無垢フローリングはノーメンテ確定(3カ月点検の衝撃…)

今日は住友林業の家の3カ月点検の日です。

あれれ、おかしいなぁ。。。引き渡しが8月27日ということは、

3カ月目は昨年の11月27日のはず。

 

よくよく聞いてみると、引き渡し時に補修事項などがあると点検日がうしろにズレていくそうです。

つまり、3カ月点検は引き渡し時の問題点が全部クリアされてから起算して3カ月目に点検するというルールなのだそうです。

そういえば我が家はエアコンの動作不良があって、メーカー(日立)さんに来て頂くのに少し時間がかかりましたからね。

謎が解けました。

 

というわけで、今日は3カ月点検で聞いた役に立つ話をご紹介します。

とくにフローリングの話は感動でしたね。笑

ちょっと誤解を与えるタイトルですが、謎は読めばとけるので、最後までキッチリ読んでくださいねー!

 

点検担当は住友林業ホームエンジニアリングさん

約束の時間になりまして、点検の担当者さんがやってきました。

とても気さくで感じの良い、技術にもかなり詳しい担当さんです。

ちなみに定期点検は住友林業ホームエンジニアリングという別会社の担当になるようです。

なんだか住林さんは色々グループ会社がありますね。

 

さて、最初に点検内容の説明がありまして、

どうも3カ月点検は各部のチェックというよりも説明がメインだそうです。

おそらく、最初に書いたように、引き渡し時の問題がすべて解決された後の3カ月後なので、

まあ、そんなに問題点は出ないだろうということなのかもしれませんね。

 

とはいえ、家の中では、いくつか補修事項も出てきましたけどね。

でも、ほとんどの時間は説明に費やされました。

まずは、外壁や屋根の外まわりの説明から共有したいと思います。

 

シーサンドコートへの高圧洗浄機は慎重に!!!

最初は、家の外壁のメンテナンスの説明からです。

やっぱり、シーサンドコートもコケが生えるそうです。

そして、コケも生え始めて1年程度なら綺麗に落とせるそうですが、

3年以上コケが生えっ放しの外壁は、どうやっても綺麗にならないそうです。。。

なので年数や状態を見た上で3年以上生えっ放しの状態だなと思ったら、

「コケが残ってるじゃん!」ってクレームになっちゃうので仕事すら受けませんとのこと。

なるほどー、コケが生えたら気を付けないといけませんね。

ちなみに、白系の外壁だとかなり目立つそうです。

我が家はブラウンなので、さほど目立たないとのことでした。

結局、コケが生えても見た目の問題なので、気にしなければ大丈夫なのかもしれません。

 

ですが、やっぱり我が家も目立ってきたら洗浄を依頼したいなあと思うのですが。

でも、せっかく新築を機に高圧洗浄機を買ったので、

目立つところだけでも自分でちょっと綺麗にしたいなと。

ちょっと質問してみました。

「高圧洗浄機で外壁をブワーっとやっちゃっても大丈夫ですか?」

「できるところだけでも自分でやりたいんですけど?」

 

すると、思ってもみない返答が!!

「いや、高圧洗浄機はダメです、表面の保護膜が剥がれます」

えっ、、、えぇ~!?

ま、ま、ま、まじですか!?

 

血の気が引きました・・・。

じつは、もうすでに一部の外壁に向かってブワっと放射しております。。。

ヘラヘラしながらアホみたいな顔して壁にブワっとやっちゃってましたねえ。笑

 

でも、見た感じ、剥げ落ちちゃってる感じでもないですが、どうなんでしょうか!?

うーん、ヤバすぎ・・・、終わったな・・・。苦笑

 

でも、よくよく聞いてみると続きがありました。

高圧洗浄機とはいえ、下の写真のような一本のビーム状の噴射はNGなのですが、、

下の写真のように、

拡散して噴射するのはOKみたいです。

※ 写真はBOSCHから拝借

 

なーんだ、よかったぁ・・・。

外壁に噴射したのは拡散噴射でした。。。

 

そういえば、車のボディについても同じことをAUDIのディーラーさんが言ってましたね。

やっぱ相当に強力なんでしょうね。。。

 

ちなみに、玄関ポーチのタイルとかも石っぽく見えるけど塗装されているものが多いので、

色が落ちちゃう場合があるそうです。

土間コンとかなら良いですが、素材をよく見て高圧洗浄機を使ってくださいねとのことでした。

怖い怖い・・・。

 

雪が落ちるとエアコンの室外機が壊れる?

