間取りに忘れがちな、というか絶対忘れるランキング

最近、色々なことがありました。

台風や大雨、そしてコロリさんの件もあるんですが、

いつもと違うことが起こることで、気が付くこともあります。

 

とくに家の間取りについて、

「あ、忘れた!」

「でも、こんなの予想できなかったよな・・・。」

「ていうか、絶対思いつかないよ、そんなの!」

なんて思うことがありまして。。。

今日は設計段階で予想もつかなかった間取りランキングです。

(って、3つしかないけど。笑)

 

間取りに忘れがちな定番なもの

間取りに忘れがちな事と言うと、

収納だとかコンセントだとか、だいたい定番ですよね。

なので、みなさんも設計段階でめちゃくちゃ考えたはず。

でも、そんなピリピリした設計段階で考慮漏れを起こすとすれば、

その時は考慮する必要がなかったことだと思うんですよね。

つまり未来の予定です。

 

未来の予定で定番なのは家族構成ですね。

ありがちなのは、今は子供がいなくても、

これから子供が生まれる(作る)予定とか、

予定は無くても生まれるかもしれないってことを考慮して、

子供部屋を作ったりしますよね。

または、あとから子供部屋にもなるような部屋を作ったりとか。

 

あと、あんまし事前に考えたくないことではありますが、

年老いた両親や祖父母の部屋は、やがては不要になります。。。

 

未来の予定は必要性に着目すること!

未来の予定は、なかなか予測しずらいです。

とはいえ、以前に未来の予定を重視しすぎると失敗する話を書きました。

これはこれで真理というか自分的法則の1つなのですけど、

失敗するパターンは「夢」に偏り過ぎていますね。

「必要性」よりも夢や憧れ、頭の中のイメージが強すぎるのです。

実際にそれを実現させたところで、

「そんなことしないって。」

と気が付いて、最後には飽きてしまうパターンです。

 

坂上忍さんも「5年着てないなら、もう着ないって。」って言ってますよね。

ちょっとワケわかりませんが、

つまり、夢よりも近々の必要性に着目するべきなのかなって思うのです。

 

というわけで、そのあたりを踏まえた上で、

「間取りに忘れがちなものランキング」の発表です。

 

3位 ペット(犬や猫・小動物)が増えること

必要性を考慮しつつ未来の予定を考えてみても、

意外に忘れがちなのが、ペットが増えることです。

とはいえ、我が家は最初からタヌコロたち2匹がいましたから、

もちろん2匹分のスペースは考慮しましたよ。

でも、犬や猫とか小動物を飼ってない人の場合、

まず設計段階でペットのことは考慮しないと思います。

話題が出れば気が付くかもしれませんが、

あとで飼いたいと思っても、もう遅い、なんてことも。。。

 

また、ペットを飼っている人でさえ、

数が増えることってあまり考慮しないと思うんです。

実際、ペットは人間の子供と違って、

自由自在に増やすことができますからね。

(まぁ、ビッグダディ氏ならば自由自在かもですが。 )

そういえば僕の弟が熱帯魚を飼ってるんですが、

かなりデカイ水槽だし、コンセントも必要です。

熱帯魚の水槽は間違いなく最初に想定してないと置き場所は無いですね。

 

コロリさんが亡くなって考えたこと

ちなみにウチの場合はコロリさんが亡くなったことで、

そこにぽっかりとスペースが空きました。

タヌコだけだと寂しいだろうから、もう1匹増やそうか、

いや、経験上、2匹だとお互いライバルになるし、

僕たち人間の犬への接し方も老若の2匹で区別するから、

それは犬からしたら差別に感じるかもしれない。

 

なので、2匹は避けたい、であれば3匹以上が理想だ。

いや、多ければ多いほど良い。

でも、スペースがないよね・・・。苦笑

という思考の流れがあったのです。。。

さすがに犬が3匹とか4匹になることなんて、

設計段階では思いも付きませんでしたね。

 

・・・でも、だからこそ、無駄に広い家(部屋)の方がよかったんですけどね。

くどいようですが「広さは正義」なのです。

リビングが30畳あれば、どこかにケージくらい置けます。苦笑

 

2位 部屋の模様替え

続いての第2位は部屋の模様替えです。

部屋の模様替えってけっこう楽しいですよ。

新鮮な気持ちになれます。

でも、部屋の模様替えを前提として間取りを組む人って、

あまりいないんじゃないでしょうか?

