立浪ドラゴンズはスタメンがワクワクする件

今年もプロ野球のシーズンが始まりました。

そして本日、オープン戦が始まりました。

 

いやあ、昨シーズン終わりに下のブログを書いてから間が空いてしまいました。

そうです、与田監督は残念ながら退任となりましたねー。

でも与田さん、仁村二軍監督とともにアドバイザーということでドラゴンズに残って陰で支えてくれてますよ!

ちょっと安心しました。

 

さてさて、それよりも注目は新監督ですねー。

ここまで長い道のりでしたが、ついに立浪ドラゴンズがスタートしたのです!

今日は新生立浪ドラゴンズについて書いてみたいと思います。

 

立浪監督、練習試合もオープン戦も初戦勝利!

いきなり某伝染病にかかってしまった立浪監督。

一瞬「まさか今年も!?」と不安がよぎりましたが、やっぱり立浪新監督はすごかった!

 

2月16日の練習試合、これは立浪監督としての初の対外試合でした。

相手はなんと、あのBIG BOSSこと新庄監督率いる日ハムです!

勢いのある新庄日ハムですから、控えめなドラゴンズでは勢いにやられるかと思いきや!

難なく日ハムを破って監督初勝利を挙げたのです!

そして今日、立浪新監督初のオープン戦です。

相手は昨年やられまくった阪神でしたが、これまた勝利を挙げたのです!

どちらの試合も9安打、10安打とヒットをたくさん打ってますね。

昨年まで何年間も呪いのように続いてた貧打線は今年こそは「悪霊退散」間違いなし!笑

しかし、初戦で勝つって勢い付きますよね。

個人的には、こういうところが立浪監督って「持ってる人」だなあって思うのです。

実は立浪監督は新人王を取っていた!

若い人は立浪監督って知らないと思いますが。

実はすごい人だったんですよ。

 

星野監督時代にドラフト一位でPL学園からドラゴンズへ入団。

僕もテレビで応援してましたけど、応援歌はあの光GENJIの「ガラスの十代」ですからね!

光GENJIといえば我々男子の敵でしたから、ちょっと微妙でしたけどねえ。笑

 

それはさておき、星野監督は一年目からショートで大抜擢。

ドラゴンズのショートと言えばあのホームラン王の宇野選手、そうです「うーやん」です!

あの落合博満さんも宇野選手のスローイングを絶賛していたほどのショートの名手です。

その「うーやん」を押しのけて新卒高校生がショートレギュラーですからね!

 

ちなみに星野さん先発の試合でうーやんが凡フライをヘディングして、のちの珍プレー大賞の起源となりました。笑

しかも星野さんのベンツの後ろを同じくベンツに乗って走ってたうーやんが追突したのも有名な話。笑

このコンバートは、仙さんの仕返しだと思った人も多かったと思いますが違うんです!

それくらい立浪監督は「持ってる人」だってことなのです!笑

 

実際に1年目に新人王ですからね!

これは、めちゃくちゃすごいことです!

立浪監督の打撃成績

そしてこちらが毎年の打撃成績です。(データはwikiから拝借)

1年目に新人王、「2年目のジンクス」には嵌りますが、3年目はもう3割ですよ!

打撃成績はアライバよりもすごいですよ。

しかも、通算二塁打数は今でもプロ野球歴代トップです。

僕の子供の頃の記憶でも、ツーベースばっか打ってる印象でしたからね。笑

3割も7回、通算打率も.285ですから相当すごい選手だということがわかりますね。

 

与田前監督の方針と真逆を行く立浪監督

そんな「持ってる男」立浪監督ですが。

実は、ちょっとだけ不安に思ったことがあります。

それは、新生ドラゴンズにPL学園のノリ(?笑)を持ち込んだこと!

 

「茶髪・挑発・ヒゲ禁止」てー!!汗

 

マジか!?

