2軒目の積水ハウスの家にはホームセキュリティとして「セコム」を導入しました。
セコムとかのホームセキュリティサービスって「高い」というイメージが強いのですが、実際はどうなんでしょう。
最近導入している家が多いらしいですけど本当に必要でしょうか。
「家の中には、たいして取られて困るものもないんだから、セコムなんていらないんじゃないの?」
という意見もありますが、だからといって、それだけの理由で導入しないというのも、今の時代どうなんだろう、というのもありました。
以下、検討してみたいと思います。
目次
セコムって高いの?
これは自分の主観=勝手なイメージなのですが、「セコムとかのシールが貼ってある家って豪邸だよね。」ってずっと思ってました。
でも、その考え方が変わったのが、積水ハウスの分譲地を見に行った時のことです。
かなりの割合でセコムかALSOCの警報機が壁に取り付けられているのです。
セコムはオレンジ色にピカピカ光る警報機で、ALSOCは青い光の警報機です。
だからといって豪邸かと言われれば、確かに立派な邸宅もありましたが、普通のおうちもありました。
なので、やっぱり最近は、ホームセキュリティを導入する人は多いんだなと思ったのです。
実際、ハウスメーカーも、家づくりの中で必ずホームセキュリティはどうですか?って提案しているみたいですね。
「でも、お高いんでしょ?」
さて、注目の金額ですが、「思ったほど高くないな」というのが正直な感想です。
導入に100万くらい軽く超えるのかなと思ってたんですが、半分の半分程度、新築時の導入においては、まったくもって心配に及ばないレベルのコスト感でした。
「セコム=高い」というのは、もはや昭和の発想なのかなと、ちょっと思いました。
この価格だから最近は、多くの家がセコムを付けてるんだなーと思ったのでした。
ちなみに、ALSOCと比べると、若干セコムの方が高いという感じですね。
それでも、さほど大きな差があるという感じでもなかったです。
サービスレベルの差でいうと、セコムの方が緊急時の駆け付けが早いという噂を聞いたので、ウチはセコムを導入しました。
でも多分、地域によってはALSOCの方が評判よかったりとか、地域によるような気もしますけどね。
セコムを導入したいくつかの理由
ウチの地域は、空き巣・泥棒が多いという話を引っ越し前に耳にしまして。
どうもウチの地域は某大手企業が近くにあることから、その企業の役員さん宅とか、お金持ちの家が多いらしいのです。
そういう金持ち目当ての空き巣が近所にいるということで、それが導入の1つ目の理由です。
まあ、ウチはそこまで金持ちじゃないですけど。苦笑
あと、1軒目の家の時に、花壇を囲うための庭石を、たまたま近所を工事していた業者に盗まれて隣の家の石垣に使われてしまったこともあったんです。
その時は「カメラがあったら証拠をつかめたのになあ。」という思いもありまして、それがもうひとつの理由です。
そして最後は価格です。
セキュリティは保険のようなもので考え方によっては無駄なお金ですが、でも、昔みたいに「お金持ちだけの設備」という価格でもなかったので導入することにしたのです。
セコム導入の効果はあったか?
幸いなことに空き巣の被害もなく、毎日を平和に過ごしています。
なので、効果があったとは言えないのですが、「何もないことが効果」であるとも言えますよね。
あと、カメラの効果は、想定外にすごかったです。
当初は、初めての設備ということで、分電盤(スマートコスモ・AiSEG)の回路ごとの電力情報モニタ、エネファームのHEMSとともに、3台お気に入りモニタでした。笑
この3つのモニタも、今ではすっかり飽きてしまって、あまり見てませんが、仕事用デスクの隣にあるのでセコムのセンサーが鳴ればすっと目に入ります。
そうすると、けっこう、怪しい人っているものなんですよね。
これは怪しいと思って、永久保存した動画は3本くらいあるのですが、そのうち2本は警察に通報してます。
そのうちの1本は、敷地に入ってきて、なにやらいろいろとメモを取る中年男性。
よくよく考えると、まあまあ、この程度なら…、ってレベルなので、警察は大げさだったかなと。
でも、もう1本はすごくて、上下迷彩柄のつなぎを着た、IPADを持った、いかにも怪しい中年男性。
そして家の敷地にズカズカと入り込み、何の目的なのか逃げ配線の部分とか、浴室の窓あたりの写真を堂々と撮影。
そして、さらに敷地の奥に歩いて行き、物置の方の死角に入り込み、恐らく写真を撮ったんでしょう、そしてやっぱり堂々と帰っていきました。
今の時代の泥棒って、必ず下見に来て、かなり堂々と調査して帰っていくって噂ですからね。
それ以来、少しだけ留守にするときでもセコムのアラートをセットしたり、留守なのか在宅なのか、わからないようなカムフラージュをしたり、かなりセキュリティには気を遣うようになりました。
セコムは本当にすぐ来るのか?
