おしゃれな積水ハウスブログと現実とのギャップ

田舎暮らしをリタイア(?)して、街に出てきたタヌコロリ御一行。

1軒目で、たいしてこだわらなかったのに、

他人から見れば恐ろしくこだわった家が出来上がったブログは以前に書きました。

なので2軒目も、こだわらなくても大丈夫かなと。。。

 

いやいや、全然そんなことは思いませんでした。笑

むしろ、こだわりました。

 

いや、正確には、そんなにこだわったつもりはないんですが、

こだわりが強いと言われたというのが正解。

 

でも、世の中の積水ハウスブログを見ると、

自分たちは、そこまでこだわってるようには思わないんですけどねえ。

今日は、世の中の積水ハウスブログと現実とのギャップの話です。

 

こだわったつもりはないのに「こだわり過ぎ」と言われた…

これは3軒目の家である住友林業さんと打ち合わせを始めるまで、

自分でも本気で気が付かなったんです。

どうも自分は、一般のお客さんよりも、

かなり、こだわりが強い部類に入るようです。笑

そのようなことを、住林の人に言われたんです。

ほんとかなあ・・・。

 

でも、思い起こせば積水ハウスのときも言われたような記憶があります。

でも、「そんはずはない!」と思っていたんです。

本気で。

なぜなら、世の中のブログを見ると、

うちなんかより、はるかにハイスペックでハイセンスな家を建てている人はいます。

芸能人の家みたいに「お金にモノをいわせた嫌味な感じ」ではなく、

普通かつ標準的にハイセンスでおしゃれなマイホームを建てています。

(めちゃくちゃ参考にさせてもらってますが。笑)

 

しかも、すごく勉強されてますよね。

なので自分も住宅の本を読むより、

ブログを読むと勉強になるという、そんな感じです。

 

でも、ハウスメーカーからすれば、ブログに出ている情報は、

「こだわり過ぎ」の部類なのかもしれません。。。

 

ハウスメーカは自ら最初にハードル上げすぎ

でもハウスメーカーにも非があると思うのです。

 

もちろん、僕自身1軒目を基準にしているせいもあり、

最初のハードルが高く設定されてしまっていたのも理由の一つだと思います。

1軒目の業者さん(Aさん)のときは、リクエスト無しの全部お任せで、

おしゃれな家が一発目の提案でポンと出てきたんですよね。

 

一方でハウスメーカーでは、積水ハウスさんも住林さんも、

ベストな提案が一発目にポンと出てくることはありませんでした。

申し訳ないですが正直に言わせてもらうと、

雛形や叩き台にさえなりませんでした。

この時の落胆はとてつもなく大きかった記憶があります。

(まあ設計事務所じゃないですから、仕方ないですが。)

でも、少なくとも、いきなり、展示場やパンフとは全然ちがう提案が出てくるのはどうかと思うんですよね。

展示場やパンフの邸宅レベルの豪邸を散々見せておいて、

自分でハードルを上げに上げておいて、どんと落とすなんて・・・。笑

で、ガッカリして、

「これじゃあだめだから展示場と同じにしてくれ」

なんて言うと、目が飛び出るくらいの高い金額提示になるわけです。

だったら、展示場の意味ないじゃん。笑

 

せめて、ブログに出てくるような、展示場ほどでないにしろ、

おしゃれな感じの提案を最初からくださいと思うわけです。笑

お金使わずに、ある程度おしゃれな家にしてくれ、と、そういう話です。

 

 最低限を盛り込むと簡単に予算オーバー

でも、積水ハウスの家の剛性感というか頑丈な構造

スタッフさんの紳士的な態度、確実な工事、

これは本当に良かったんですよ。

 

とくに東北で大震災がありましたから、安心感は重要なファクターです。

それに、妻は積水ハウスを非常に気に入ってます。

ブランド力というやつでしょうか、よくわかりませんが。。苦笑

なので、あとは最低限の要望が入っていれば、それでOKなんです。

間取りから、設備から、最低限必要と思われるものをピックアップしていきます。

最低限でOKなんです。

 

