ダサいと評判の象印のポット型加湿器を使ってみた

電気代だけでなく、1月のガス代が3万円を超えました。苦笑

「まじか!」状態の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

自分の場合はオフィス兼自宅で20年近く自営業やってますから、昼間に床暖とか使いますしね。

仕方ないと言えば仕方ないのですが、住林の家に引っ越して4年が過ぎ、初めてですよ、ガス代が3万超えたの。苦笑

 

電気代だけでなく、ガス代もかなり値上がりしてますね。

「都市ガスはプロパンよりも安い」なんて思ってたら、ついにそんな時代でもなくなってきたんですかねえ……。

 

象印のポット型加湿器を買った!

と、そんな光熱費高騰のご時世、さらなる家電を購入してしまいました。

それは象印のスチーム式加湿器です。

はい、そうです。ポットみたいで不格好だの、ダサイだの、巷で評判のアレです。

しかもスチーム式なので光熱費がかかる!

 

じゃ、なんで買ったんだ!苦笑

 

でもさ、健康には変えられないでしょ……?

 

そう思って昨年の11月頃に購入したのです。

で、そろそろ使い始めて3カ月くらいたつので、レビューでもしてみようかなという本記事でございます。

 

なぜ大型加湿器があるのに買い足したのか?

さて!

でも、そうは言ってもですね、実は我が家には大型の加湿器があるんです。

以前から何度も記事にしてます。

当初、このダイニチの大型の加湿器を買う前にポット型加湿器も検討したんですよ。

でも、電気代が高いから、これは「なし」だなと思っていました。

 

じゃ、既に大型の加湿器があるのに、なぜまた加湿器を買い足す必要があるのでしょうか?

 

その一つ目の理由は風邪対策です。

「なんだか風邪気味だな」と思った風邪の初期の時。

仕事部屋とか寝室とか、自分の近くに置いて、喉からの感染を防ぐ的な使い方をしようと思ったわけです。

今年は11月頃から「ヤバイ」前兆がたびたびあって、今年は何年振りかに風邪引くかも感があったんですよね。

ダイニチの大型加湿器なのに湿度40%は物足りない

そして2つ目の理由。

今使ってるダイニチの大型加湿器、我が家は畳数オーバーで使っています。

そのため、めっちゃくちゃ寒い日や、冷たい北風の強い日とか、表示湿度が40%前後になる時があるんですよね。

加湿器を使っているなら、せめて50%前後くらいに部屋を潤したいですからね。

つまり、湿度40%あたりをウロチョロしている極寒の日や北風の強い日に50%あたりに持って行くためってのが2つ目の理由。

 

ちなみに、どうして風の強い日は湿度が下がるんだと思う人もいるかもしれませんので念のため解説。

住林の家、ていうか最近の家は気密性が高いです。

でも気密性が高い代わりに24時間換気設備が必ず設置されるため、家の中の空気はあっという間(約2時間)に外気と入れ替わってしまうんです。

さらに、北風が強い日は24時間換気口から強く乾燥した風が吹き込むため、(体感として)湿度が普段よりも早く落ちるのです。

 

象印のポット型加湿器を使ってみた感想

それはさておき、象印ポット型加湿器を使ってみた感想です。

今回購入したのは象印のスチーム式加湿器「EE-DC35」です。

 

はい、まるでポットですね。苦笑

本当はグレーが良かったんですが、ケーズデンキに行ったらホワイトしかなかった。

仕方なくホワイトを買ったんですが、はい、ホワイトだといよいよポットですね。苦笑

畳数的には6畳用だが問題なし!

見た目はさておき。

実はこれ、畳数的には6畳用なんですよね。

とても小さいサイズ。苦笑

 

でも、我が家で使ってる畳数オーバーの大型加湿器(42畳用)の、足りない畳数(10畳)を補うには十分かなと、そういう算段です。

(ちなみに畳数オーバーとはいえ、扉や襖を閉めれば40畳くらいの空間になるので、ある意味足りてるんですけどね。)

 

なので、実際、寝室(8畳)とか仕事部屋で使う分にはまったく問題ないですね。

大型加湿器でもって既に40~50%ほど潤っている状態で使うわけですからね。

 

じゃ、広いリビングで使ったらどうか?

