンドスピーカー用コンセント

・天井または任意の位置にプロジェクター用コンセント

・ロボット掃除機の基地用コンセント

・季節により出し入れする家電用のコンセント

 

納戸(リビング収納)

・スティック掃除機用のコンセント

 

キッチン

・シンクとコンロの間の作業スペースのミキサー用などのコンセント

・シンク裏の排水管の横あたりに浄水器用のコンセント

・キッチンカウンターの長さに応じて等間隔でコンセント

ダイニング

・ダイニングテーブル付近にホットプレート用のコンセント

 

寝室

・枕元に照明、スマホ充電用のコンセント

 

WIC

・除湿器、空気清浄機用コンセント

・モデムやルーター用のコンセント

 

書斎

・デスクの下にUPSなど床置き機器用のコンセント

・デスク下の奥にケーブル収納棚を作りそこにコンセント

・デスクやカウンターの長さに応じて等間隔に複数のコンセント

 

階段

・踊り場辺りに掃除機用のコンセント

 

洗面所・洗面カウンター

・壁面に扇風機用コンセント

・洗面カウンターに卓上扇風機、お風呂TV充電用のコンセント

・洗面壁面収納内に電動歯ブラシ用のコンセント

・セラミックヒーターなど小型暖房器具用コンセント

 

トイレ

・手洗いカウンター上に空気清浄機、芳香剤、オブジェ用コンセント

・セラミックヒーターなど小型暖房器具用コンセント

 

バルコニー・テラス

・掃除機、高圧洗浄機用コンセント

・クリスマスツリーやイルミネーション用コンセント

 

庭・カーポート

・クリスマスなどのイルミネーション用コンセント

・電気自動車用コンセント

・車内掃除のための掃除機、高圧洗浄機用コンセント

・電動芝刈り機やブロワー用コンセント

 

コンセントの口数を増やす際の注意

コンセントの位置は決まったら、

次はコンセントの口数を決めます。

 

例えば、リビングのテレビ周辺など、

電化製品が集中する場所は1か所当たり、

4~8個くらいの口数にします。

そうじゃないとタコ足配線になってしまうからです。

 

でも、だからといって6つも8つもあるコンセントに、

たくさんの電化製品のプラグが刺さり、

複数のコードが出ている絵も美しくはありません。

 

例えば極端な例で恐縮ですが、

テレビボードの場合、こんな感じでまとめるのであれば、

テレビボードの左右に分散させた方がいいですね。

もちろん、真ん中あたりに分散しても良いかと思います。

やはりコンセントが集中すると、見た目うざったいだけでなく、

コードも絡まりやすくなりますからね。

 

コンセントを増やさずケーブルボックスを使う方法

リビングのようにコンセントの口数が多く必要な場所は、

テレビ周りのように電化製品が多い場所でもあるのですが、

他にはキッチンカウンターなどもそうですね。

電子レンジやトースター、炊飯器、コーヒーメーカ―等々。

 

後我が家では書斎もかなり電気製品が集中します。

もちろんコンセントについても書斎は多めに設置したのですが、

さすがに限界があるんですよね。

パソコン3台、スマホ2台、タブレット、ルーター、

ハブ、UPS、HDD、スピーカー、、、

挙げていけばキリがないくらい多くのIT周辺機器が出てきます。

 

これだけのものを壁付けのコンセントにプラグを指すと、

見た目がコードだらけで酷い有様になってしまいます。

なので必ずしもコンセントの数を増やせばよいってものでもないんです。

 

なので、僕の書斎にはケーブルボックスを複数使っています。

といっても、これも苦肉の策ですが、

まだ、こうして隠した方がスッキリ感が出ます。

ちなみにケーブルボックスの中はこんな感じ・・・。

アダプターなども格納できるので便利です。

このアダプターが壁のコンセントにたくさん刺さってる絵は、

ものすごく雑然としていますから、やはりケーブルボックスが最善かなあと。

まあ、ケーブルボックスもいろんな種類がありますけどね。

 

なので本当は、ハブとかLANケーブルもケーブルボックスで隠したいんですけどね。。。

でも、これらを隠すために、さらにケーブルボックスが増えると、

それもまたゴチャゴチャしますし、もう諦めています。。。

 

デスク下にケーブル収納棚とコンセントを作る

そこで思ったのが、デスクカウンターの下に、

ケーブルを隠すための棚を作ればよかったなと。。。

こんな感じのイメージです。

絵がイマイチなのですが、イメージ湧きますかね?

上の図で言うと、カウンターとケーブル収納棚の間の壁にコンセントが来ます。

カウンターにはコード用の穴を開けておけばOKです。

 

ちなみに、以前住んでいた積水ハウスの家のカウンターデスクは、

置き家具でしたから、このコード収納棚が付属してたんですよね。

今回の新居の住林さんの場合は、造り付けカウンターなので、

最初に指示をしないといけませんが、

そこまで気が周らなかったのです。。

 

でも、一応うちのカウンターデスクにはコードの穴と、

カウンター下にコンセントがあるので、次のように工夫は可能です。

ただ、床とカウンターまでの間がコードだらけになっちゃうので、

いくら見えない場所でも微妙だなと思い採用してないんですけどね。。。

 

長さに応じてコンセントも増やす

もうひとつ思ったのが、キッチンカウンターや、

書斎のカウンターデスクなど、横に長いスペースであれば、

左右にコンセントを配置すれば足りるかなと思いがちですけども、、

でも案外、真ん中に電化製品を置くことってあるんですよね。

必ずしも左右どちらかに寄せるわけでもないのです。

 

であれば、なぜ思い切って等間隔に分散しなかったかなって・・・。

あまりにコンセントを配置し過ぎるのも格好悪いですが、

どうせ電化製品で隠れてしまうのですから問題なかったなと。。。

今になって思えば、細かい部分ですけど後悔かなと。苦笑

 

コンセントの位置の変更・後付け

最後に、コンセントを付け忘れてしまった場合ですが、

そんな時でも安心してください、コンセントは後付けが可能です。

(もちろん位置により配線が取り出せない場合もありますが。。。)

 

我が家も1か所だけ後付けしました。

以前に下記ブログで、その時の話を書きました。

とはいえ、2~3万円ほどかかった記憶がありますので、

かなり割高になってしまいますし、やはり後付けは最後の手段ですね。。。

 

まあ、この時は図面を見て付いているはずだと思ってたら、

引き渡し後に付いてなかったことが発覚したという、

残念なケースでしたけどね。。。苦笑

 

というわけで、今回はコンセントの位置とその数についての話でした。

ご参考になれば幸いです。

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