と思いましたね、時代錯誤にも程がありますよね。

つーか、「巨人かよ!」と突っ込みたくなりました。笑

 

あの祖父江投手がヒゲそってましたから、ビビりましたね。

祖父江投手の投げる時の顔。

「オマエ絶対ぶっ殺して名古屋港に沈めるからな」の顔。

あの圧でどれだけホールドとったことか。

 

ま、冗談はさておき、立浪監督も昔のように鉄拳制裁みたいなことはしないと言ってますしね。

これくらいならまあ許容範囲かもしれませんね。

不安ではありますが、これで強くなるならファンとしては見守るしかありません。

応援歌をしれっと戻す!笑

あと、笑ってしまったのが応援歌「サウスポー」です。

2019年当時、与田監督が「オマエ言うな」と応援歌に突っ込みを入れた話は有名です。

それ以来、ドラゴンズの伝統ある応援歌「サウスポー」は自粛。笑

応援団も歌詞を変えれば再度ウケただろうに、自粛は残念でしたけどね。

 

が、立浪監督になったとたんに「サウスポー」復活らしいです。笑

これ、与田さんどう思うでしょうね。

ま、逆に内心ホっとしてると思いますけど……。

 

ま、その話は置いておいて、要は立浪政権は与田政権とは真逆の方針だということです。

昭和の体育会系を復活させたと言っても良いかもしれません。

 

与田監督は選手の自主性を尊重していたが故、優しい監督だと評判でした。

時にその優しさ(=情)がスタメンや采配にも表れているようにファンからは見えて、それこそが勝利に結びつかない要因に挙げられたことがあります。

 

その一方で立浪監督は完全なる体育会系ですね。苦笑

弱いチームは練習するしかない、練習中にニヤニヤしてるやつは試合に出さない、試合中はトゲトゲしく行け、などなど立浪語録。

この方針、どっちに転ぶでしょうかねー。

 

星野野球と落合野球を見てきた立浪監督

そんな立浪監督ですが、体育会系でただ締め上げる的なやり方で良いのか?と疑問もわきます。

やっぱり時代に合わないと思うんですよね。

もう既にスポーツ界は変わっていて、暴力は絶対にダメ、下手したら通報(苦笑)、怒鳴るのもどうかと言われつつあります。

プロだったらむしろ、「できなけりゃクビ」、それがプロだと思うし、むしろ、それが一番厳しいように思いますけどね。

山本昌さんいわく「星野監督の良い人バージョン」

でも、先日フジテレビで山本昌さんが言ってましたね。

「立浪監督は星野監督と落合監督の両方の時代を知ってるから強い」と。

おぉ、さすが我らが昌さん!

確かにそうかもですよねー!

つまり、星野監督のエンタメ重視でアメとムチの手法と、知将・落合監督の面白くないが勝てる手法の両方を取り入れることができるというわけです。

 

そして、な、なんと、、、山本昌さんいわく、立浪監督は「星野監督の良い人バージョン」らしいです!!

だから、そこまで鉄拳制裁の人じゃないよってことなのですが、この発言、テレビで見てて爆笑しましたね。笑

でもこの一言を聞いて、なんとなく立浪監督がどういう人かわかった気がして、かなり安心しました。

ヘッドコーチは落合英二さん

そして、注目はコーチ陣です。

与田監督時代、阿波野さん、伊東勤さんはスゲエ人たちを招集したなと思いました。

立浪政権の注目は、落合英二さんと中村ノリさんでしょうね。

 

落合英二さんは元ドラゴンズの投手で主に中継ぎで活躍しました。

今で言うと、福投手や祖父江投手のような中継ぎエースです。

 

しかも、立浪さんが監督になるまで、ドラゴンズのコーチはしないと決めていたらしいのです。

実際に過去に4回も入閣要請があったのに拒否してたらしいです。

事情はよくわからないですけど、なにか絆があるんでしょうね。

 

