先日は台風15号の強風で壊れてしまった、
我が家の「すべり出し窓」について書きました。
残すは軒天の剥がれを補修してもらうだけですが、
まだもう少しお時間がかかりそうな雰囲気。
ところで、同時に物置やフェンスも壊れてしまったのですが、
「物置はけっこう簡単に台風で飛ばされてしまうよ」って話は以前に書きました。
積水ハウス時代から物置については十分に注意していたつもりでしたが、
大自然には勝てない~と思わせるくらいの強風でしたからねえ。。。
ところで、今回は当時よりもさらに大きな物置なのですが、
これをどうやって補修するか・・・、今日は外構補修工事の話です。
風の通る横桟のフェンスが曲がるとは…
前回のブログではあまり細かく書かなかったんですが、
物置だけでなくフェンスも壊れてしまいました。
最初は気が付かなかったのですが、
外構会社さんの台風後の点検で発覚しました。
このようにフェンスの支柱部分が風で曲がって部品が分解しかけています。
我が家のフェンスはこのような横板のタイプです。
たしか三協立山の「カムフィX5」という商品ですが、
高さも1m程度ですし、横桟で風の通り抜けもあるので、
まさか風でやられるとは思ってませんでした。
なので、相当な最強レベルの風が吹いたということなんです。
これで風にやられるならば、
もはやメッシュフェンスしか使えないんじゃないかとさえ思いますが、
とりあえず、新しいフェンス部品に交換をして頂きました。
物置はどうやって元に戻すの?
さて、次は物置の補修工事です。
物置は深刻です。
我が家は、前々からご紹介している通り、
こんなに大きな物置なのですが・・・、
風で押されてブロックの土台からズレてしまってます。
このとおりアンカーもグニャリと曲がってます。
当然、大きな物置であれば、
その分だけ風を受ける面積も大きいので、
いくら自重があっても物置の中にある程度の荷物を詰めておく必要があるという教訓を得ました。
でも外構会社さんに聞くと、多くのお宅で物置が風で飛ばされたそうなので、
やはり、ウチはまだ良い方なのかもしれません。。。
中には物置の躯体が曲がってしまって、
部品交換どころか全交換しないといけない物置もたくさんあったらしいです。
分解というかバラバラになった物置もあったようです。
いやあ、こんな金物が飛んでくるかと思ったら・・・、
やっぱり台風の日は絶対に外に出ちゃダメですね。
責任感で颯爽と出勤なんてもってのほかです。
な、なんと!クレーンの登場!
さて、今回の物置の補修工事は主に2点。
曲がってしまったアンカーの再設置と、
追加のアンカー工事です。
ただし、アンカーの工事をするためには、
まずは土台からズレてしまった物置を元に戻す必要があります。
当初は物置を手動で動かすという計画だったようです。
ところがですね、急遽方法が変更されまして、
な、な、なんと、すごいです!
クレーン登場です!
これは頼もしい!
たしかに、クレーンでちょっと物置を吊って、
全部持ち上げなくても3つの頂点だけ浮かせれば、
少し押すだけで位置をずらすことができますね!
一応、中の荷物は重いものだけ外に出して作業開始。
あっという間にズレが修正されました。
クレーンの微調整も絶妙で、さすがプロですね!
無事物置の位置調整工事が終了しました。
アンカーの数をたくさん増やしました!!
さて、ズレが直ったら次はアンカー工事です。
曲がってしまったアンカーは取り換えて新品に。
その他の曲がってしまったアンカーも、
すべて取り換えて頂きました。
既存のアンカー補修だけでなく、いくつか新たに追加しました。
とにかく風による押すチカラを分散しようという考えです。
こちらは、2方向に力が分散するように配置。
4,5か所くらい追加で設置したので大丈夫と思うんですが、
どうでしょうか?
でも来シーズンは15号レベルの台風が来ないことを祈ります。。。
ま、何はともあれ、これですべての外構の補修工事が完了です。
工事関係者の皆様、お疲れ様でした。
物置の台風対策の補足
ちなみに前回のブログで、
物置の台風対策としてポリタンクに水を入れて「重し」にしようと書きましたが、
それがこれです。
スペアタイヤもけっこう重いんですよ。
それでも物置が飛んじゃうので、
さらにポリンタンクを4つ購入。
ポリンタンクが1つ約20リットルですから、重さは20kgです。
20kgが4つあるので80kgです。
これだけあれば大丈夫だと思うんですけどね。
ただ、ポリンタンクを物置に置くことについて1点だけ注意。
朝夜の寒暖差が大きな日は、すごく結露が付きます。。。
昼間に太陽で温められたポリンタンクに、
夜の冷たい空気で結露が発生するんです。
なので、ポリタンクの近くに布系、紙系のものは置かないようにしましょう。
タオルとか敷いておくと良いですよ。
そして、台風の季節が終われば水を抜いて保管しておきましょう。
以上、参考になれば幸いです。