設計士さんも、模様替えを考慮して組みませんよね、

おおかた、1パターンのみだと思います。

 

田舎暮らしをしていたときは、割と頻繁に模様替えしてたんですけどね。

でも積水ハウスの家に引っ越してからしなくなりました。

なぜなら、部屋が狭いから家具をほとんど動かせなかったのです。

一方で田舎暮らしをしていたときは、

一人暮らしで延床20坪ありましたし、

妻と暮らし始めて増築して40坪以上でしたから、

とにかく家中に空きスペースが多かったんです。

なので家具や家電の配置は組み合わせ放題でした。

要するに、模様替えには絶対的な部屋の広さが必要なのです。

 

設計時に家具配置パターンは複数考えておこう!

実際に、コロリさんの場所にスペースが空いてしまったので、

これを機に部屋の模様替えをしようかなって思ったんですよね。

 

が、その時に、

「ムムム! 模様替えできない・・・。」

って気が付いちゃったんですよ。苦笑

ま、要するに絶対的な面積が足りないってことです。

積水ハウスの家も今の住林の家もそうなんですが、

何らかの家具をこっちに持って行くと、

こっちからそっちへ押し出された家具の配置に困るんです。

で、それが延々と続くのです。

「15パズルかよ!」って感じです。。。

 

 

そうならないように模様替えが趣味な人は、

部屋の広さには余裕を持った方がいいですよって思うのですが、

でもやっぱり、最初から家が無駄に広ければ自動的に達成できる話でして。

はい、また出ました、「広さは正義」の法則。

 

でなければ、設計時に家具の配置パターンを複数考えておくことですね。

いろいろな家具・家電のレイアウトの組み合わせができるように、

最初から間取りを組んでおいた方がいいですね。

 

1位 小さめの家具・家電(ロボット掃除機の基地スペース)

さあ最後の第1位の発表です。

それは、小さめの家具や家電の置き場所です。

もちろん、ソファなど大きな置き家具や、

冷蔵庫や洗濯機とかは設計時に想定するでしょうけど、

小さな家具・家電ってあまりシミュレーションしないですよね。

 

我が家の場合、住んでからすぐに気が付いたんですが、

ロボット掃除機の基地になる場所を考えるのを忘れちゃったんですよね。苦笑

 

結局、今はテレビボードの下のコンセントを基地にしていますが、

あまり良い場所とは言えません。(ちょい邪魔。)

ちょっとしたことなんですが、

ちゃんと考えておくのと考え無いのとでは全然違いますからね。。。

 

同様に思うのは、冬になると活躍する加湿器です。

比較的小さいものですからキッチンカウンターの上とかに置いているのですが、

あんまし格好良くないですしね。(色が合わないという話もある…汗)

それに小さいものは頻繁に水を補給しなければなりません。

だからといって大きな加湿器を買うと、

いよいよ床置きとなり、また置き場所に迷うのです。。。

 

他にも扇風機、家電以外では観葉植物もそうです。

あと、ちょっとした置き家具も同様です。

例えば電話台的なものとか、趣味のものを置くショーケースや

コレクションラック的なものとかね。

 

買ったはいいけど、置く場所がない、

でも、ちょいちょい「おしゃれ」な家具や家電って、

衝動買いしたくなりますよね。。。

 

こうした後から買いがちな微妙なサイズの家具・家電の配置も、

サイズの割に意外に置き場所に困ったりしますから、

最初に「何かを置ける空きスペース」を考慮してくと良いですね。

 

共通点は後から増えるモノです

ここまでベスト3を書いてきて思うのは、

すべて新居に住んだ後に気が付いて買ったりして、

あとから増えたりするものだなってことです。

 

住んでから家具(家電)をそろえるという人がいますが

なるほど、確かに賢い選択です。

新居に入居と同時に新しいものをそろえたい、

最初に全部揃えたいって誰もが抱くワクワクをぐっと抑えて、

徐々に必要なものを買い揃えるというのも、

よくよく考えればそれはそれで楽しそうですしね。

 

個人的には、とにかく家を広くしておけばオールマイティだと思うのですが、

予算や配分もありますし、なかなか難しいです。

 

となると設計段階のレイアウト・シミュレーションで、

いろんなパターンで配置できるような間取りにしておいたり、

具体的な家具・家電名や、ペットの頭数、ケージサイズ等が想定できなくても、

「なにかを置くかもしれないスペース」ということで確保しておくと良いのかもしれません。

ま、それができれば一番いいんですけど、やっぱ予算ですよね。。。苦笑

 

というわけで、あとから増えるものということで色々書きましたが、

ぜひ参考にして頂ければと思います。

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