めっちゃ寒い日に加湿器の近くに置いて、しばし様子を見てみました。

この日は本当に寒くて、夕方には既に外気温が0度。

ダイニチの大型加湿器の湿度表示も40%付近で、なかなか上がってくれませんでした。

それがですね、徐々に湿度は上がって50%を超えたんですよね。

※ ちなみに最近はECOモードでなく標準モードで使ってます

なので、やっぱり効果はあるんだなと思いましたね。

妻も、「リビングのソファで居眠りしたけど、喉が渇いてないから効果あるね」とのこと。

これって多分、スチーム式だからって理由もあるかもしれません。

スチーム式加湿器は部屋で鍋やってる感覚

気化式とスチーム式の違いって、やっぱ体感的に大きいんですよ。

気化式の場合は、空気中に水分が完全に混ざっているので、加湿器から吹き出す風は普通の空気です。

ま、ほんのちょっと潤ってるかなと感じる程度。

 

でも、スチーム式の場合、吹き出してくるのは熱い蒸気です。

なので、潤いを非常に直接的に感じることができるのです。

 

分かりやすく言うと、僕が子供の頃みたいに、ストーブの上に置いたヤカンで部屋の湿度を上げるのと似た感じになります。

もっとわかりやすく言うと、家で鍋料理をする時と同じ潤い感ですかね。

ま、鍋のときみたいに部屋はジメジメにはならないですが、感覚としてはそういう感じ。

 

ようするに、蒸気ですからね。

熱を持っていて、触れると熱いんです。

なので、部屋の温度も少し上がるし、それもまた湿度改善に一役買っているのです。

学校で習ったと思いますが、室温が高いと空気中に含まれる水蒸気の量も増えますからね。

スチーム式加湿器は、ほぼメンテフリー

あと、もう一つ嬉しいのは、ほぼメンテフリーってとこですね。

ズボラな人なら永久メンテフリーも可能。笑

ま、ポット内がカルキで白く汚れますけど、その汚さを無視できる人ならって意味ですけどね。

 

というのも、今使ってるダイニチの加湿器のようにカルキが加湿能力を劇的に落とすわけでもないですしね。

少々放っておいても普通に使えてしまうところは、とくにズボラな人にとっては非常に大きなメリットだと思います。笑

 

もちろんカルキが気になる人は、クエン酸を買ってきてポットの中に入れるだけですから、それもまたラクチンです。

このように本体前面の下部に「クエン酸洗浄ボタン」もついてます。

 

象印のポット型加湿器の悪いところ(デメリット)

と、久しぶりに良い買い物をした感があるんですけど。

ちょっとこれは改善してほしいなという部分もあります。

 

その唯一にして最大の不満は、ウルサイことです。

この冬、寝室に置いて使うことが何度かありましたが、とにかくウルサイ!苦笑

何がうるさいって、湯が沸騰する音です。

 

象印のポットを使ったことがある人はわかると思いますが、沸騰するとボコボコと音がしますよね。

沸騰するまでにシューッッという音もしますよね。

基本的にこの加湿器は構造がポットそのまんまなので、その音もそのまんま引き継がれております。苦笑

しかも定期的に沸騰させているみたいで、使用中は何分おきかにボコボコと大きな音がするのです。

湯沸かし音セーブ機能は使えない!とにかく音がウルサイ!

いちおう、「湯沸かし音セーブ」というボタンが付いているんですけどね。

この通り、本体の一番下の方にありますよね?

でも、この機能、最初しか使えないんです。

最初ってのはどういう意味かというと、最初に水を入れますよね?

その後、沸騰するまでの間しか、このボタンは有効化できないのです。

一度沸騰してからこのボタンを押そうとしても押せない(有効・ONにならない)のです……。

 

なので、寝てる時に使うと、けっこう頻繁に沸騰するボコボコ音が聞こえて、睡眠妨害になります。

わりと大きな音なので、この音で目が覚めてしまう人もいるんじゃないかなって思いますね。

 

僕の場合は、一度寝ちゃえば大丈夫なんですが、寝る間際にボコボコやられると、まあ寝入れませんね。苦笑

これが、唯一で最大のデメリットですね。

 

もちろん、電気代がかかるのもデメリットなのですが、我が家では毎日使っているわけではないですらかね。

極寒の日とか、風邪気味の時に使うとか、あくまでメインの大型加湿器の補助的な使い方しかしてません。

なので、我が家に限っては電気代はかかってないのです。

でも、これ一台で間に合わせようと思っている人は、電気代が跳ね上がるのは覚悟した方が良いでしょうね。

 

というわけで今日は、象印のスチーム式加湿器のご紹介でした。

皆様のご参考になれば幸いです。

 

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