バーチャルコックピットが、絶対にオススメな理由

そういえば、アウディのバーチャルコックピットがはじめて実装されたのはTTでした。

でも、当初は故障したらどうするんだろう、アナログメーターの方が安心な感じがするけどどうだろう?

なんて思っていたんですが、まったく問題なしで、今のところ何もトラブルなく動いています。

 

シトロエン・グランドC4ピカソもメーターはデジタルです

当初は、すごく画期的だ、みたいに思っていたバーチャルコックピットですが。

でも、メーターがデジタルになっているだけのだとしたら、そんなに珍しくないのかなとも思ったのです。

例えば、以前に乗っていた、シトロエンのグランドC4ピカソですが。

このように、メーターはデジタルです。

しかもピカソの面白いところは、デジタルパネルのデザインを3パターンのテーマに切り替えることができます。

また、ウインカーの音や、操作音など、音も変更することができるのです。

こういう楽しい仕組みはすでにピカソで体感しているので、バーチャルコックピットがそれほどすごいとは思っていなかったのです。

 

手元ですべての操作が可能なのがポイント

でも、バーチャルコックピットを使ってみて、これは単なるデジタルメーターってだけじゃないって思いました。

それは、すべての操作が手元でできてしまうことです。

ていうか、だからこそ、コックピットなんでしょうね。笑

戦闘機の操縦桿のイメージですよね。

 

ちなみに、アウディのナビはタッチパネルではありません。

上の写真のようにセンターコンソールの中のボタン類を使って操作します。

でも、右利きの多い日本人からすると、どうも使いにくい。

拡大縮小で真ん中の丸いダイアルを回すんですが、なんとなく回す向きが直感的に逆ですし。。。苦笑

こういう操作の煩わしさが、下の図のハンドルに付いたボタン類を使って、すべて操作できることで解消されたのです。

たしかに、単にセンターコンソールのボタンがハンドル内にすべて収まっているだけと言えば、それだけです。

でもこれは、すごく単純な発想のようで、画期的。

実際に使ったときの便利さと言ったら、とくに今までと比較すると、それはもう雲泥の差、まさに感動レベルなのです。苦笑

 

操作パネルの簡単な説明です

参考までに、アウディのバーチャルコックピットの簡単な説明を書いておきます。

最近は他のメーカーの車に乗っていないので、もうアウディの画面でないと操作しにくくて困ります。

こちらは、車両情報の画面です。

車の細かい設定をしたり、走行距離などの確認をする画面です。

ちなみに画面はタブで4つに別れています。

ドライブセレクトの設定も、ここの中にメニューがあります。

最近はいつも、下の設定で運転しています。

音はコンフォートにしていても、アクセルを踏むと、すごい音がします。。。

こちらはテレビの画面です。(写真なのでTV画面がザラついてますが、実際はクッキリ鮮明です。)

当然のことながら、運転中はTV画面は表示できません。

コーディングで解除できるのかどうか知りませんが、TTの場合は危ないのでやめた方がいいです。(後述します)

こちらは、スマホ連携の画面。

スマホがあれば、通話と、音楽はBluetoothで連携できます。

最後は、ナビの画面です。

ナビも横幅たっぷりで、すごく見やすいです。

もしも、メーターを細かく見たい時は、こんな感じで表示も切り替えることができます。

以上の4つがバーチャルコックピットの主な画面構成です。

細かい機能が4つそれぞれの画面の中に含まれていますが、それはまた次回にヒマがあったらご紹介します。苦笑

 

TTはバーチャルコックピットだけしかナビ画面がないのが問題

ところで、このバーチャルコックピットですが、TTは特殊でして。。。

というのも以前に新型A4やQ7を試乗させて頂いた時にも、バーチャルコックピットは付いていたのですが、ナビ画面は別で付くんです。

つまり、こういうことです。

A4の場合は、バーチャルコックピットのほかに、ダッシュボードにナビの画面もつくのです。

これがまた、けっこう大きなポイントでして。。

TTのようにバーチャルコックピットしかない場合は、ナビを見ながら運転するのが、少々怖いんですよ。

A4みたいに、ダッシュボードにナビ画面があれば、前方とナビ画面を一緒に見ることができます。

でも、ハンドルの中にしか画面がないと、前方と画面を同時に見ているようで、見えてないんです。

これはちょっと説明が難しいのですが、視点の移動がTTの方が大きいのです。

なので、コーディングでTVを見ながら運転とか、危ないからやめた方がいいかなって思うんです。

 

バーチャルコックピットはオプションです

ちなみに、バーチャルコックピットはオプションです。

TTは標準装備ですが、A4とかはオプションです。

TTがなぜ標準仕様かというと、ダッシュボードにナビ画面がないから、アナログメーターにしたらナビがなくなっちゃうからですね。苦笑

ナビがないと、車の設定ができませんからね。

 

でも、なんでこんな便利なのにA4など、TT以外の車種はオプションなんだろうって思ったんですが、まあ、確かにアナログの方が好きって人もいますよね。

自分も最初はアナログの方が安心感があっていのではないかと思いました。

車やレースとか好きな人もアナログの方が好きだって人は多いかも。

でも、とくにデジタルでも今まで、なんの問題なかったですし、故障もありません。

たしかに、エンジンをかけた時に、初期画面表示までのロード時間が少し長いですが、ロードしているのはナビ画面のみ。

バーチャルコックピットに表示されるデジタルメーターは瞬時に表示されますので、これも問題なし。

なにより、手元で全部操作ができるというメリットがあるので、やっぱり、そのメリットを考えると選ばない選択はないですね。

この前、メルセデスのデジタルメーターを見ましたけど、アウディの方が格好良いですし、絶対にオススメだと思いますけどねえ。

 

もちろん、後付けはできませんから、最初からつけておっことをお勧めします。

以上ですが、ご参考になれば幸いです!

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