続いては、家の屋根の雪止めの話。

我が家についてる雪止めって、積雪25センチ程度までは止めてくれるそうです。

25センチって相当な大雪ですよね。

なので、よっぽどウチの地域は大丈夫な気もします。

でも、いくら関東に住んでいるとはいえ、何年に一度とか、すごい大雪があったりしますからね。

そういう時はエアコンの室外機に注意しましょう、とのことでした。

というのも、雪がエアコンの室外機とかに落っこちて室外機が壊れてしまう、

ということが、けっこうあるらしいのです。

 

しかも、隣との境界線から家の距離が近いと、

自分の家の屋根の雪は、隣の家の敷地に落ちるらしいです。苦笑

ウチの境界線あたりも微妙なラインなのですが、実際に雪が積もってみないと何とも言えません。

ただし、そういう場合は火災保険が使えるそうです。

でも使うのは隣の家の火災保険ということになりますので、その辺はちょっと心苦しいですけどね。。。

もちろん、逆に相手側から落ちてくる可能性もあるので、そこはお互い様なのですが。

 

ちなみに、落ちた雪で室外機が埋まっちゃうのが機械的に良くないみたいでして、

だったら「落ちたな?」と思ったら、そして実際に埋まってたら、急いで雪かきすれば大丈夫かもですね。

あと、点検担当さんが言うには、ホームセンターとかで売ってる木製のエアコンカバーも効果的らしいです。

 

え、太陽光発電が燃える!?

さて、次は屋根について。

最近、太陽光発電が燃えるという事故を耳にしたのです、まさに、その話でした。

とくに、瓦との一体型ソーラは、火事になる危険性が高く要注意とのこと。

 

我が家はスレートに乗っかってるタイプですのでまずは安心?

とはいえ、それでも燃えたら困るんですが、その辺はどうなんでしょう?

実はまだメーカー含めて、調査中とのことらしいです。

原因として報告されているのが経年劣化や施工不良などらしく、

住林さんとしても基準を守って施工しているので施工不良という意味では大丈夫ではないかとのことでしたが、

明確な原因などがわかれば随時ご報告しますとのことでした。

 

まあ、実際問題として事故発生率も、この10年で130件程度であれば、確率としてはそんなに高くないのかなと。

まさか我が家が!?ってことも、そうそうないだろうと思っております。

 

フローリングはノーメンテでOK! で、で、ですよね!?

さて、やっと家の中です。

ここからが今日のメインディッシュです。

 

いろいろと家の中の設備についてメンテナンス方法の説明を受けます。

実は、ぼくが一番気になっていたのは1階のなぐり調の挽板フローリングと、無垢のフローリングのメンテナンスです。

 

以前、引き渡しの時に生産担当さんからフローリングの説明を受ける際に、

専用の床ワックス剤の名称を確認して、さらに、塗り方、塗る期間(間隔)なども確認。

半年に1回くらいが良いのではないかということで、もうそろそろだなあと思っていたんです。

面倒くさいなあと・・・。

 

でもね、おかしいんですよ。

見た感じ、この床に、ワックスって必要ですか?????

って思っちゃうんですよ。。。。

 

写真だとわかりにくいですが、あきらかに表面コーティングされています。

なぐり調挽板も、無垢床材も、どちらもツルンツルンの触感です。

これ、なぐり。

これ、無垢。

光沢があるので、なんとなく質感が伝わるかもしれませんが、

これ、ツルツルじゃない?

しかも、このツヤツヤ・ツルツルはワックス塗ったからこうなってるんじゃないんですよ。

もともと、こういう感じの質感のフローリングなわけです。

 

触っても、木のザラザラ感はまったくなく、ツルンツルンです。

ここにワックス塗って、なんかメリットあるの?

意味なくね?

