上の写真は、床暖房と加湿器1台、空気清浄機(加湿機能)1台の結果です。
さすが高性能の積水ハウスです、床暖房だけで昼も夜も室温25度前後を維持しています。(ちなみに床暖房の設定は10段階の5です。)
しかし、湿度が低すぎですよね、すごい乾燥状態です。
これ何とかならないものでしょうか。。。
目次
田舎の大工さんの家との比較(2005年の話)
1軒目の家は大工さんの家でしたが、この時はどうだったか。
悪口みたいになってしまうので、本当はあまり書きたくないのですが、皆さんのお役に立つために正直に書きます。
ハッキリ言って、めっちゃくちゃ冬は寒いです。苦笑
ホント、今は大手ハウスメーカーのパワーを500%くらい感じています。。。
しかも、24時間換気用の換気口は、直接外気と内気が接触するスカスカのタイプというんでしょうか。
窓もペアガラスでしたが、窓際は極寒です。
なので夜になると、人がいない部屋の室温は3度とか「外かよ」と思うくらい室温が下がります。苦笑
あれはものすごーい寒い日でした。
日の当たる掃き出し窓の横に置いてあった5鉢ほどの観葉植物のサンスベリア(トラノオ)が寒さで全滅してしまったのです。。。
一夜にして全滅です。
ポンペイです。
その時は、「なんて可哀そうなことをしてしまったんだ・・・。」と、ちょっと悲しくなりましたね。苦笑
ただ、(燃焼とともに水を生成すると言われる)石油ファンヒーターを利用していたせいか、乾燥はあまりしませんでした。
どっちかというと湿度がある程度あったので、ペアガラスなのに窓の結露がすごくて、淵から黒いカビが点々と生えてくるくらいでした。。。
それはそれで非常に困るんですけどね。。。
ただし、フォローするわけではありませんが、あくまで2005年当時の田舎の大工さんの建てる家の標準的な仕様と思ってくださいね。苦笑
別荘との比較(2015年の話)
そして時は過ぎ、別荘を買ったときのこと。
積水ハウスの家に引っ越してからの話ですから、1軒目の家から10年後になります。
ですので、家の構造も少しは進歩したかな?って感じでした。
ただしリフォームなので新築とは違います。
屋根と骨組みはそのままで、床と外壁を全部取り換えって感じですね。
まず1軒目と違う点は床の剛性感が結構高くなっていたこと。
不動産屋さんも「けっこう良い床材を使ってますよ」って言っていたので、それも影響しているのでしょうか。
床の質感は、ある意味で今の積水ハウスのフローリングよりも良かったんですが、剛性感とかカッチリ感は、積水ハウスの方が圧倒的に高いです。
あと、冬の寒さですが、いくらか緩和された感じはしました。
とはいえ、やっぱり寒くて、エアコンとカーボンヒーターを併用していました。
床暖房がないからというのも大きく影響していると思うんですが、なんとなく空気感が違うって言うんでしょうか。
窓なのか隙間風なのか、やっぱりどこかしら冷たい空気が入ってくる感じはしました。
正直なところ、やっぱり大手ハウスメーカーってすごいなあって思いました。。。
あと、部屋の空気は割と「乾燥」気味だったような記憶がありますね。
石油ファンヒーターを使わずエアコンがメインだったから、温風とかが目に入ったりして、余計に乾燥を感じたのかもしれません。
でも、若干結露はあったように思います。
高気密・高断熱の積水ハウスの家(2014年に築)
以前も書いたんですが、性能というと一条工務店がどうしても引き合いに出されます。
でも、積水ハウスの家も断熱性や気密性は高いです。
積水ハウス、とくにシャーウッドの気密性の話も以前に書きました。
積水ハウスは木造のシャーウッドと、イズステージやビーサイエとかの軽量鉄骨があります。
でも、一般的に鉄は熱を伝えやすく、木造の家の方が断熱性能は高くなります。
ですので、ネットで調べてみると、積水ハウスもシャーウッドの方が断熱性能は高いようです。
もちろん断熱性だけでなく、気密性も高く、一条工務店ほどとは言いませんが、1Fの玄関のドアが開くと2FのLDKの空気が引っ張られる感じになります。
ただ、やたらと乾燥するんですよね。
引っ越した当初、冬になり、とにかく目が乾燥して、目薬をやたらと使いたくなるので、なんでだろうとか思ったものです。
それと、やたらと冬に「のど」が渇くなあと。
ただ、理由は全く不明ですが、結露はまったくしないので、さすが積水ハウス!って思ったものです。
でも、それって「乾燥しすぎていた」ってのが、すべての事象の根本的な理由・原因だったんですねえ。。。
高気密で高性能な家ほど乾燥する
どうも調べてみると、高気密で高性能な家ほど乾燥するらしいです。
そういえば営業さんも、こう言ってました。
「積水ハウスさんの家もウチの家も最近のハウスメーカーの家は乾燥しますから、加湿器は2台くらいガンガンに使っても大丈夫ですよ」
なんでだろうと思ったら、高気密高断熱に加えて換気システムが優秀だからみたいです。
まあ、逆に言えば、高気密で高断熱だから24時間換気システムの性能が発揮されるんですが。
24時間換気って「2時間に1回、部屋の空気が全部入れ替わる」そうです。
へえー、24時間で入れ替わるんじゃないんだあ。
と、今更気が付く自分。。。
でも、ていうことは、せっかく加湿器で加湿しても、2時間で元に戻ってしまうということですよね!?
つまり、延々と加湿をし続けなければならないってことなんですねえ。。
ちなみに、ウチの場合は熱交換型の24時間換気を使っています。
各フロアに1つずつという感じです。
外気を取り入れる際に少し温めて取り入れるので室温は下がりにくくなっています
なので少しはマシかと思いきや、、、空気が暖められても湿度は変わりませんから、やっぱり2時間で外気と同じ湿度になってしまうのです。。。
(どうも一条工務店では湿度も保つ24時間換気システムがあるらしいですけどね。)
加湿器はダブルで(苦笑)
ところで、住友林業はどうでしょうか。
まだ実際に住んでないのでわかりませんが、営業さんの昔建てた(もちろん住林の)ご自宅も、すごく乾燥するらしいですから、やっぱり性能は高いんだと思います。
住林のサイトをしらべても、UA値が0.46となっており、大手ハウスメーカーの中でも上の方みたいです。
積水ハウスはUA値がどこを調べても出てこないんですが、ちょっとそこが気になりますね。苦笑
でも、性能が高いのは実感として確証を得てますので間違いないです。
参考までにウチでは、加湿器を2台利用しています。
1台はこれ。
そして、もう一台は空気清浄機の加湿機能。
何年か前のパナソニックの空気清浄機です。
しかし、この2つを駆使しても、湿度を30%にするのが精いっぱい。
日によっては40%くらいまでいきますが。。
でも、キッチンの換気扇を回している時なんか、加湿器が2台あっても写真のように湿度は30%を切ってしまいます。
なので、換気扇は調理以外の時はオフっておいた方がいいですね。
ちなみに、すき焼きとかキムチ鍋とか「鍋料理」をはじめると、今度は湿度は一気に60%以上にぐんと上がります。
でも、これくらいの湿度になるとダメですね、結露が始まります。。。
水滴にはなりませんが、窓がぼんやりと曇りはじめます。
なので、50%前後に保つのがコツなのかもしれませんね。