いよいよ大詰めというところで、再び立ち止まって、ハウスメーカー選びの話。
これで最終決定・着工合意となると、やっぱり「これでよかったのか!」と、考えたりします。
もうこれが最後の家づくりだ、本当に住友林業で良かったのだろうか、間違ってなかったのだろうか、と、再確認の時間です。
目次
隣の芝生は青く濃く美しく枯れないけど、ソレって、どういうこと?って思う時
住友林業に限らず、どこのハウスメーカーで建てようとしても、同じことを思う人はいるかもしれません。
とくに、あとになって他のハウスメーカーで建てた人の話を聞いたりすると、ついつい、「あ、そっちの方が良かったかな?」なんて思ってしまうことってあると思います。
先日の弟の家とか、今更ながら標準仕様(規格そのもの)のセンスの良さに感心したり。苦笑
もしくは、「大手ハウスメーカーでなく、超ローコストメーカーだったら、坪単価計算すると大豪邸が建つんじゃないの?」とか考えてみたり。
あと、たとえ同じハウスメーカーで建てても、ウチと他の人と比べると、サービスや値引き率が悪いのではないか? とか。
ついつい、隣の芝生が良く見えたりします。
今日は、そういう時のため、「いや、この決断で良かったんだ!」と改めて自ら再認識するための、後悔しないための記事にしようかなと。
実際、けっこう自分で自分の過去の記事を見て、
「あ、そうそう、そういう理由だから住林を選んだんだよなあ。」
って思う時があります。
ですので、「いろいろ考えて、ここにたどり着いたんですよ」ということを自ら再確認する記事にしたいと思います。
最後に見たハウスメーカーが好印象になりがち
毎週欠かさず見ているテレビ朝日の「渡辺篤史の建もの探訪」。
放送時間が朝の5時から4時半に変更という謎の編成はさておき、録画して見ておりますが。。
これをみると、「すごい個性だなあ、建築事務所に頼んだ方が良かったかなー。」なんて思ってしまうことがあります。
毎回ではないですが、月に1回あるかないかで、すごく格好良いマイホームが出てきますからねー。
または、積水ハウスを建てる際に候補の一つだった「サンヨーホームズ」のCMが流れてるのを見て、
「もしも、積水ハウスでなく、サンヨーホームズの家だったらどうだったかなぁ。」
なんて、思うこともあります。
でもなぜ、後になって他のハウスメーカーが気になるんだろうと考えてみると、、これは、仕方ないのかなと思ったんです。
つまり、「あと出しじゃんけん」は強いんだってことではないかと。
一番最後に見た家=ハウスメーカーって、良い印象が残るんですよね。
サンヨーホームズはお宅訪問が強烈だった!
以前、積水ハウスに8割がた決めようかと思っている時に、サンヨーホームズを見に行ったことがありまして。
そのときがまさに「後出しじゃんけん」でした。
とくに、実際に住んでいるオーナーさん(お医者さん)の大豪邸を、「お宅拝見」として見せてもらいまして、大感動しちゃったのです。苦笑
インナーガレージに高級車やクラシックな車が数台。
広いLDKに素敵なインテリア。。。
感動しない理由はありません。苦笑
そうかと思えば、そのあとに見に行ったパナホーム。
近所のモデルハウスを見た瞬間、「おー、素晴らしい!」なんて思っちゃいまして。
何よりモデルハウスの立地が良く、駅からのメインストリートの分譲地でしたから、全体の雰囲気にやられちゃったのかもしれません。笑
もちろん、パナホームの営業さんの提案してくれたプランも悪くなかったですけどね。
でも、そこは冷静になって、いろいろ総合的に考えて、積水ハウスに決めました。
とはいえ人によっては、今までの決断を覆してちゃうってパターンも多いんじゃないでしょうか。
最後に見たハウスメーカーは、不思議なことに、すべてを覆すくらいのインパクトが残るんです。
そのインパクトだけで進んじゃうと危ないんですよね。
ハイテンションのまま突っ込まない!! 苦笑
さて、最後に見たハウスメーカーで決めちゃいがちなんですが、そこは興奮を抑えて冷静かつ理路整然とした頭で考えてみます。
本当に、そのハウスメーカーで良いのか。
そこはやっぱり、立ち止まる勇気が必要です。
ハッキリいって、サンヨーホームズの時は、激しく、ハイテンションでした。笑
中堅メーカーですが、お医者さんの豪邸という要求仕様の高いレベルの家も作れるってのは、かなりポイント高いですからね。
でも、そのテンションを、まずはぐっと抑えるところから始めないとダメなんですよね。
冷静にならないと、本当に自分に適した家は見つけられません。
あ、、、でも、「安けりゃいい、住めればいい」、ということでしたら、たぶん、どこのハウスメーカーでも良いと思います。
自分も、10年ほど大工さんの建てた家に住んでましたが、いちおう、住めましたからね。(おいおい、そりゃ住めるって!)
ただ、やっぱり、床材や外壁の質感や、断熱などの性能全般は劣りましたけどね。
とはいえ、大工さんの家は10年以上前の性能です。
住宅設備は進化してますから、それもあって見劣りしたのかもしれませんけどね。
自分自身、家にコダワリはあるのか?
でも、こだわらないんだったら、断熱とか質感とか、そんなの関係ありませんからね。
何処のハウスメーカーでも、大工さんでも、なんでもどこでもOKだと思います。
「おまかせ」って言えば、そこそこ良い間取りで一般的な設備を提案してくれるはずですし、豪華にしてくれって言えば、そうしてくれるでしょう。
ぼくの1件目の家は、リアルに、9割くらい「おまかせ」でしたの。
今みたいな「床材は無垢材にしてくれ」とか、そんなことは思いもつかなかったというのが正直なところ。苦笑
別荘だって、ガーデニングが目的でしたから、住めればよかったので、ボロボロでしたし。
住むこと以外に何のこだわりもありませんでした。
でも、外壁はタイルがいい、とか、床は無垢材がいいとか、ほんの少しでもこだわりポイントがある場合は、よーく研究した方がいいです。
ハウスメーカーにも得意不得意ってありますからね。
大工さんの場合、個人の能力的に施工できないケースもあります。
また、それとは逆に、「そこは、どこのハウスメーカーでも同じだろ」って部分もあります。
なので、両方を見極める必要がありますね。
というわけで、そのあたりをまとめてみようと思います。
次回に続きます。