この辺りの地域では、ALSOCと比べて早く来るよと評判のセコムですが、本当に早く来るんでしょうか。
正直に言いますと、実際に事件に巻き込まれたことはないので、わかりません。苦笑
でも、誤発報を2~3回やっちゃったんですよ。
たまたま室内の犬たちが、ゲージの中で飛び跳ねたことで室内センサーが反応しちゃったんですよね。
アラートが発報されると、まず、本人に電話連絡が来て、不在かどうかの確認をします。
で、外出先だということを伝えると、SECOM出動です。
そして、評判通り、けっこう早く来てくれたみたいで、自分は出先だったのですが、「異常なしでした!」という返信の電話がすぐに来たのです。
いやー、これには安心しました。
後述しますが、きっと、警察より早い対応です。苦笑
セコム導入か、それとも自分でカメラを付けるか
今回、3軒目の住友林業の家を建てる際に、ネットを調べたところ気が付いたんですが、セコムの設備って、今はすべてネットで購入して自分で取り付けることができるんですよね。
例えば、LIXILではこんなものが出ています。(住林の家でも付けようとたくらんでます。苦笑)
http://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/homenetwork/manual/1/
これの何が良いって、カーポートの跳ね上げ門扉と連動できることと、宅配ボックスとも連動できることです。
カメラも、樹木とかで誤作動してしまわないように、画面の部分ごとに無反応部分を設定することができたり、けっこう高機能だったりします。
ただ、LIXILの商品は発売されたばかりで、住友林業さん的に、どう扱うかまだ検討中(?)らしく、まだ返事が来てないのです。
なので、もしもLIXILが導入できなかったら、無難にパナソニックのものにしようかなと思ってます。
跳ね上げ門扉や宅配ボックスと連動できないのは残念ですが、インターホンとも連動できますし、昔からある実績も豊富なので導入の安心感はありますよね。
と、このように、セコムとほぼ同等の設備は、すでにいろんなメーカーが出しているんですよね。
なので、セコムってどうなんだろう?
なんて思ってしまったんですが、でも、自分で取り付けた場合、(当たり前ですが)なにかあっても駆けつけてはくれませんよね。
いやいや、カメラをモニタリングして、もしも泥棒が出現したら、すぐさま警察に通報すればいいじゃん、って思いますよね?
でも、24時間も自分でモニタリングできないし、それに案外、警察って来るのが遅いんですよ。。。
カメラは自前で付けたとしても、セコムには最低限入っていた方がいいなというのが自分の結論です。
セコム VS 警察
1軒目の家で庭石を盗まれて通報した話を書きましたが、実は、それ以外にも過去に数回ほど警察を呼んだことがあるんです。
直近では、当て逃げ(ドアパンチ)された時ですね。
あの時は、本当に腹が立ちました。苦笑
海岸沿いの公園の駐車場に車を止めて、犬の散歩をしていたんですが、駐車場の方でだれかが自分の車を見ています。
「おや、あの人、オレの車の隣で何やってるんだろう?」
気持ち悪いなあと思い、犬を引っ張って速足で車の方に向かいます。
その時はまだ、50mくらい先だったのですが、結局その人は、グレーのFITらしき車で帰っていきました。
何だろうと思ったのですが、今日は風が強い日だということで、瞬間的に「ドアパンチ」だと悟りました。
で、車を見ると、図星で、ドアがへこんでおりました。。。泣
早速、警察を呼ぶことにしました。
車種も色もわかってますし、その時は後ろ席の窓からタオル(?)をピラピラと出しながら目立って走ってましたから、周辺を探せば犯人が見つかりそうです。
「犯人もまだ近いと思いますし、早く来てください!!」
そしたら、どれくらいの時間が経ったでしょうか。。。。。。。。。。
えーと、1時間っスね。
まじか?と。。。
しかも、場所を伝えたんですが、「場所わからないんだけど。」って電話がきたという驚くべき状況。。。
でも仕方がないです。
警察って、忙しいんですよ。ほんとに。
庭石の時なんか緊急性ないと言えど数時間後ですし、警察に頼る場合は、証拠がきっちりと固まっていて、ゆっくり操作してもらいたい時がベストですね。苦笑
なので、事件の重大性はないけど緊急性を重視したいケースの方が多いということを考えれば、やっぱり、セコムに入っていた方が良いですね。