まさか新型コ●ナウイルスで騒動になるとは思わず、
「こんなことならパナソニックのジアイーノを買っておけばよかったか」
と、思いつつも、「いや、次亜塩素酸水があれば事足りる」
と、当時考えた思考の流れを再度追いかけている今日この頃。苦笑
結局のところ我が家は、
どの加湿器を買おうか迷いに迷った挙句、
ダイニチの大容量加湿器を購入したのでした。
もちろん、使い勝手も能力的にも問題なしでした。
ところがですね!
少しばかり困ったことが起きたのです。
その日は突然やってきました。
なんだか、「うすらくさい」のです。。。
そうです、ニオイの原因は加湿器だったのです。。。
あいかわらず面倒くさがって掃除も何もしてなかったのです。
今日は加湿器のお手入れ(メンテナンス)の話です。
目次
ダイニチ加湿器のお手入れ頻度(マニュアル上)
加湿器を購入したのは昨年の暮れです。
確か12月3日くらいだったかと思います。
ダイニチ加湿器のマニュアルに寄れば、
各部品のお手入れ頻度は以下の通り。
(1)吸気グリル・・・週に1回掃除機で吸う
(2)抗菌気化フィルタ・・・2週間に1回水洗い
・・・月に1回クエン酸洗浄
まず、(1)の吸気グリルは外側から掃除機で埃を吸ってあげればOKなんですが、
当然、なにもやってません。。。簡単なことなのにね。
そして、(2)の抗菌気化フィルタですが、
これが加湿器掃除の中でも一番面倒くさいやつです。
新品の時の写真で見ると、この青いやつですね。
週に1回は水洗い、さらに月1でクエン酸洗浄だそうですが、
はい、当然なにもしておりません。。。
そりゃ、まずいですよねー。
でも、そういう人って割と多いと思うんですけど、どうでしょ?
だって面倒だもん。苦笑
どれくらい放置すると加湿器は臭うのか?
さて、購入してから完全放置の加湿器。
どれくらい放置したかと言うと、年内は大丈夫でした。
12月3日に購入しましたから1ヶ月放置なら問題なかったということです。
そして、あれは1月末くらいでしたかね、購入後2ヶ月です。
突然、加湿器から嫌な臭いがしたんですよね。。。
ちなみにカビ臭さというよりも、
雑菌の繁殖した「ふきん(台拭き)」みたいなニオイ。
保温でウッカリ5日とか放置し過ぎたご飯のモワッとするような臭いにも近い。笑
「しまった!失敗した!」
と思いましたね。笑
実はその時、マジで焦りまして、
ブログのことなんかすっかり忘れて急いでメンテナンスしちゃって、
まったく写真も何も残ってないんですよねー。
ダブルで失敗しました。笑
でも、よくよく考えると、
2カ月くらいでヤバかったということですから、
1ヶ月半くらいとか、もう少し早めにメンテするべきでした。。。
次は気を付けよう、そう思ったのでした。
また加湿器が臭くなる
さて、これを書いている本日。
なんか部屋の一部がで変なにおいがしたんですよ。
すごーく微妙に、うっすらと臭い。
タヌコさんかと思って最初は気にしなかったんですが、
いやタヌコさんの匂いじゃないなと思って、
加湿器の風の臭いをかいでみましたら、
「しまった!失敗した!」
また、やらかしてしまいました。。。苦笑
前回1月末くらいに加湿フィルタを洗ってから、
その期間は1ヶ月半程度。
やっぱり最低でも1ヶ月に1回は洗わないとダメかなあ・・・。
そう思いつつ、今回はフィルタの写真を撮っておきました。苦笑
加湿フィルタのお手入れを放置した結果…
というわけで、臭いに気が付いた僕は、
恐る恐る加湿器のトレイを開けました。
はい、こちらです。。。
これは酷いね。
最初のフィルタはこちらです。
こんなに汚れちゃうんですねえ・・・。汗
もう少し近づいてみてみましょう。
グロ注意。笑
もともとの新品状態のフィルタはこちらです。