ずーーーーーーーーーっと思ってました。

 

それに、フローリングに関しては、ぜんぜん傷とか汚れとか気にならない性格なんですよ。(なにその性格。笑)

実際、もうすでにフローリングも傷やへこみが付いているんですが、けっこうどうでもよくて・・・。

 

点検担当さんいわく、

「気になるようでしたら、今は火災保険で修復できますよ」

とのことでして、保険で直せるそうなんです。

ま、確かに住林エンタープライズの担当さんからフローリングの傷もOKって聞いてましたけどね。

 

実は入居してすぐ、ソファーをずらした時に、フローリングのつなぎ目にソファーの足が引っ掛かり、

フローリングが、ガリっと比較的大きくはがれちゃった部分があるんですよ。

入居後間もなかったのでかなりショックでしたが、まあ、ちょっと目立つけど、まあいっかと。。。

気にする人は気にするんでしょうけど、フローリングについては、ホント、あきらめが早く・・・。苦笑

 

で、そのような感覚でありますから、年に2回もワックスがけなんて、

激しく面倒くさくて、できることならやりたくないワケであります。苦笑

 

で、その辺のフローリングと、そのメンテナンスへの思いを点検担当さんに伝えますと、

「そうですね、表面コーティングされてますし、ワックスは塗らなくても大丈夫ですよ」

とのこと!!

 

まじですか!!

 

ですよねえー!!

 

やっぱりなー、不要だと思ってたんですよねー。

 

とはいえ、点検担当さん、こう続けます。

「もちろん、ワックスを塗ることで得られるメリットはあるので、そこは否定しません」

 

うん、なるほどね。

表面コーティングされてるんで、素の状態でも十分の機能性はあるんですが、

さらにプラスアルファで水をはじきたいとか、汚れを防止したいとか、

そういう理由ならワックスを塗った方が良いのかなってことですよね。

 

うん、いらん!

今の状態十分です。笑

 

点検担当さんの言葉は、僕の心に清々しい安堵感をもたらしてくれました。

心の底から「ワックスめんどくせえ」って思ってましたので。。。

多くのご家庭も、数年後にはワックスなんてかけなくなるらしいですし、じゃ最初からいらないやって感じですね。

 

ま、これは我が家だけのやり方ですので、真似される方は自己責任でお願いします。

この先、何年か時間が過ぎてどうなるかは、またご報告しようと思います。

 

ポイントは2年点検らしいです

さて、そのほかにも、お風呂のミラーに「激落ちくん」とか使わないでね、とか。(光沢が消えるらしい)

障子など、引き戸の建具が変形して閉まらなくなる場合もあるよ、とか。(交換してくれるらしい)

床鳴りしたら対応するので教えてね、とか。

お風呂は使った後、扉は開け放さないで閉めてね、とか。(湿気で脱衣所がカビるらしい)

「なるほどな」ポイントを色々と教えてもらいました。

 

あと、天井と壁との境目部分の壁紙とか、造作した部分のコーキングとかに隙間が空いてくるケースがあるそうで。

実際、我が家も、早くも隙間が空いてるところが散見されます。

でも、それについては、今の時点で発覚していたとしても、2年点検でまとめて対応しますとのことでした。

そういえば、積水ハウスの時も、2年点検の時に、この隙間問題を対応してもらいましたね。

なぜでしょうね?

 

というのも、2年で壁紙などの保証が切れるからとのことです。

しかも、家というのは湿気や温度によって膨張・収縮を繰り返すので、

直しても再び隙間が空いてしまうかもしれないので、

2年たって、ある程度家の収縮とかが落ち着いたところで対応するとのことです。

なるほどね。

 

そしてさらに、2年で保証が切れる設備や部品が、かなりたくさんあるのです。

それもあって、2年点検がけっこう時間もかかって重要な点検になりますよ、とのことでした。

まあ、まだ先の話ですけどね。

 

というわけで、3カ月点検の話でしたが、いかがでしたでしょうか。

我が家では、玄関やトイレなどで、細かい補修事項が出ましたが、対応して頂けるそうで安心してます。

積水ハウスもアフターの対応が良かったですが、住林さんもけっこう良さそうな雰囲気です。

補修工事や1年点検以降も、随時ご報告したいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです!

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