我が家で採用した床材のご紹介(写真多めで恐縮です)

徐々に暖かくなってきました。

しかし例年3月が近づきますと鬼のように忙しくなりまして。

この前の三連休から仕事ばかりしてます。。。

皮肉なもので、暖かくなって「さあこれからガーデニングだ!」

という季節になると、忙しくて動けなくなるという毎度のパターンです。苦笑

 

でも、でも!

初めて植えた沈丁花も、ついに咲き始めましたからねー!

小さい花が少しだけ開いただけですが、既に香りがすごい!

と、毎朝、庭を見て回るだけでも楽しいですから、まあ良しとしましょう。。

 

さて、今日は、我が家の細部をご紹介。

WEB内覧会ではザックリとご紹介させて頂いておりましたが、

細かい部分をかなり端折っていたので、改めてご紹介です。

「これでもか」というくらいに写真多めでご紹介します。笑

 

LDKは「オークなぐり調挽板フロア」のミディアムブラウン

まず最初は、LDKです。

採用したのは、オークなぐり調挽板フローリングのミディアムブラウン色です。

まずは、iPhoneで可能な限り接写した写真をどうぞ!

うーん、非常にわかりにくい・・・。苦笑

「なぐり調」というのは、「浮造り加工」とも呼ぶらしいですが、でこぼこのある床の仕様です。

LDKはタヌコロ(犬)たちが動き回るので、滑らないようにデコボコのあるフローリングにしたかったのです。

実は、遠目で見た方がデコボコがわかりやすいんですけどね。

こちらは既出ですが、引き渡し前の写真です。

が、入居後に気が付いたんですが、このデコボコは木目に沿っているわけではないんですよね。

けっこう規則的だなと思って、よーくみたら木目に関係なくデコボコになってました。苦笑

とはいえ、そこはまったく気になりませんけどね。

デコボコ部分だけでなく、木目自体もしっかり浮き出てるんです。

つまり、デコボコよりも木目模様の方が雰囲気を出してくれているのです。

このオーク挽板なぐり調フロアは、設計さんいわく、無垢材よりも単価が高いとのこと。

あとで紹介する2階の栗の無垢材よりも高価らしいです。

(もちろん種類によって、もっと高価な無垢材もあります。)

 

厚さも、通常のフローリングは12mmなんですが、なぐり調は15mmです。

デコボコがある分だけ、3mm厚いのです。

ちなみに、デコボコがあるといっても、すべりますけどね。

タヌコもコロリもツルツルすべっていますが、普通に歩けます。

実際、タヌコは走ってます。笑

というのも、この前もちらっと書きましたが、表面は艶消しの「ウレタン塗装」になっているからです。

なので、表面を触っても、木のざらざらした感触はありません

すべるのはそういう理由です。

 

でも、ウレタン塗装でコーティングされてますから、

水とか即・吸収されちゃうとか、そういうことがないのが安心材料。

 

いちおう、ワックスについては先日書いた通りです。

専用のワックスがありますので、それを塗ってもいいんですが、

我が家は面倒なので塗らないことにしました。笑

(まあ、傷がついてどうしようもなくなったらワックス塗って誤魔化そうかなって思ってますが。。。)

もちろん、普段の手入れは必要です。

砂埃やゴミがあると細かい傷だって付いて、そこに汚れも付着しがちになりますから、

掃除機だけでなく拭き掃除も時には必要ですし、清潔にしておくことに越したことはありません。

ちなみに、クイックルワイパーや水拭きもOKですからね。(住林アフターさんお墨付きです)

 

あと、嬉しいことに、この「オークなぐり調挽板フロア」は床暖房にも対応してます。

タヌコさんも、このように床でしばしば寝てます。。。

(タヌコは残念ながら寒がり犬になってしまいました。。。)

 

階段は「オーク挽板」のミディアムブラウン

次は階段です。

床材(と言っていいのかな?)は、「オーク挽板」のミディアムブラウンです。

文字通り、LDKの「オーク挽板なぐり調」と同じ色合い、そして風合いです。

ただ、なぐり調のように「デコボコ」が無いだけだと思います。

寄った写真もどうぞ。

蹴込板は突板のようですけど、

まあ、判別不能ですね。苦笑

 

実は、この階段の質感も非常に気に入っています。

質感もそうですが、なによりも「色」が要因かもしれません。

初採用のミディアムブラウン系の床色でしたが、自分的には非常に好印象です。

 

2階は「くり無垢フロア」くりブラウン

次は2階です。

床材は、「くり無垢フロア」の「くりブラウン」色です。

「くりブラウン」て、どんな色だよ?って感じですが、こんな感じです。

先ほどのLDKのオークなぐり調のミディアムブラウンよりも、少しダーク系かなって感じです。

設計さんもミディアムブラウンに近い色ということで、この色を採用したと言っていたような記憶があります。

くり無垢材は、ミディアムブラウンが無いんです。

 