ていうか、それよりも、、、スピ系大好きな自分としては落合さんは霊感があると昔からファンの間では有名なんですよ。

なので、なんか霊感パワーみたいなのを選手育成に生かしてくれることを期待してます。笑

打撃コーチは中村ノリさん

もう一人、注目のコーチは中村ノリさんです。

過去の諸々の事件(苦笑)から、我儘で粗暴で他人の言うことを聞かない人というイメージがついてるノリさんですが。

実際はもっと違う印象の人みたいで、求道者的な一面もあるようですね。

 

先日、山本昌さんのTV番組「マサノート」にも出てましたが、本気でバッティングを極めようとした人だなあと感じました。

家にいる時、ベンチにいる時など普段からずっとバットを握って、感触を忘れないよう確認していたという話は感心しましたね。

徹底してるなあって思いました。

 

しかも人に教えるのが上手らしくて、「僕が教えると不思議なことにみんな打てるようになる」と自画自賛してるほど。笑

実際に高校野球では非常勤コーチもしてまして、その効果も出てましたからねー。

まだオープン戦始まったばかりですが、打撃陣は期待できそうです!

 

オープン戦スタメンがワクワク感満載!

さあ、そんな立浪監督の新生ドラゴンズ。

公式戦が楽しみですね。

ピッチャーは元ドラゴンズの吉見さんに言わせれば12球団で一番じゃないかとのことですからね。

それにプラスして落合英二さんの指導があれば無敵じゃないでしょうか。(元MLBの大塚コーチもいるけどね)

中村ノリさん効果で貧打も解消し始めれば、勝てない理由が見つかりません。(元ドラの森野コーチもいるけどね)

立浪監督は面白い試合をしてくれそうだ

でもポイントは試合が面白いかどうかですよね。

スター選手が生まれるかどうかです。

昨年だと柳投手が本格覚醒しまして、新たなスター誕生となりました。

ファンの心理としては、そういう「スター」が出る試合は絶対に見たいんですよ。

 

でもバッターでスターは出なかった。

いや、スターが出なくてもね、スター候補が出ればファンは嬉しいのです。

 

与田さんは優しすぎたのか、クビになるギリギリの選手にチャンスを多くあげたかったのか、若いスター候補をあまりスタメンで出しませんでした。

昨年で一番不可解だったのは、2軍でかなり打ってる岡林選手をほとんど出さなかったことですね……。

 

ちなみに昨年のオープン戦の初戦のスタメンはこちらです。

赤色は個人的に「見たい」選手です。

1番・中・大島
2番・遊・京田
3番・右・平田
4番・二・阿部
5番・三・高橋周
6番・一・武田
7番・捕・郡司
8番・左・根尾
9番・指・伊藤

大島選手はもはやスターですから見たいです。(享栄高校だしね)

あと見ててワクワクするのは残念ながら、周平、郡司、根尾の若手三選手だけですね……。苦笑

もちろん、一ファンとしての個人的感想ですよ、個別の選手に対して悪意はありません。

 

そして、こちらが立浪監督のオープン戦の初戦のスタメンです。

1番・右・岡林
2番・中・大島
3番・左・福留
4番・一・ビシエド
5番・二・高橋周
6番・捕・木下
7番・三・石川昂
8番・遊・京田
9番・指・鵜飼

スター選手の大島、ビシエド、福留の三選手は普通に見たい。笑

周平選手は今年こそは覚醒してほしいから見たい。

木下選手は念願の打てる捕手だし、割とホームラン打つから見たい。

(ちなみに与田監督は木下捕手を固定しなかったけど、できればフル出場してほしい)

京田選手は今年は覚醒したと評判だから見たい。

そして、期待の新人の岡林、石川、鵜飼の三選手は当然ワクワク感ハンパなし!

 

はい、結局、全員が見たいのです。

あと、忘れちゃいけない根尾選手も途中から出場でヒット打ちましたし。

もう、こんなに見てて楽しい試合はないよね。笑

この辺は星野監督の時のようにファンを楽しませることを立浪監督は考えてるんじゃないかなって期待しますね。

 

というわけで今年のドラゴンズは期待できますよ!

オープン戦が終わったら、また総括してみたいと思います!

あー、超・楽しみー!!

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