綺麗な青ですねえ。
これが、あんなになっちゃうんですねえ。。。
でも実は、この汚れは前回の汚れの名残が大半です。
茶色っぽい部分はカビの跡ではなく、たぶん水垢の汚れだと思います。
そして、白くなってるのは恐らくカルキですね。
このカルキらしき白い部分は、触ってみるとカチカチに固まっており、
ほとんど水を吸収しなくなってしまっています。
実際、見ての通り上の方は水分が浸透しておらず乾燥してます。
つまり、フィルタ本来の給水機能が半減、いや消滅してますので、
加湿機能も相当落ちているはずでして、こうなったら交換ですよね。。。
でも、もう春ですし、今シーズン残りはこれで行こうと思いますけどね。。。
なんとか今さらのクエン酸洗浄で復活すればいいのですが。。。
クエン酸でカルキを溶かしてみた
さて、それではダイニチ加湿器のマニュアル通りに、
メンテナンスを実施したいと思います。。。
月に1回はクエン酸洗浄とありますので、
まずはクエン酸に浸け置いてみましょう。
さっそくイオンでクエン酸を買ってきました。
ちなみに、この青い色の抗菌気化フィルターは、
クエン酸で月に1回洗浄すれば5シーズン使えると書いてあります。
本当でしょうかね。
というわけで、バケツ一杯の水にクエン酸を50グラムくらい溶かして、
しばらく漬け込んでおきましょう。
このまま2時間くらい放置しておきました。
クエン酸自体が嫌な臭いなのが難点ですが・・・。苦笑
クエン酸洗浄が必要な理由が分かった
さて、カルキで白く固まってしまった部分が、
本当にクエン酸で溶けるんでしょうか?
こちら、洗浄後です。
お、割と綺麗になった感じがしませんか?
これならなんとか来シーズンも使えるでしょうか!笑
クエン酸洗浄をやってみて、メーカー(ダイニチ)が、
これを月1でやれば5シーズン使えると書いてる理由がわかった気がしました。
フィルター掃除の一番大きな目的は、
「汚れ」の除去と言うよりもむしろ、
水道水に含まれるカルキでフィルターがカチカチに固まって、
水を吸収しなくなることが問題だったのです。
水を吸収しないと水の蒸発量が減るので、
加湿能力がぐんと落ちてしまうんですね。
それを考えると面倒ですが定期的にやったほうがいいですね。。。
気化フィルターは高価なのもメンテ必須の理由
ところで、この気化フィルターですが、
最悪のケースは、買い替えればいいやって思っていたのですが、
下記、ダイニチWEBショップの純正気化フィルタの価格が4400円て、
送料込みだけど割と高いね。。。
いちおう上のWEBショップのページに、
気化フィルター交換の目安の写真が載せてあるけど、
あそこまで汚くないから、まだ大丈夫そうかな。。。苦笑
でも、こちらの抗菌アタッチメントは毎年交換するとのこと。
水タンクのキャップ部分のやつですね。
まあ、送料込みで2200円くらいなら毎年交換必須でも仕方ないのかな。。。
健康被害が出るよりマシだしね。
最後に、今回メンテナンス(お手入れ)作業をしてみて思ったのは、
気化式の加湿器の内部構造の単純さ。
トレイを外して下からのぞいてみたけど、
内部空間がスッカスカで吹き出し口の明かりが見えてますので、
中にカビが生えることはなさそうです。
これなら確かにトレイとフィルタだけ綺麗にしておけば、
今後も継続して使えそうで、大丈夫そうだなって思いました。
汚れる部分が取り外せるので、わかりやすいよね。
ちなみにバケツを使わずにトレイごと洗剤で洗うのはダメかな。
その方が楽なんだけどな。。。
って、すごい黄色い汚れが出てきたけど。。。
まあ、今後も色々と試してみたいと思います。
壊れない範囲で・・・。苦笑
というわけで、今回はダイニチ加湿器のお手入れの話でした。
参考になれば幸いです。