寝室こそ小上りの和室にするべき理由

和室の「小上り」に憧れてました。

住林さんで家を建てる時には採用しようと思っていました。

でも、小上り和室に対して、住林さんの反応が悪かったんですよね。

 

小上りにはいろいろとデメリットがあるので、

ユニット畳を使った方がいいですよ的な感じでしたね。

ユニット畳ってこういうベルメゾンとかで売ってる可動式のやつです。。。苦笑

まあ今回は「後悔」と言うほどでもないのですが、

やっぱり和室の寝室だけでも小上りにすればよかったかな

と言う話です。

なぜなら、小上りのデメリットを全て無効にできる部屋だからです。

 

小上り和室のデメリット by 住林

小上りの和室については最初の頃は「憧れ」しかなく、

何が何でも採用しようと思ってましたから、

住林さんにやんわりと反対された時は、

すんなりと納得がいきませんでした。

 

実際に、どういう反対意見が出たかと言うと、

まずはバリアフリーの問題ですね。

高齢になった時に「段差はつまづく」という言い分です。

パナソニック・畳が丘

 

ま、そりゃそうだけど、健康体の今の自分たちからすると、

「つまづくわけないじゃん!」って思うのは自然なことでして、

なので、「その理由は無いな」と心の中で却下したのです。苦笑

 

次の住林さんのオススメしない理由は、

小上りに収納を付けても、床と人間の毎日の重みで歪んで、

収納の引き出しが開かなくなったりしますよとのこと。

なるほど、これは長年の経験がないとわからない話ですね。

これで、僕も少しだけトーンダウンした記憶がありますね。

 

小上り和室は空間を断絶するというデメリット

もちろん、小上り和室については僕も事前に調べてました。

なので、デメリットも知っているつもりでした。

 

例えば、LDKに隣接する和室に採用するのはやめて、

寝室にだけ採用しようと思ったのもデメリットを考えてのこと。

つまり、LDKに隣接させると、とかくデメリットが目立つのです。

 

もちろん、LDKという広い空間に変化が出るというメリットはあるですが、

そこだけ分断されてLDKとの一体感がなくなっちゃうのです。

簡単に言うと、「ワンフロア」「ワンルーム」が好きな自分としては、

かなりワンフロア感が減ってしまうと思ったんですよね…。

まー、そりゃLDKが30畳くらいあれば良いですよ。苦笑

でも、ウチは20畳あるかないかのLDKなので、

床がそこだけ上がっていると連続性が失われる印象が強く、

体感的な広さの観点から、小上りにするのをやめたのです。

 

ロボット掃除機も小上りの壁を越えられない

それと今になって思えば、もう一つ理由があります。

今はPanasonicのルーロというロボット掃除機を利用してますから、

もしも小上りにしていたら、

そこだけ段差のため掃除ができないことになっちゃうんですよね…。

ロボット掃除機の便利さを知ってしまうと、

これはかなりのデメリットです。

 

わざわざ、よいしょって持ち上げて、

「よし行け!」と和室だけ別で掃除させるなら、

ロボット掃除機を使う意味がないですからね。

だったら自分で和室だけ掃除機かけます

 

玄関に隣接する和室を小上りにするメリット

でも実は、我が家のLDKに隣接する和室は、

同時に玄関にも隣接しているんですよ。

これが超・重要ポイントです。

住林さんの新居で絶対にやりたかったことの1つが、

「玄関に隣接する和室」だったのです。

 

さらに、玄関に隣接する和室を小上りにすると、

小上りの畳に座って靴を履けるという、

超・素晴らしいメリットがあるんですよ!

 

でも、やっぱりLDKに隣接する小上りの空間断絶のデメリットを考えると、

デメリットの方が勝ってしまったんですよね。

しかも、部屋の並びを見ると、

 

LDK >>> 和室(小上り) >>> 書斎

 

となっているので、LDKから書斎に行くのに、

いったん上がって、下がるというチグハグが生まれてしまうのです。

 

じゃあ、書斎の床も上げればいいじゃんということになると、

その分だけ天井が低くなりますからね。苦笑

たまに使う和室だから天井が低くてもOKですが、

毎日長時間使う書斎(仕事部屋)の天井が低いのはつらいですからね。

いろいろと問題があるのです。

 

毎日の習慣を考えると無駄な小上り

それに、よくよく考えると、

座りながら靴を履くというメリットですが、

ほとんどサンダルかスニーカーなので、

座らなくてもサッと靴が履けるんですよね。苦笑

 

ごくたまーに、ブーツを履きますが、ほんと稀ですし、

なんなら我が家の場合は玄関は通常より広めなので、

椅子を置けばいいだけなんですよね。

今、置いてますしね。苦笑

これで足ります・・・。

普段の習慣から滅多にやらないことを基準に間取りを組むのは無駄ですからね。。。

 

寝室の小上り和室はデメリットが少ない!

小上りがほしい、しかしデメリットが多い。

でもね、唯一あまりデメリットを感じない部屋があるんですよ。

 

それが、寝室なのです!

寝室だけは、小上りのデメリットをことごとく無効化くれるのです!

 

まず、寝室はすべての部屋から断絶された閉じた空間ですから、

狭くてもOKですし、天井が低くてもOKです。

ロボット掃除機が掃除できなくなりますが、

そもそも、我が家の場合、除湿シートを敷いていて、

ベッドのように普段から布団が敷いてあるので、

布団の場所だけ掃除できず、ロボット掃除機は不要なのです。

 

ただし、畳の下の収納が歪みやすい問題は解消しませんけど、

別に収納を設けなくても良いわけですからね。

ちょっとスペースがもったいないですけど。

 

ていうか、引き出しタイプじゃなくて、

畳が上からパカって開くタイプだけにしたら大丈夫なんじゃないのかな?

パナソニック・畳が丘

 

あと、バリアフリーの問題もありますが、

LDKのように主要な生活導線の通り道になっているわけでも無し

つまづくことも確率として少ないです。

 

むしろ、足腰が弱ったらベッドの方が良いといいますよね?

となると、寝室を小上り和室にすると、

ベッドのように使えるというメリットもあるんですよ。

布団派もベッド派も両方OKなわけです。

素晴らしいと思いませんか?

 

こうして考えてみると、小上り和室は一般的な小上りのデメリットを、

全て気にしなくてもいい部屋なのです。

最初に後悔とまではいかないって書きましたけど、

うーん、なんだか微妙な気持ちですね。。。苦笑

 

ま、パナソニックの畳が丘なら後付けリフォームもできますし、いっかなー!

以上、ご参考になれば幸いです。

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