家を建てる前に、設備など機能的なものだけでなく、
見た目の格好良さもずいぶんと研究してまして。
毎度言ってますが、見た目は主観ですから人それぞれ好みがあるものでして、
どんな優秀なデザイナーさんが考案したものでも、その人に合わなければNGなわけです。
というわけで、今日は、あくまで僕の感性での「新築おしゃれアイテム」をご紹介。
新築を「おしゃれ」にしたいなあと思ったら、
「これを付けておけば一発です!」的な設備やアイテムをご紹介したいと思います。
どうせなら木調軒天
この前、某飲食店に夫婦で行ってきた時の話ですが。
まだ最近オープンしたばかりで、お店の外観がピカピカです。
ホワイトとブラックで統一されたシックな外壁で柱など一部にワンポイントで木調。
が、しかし軒天だけは白の一般的なボードだったのです。
これ、せっかくワンポイントで木調を入れてるなら、軒天も木調だったら
もっとおしゃれになったんじゃないかなーって思ったのです。
ちなみに田舎暮らしをしていたときのマイホームは軒天が白のボードでした。
でも、積水ハウスさんの時は、標準仕様が木調の軒天。
これが思ったよりもインパクトが大きかったのを記憶してます。
軒天を木調にするだけで、こんな印象が変わるものなの?って。
それもあって、住林さんでも木調軒天を採用しました。(木調のリブも格好良いですヨ)
我が家は分譲地なのですが、新築や既存住宅などなど、色んな家を眺めてみても、
軒天が木調になっているだけで、だいぶ高級感が出るような気がします。
もしも軒天で迷ってるなら木調にしてみたらどうかなって思います。
引き違い窓より「すべり出し窓 / スリット窓」
次は窓です。
オススメは、細長い窓。
この窓があるだけで、印象がガラッと変わります!
例えば、「縦すべり出し窓」なのですが、こういう窓のことです。
リクシルさんのサイトから拝借。
上の図だと我が家は真ん中の「たてすべり出し窓」を各所に採用してます。
一方で引き違い窓というのはこういう窓。
よく見かける、とても使い勝手の良い窓です。
好みの問題ではあるのですが、絶対に引き違い窓じゃなきゃダメという場合を除き、
あと、風を通すくらいの用途の窓なら、少々使いにくくても縦のすべりだし窓にした方が、
おしゃれな印象になります。(あと、防犯性能もアップしますね。)
やっぱ、引き違い窓だと「普通感」が出てしまうケースが多いかなって印象です。
我が家は、この縦すべり出し窓を、これでもかというくらい採用しておりますが、
家の南面ということで、たっぷり採光したいという機能的側面も兼ねています。
※ もちろん、ここを大きな引き違い窓にすることもできたんですが、
大きな引き違い窓がBFを挟んで横に2つ並ぶと、家の外観にのっぺり感が出そうだったので、
このすべり出し窓を3連に配置にしたのです。(BFが入らず全面窓なら掃き出し窓でOKだったかも)
でも、実はどこかの外壁にスリット窓を採用したかったなというのもあります。
スリット窓というのは、(下記リクシルさんから拝借した写真のような)さらに細い窓のことです。
実は、田舎暮らししてた時の旧宅では、あちこちに採用してます。
下記写真の左側にスリットのFIX窓を4つ並べてます。(右に2つ)
FIX窓なので開きませんが採光とデザイン性で採用しました。
窓って当たり前のアイテムすぎて、開けばいい、付ければ良いというレベルで考えている人も多いかもしれませんが
種類や配置によって、すごく見た目がおしゃれになるので、
ちょっとでも「おしゃれな家にしたい」って思ってる人なら「細長い窓」検討してみてはいかがでしょうか。
思い切った配色のアクセント壁紙とタイル
次は家の中のおしゃれアイテムです。
旧宅の積水ハウスさんの家で、アクセント壁紙というものがあることを初めて知りまして。
その時はIC(インテリアコーディネーター)さんにオススメして頂いたものをそのまま採用しました。
こちらはトイレです。
こちらは玄関&打ち合わせスペースのタイルです。
(リクシルのエコカラットです。)
どちらもかなり印象が変わりました。
ポイントは壁一面に貼っちゃうことですね。
でも、積水ハウスさんのときは、けっこう恐る恐るだったのです。
やっぱり失敗が怖いんで無難な色を選んだなあって印象です。
しかし、一転して住林さんでは思い切っていこうと思いまして、家の東面すべて青!
階段の写真は過去に何度かアップしてますが、全面青なのが一番わかりやすいかなと。
こちらはリビングと和室。
神棚の裏まで青いです。苦笑
二階の寝室も東面は青です。
青でも藍色ですから、日本に昔からある色なので和風にもよくマッチしてくれます。
どこのICさんも、アクセントの壁紙は思い切って派手な色にしても問題ないっていうんですが、
なかなか怖くて、その言葉を信じられないものです。苦笑
でも、ほんとに、アクセントにする部分は思い切った配色で良いと思います。
壁紙を少し工夫するだけで、がらっと印象がかわるので、
ここぞという場所にはアクセントをつけてみてください!
ダウンライト & スポットライト
僕がダウンライトの存在を意識したのは田舎暮らし後半です。
2009年くらいでしょうか。
妻と一緒になり田舎の家を20坪から45坪ほどにドンと増築した時です。
その頃は、家に少しづつ興味を持ち始めたころでして、
ネットとかでデザイナーさんが建てるおしゃれな家を検索すると、
なぜかダウンライトが多用されていることに今さらながら気がついちゃったのです。笑
かなり「個人の好み」かもしれませんが、ダウンライトにするとそれだけで、
自分の中で「おしゃれ度」がぐんと上がるという不思議…。
なので、積水ハウスも住林の家もすべてダウンライトです。
もちろん、おしゃれな天井付けの照明も種類がたくさんあるんですが迷いますよね。。。
迷って迷って、選ぶのが面倒だけども、手っ取り早く「おしゃれ」にしたいなら、
ダウンライトにしとけば間違いないかなって思います。笑
それと、スポットライトです。
これは、ピンポイントで、ここだ!って場所に着けると超・効果的です。
我が家は玄関に着けてます。
勾配天井 & 吹き抜け
最後は、勾配天井と吹き抜けです。
実は、我が家の住林の新居はどっちも採用してません。
吹き抜けはいちおう採用しているのですが、階段部分だけなので、
僕が考えるところの吹き抜けではありません。
もっとガバっと開いた天井を指します。
ただ単に天井が高いというだけで、
空間の特別感というか「おしゃれ」度合がぐんとアップします。
実は、1軒目の田舎の家でどちらも採用してました。
正直なところ、積水ハウス、住林の家のどっちも使いどころがなかったというのが正直なところ。
今思えば、勾配天井や大きな吹き抜けありきで設計してもらっても良かったかなーって思ってます。
ま、後悔ポイント、というほどでもないですけどねー。苦笑
というわけで、以上ですが、まだこれからお家を建てようと思っている人、
ぜひぜひ、参考にして頂けますと幸いです!