前回、今の積水ハウスの家を建てるにあたって、住宅ローンで失敗してしまった話を書きました。
今回、住友林業で家を建てるにあたって、再び住宅ローンでつまずくわけにはいきません。
というわけで、家を建てる前に、住宅ローンで失敗しないように対策したことを書きたいと思います。
目次
審査内容を銀行は教えてくれないから些細なことから気を付ける
銀行って、もしも融資がおりなかったり希望額に届かなかった場合、その理由や原因は教えてくれません。
なので、対策をすると言っても、一般的かつネットで調べられる範囲での対策しかできません。
でも、まずはそれで十分かと思います。
とにかく、お金系のことで、なるべく適当なことはせずに、些細なことから無難に対応しておく必要があります。
というのも、お金については、ウチは夫婦ともにキッチリしている方だと思うのですが、仕事上で付き合いのある人や知人で、けっこう人によって認識の差があるなと思うからです。
例えば、電気や電話など延滞した際に「アハハ忘れちゃった。」程度で済ませている人とか、たまにいたりするのです。
住宅ローンを組む際には些細な事でもお金に関することは完ぺきにしておいた方が良いかと思います。
とくに最近は(ていうか昔から)ショップの会員カードがクレカ付きとかよくありますし、銀行もキャンペーンで「クレカ作れ」って言ってきますし。
自分も無駄に法人カード作ったりしてますけど、これ銀行が言うから作ってるんですが、住宅ローンに影響しないんですかね。苦笑
クレジットカードは怖い
クレジットカードは怖いです。
とくに最近よく聞くのが、「携帯料金の滞納」で住宅ローンが借りられなくなるという話。
ウッカリ払い忘れたとか、そういうレベルのことが、どうして信用情報として残っちゃうんだろうと思いますよね。
でもこれって、「携帯料金をクレジット払いにしているから」だそうです。
クレジットカードは、ある意味で消費者ローンと同じなので、入金し忘れちゃうと、そこでもうブラックリスト入りらしいです。。。
怖いですね。
ウチはそういうことは過去に皆無ですが、でもウッカリということもありますから、ちょっとしたミスもないように注意しました。
あと、「リボ払い」も危険だそうで、その金額が借入限度額に加算されてしまうそうです。
でも、うちはリボ払いとか使ってませんので大丈夫かなと思ってるんですが、昔、こんな事がありました。
レジのオバチャンが「あ、すみません、間違ってリボ払いで打っちゃったんで修正しますねー。」なんて言ってたことがあったんですが。。。
これ、今思えば、怖すぎですよね。
「おいおい!」って感じです。苦笑
なので、カードは必ず、「一括で」と大きな声で、2,3回くらい宣言しましょう。笑
自営業者は、税金支払い漏れと、赤字決算はNG
自分は自営業者(法人)ですので、事務作業がサラリーマンだった時よりも多くなりました。
とくに、自分みたいな一人で会社をやっている人なんかは、税理士に頼むまでもない程度の事務作業なので、自分でやろうと思えばできてしまいます。(それなりに勉強しないと無理ですが。)
かといって、自分でやろうとすると、けっこう面倒なんです。
毎年、ン十万を税理士さんに払うか、自分の時間を使って節約するか、迷うところです。
税務署に行ったりするのが面倒なだけではありません。
帳簿を付けたりするのも、けっこう面倒です。
税金の支払も面倒です。
そもそも忙しいときなんかに郵便物が大量に届くと、1~2週間くらい放置とかしちゃいます。
そうすると、税金の払込書とか混ざってたりして、ヒヤっとすることがあります。
税金も払い忘れると、住宅ローンを借りられませんから要注意です。
なので僕は、一人の会社ですが、積水ハウスの家に引っ越した時から税理士さんに頼むことにしました。
あと、これは非常に重要なのですが、赤字決算は絶対にNGです。
僕と同じITの社長さんで、でも、社員もいるし、かなり稼いでいる人なのですが、赤字決算が理由で住宅ローンを借りられなかったそうです。
わざと赤字決算にしたそうです。
僕も最初の頃は、先輩経営者に「赤字決算にした方が、税金を払わなくてよいからオススメ。」なんて言われてましたけど、真似しなくてよかったなあと。。。苦笑
わざと赤字決算にするには、役員報酬を高く設定すれば簡単にできちゃうんですけど、融資を受ける場合はデメリットでしかないので注意です。
車のローンは法人に持っていこう
そして、もっともウエイトの高い自動車ローンの対策。
そもそも、現金で買えばいいのですが、まとまった現金がドカンと出ていくのって、自営業者にとってすごく怖いですよね。
なので、車を買おうと思ったら、予め計画的に車用の貯蓄をしておくべきなのです。
(毎年乗り換えるのが趣味って人ならローンの方が好都合ですが・・・苦笑)
ただ、自営業者(法人)の場合は、もうひとつ方法があります。
それは、車を法人所有にする方法です。
住宅ローンの融資では、法人の自動車ローンは関知しませんから、当然、借入限度額計算にも含まれないのです。
こうすることで、個人の負担を法人に分散することができるのです。
ウチの場合も、車を買い換える際に法人所有にして、自分個人所有の車を処分しました。
ただし注意点もあります。
法人で車を購入した結果、法人が赤字になったら、もちろん「NG」です。
あくまで、個人も法人も余裕がある場合のみに使える方法です。
(ウチも次からは車は現金で買いたいなーと思ってます。貯めなきゃ-。苦笑)
住友林業の場合「日本住宅ローン」を使える
あと、融資の限度額で困った時は、「フラット35」を使う方法もあります。
以前にも書きましたが、フラット35の場合は、金利計算で実質金利を使えるので、借り入れ限度額が、かなりアップするんです。
また、フラット35であれば、住友林業は「日本住宅ローン」という会社と提携してますから手軽にスピーディーに手続きをしてくれます。
実際、住林さんの事業所内の端末で全て操作が出来るそうです。
「日本住宅ローン株式会社」はフラット35の代理店なのですが、住友林業も出資している会社ですので、手続きが早いのだと思います。
ちなみに、住林だけでなく、ハウスメーカー大手4社が出資している会社だそうです。
なんと、「積水ハウス」も出資しているのです。
・・・でも、積水ハウスの時はまったく、フラット35の話が出てこなかったんですよね。。。
もしも、フラット35をつかっていたら、もう少し融資額に余裕が出たはずです。
その時は自分もフラットのことをあまり詳しくなく、惜しいことをしました。。。
何で提案してくれなかったかなー。苦笑
もしかしたら、ハウスメーカー、または営業さんによって、オススメするしないの方針があるのかもしれませんね。
なので、最初から住林さんにはフラットを使いたいと要望を出しておいたのです。
ただ、結果として、フラット35は、家具とか一部の費用は融資額に含めることが出来なかったのです。
自分の場合、現金は極力持ちだしたくなかったので、最終的に銀行ローンに変更して頂いたのですが、フラットについては事前にもっと調べておくべきでしたね。。。