庭があるのに鉢植えにする意味ってある?

いやあ梅雨なのに強風でバラは折れるわ、酷い目に遭いました。

風を見かけたらぶん殴ってやりたいですね。(妻が)

 

しかし6月は仕事が忙しくて、

あまりガーデニングができませんでした。

 

今日は買ってきた花や木を庭に植えた方が良いか、

鉢植えにしたほうが良いか

どっちが良いのでしょうか?って言う話です。

とくに庭があるのに鉢植えって意味あるの?

と迷ってる人に僕が思うことを書いてみようと思います。

 

あと、毎日の世話が大変かそうでないかという観点で、

自分なりの意見としてお話ししたいと思います。

放っておいてもある程度植物は成長するものですが、

世話をしないと元気に育ちませんからね。

 

風に対する対策は地植えも鉢植えも大変

ところで、ここ最近は風が強いですね。

梅雨なので雨が多いのはわかるのですが、

風が強いのって本当に困ります。

 

というのもつい先日の話ですが、

植えたばかりのバラの新苗が折れてしまったからです。

応急処置で麻紐とガムテープでぐるぐる巻きにしたのですが、

恐らくもう無理かもしれません。

 

普通に茎が折れただけなら、

こんなにテープでグルグルにしなくても、

折れた茎は捨てても、残った部分から新芽が出てきます。

でも今回のバラの新苗は、接ぎ木してあって、

その接いである接続部がボロっと外れてしまったので、

なんとかして再び接続しないと新芽が出てこないのです。

(接ぎ木の土台になっている木は同じバラじゃないので。)

 

しかし今回のバラの新苗ポッキリ事件、

いつもなら地植えするときに支柱を立てるんですが、

バラの新苗には最初から小さい緑色の支柱が付いていたので、

それで大丈夫かと油断しましたねえ・・・。

それにまさかこの時期に、

台風でもないのにこんなに強い風が吹くなんて・・・。

 

とはいえ、強風に対しては地植えの花木だけでなくて、

鉢植えも気を付けないといけないんですけどね。

 

2年前にクリスマスツリー用で買ってきたモミノキは、

このように鉢植えにしているんですが、

毎度、強風で倒れまして、今回も倒れました・・・。怒

なので強風の日は、

ヒモで背後の穴あきブロックにモミノキを括り付けています。

 

あとテラスに置いてある花の鉢も強風には注意しなければなりません。

もちろん少々の強風では倒れたりしないのですが、

台風レベルになるとこれらの鉢が全て吹き飛んで

テラスから落っこちて土ごと芝生にぶちまけられてしまいます。

ビックリですよね。。。

なので、風の当たらない場所に避難させなければなりません。

その点、地植えならば最初に一度支柱を立ててやればいいだけでラクだなと、

そう思うかもしれませんが、台風の激しさによっては、

支柱ごと吹き飛ばされるので、どっちもどっちですね・・・。

毎度、台風後には支柱のメンテをしないといけません。

 

先ほどのブログにも書きましたが公園や街路樹で見かけるような頑丈な支柱も、

台風でグラグラになってしまいましたからね・・・。

 

水やりは地植えの方が断然ラク

ところで、世話の中でも基本中の基本は水やりですが、

基本的に庭に植えている花木に対しては、

毎日水やりをすることはありません

これは地植えの良いところかもしれません。

 

こちらの冬~春先の花壇のノースポールには、

植えた直後くらいしか水をあげたことがありません。

ただし、先ほどのように植えたばかりの新苗のバラとか、

まだ根が十分に張ってない時には、

土の表面が乾いたら水をやるようにしています。

引越当初もそうでしたが、花だけでなく樹木も、

植えたばかりの時はマメに水をやっていました。

外構屋さんにも1年間は水をやってくださいと言われてました。

 

うちの場合は少々庭が広いので水やりは大変でしたが、

枯らしたくないので必死でした。苦笑

おかげで一本も枯れずに育っています。

とくに花壇のように区切られた場所(下の写真)に植えた場合は、

かなり鉢植えに近い状態ですから、

やはり乾燥して水切れしやすいので頻繁に水やりをしていました。

もちろん、今はもうほとんど水やりはしていません。

(何日も雨が降らない夏場とかは水やりしますよ。)

 

その一方で鉢植えに対しての水やりは、さらに神経質になります。

今のような梅雨の季節なら大丈夫ですが、

雨が少ない時期は本当に要注意です。

 

鉢植えの花木はすぐに水切れになりますから、

そうなると気が付かないうちに元気がなくなり、

葉が黄色くなって、いつのまにか枯れていたりします。

 

