外壁だけで決めちゃいたくなるハウスメーカーを3つご紹介

12月も半ばになりまして今年もあとわずか。

入居から1年が過ぎて、

住林の新居での日常生活のルーティンもできつつあり、

今年は落ち着いた正月を迎えそうです。

 

さて、今日は外壁の話です。

どうして外壁の話を書こうと思ったか?というと、

ちょっとしたエピソードがありました。

 

シーサンドコートにボールが当たっちゃった!ヒヤリ!

先日、タヌコさんとボール遊びしてた時、

我が家の外壁である住友林業さん自慢のシーサンドコートに、

たまたまテニスボールが当たっちゃったんですが、

コーンとけっこう軽い空洞感のある音がしまして・・・。苦笑

 

いや、もっと「ビシっ」と硬い感じの音を期待してたんです。

コンクリートにぶつけるような音ですね。

しかし余りに音が軽かったんで、かなりヒヤッとしまして、

もしかして誤ってボールが思い切り壁に当たったら、

シーサンドコートが割れるんじゃないかと心配になったんです。。。

 

ま、テニスボールで割れることは無いでしょうけれども、

それ以来、外壁にボールが当たらないように注意しようと思ったんです。

 

サイディングは重いし頑丈な印象

ちなみに、1軒目の田舎の家はサイディングでしたが、

テニスボールとか当ててもヒヤッとすることはありませんでした。

もちろん見た目にも大丈夫そうに見えましたけれども、

実際にテニスボールを当ててみた時の音でも、

絶対に大丈夫(割れない)ってわかりました。

 

が、シーサンドコートはちょっと怖い音がしますね、ホントに。。。苦笑

 

恐らく、重さの問題だと思うんですけどね。

サイディングって昔ちょっと持ったことがあるんですが、けっこう重いんです。

でもシーサンドコートの外壁は、軽量モルタルですからね。

軽量モルタルという名の通り実際「軽い」ので、

やっぱりボールが当たった時に軽い感じの音になるんでしょう。

タイルかシーサンドコートか

とはいえ、普通のモルタルより軽量モルタルの方がひび割れしにくいですし、

モルタルにはラス(メッシュ)も入ってますし、

そのラスはきづれパネルに固定されてますから、

全体として強度はあると思うんですけどね。

 

シーサンドコートありきで住林を選んだわけではない

ところで我が家は、決してシーサンドコートがあるから住林さんを選んだわけではありません。

2軒目の積水ハウスさんの時も、決して外壁がベルバーンだから、

積水ハウスさんを選んだわけではありませんでした。

正直なところ、ハウスメーカを決めてから、

外壁を検討し始めた感があります。

この順序はどうなの?ってふと思ったのです。

ちなみに僕が積水ハウスを検討した際に、

外壁で選んでもいいかもと思ったハウスメーカーは3社あります

それは、積水ハウスのダインコンクリートと、

旭化成ホームズのヘーベルハウス

大成建設ハウジングの鉄筋コンクリートパネルです。

 

積水ハウスのダインコンクリート

まず最初は積水ハウスのダインコンクリートです。

以前にも書きましたが、最初は鉄骨の家を建てたかったのです。

当時、多くの積水ハウスのオーナーさんブログで、

ダインコンクリートの良さが紹介されてました。

 

ダインコンクリ―トは僕も写真を見てすぐに「いいなあ」と思いました。

何がいいって、その厚さです。

積水ハウス ダインコンクリート

6cmもありますから、凹凸を出しやすいのです。

ダインコンクリートもサイディングと同じく表面に柄があるだけなんですが、

その厚みのおかげで凹凸が大きく出るので、

一般的なサイディングのように平面的でなく、

とっても立体的に見えるんですよ。

タイル柄でも本物のタイルのように見えます。

 

さらに、下の積水ハウスの展示場の写真の、

正面の3連のFIX窓を見て頂きたいのですが、

窓が外壁よりもへこんだように見えますよね。

ダインコンクリートが6cmと厚いので、

その厚さの分だけ窓の取り付け位置が奥まるのです。

積水ハウス 袋井展示場

意匠上、外壁は凹凸があって変化がある方が格好良く見える特徴があるのですが、

窓と外壁に段差があるだけで、ここまで変わるんだなあと思ったものです。

普通の外壁だと窓と壁は、ほぼフラットになりますからね。

 

