床材の種類が多すぎるので、まとめてみた!

平屋から二階建てプランに変更になり、いよいよの大詰めとなっておりまして、先日、設計さんと床材の話をしました。

当初は、1階と2階でそれぞれ異なるものを選択しようと思っていました。

1階が「なぐり調」で、2階が「無垢材」です。

さらに、1階と2階で、色味=テイスト=雰囲気を変えようと思ってたんですが。。。

 

階段がネックだった

ここまでは良かったんですが、1階は「ミディアム色」で、2階は「ナチュラル色」または「ホワイト系」にしようと考えていたのです。

色を変えて雰囲気をガラッと変えようと思ったんですが、問題がありました。

階段と床材で色の差ができてしまうんです。

設計さんから、そこを指摘され、「あ、そうか!」と。。。汗

 

うーん、やっぱり素人考えでしたねー。苦笑

まあでも、とくにここは、大きなこだわりはなかったので、むしろ、色だけはそろえた方が奇麗かなと。苦笑

なので、1階と2階は、ミディアム色で揃えることにしました。

 

ちなみに、床材のサンプルはこちらになります。

栗のミディアム色は、「あれ? 廃盤かも!?」って言われてちょっと焦ったんですが、まだあったみたいです。(よかったー!)

 

写真・右上 = 【挽板】栗(クリア=ナチュラル)

写真・右下 = 【無垢材】栗(クリア=ナチュラル)

写真・左上 = 【無垢材】栗(ミディアム) ※ その下の黒いのは炭栗の無垢です。

 

挽板、突板、無垢・・・

ところで、上の写真を見て、それぞれに特徴があることがわかります。

正直、住友林業さんで家を建てることになるまでは、フローリングなんて、割と、どうでも良い感じでした。苦笑

そもそも無垢材と、そうじゃない床材がある程度の知識でした。

実際、積水ハウスの時はICさんに、「色的に、ウォルナット色の床材で良いかと思いますが。」と聞かれて、「はい。」と答えた記憶しかありません。笑

 

住林さんではじめて、挽板、突板の定義をネットで調べました。苦笑

選択肢が多いって言うのは、人によっては混乱するのかもしれませんが、僕は大歓迎です。

なにより、勉強になります。

というわけで自分用のメモも兼ねて、それぞれ、特徴をざっと書いておきます。

 

【突板】

 合板に1mm未満ペラペラの木のスライスを張り付けたもの。

 傷がつくと下の合板が見えちゃう。

【挽板】

 合板に2mm以上の厚い木の板を張り付けたもの。

【無垢材】

 全部「自然木」。

 しかし、突板、挽板より幅が狭いので見た目が微妙。

 原則として床暖房不可なのもムムム。

※ なぐり調・・・ベースは挽板。表面に木目に沿って凹凸。この中で一番高いけど質感最高。

 

見た目と機能を考えると、挽板が一番バランスがよさそうです。

でも、やっぱり無垢材は初めてなので、1階はなぐり、2階は無垢ということで貼り分けたいと思います!

 

フローリングの巾接ぎ材?

さて、設計さんから、「栗の無垢材のミディアム色もありますよ。」ということで、「じゃあ、それにします。」ということになりました。

でも、「巾接ぎ材ですけど、大丈夫ですか?」 と聞かれました。

なんですか、それは?

つまり、1枚のフローリングが、さらに木をつなげてできているというモノらしいです。

下の写真でわかるでしょうか。

1枚の板の中に、さらにつなぎ目が見えていると思います。

こういう板が、一部混ざった仕様とのことです。

言われるまで、まったく気が付きませんでした。笑

なるほど!

