地震保険は無駄じゃないなと思った話(そろそろ南海トラフ対策?)

3月に入り、超多忙でして、すっかりブログがご無沙汰になっておりました。。。

そろそろ週1ペースで復帰できそうです!

 

さて、先日、亡父の一周忌の法事で実家に帰りました。

その時の「お寺さん」との会話。

 

「遠くから大変ですね、どちらでしたっけ?」

「◎◎です。(関東の某所)」

「海の近くですね、津波が心配ではありませんか?」

「ん? 近くでもないんですが(苦笑)、まあ、でも我が家は標高が高いですから」

「それは良かったです」

 

と、まあ3月だったので東北の震災の話になったんですが、

南海トラフが近いうちに起こりそうな雰囲気のある昨今、

南海トラフは九州や四国だけでなく、

歴史的に見ると、東海や関東も連動して激揺れし津波も来たみたいですし。

非常に気になるトピックですので今日は津波とマイホームのお話です。

 

津波はどこまで届くのか?(最高到達点)

何年か前に、夫婦で天橋立に旅行に行ったんですが。

下記の通り、別ブログにまとめてありますので旅好きな人はご覧ください。

丹波・若狭の旅/丹波王国の謎を探る(前編)

で、その際に、ロープウェイ―で高いところに登って素敵な景色を眺めました。

その後、近くの真名井神社に詣でましたら「ここまで津波が来たよ」という地蔵様がありまして。

ほう、こんな標高50m近いところまで津波はやって来るのかと。

 

さすがにここまでの津波なら全国の平地に立つ家はひとたまりもないなと思ったんですが、

でも、この辺りは津波が大きくなりやすい地形なんですよね。(星が真名井神社の位置)

※ 海岸線を40mくらい上げた位置を青くしてます

東北もそうでしたが、このような海岸線が入り組んだ地形は、

津波が大きくなりやすいとされています。

 

東京湾は津波は高くならないとされている

ところで、ウチの実家の某地方に住む人々は、

「関東」というと「東京」、「東京」といえば「東京湾」、

東京湾は「津波で沈没」という連想ゲームの人がいるんですが。苦笑

 

東京湾は過去の歴史を見ても津波はそこまで高くならないとされています。

津波が来ても、せいぜい1mくらいだから被害はかなり少ないということになっています。

 

僕も多分、安全だろうと思っていますが、でも何が起こるかわかりませんよね。

超・心配性の僕は、念には念を入れて前回の積水ハウスの家は標高30m、

今回の住林の家は50mと、かなり高い場所に建てました。汗

 

むしろ、心配なのは東京湾の外ですね。

例えば、よく話題に出るのが鎌倉の大仏でして。

※ 海岸線を20mくらい上げた位置を青くしてます

赤い星の位置が大仏なんですが、ここの大仏殿の建物だけが津波で流されたそうです。

大仏も身ぐるみはがされた感じでビックリしたことでしょう。。。

 

ちなみに、ここは、さほど海岸線も入り組んでないですが、

湾のようになっているから津波も少し大きくなるんでしょうか?

でも、この星印あたりは標高20Mくらいありますからね、

「こんなところまでくるのかよ!?」って感じですよね。

 

関東から西、中部地方はどうかな?

もう少し西に移動すると浜名湖。

浜名湖は昔は淡水湖だったようですが、大昔の津波のせいで海とくっついたらしいですね。

※ 海岸線を5mくらい上げた位置を青くしてます

でも、この辺って、さほど海岸線が入り組んだ地形じゃないですよね?

なので、それほど津波が高くならないんじゃないの?

とも思いますが、どうなんでしょうね?

 

その点、前回の東日本大震災の仙台あたりの被害状況が参考になります。

こちらの国土地理院作成のマップを見ますと、赤い部分が浸水域なのですが、

なだらかな海岸線なのに、かなり内陸まで浸水してます。

海岸線がなだらかだから大丈夫ってことはないので要注意です。

調べてみると、このあたりは標高がかなり低いみたいですから、

それも浸水の理由としてあるのかもしれませんね。

 

どちらにしても、ぼくは関東地方で、うちの実家は中部地方で、

どっちも心配なんですが、地図をざっと眺めると、

星のあたりは、さらに心配ですね。。。

備えあれば憂いなしと言いますが、避難経路だけは予め確保して、

すぐに避難できるようにしてほしいですね。

 

って、ことをウチの母親にも最近は何度か伝えているんですが、

あまり高齢だと非難させるのも心配です。

近所の人と協力して避難してほしいですね。。。

 

津波は地震保険、そしてそれは住宅ローンに充てる?

以前に住林の火災保険に入ろうかどうかという話を書きました。

結局、その住林さんの保険に入りましたけどね。

住林オーナーさんの話だと、ちょっとしたアクシデントでも保険が降りるので、

けっこう評判が良いみたいですから本当にオススメです。

僕はまだ使うきっかけが無いんですが、今後の安心感がありますね。

 

あ、東北は松島の遊覧船に乗った時の写真がありましたので、どうぞ。

 

さて、津波で家が流された場合ですが、

火災保険では保証されませんので、地震保険になります。

しかし地震保険では、火災保険の半分の金額しか入れませんから、

一般に、地震保険で家を再建することは(現実的に)不可能とされています。

なので、地震保険金は生活資金に使うことになります。

 

確かに、大震災で仕事を失う場合もありますしね。

安い家なら建てられると思っても、震災で仕事が無くなったら、

そもそも貯金が無ければ生活していけません。

仕事を確保するまでの一時的な生活資金という意味でも地震保険は大切なんですね。。。

 

しかも、住宅ローンが免除になるとか、そんな都合の良い話はありませんからね。

これ、個人的な妄想なんですが、てっきり、国家転覆的な規模の大震災になると、

住宅ローンくらいは免除になるんじゃないの?って思っていたんですが、

普通に考えたら、そんなわけないですよね。苦笑

津波で流されて存在しない家の住宅ローンを払うということも考えると、

そんな酷な話はありませんよね。。。

そんな時に、地震保険金を、既存の住宅ローンに充てることもできますからね。

これは、救われた気持ちになるでしょう。。。

 

実はですね、保証額も半分しかないし、期間も短いし、

「地震保険、意味ないじゃん!」

ってちょっと思ってたんですけど、

リアルにシミュレーションすると、けっこう大事だな~って思いましたね。。。汗

 

というわけで、避難経路とお金については、あらかじめ準備しておっくべきですね。。。

地震保険、重要です。。。

直下型大地震の体験談(心の準備)

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