あくまで個人的な感想ですが、ただダインコンクリートであるというだけで、

積水ハウスに決めるのは「あり」だなあと思わせる外壁だと思います。

ウチは予算の都合で早々に却下でしたけどねー。苦笑

 

旭化成ホームズのヘーベルハウス

旭化成ホームズは展示場に行く前から「あきらめていた」感がありました。

というのも、なぜか「ヘーベルハウスはバカ高い」というイメージがあったからです。苦笑

 

しかし、なぜでしょうね?笑

実際、積水ハウスと住林で家を建てた今になって思えば、

必要以上に高いと思い込んでいたんだ節はありますね。

 

でも、高すぎて最初からあきらめ気味になっちゃうくらい、

ヘーベルハウスの外壁は高性能で完璧という印象がありました。

 

もちろん実際かなりの高性能なのですが、

積水ハウスのダインコンクリートと比べると、

なんとなく自分好みのデザインが無くて候補から外しました。

でも、予算が潤沢にあれば、もしかしたら、

ヘーベルってだけで、決めちゃったかもしれないハウスメーカです。

 

大成建設ハウジングのパルコン

3つ目は大成建設パルコンです。

ここは展示場で話を聞いて、かなりインパクトを受けたハウスメーカーです。

 

なんと、鉄筋コンクリートのパネルで家が構成されているのです。

仕組みはツーバイフォーとかツーバイシックスとかと同じですが、

パネルが木質パネルでなくて、鉄筋コンクリートのパネルなのです。

 

ガッチガチの家ができますよね。

僕は正直「すげえな」と思いました。笑

ものすごーく「魅力的」に思えたのです。

 

当初、僕がなぜ鉄骨の家を建てたかったかというと、

その2年前に東日本大震災があったからです。

せっかく引っ越すなら次は耐震性を考えて鉄骨にしようと思ったのです。

これは鉄骨以上なので完璧だなと思いました。

 

ただ難点は、やっぱり予算と、あと間取りの制約が多いことでした。

当時の営業さんもハッキリと制約があるとおっしゃってました。

でも、ガッチガチの家は魅力的でしたし(笑)、

それだけで決めちゃおうかなと思わせる個性はありましたね。

 

他のハウスメーカーは外壁だけで選ぶ意味はないような・・・

というわけで、3つのハウスメーカーを挙げたわけですが、

他のハウスメーカーももちろん、

個性的かつ魅力的な外壁を用意していると思いますので、

各自研究して頂ければと思うのですが、

 

思うに、最初からサイディングやタイルにしたいと思っているなら、

さほどハウスメーカーに縛られることはないのかなって思っています。

とくにサイディングは多くの種類がありますし、

どこのハウスメーカーでも同じようなものがあるでしょうからね。

もちろん、標準仕様で扱ってないものもあると思います

 

僕が昔、気になっていたのは東レのラップサイディングです。

1軒目の家がアーリーアメリカン風でしたが、

サイディングは「ラップサイディング調」でしたからね。

「調」ですから、つまり、ただ単に横板の模様になっているだけでしたので、

もっとリアルな外壁はないかと気になって調べた時にこれを見つけたのです。

これは品質・デザインともにバッチリだと思います。

東レ ラップサイディング

でも、これを標準またはオプションでも扱ってくれるハウスメーカーがあるかどうかですね。

以前に住林さんでサザナのカラー「セイラン」を選ぼうとしたら、

標準色でないので超絶のコストアップになることを強いられ泣く泣く諦めたのですが、

それと同じことが起こりかねませんので注意です。(下記参照)

タイルも最近は標準装備のハウスメーカーもありますし、

これもタイルが格好良いからって選ぶのは早計だと思われます。

パナホームや一条工務店とかもメーカー独自に高性能タイルを出してたりもしてますが、

似たような製品が他にないか調べてみる価値はあるかなって思っています。

 

というわけで、独断ではありますが、

いくつかのハウスメーカーは外壁だけで選んじゃってもいいかも!?

って思ってます。

まあ、もちろん、即決はやめて慎重に検討してくださいねー。

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