下の写真をみますと、ちらっと階段が写ってますが、階段はミディアムブラウンです。

なので、ちょっと色の差を感じますが、気にするレベルではないかなって思ってます。

まあ見切り材も入ってますしね。

ちなみに、表面は見てのとおりツヤツヤで、ウレタン塗装されてます。

なので、お手入れも先ほどご紹介しましたとおり、水拭きもOKですし、クイックルワイパーもOKです。

 

こちらは、以前に工事の様子でもお届けしました、栗の無垢材の端材。

これの裏側はどうなっているのかなと思ったら、

はい、この通り普通です。笑

ブラウンに塗装してますから、ちょっと色がはみ出ているのが見えると思います。

くどいようですが、爪に半月がないのは神の証です。

 

和室は樹脂の畳「MIGUSA」のモカベージュ

次は和室です。

和室は当然のことながら「畳」を採用してますが「い草」の畳ではありません。

MIGUSA(美草)という人工畳です。

 

ちなみに先日、当ブログで畳の素材を「和紙」と書いてしまってましたが、正しくは「樹脂」です。。。

響きが似てるもんでついつい・・・。汗

ひどい間違いでスミマセン・・・。

 

こちら、改めまして、MIGUSAのモカベージュ色です。

住林さんのショールームで見たサンプルで見るより、色が薄くて明るい印象があります。

ちなみに、い草の畳が色あせて変色すると、こんな感じの色になるんですが、

ムラが無いので、それよりも断然綺麗だと思います。

あと、色はたくさん種類がありますので、い草と違って、選ぶ楽しみもありますね。

 

また、隣り合う畳の色が違うように見えるのは、向きが違うだけです。

こちらも寄ってみると、向きが違うのがわかります。

あと、お手入れですが、樹脂なので汚れても普通に拭き取れるようです。

い草だと濡れた雑巾で拭くと、最悪のケース、カビが生えますからね。(経験済み…汗)

い草よりも見た目も良いですし、メンテも楽だしオススメです。

 

あと、以前にもちらっとご紹介しましたが、

寝室は中央に畳を配置して、その周りをフローリングで囲った床材の配置になっています。

四隅をヘリンボーンチックに大工さんに貼ってもらったのは以前も紹介しました。

ここ、お気に入りポイントです。笑

 

WICは標準床材、トイレはサニタリーフロア

最後は、WIC(ウォークインクロゼット)です。

ここは、標準床材を採用しています。

永大産業の突板フロア、オークブラウン色です。

写真ではかなり色が薄く「ナチュラル色」に見えますが、実際はこれより濃いです。

なかなかうまく映らなくて恐縮ですが、下の接写した写真の方が実物に近い色です。

木目の印象が、LDKのオーク挽板フロアや、2階メインのくり無垢フロアと異なって、あっさりしてるかなって思います。

継ぎ目の溝の部分が浅く平面的なのですが、これはこれでシンプルで良い感じです。

 

ただ、足で触れた感触は、うーん、無垢材とあんまし変わらないです。。。苦笑

結局、ウレタン塗装ですからね、感触は似てますよね。

 

「温かみのある無垢材」などと言いますが、確かに、無垢材の方が、

若干・・・ですが、丸っこくて暖かい感じがするかもしれません。

突板フロアの方は、明らかに平面的な感じです。

平面的に足がペタッと触れるので、ヒヤッとする感じが強いのかもしれません。

無垢材は溝が深いですからね。

お次は水回りです。

脱衣所やトイレには、永大産業のサニタリーフロア、ナチュラルチーク色を採用しています。

下の写真の手前側は、オーク挽板なぐり調ですが、見切り材の奥がサニタリーフロアです。

サニタリーフロアとは何ぞやと言いますと、水に強いフローリングということらしいです。

たぶん、触れた感じ、フローリングに水を通さないシートが貼ってあるのだと思います。

 

でも、見ての通り、想像以上に質感がいいです。

普通に、木のフローリングに見えます。

ちなみに、この床材はワックス不可のようです。

水に強い素材ですし、汚れたら普通に水拭きなりできます。

昔は水回りと言うとクッションフロアみたいなのがメインだったような記憶もありますけどね。

積水ハウスの時は、クッションフロアが標準だったような気がします。(ウチはフローリングにしたけど。汗)

タイル調のものもあったり、たくさん種類もあるようですから、クッションフロアも悪くないなって思います。

でも、ここは住林っぽく木調のサニタリーフロアで良いのではないでしょうかねー。

 

最後の最後は、オマケです。

床の間の床材。

床の間の床材は、「ケヤキ貼り」ということになっております。

格調高い仕様なのかなと思ったんですが、正直なところ、ちょっと「?」な感じは否めません。

寄ってみますと、こんな感じです。

集成材な雰囲気がすごいです。苦笑

と思い、世の中の床の間ってどんな感じかなと、ネットで調べてみますと、だいたいこんな感じでしたね。苦笑

なので、まあ、いいかなと思っております。

遠目で見たらわかりません。

オマケのオマケのオマケ、こちら、妻の作品です。

 

というわけで、いかがでしたでしょうか。

家づくりの参考になれば幸いです。

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