はい、よく、やらかしました。。。苦笑

 

先ほどの花壇に植えてあるノースポールも、

ほとんど水を上げなくても大丈夫だったのに、

鉢植えにするとあっという間に水切れになって、

元気がなくなってしまいました。

こちらは、しんなりした花に慌てて水やりした後の写真です。。。

ノースポールみたいな旺盛にブワっと綺麗に咲く花ほど、

その根は鉢の中いっぱいに広がり、

あっという間に鉢の中の水分を吸収してしまうのです。

 

自分の場合、ふと「しなっ」と弱った感じになっている花を見て、

慌てて水をあげたりすることが多いのですが、

基本的に鉢植えには毎日水をやるというスタンスでいないとダメですね。

 

だってホームセンターとか行ってみればわかりますよね、

オープン直後や、夕方くらいになると、

観葉植物コーナーや、植木コーナーで必ず店員さんが毎日水をやってますよね。

中には小さなポットで売っている花とかもあるし、

晴れた日はアっという間に水切れしちゃいますよね。

 

鉢植えのメリットは移動できること

水やりって面倒だよね、忘れちゃうよね、

って人は、大きな植木鉢を使えば、

少しだけ水やりでラクができるかもしれません。

 

僕も今年は少し大きめの鉢をいくつかそろえたのですが、

気のせいか水切れになってシナっとなるペースが遅い気がします。

こちらはオステオスペルマムですが、少し大きめの鉢に植えました。

やはり鉢を大きくするということは地植えの状態に近づくということなので、

ウッカリ2,3日水やりを忘れたくらいでは枯れたりしないのかもしれません。

鉢の中に水分がとどまる時間が長いということですね。

 

鉢植えのメリットは移動できること

しかも鉢植えの思わぬメリットを発見しました。

それは、あちこち移動できることです。

 

例えば、花が咲くまではテラスに置いておいて、

花が咲き始めたら玄関アプローチの方に持って行くこともできます。

下の写真のように穴あきブロックに引っ掛けることもできますね。

ただし、難点があるとすれば重いことですね・・・。苦笑

 

なので、あまり大きな植木鉢は避けた方が良いです。

とくに焼き物系の鉢は重いので、疑似素材のプラ製がいいですね。

下の鉢はコメリで売ってたプラスチック製ですが、

さほど質感は悪くありません。

あとプランターも大きなものはキツイです。

大きなサイズのものは、

一人では簡単に運べませんので避けた方が無難です。

 

ところが!

 

先日、庭にメダカ用の小さな池を掘ったのですが、

こんな小さな池なのに恐ろしいくらいの大量の残土が出まして、

この残土処分(利用)の為に植木鉢やプランタを大量購入したのです。

池づくりの様子はこちら↓をどうぞ。

そのおかげでテラスの上が大混雑になったのです。

まさか家庭菜園用ミニ畑があるのに、テラスにプランターを置いて、

トウモロコシを栽培することになるとは…。苦笑

上から見ると、なんとか人が通るスペースは確保してますけども、

かなり、テラスがいっぱいいっぱいです。

とはいえ、花に埋もれて暮らしたいという人は、

テラスに花が密集しているのも悪くないと思いますけどね。笑

 

ちなみに上の写真から時が過ぎ、

トウモロコシも花が咲いて実がなりつつありますが、

やはり地植えにした時よりも背が低いし実も小さいような・・・。苦笑

まあ、もう少し様子を見るとしましょう。。。

トウモロコシもそうですが、鉢植えにした場合は、

あまり大きく育てられないというデメリットもありますね。

花とかも剪定してあげて常に小ぶりに収めないといけません。

 

あと、結局のところ、こうして鉢植えがどんどん増えていきますと、

台風前に植木鉢を風がモロに当たらないとこに避難させるのが大変なんですよね。

まあ、重い大きなプランターは余程強風でも大丈夫でしょうけど、

何が起こるかわかりませんからね、最近の気候は・・・。汗

こちら、ニチニチソウの鉢植えたちです。

というわけで、今日は地植えと鉢植えについて書いてみました。

どちらもメリットとデメリットがありますが、

どちらがラクかと言えば地植えですね、断然に。

 

でも、庭をくまなく飾りたいと思う人は鉢植えはメリットありますね。

地植えは固定されちゃうので庭の模様変えみたいなことが簡単にできません。

その点、植木鉢ならあちこち持って行けるし、

ひな壇を使って高さも狙い通りにレイアウトできますしね。

 

と、考えてるだけでワクワクするガーデニングですが、

ご参考になれば幸いです!

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