これは先日、家具メーカーに行ったときに、2枚接ぎ、3枚接ぎ、などという単語が出てきましたが、それですね。

こちらは、1枚板のテーブル。

こちらは、5枚接ぎのテーブル。

よーく見ると、繋ぎ目が縦に4か所ありますよね。

テーブルにも、1枚板のものと、そうでない「〇枚接ぎ」ものがあるのと同じように、フローリングも、1枚板のものと、そうでないものがあるのです。

先にも書きましたが、言われなければわからないレベルですし、「はい、それでいいです。」ということになりました。

ただ、ナチュラル色のフローリングで、すべての板が「巾接ぎ材」のフロリーングも見せてもらいましたが、それはさすがにイマイチでした。

栗のは、ミディアムで色が濃いのと、一部だけ「巾接ぎ材」なので、あまり目立たないんでしょうね。

でも、まあ、この辺りも、何枚接ごうとも、知識がなく知らなければ、スルーされている部分ですよねー。苦笑

 

何事も、知らぬが仏なのか・・・?

さて、1階はオークなぐり調(挽板)、2階は栗ミディアム(無垢材・巾接ぎ)に決定となりました。

ちなみに「栗の無垢材」は、妻の希望です。

栗の木が好きみたいです。

 

ところで先日、妻が「栗のお椀」を近所のナチュラル系ショップで買ってきたんです。

で、それが「5000円」くらいするんですが、普通「高!」って思いますよね。

最初、3000円くらいかなと思ってたんですが、どうも5000円くらいだったそうで。苦笑

高いなあと。

その話を設計さんとしてたら、「栗の食器で数千円で購入できるなら、お安い方かと思いますよー。」と。。。

まじかと。

ぼくは、「食器は、100均で買うもの」と思ってましたからね。笑

食器って、いろいろあるんだなあ~と。

 

ちなみに、ぼくの大学時代は、もちろん食器は100均でしたが、流し台に落としただけで割れるんですよ。笑

すごいですよ、ホント、「パカっ!」て割れるんで、そういうシステムなのかなと思ったくらいです。

でも、食器ってそういう使い捨てに近いモノだと思っていたんです。

 

そしたら、この前、コーヒーカップを床に落としてしまったんですが、割れなかったんです。

妻もそれを見ていて、「よく割れなかったね。」みたいな感じだったんですが。

しかし、その後、「いいコーヒーカップだから丈夫なのかな。」と一言。

うそお、関係ないでしょ?

コレ ↓

でも調べると、有名なブランドの食器はしっかりとした作りなので基本的に丈夫らしいです。

まあ、妻は食器とか料理とか専門分野ですから詳しいんですけど。

自分は知らないので、改めて、「へー、食器って、そんなに段階=グレードがあるんだねえ。」と、思いましたねー。

 

ミニマリスト「志望」としては良いモノを長く使う?苦笑

すべてにおいて言えるのですが、良いモノを知ってしまうと、もう以前の、それより劣るモノには戻りにくいですよね。

一度「贅沢」しちゃうと昔のレベルに戻れないってよく言いますよね。

犬だって、一度、おいしいドッグフードに変えちゃうと、昔のものは食べなくなりますからね。苦笑

(まあ、僕はもともと苦労人ですから、明日、北斗の拳の世界がやってきても平気ですが。)

 

でも、何事も「知らぬが仏」だなあと思いました。

なにも知らなければ、「いいなー、でも高いなー、でもいいなー、しかし高いなー。」なんて、あれこれ悩まなくて済みますからね。

 

住林さんとの打ち合わせでも、いろいろオプションが出てきて楽しいんですが、良いモノを見てしまうと、やっぱり迷います。苦笑

そういうことがあるから、あまり設計さんや営業さんも、最初から良いモノを出さずに、標準的なモノから勧めるのかもしれません。

でも、自分としては、良いモノがあるなら、やっぱり、それを先に提案してほしいってのがありますね。

 

もちろん、最初でこそ、良いモノを提案されても、どこが良いのかわかりませんでしたけどね。

家具なんか、良い例です。

でも、自分であれこれ調べると、やっぱり、良さがわかるんですよね。

 

あと、良いモノは、見た目でだけなく、性能も良いんです。

結果、食器もそうですが、割れずにずっと長持ちします。

 

なので、安いものを選択して、結果として、壊れたり、気に入らず捨てたり、買い替えたりするくらいなら、最初から良いモノを大切に長く使った方が良いです。

そういう方向へシフトしていけば、家の中のごちゃごちゃしたモノも減っていくのかなと。苦笑

ミニマリスト志望としては、そう思っております。

 

たぶん。

 

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