我が家の庭には実のなる木が割とたくさんありまして。
毎年、実がなる時期が来ると楽しみです。
庭のある家にしてよかったなと思うタイミングです。
とはいえ、年々、どうでもよくなってくるという一面もあります。
別に良い実がなるように手入れをしているわけでもないし、ただボーっと一年待てば実がなるわけですからね。
農家さんみたいに愛情込めて、とか、そういう思いがあまりありませんからね。
「あ、実がなったね、じゃ、そろそろ収穫かね? あ、もう遅い?」
と、収穫を忘れてしまったりすることもあります。
今年は梅がそうだったね。
ま、そんなもんでしょう。笑
愛情が薄くなったからなのか、今年は不作でして。
とくに焦ったのは「柿」ですよ。
驚くことに、早々に全滅。
実が赤くなる前に全部落ちてしまったのです。
このように、6月くらい、まだ実が小さいうちから徐々に落ち初めまして。
8月のお盆明けには全部落ちましたね。苦笑
台風がとどめを刺しましたね。
あぁ、もったいない、青いから食べれないし。
実は去年も半分以上落ちちゃったんですよね。
で、調べたら、柿の実が落ちる原因があるみたいです。
落果の原因としては受粉が不十分な場合が多いのですが、実のなりすぎ、日照不足、肥料の過不足によっても落果は助長されます。実がなりすぎた場合は、摘蕾と摘果をおこないます。肥料の場合は特に窒素肥料の与えすぎに注意します。日照不足は、なるべく日当たり(特に樹冠内に日光が入るように)を確保できるように、剪定時に気をつけます。
日照不足はあり得ないし、肥料か受粉不十分か。
でも、受粉が不十分って言われても、対策としてどうしたらよいか、よくわからんですね。
ちなみに「柿」は隔年結果であるとも書かれてますね。
知りませんでした。
カキはカンキツ類と同じように隔年結果の性質をもつ品種が多いです。
カキの花芽分化は7月から8月にかけて起こりますが、この時期は生理落果の終わった直後で、実の着きの多い年には樹が養分を消耗しきった時期に当たるため、花芽の分化のための養分が不足がちになり、翌年は不成り年になりやすいのです。それでなくてもカキのように開花から成熟までの期間が長く、大きな実を着けるものは、実を必要以上に着けると養分を使い果たしてしまいます。つまり貯蔵養分を果実にとられて枝は充実せず、花芽ができにくくなります。したがって成り年の翌年は花があまり咲かず実が少なくなります。すると今度は枝が充実し花芽が多くでき、その翌年は成り年となります。安定した収量を得るためには、まず成り年に実をつけすぎないように摘蕾と摘花をおこなうのが一番効果があります。また樹体養分の消耗を防ぐには早めに実の数を制限する摘蕾・摘花がより効果があります。
でも、去年も実は成ったんだけどなあ。
そして、しかも、そこそこ美味しかったですよ。
さすがに買ってきた柿にはかないませんでしたけどね。
今年は木も大きくなったし、最初はもっと実が多かったから、肥料が足りなかったかなあ。
あらかじめ、摘蕾したほうがよかったのかなあ。
いやあ、難しいね。
摘蕾なんて、そんな面倒臭いことできないよねえ……。苦笑
来年は肥料をもっとたくさんあげてみようかな。
そうすれば摘蕾しなくてもいかもしれないし。(手抜き!笑)
理想は田舎の古民家とかでよく見かける、なんにも手入れしてないのに、実が鈴なりになってる状態です。
無理せずテキトーにやって、テキトーな楽しみを得るというスタンスで、これからもガーデニング頑張っていきたいと思います。笑