長かったGW(ゴールデンウィーク)も、もうすぐ終わりです。
つい先日まで実家の母が「住林の新築を見たい」ということで、
観光も兼ねて六泊七日で我が家に滞在。
都内を含め、あちこち観光して周り、楽しい七日間を過ごしました。
ちなみに母の我が家の第一印象として、
「写真で見ると、すごく大きな家に見えたけど、それほど広くないんだねえ。」
という素晴らしいお言葉を頂きました。。。苦笑
確かに、延床35坪で2SLDK(3SLDK?)の決して広くはない我が家、
自分自身の写真の撮り方に我ながら感心しましたよ。
まだ我が家の詳細を見てない方は下記をどうぞ。
https://tanukorori.com/web-nairankai/
さて、今日は風水とか縁起とかの話です。
気にすると気になる、気にしないと気にならない不思議な話ですが、
その母が我が家を見て余計なことを言いましてねえ。。。笑
目次
えっ、庭にサカキの木は植えてはいけない?
うちの母親は、いわゆる「後期高齢者」なのですが。
まあ、昔の人なので迷信とか普通に信じております。
父が亡くなって、ちょうど1周忌なのですが、
きっちり1年間は友達と旅行にも行かずあまり遠出をせず、
「喪に服す」という意味で何事も控えめにしているそうでして、
まあ、なんとも、律儀というか、純粋というか、なんというか。。。苦笑
そんな母が庭を見て、「広くて素敵な庭だねえ」と言ってくれるのは良いのですが。
家の隅に3本ほど植えたサカキ(榊)の木を見て一言。
「サカキって庭に植えたらダメって昔から言うけど、関東地方は良いのかね?」
だってさ・・・。苦笑
いや、まあ、実は僕も知ってたんですよ。
昔からサカキは「神様の木」だから庭に植えちゃダメって言われてること。
家を建てる前にネットでも読みましたしね。。。苦笑
それでも植えちゃったのは「迷信はスルー」という、僕のスタンスなのですが。。。
当然、サカキは庭に植えてもいいんですが・・・
ところで、なぜサカキは庭に植えたらダメなのか?
ネットで調べると出てきますが、サカキは「神様の木」って言われてまして、
神様の木を一般庶民の家に植えるなんて不敬だ!という意味合いのようです。
確かに、神社で「御祓い」とか受けたりすると、サカキを神様に捧げたりしますよね。
って、地鎮祭でもやりましたよね。
(あぁ、あの頃を思い出すなあ・・・。笑)
あと、神棚に飾るための木としてスーパーとかで売ってたりしてますよね。
これを自分なりに解釈しますと、神道で使われるような神聖なサカキの木を、
一般庶民の庭に植えるなどして貶めるな、と、そういう思想なのだろうなと思うのです。
実際、昔は身分の高い人の家なら植えてもOKみたいなこともあったそうですし。
うーん、それって、おかしな理由ですよねー。
そういう理不尽な理由なら、なおさら破ってあげたくなるのが僕の性分でして。。。苦笑
というわけで、もはや言うまでもないですが、サカキを庭に植えても問題ありません。
実際植えてますし、植木屋さんも普通に持ってきて植えてくれますし。笑
日陰でも育つそうで新芽も出てますし、これからどのように生育していくか、
ウォッチしていきたいと思っております。
風水や家相を無視して何かあったらどうするんだ!?
さて、その「風水」や「家相」ですが、
前にも書きましたが、3軒目の家「積水ハウス」の時は、かなりこだわったんですよねー。恥
当時は(言わなきゃいいのに)積水ハウスの設計さんに、
「風水的に良くないから」ってダメ出ししたことがあります。
これは1軒目の家づくりの経験が生きてまして、
その時に建築屋さんが、こうおっしゃったんです。
「私は風水はあまり気にしないけど、
(お客さんに)もしものことがあった時に、
『あの家は風水を無視したから不幸が起こった』
って言われたくないんだよね。」
ようするに僕が住んでたのは田舎でしたから、
「あそこで建てた家は風水や家相を無視するから不吉だ」
とか悪い噂を立てられるのが嫌だとのことでした。
田舎恐るべし!です。
ハウスメーカーのスタンスは?