でも、その最低限だと思っていた広さや設備、

それらはすべて予算オーバーになるわけです。。。

そんなバカな、と思いましたねえ。笑

 

規模をどんどん入れて言ったら、1軒目と比べて、

もうまったく考えられない金額になったんです。

しかも、「(営業さんいわく)すごくたくさん割引させて頂いた」とのことです。苦笑

まあ、そうかもしれないけど、ちょっとねえ・・・。

 

それで、結局かなりたくさんの希望を削っていくことになります。

 

一番ほしかった屋上もあきらめたし

ちなみに2軒目の積水ハウスでの家づくりで、

僕がもっとも希望したのが屋上です。

 

もちろん、オフィス兼自宅とか、

ほかにもいろいろ希望したものはあったのですが、

一番の希望は屋上でした。

 

でも結局憧れの「屋上」は、かなわぬ夢と消えたのでした。

屋上があれば、晴れた日はタヌコとコロリを放せますし、

通りは激しいけど排ガスは3階までは上がってこないですしね。

※ ちなみに、近所で2階のベランダに洗濯物を干している人は、排ガスで黒くなるって言ってた。

 

が、しかし、やっぱり予算が合いませんでした。

それに、屋上は当時は特別仕様でして、

かなりリスクが高いので避けたほうが良いということで、

かなり設計さんに渋られたんですよね。

 

今の積水ハウスの営業さんいわく、

2017年には屋上が正式な商品として発表されたので、

リスクなくできるよとのことですけどね。(うーん、悔しい!)

 

結局、通常より広いバルコニーを2階に作ってもらうことで、

なんとか妥協したんですが、犬を放すには狭いし、

空気は悪いし、活用できなかったですね。。。

このように、何をするにしても、1軒目と違って、

コストに強烈に跳ね返ってくるのは、さすがにストレスでした。

しかも、自分としては、超・おしゃれにしてくれとか言うわけでも無し、

たいしてこだわってないつもりなのに、、、です。

 

そして、屋上も削って、削り過ぎなくらい希望を削ったんですが、

それでもハウスメーカーから見れば、

相当こだわった家に見えたみたいですけどね。苦笑

うーん、どういうことかね?

 

ブログとリアルの差は都会と田舎の差かも

余談ですが、、、

引き渡し後に積水ハウスの当時の営業さんから聞いた話。

僕たちの住んでいる地区の担当支店では、

僕たちほどの要求を出す顧客はほとんどいなかったとのことでした。

 

例えば、標準の作り付け家具が気に入らないから、

家具会社に発注してくれ、などという客は皆無だったそうです。

(結局、予算の都合でそんなことはできませんでしたが)

 

ブログでは多くの人が、

おしゃれな積水ハウスの家を建ててるように見えるのですが、

あれは、どんな地域の人たちなんでしょうか・・・。

 

設備にしてもそうです。

積水ハウスの家の設備は、住友林業の担当さんに言わせると「フル装備」だそうです

えー、うそお、世の中のマイホームブログを読めば、だいたい出てくる装備じゃん!

本気の本気で「ウチは一般的な装備」と思ってたんですけど?苦笑

 

いや、ほんと、積水ハウスのブログを読むと、

みんなつけてるように思うんですけどね。

なにより便利だし見つけちゃったら付けたいよねえ。。。

 

という感じで、ハウスメーカーさんの標準と自分たちの標準とで、

なぜここまでギャップが開くのか理解できなかったんですよね。

僕たちの住んでいる地域は、「街」といっても、

地方の小さな「市」の駅前地区というだけで、

全体としてみれば、「田舎」です。

 

僕たちの地区を管轄する支店は積水ハウスも、

住友林業もカバーする地域が広く、

しかも、8割くらいは相当な田舎の地区です。

 

それを考えると、田舎の地域の中では僕たちは特殊というか、

ちょっと面倒くさい客なのかもしれませんね。。。

これが田舎と都会の差なのかなって気もしています。

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