外壁をおしゃれにする方法

先日、外壁の話を書きましたが、道を行く人の目印になったり、街の雰囲気さえも変えてしまう「家の外観」はとても重要だと考えています。

しかし外壁は、その素材(吹付、タイル、サイディング)だけで決まるかと思ったらそうではないんですよね。

外壁をおしゃれに格好良くするには、いろいろな方法があるなあと思ったので、その辺の話を書こうと思います。

 

外壁の素材を変えてみる

というわけで、毎度おなじみの「マイホームデザイナー」でいろいろと試してみました。

ベースは総二階バージョンのエントランス部分です。

まず最初は、外壁そのものの素材を変えてみる方法。

住林さんの外壁の標準仕様は、サイディングか、またはシーサンドコートです。

まずは、サイディングの場合。

この見た目でも、ぜんぜん悪くはないと思います。

むしろ、格好良いなと思う人もいるかと思います。

見た目の好みは個人の主観で人それぞれですからね。

でも、もう少し壁面に質感を持たせたいなあと思う人もいると思います。

というわけで、タイルにしてみました。

あんまり変わらない印象ですけど、実際もまあ、こんなものだと思います。

平屋の場合はもう少し質感が出るんですが、二階だと個人的にはちょっとイマイチなのかなと。

(縮小しているので、ちょっと模様がチカチカしちゃってますけどね。苦笑)

次は、吹付です。

シーサンドコートの焦げ茶色(シラス仕上げ)をイメージしました。

ちなみに、標準のマイホームデザイナーの素材には無いので、自作です。(苦笑)

所詮は実物でなく「絵」ですが、それでも印象がガラッと変わって、少し重厚感が出たような気がします。

濃い色だと重厚感が出るんですね。

軒天井の色が同色なので、もう少し薄くしてもいいかもしれませんが、でも、自分的にベストな色が出ました。

 

窓の形やサイズを変えてみる

でも、なんとなくですが、少し単調な印象が残ります。

なにかもうひとひねりほしいなあというところです。

というわけで、次は窓を変えてみたいと思います。

腰窓がすべて同じ形なので、単調な印象なんですよね。

なので、3つすべての窓の形を変えてみました。

確かに、壁面に変化が出て、単調な印象は払しょくされた感があります。

でも、ちょっとバランスを欠いてしまった感じがします。

なんというか、統一感がなくなったというか、ちぐはぐな印象です。。。

左と右とで窓の形が違うからかもしれません。

そこで、その真ん中にラインを引く意味で、壁面に段差を付けてみました。

なんだか、一気に「いい感じ」になりました。

ちなみに、ここまでのシミュレーションは、設計さんが提案して頂いた下記のプランを参考にした架空の思考の流れです。

さすが設計さんです、格好良いですよね。

家の外壁(エントランス側)の外観はこれで決定です。

 

テラス側も同様に工夫してみる

さて、家の顔はもう1面ありまして。

それはテラス側です。

設計士さんが提案してくれた内容を参考に、こちら側も工夫してみましょう。

下は、テラス側の図です。

やっぱり、この見た目でも全然OKなんですが、もうひとひねりほしいなあという場合を考えます。

人によっては、テラスに出る掃き出し窓をもっと大きくして、かつ、3つくらいに増やして「大開口」にしたいという人もいるかもしれません。

ビッグフレームなら、それは可能だと思います。

でも、自分の嗜好として、あまり外から中を見られるのが好きでなく、できれば窓は小さくしたいという感性がどうしても働いてしまうのです。

となりますと、庭へ出る「掃き出し窓」は2つも不要ですし、デザイン窓に変えてしまおうと思ったのが次の絵です。

かなり、自分好みの見た目になりました。

どうも細長い窓が連続して並ぶ絵が、個人的に好きなのかもしれません。

実際、1件目の田舎の大工さんの家も、同じような個所がありました。

この写真は、母屋と増築部分との渡り廊下の部分です。

家のここの部分が一番好きだったと言っても過言ではありません。笑

 

おしゃれな外壁が完成! でも積算は!?(苦笑)

さて仕上げです。

2階の腰窓も同じような窓の形にそろえてみたらどうかなということで、下の絵です。

ますます自分好みの外観になってきました。

でも、先ほどと同様、左右で形状が違うものが並んでいるので、真ん中にラインを引きたい気分です。

というわけで、段差を付けてラインを引いてみました。

おー、最高に自分好みの外観になりました。

まさに完璧です。

そして最後の仕上げに左の掃き出し窓の幅を広げたり、2階のバルコニーの掃き出しと位置を合わせたりして完成。

さて、これで完成なのは良いですが、積算はどれくらいになるんでしょうね。苦笑

壁に凹凸をつけたり、窓をデザイン窓にしたり、どれもコストがかかる内容です。

ちょっと怖いですが、次回打ち合わせを待ちたいと思います。。

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