結局、積水ハウスの時も、そう言われたことが頭にあり、
自分もまた「もしも」のことがあった時に、
「やっぱり風水や家相を無視した家を建てたからだ!」
ってあとで後悔したくないって思って、必要以上に気にしちゃったのです。
積水ハウスの設計さんに「ダメ出し」をした時は、かなり困った顔をしてましたけどねー。。。
一方で今回の住友林業の家の時は僕の考えがガラッと変わりました。
だって、あれだけ風水や家相を気にした積水ハウスの家も、
こうして引っ越してしまうわけですし。。。苦笑
家相なんて意味ないなって思いますよね。
結局、住みやすいかどうか、楽しめるかどうかが重要ですしね。
「もしも何か悪い事が起こった時に、やっぱり家相のせいだ!」
ってのも(家相への)責任転嫁も甚だしい話です。
自分の行いが悪いから悪いことが起こるのです。苦笑
なので住林の家では、鬼門とかメジャーなもの以外の風水や家相はすべて無視しました。
住林の設計さんも、たまたま風水や家相には反対派だったので、
風水・家相云々でもめることはありませんでしたね。
でも、住林でも「社内風水・家相セミナー」みたいなのがあるとはおっしゃってましたね。
風水の先生とやりあったとか、そんな愉快な話もしてくれました。笑
鬼門にトイレくらいは守っておいてやる
正直言って、鬼門や裏鬼門も、自分的には「かなりどうでも良い」というものでして。。。苦笑
でも、なぜ鬼門とかメジャーな家相・風水は考慮したか?
それは、メジャーな風水・家相って、それを知ってる人に
「あ、この家は不吉だ!」
とか指摘される可能性があり、指摘されたらハラが立つじゃないですか。笑
(今回の母のサカキの件みたいに。)
なので、鬼門にトイレとか、そういうあからさまな悪い家相は避けました。
でも、別に鬼門にトイレがあって何が悪いのか?って話でして。
鬼門のようなジメジメした場所にトイレがあったら不衛生とか、
暗くて湿っぽい鬼門に玄関があったら来客が暗い気分になるとか、
まあ、およそ現代の住宅事情ではまったく関係ない話です。
この令和の時代に何を言っとるか!って話です。
ちなみに菅さんは小渕さんにならって首相になれるのでしょうか?
(顔が嫌いなんだよなー。笑)
その他、我が家が無視してる迷信の数々
ほかにもあります。
我が家は西にキッチンがありますが、これって家相的には悪いんですよねー。
どうも「西日(の熱)で食品が腐る」とかそういうところに由来があるらしいのですが、
「おいおい、どんな冷蔵庫だよ?」って話ですし、
藁ぶきの家じゃねえし、断熱材とモルタルだよ!って話です。
あと、もともと自分はL字型の平屋を立てようと思っていたんですが、
L字型の家も家相的に良くないとか言われてるんでよねー。
張りとか欠けの話ですが、由来を考察するに家の構造的な話みたいなんですよね。
たしかにL字型は構造的にどうか?という議論はあるかと思いますが、
現代の住宅事情でさほど気にする必要はないと思うんですよね。
ちなみに、1軒目の家は母屋と離れを渡り廊下でつないでましたが、
これも家相的に良くないと言われてますね。
でもこれも、構造的な問題でして、家の強度に関わるのだと思います。
なので、ただやみくもに「不吉だ!」と思ってる人がいたら、
それは違いますって言いたいですね。
ただ怖がるのではなく、その根拠を考えてみようって話です。
根拠を知ったうえで、それでも自分がそれをしたいと思ったら、
堂々とそうすればよいと思うのです。
あ、そういえば上にリンクをしてた地鎮祭の記事ですが、
自分の顔ならまだしも、神主さんの写真をタヌコの顔に差し替えちゃったりして、
化け物の地鎮祭ですよね! これ、ぜったいにダメですよね!?爆
神様と言えば、我が家は神棚が西向きなんですよねー。
普通は東向きか南向きですよね。
間取り的にどうしても西向きになっちゃうんですが、まあいいやって西向きにしたんですよね。
実はこれも母親に指摘されたんですよ。(ホント、昔の人は・・・)
なので、「出雲大社のオオクニヌシの像は西向きだし、大神神社も西向きだ」とか言っておきましたけどね。笑
(神社とか好きなんで、こういうのは詳しいんです。)
これも「自分が良い」と思えばOKなんですよねー。
気にしたら負けですよって話なのです。
ま、そんなことよりも、いかに家の中を素敵に気分よく飾るかだと思います。
家を自分の好きな色や好きな素材で作り、部屋を花や緑で飾れば、かなり幸せな気分になりますけどね。
こんな感じで妻も花を活けてくれますし。
今の時代のマイホームに風水や家相を気にしても良い事はないですね。
怖い怖いとマイナスを気にして避けるより、プラスになることを増やしましょう!って結論ですね。
これ、生き方というか人生論そのものですね。
というわけで参考になれば幸いです。