今日は前回の続きです。
半導体不足で新車供給が滞り、その影響で中古車価格が高騰。
まもなく車検の我が家は、下取り価格上昇も後押ししてQ3スポーツバックに買い換え。
見た目も乗り心地も最高に素晴らしい車で大満足!
次に残されたのはアウディQ2。
車検を取るか、それとも買い替えるかという話です。
目次
やはりQ2は買い替えたい
以前にも少し書いたのですが、正直なところQ2は買い替えたい。
随分前からそう思っていて、それはなぜかと言うと、僕がバンパーを擦ってしまったから…。恥
パッと見ただけではわかりにくいのですが、バンパーの留め具のツメが折れて、数ミリ程度バンパーが浮いてしまっていたのです。
修理するかどうか非常に悩みましたが、パッと見てわからないからまあいいやと。。。
担当さんいわく、修理すると20万円以上かかりますとも言われましたしね。
なので、パッと見てわかんないし、恐らく次の車検で乗り換えることになるだろうなあと思ってそのままにしたのです。
でも、バンパーが少々破損していたとしても買取価格は予想以上に高かったんです。
となると買い替えを躊躇する理由もあまりないです。
ただ、Q2も非常に気に入ってます。
特にクワンタムグレーのボディカラーは個性的です。
汚れも目立たないし機能的にも満足な色です。
Q2も満足の一台だけに、次に乗り換える車は今のQ2以上に魅力的な車が欲しいなあとは思っていました。
でも、在庫不足の現状で我が家のQ2に匹敵する車種はあるのでしょうか?
まさか2台もQ3を購入するわけにはいきませんし…。
新型アウディA3の在庫が無い!
さて、本来であればQ2の代わりはA1が理想です。
Q3とA1の組み合わせが我が家ではベストセレクションです。
でも、A1はすでに在庫がありません。
もしも在庫があれば、A1のシティーカーバーエディションで即決していたでしょう。
またはA1slineのデイトナグレーでしょうか。
でもこれも在庫はないので、候補としてはA3か、再びQ2です。
が、Q3が大きいので、なるべくならA3の方が我が家のカースペースには好都合です。
それでも前車のA3とQ3が並ぶと、Q3のこの圧迫感…。苦笑
A3とQ2なら小さいのはA3ですが、でも、マイチェン後のQ2も捨てがたいです。
前回試乗時、乗り心地がかなり改善されて良くなっていたからです。
しかも、エンジンも1500ccになりましたから、力強さと静粛性もアップしていました。
しかし、Q2からマイチェン後のQ2となると、イマイチ変化が足りないかな…。
変化がほしいとなりますと、やっぱり新型A3ですかね。
試乗した時のインパクトは凄まじいものがありました。
まさに別の車に生まれ変わった印象でした。
サイズもQ2よりは小さいですし、やっぱり新型A3で決定でしょうか。
当然、限定車も1台もありません
でも大問題がありました。
A3もまた在庫が無いのです…。
正確には在庫はありますが、自分が欲しい色、かつ欲しいオプションが付いた在庫が無いのです。
とくに、前車のA3(ダイナミックリミテッド)以来、ほぼ絶対条件となったslineのデイトナグレー。
案の定、在庫はありませんでした…。泣
または、アウディはモデルチェンジした車種には「ファーストエディション」という限定車を出します。
新型A3もファーストエディションが夏に出たんですよね!
こちらがファーストエディションですけども、色はブルーで派手ですが超・格好良いです!
が…、それも早々に在庫は無し……。
担当さんがおっしゃるには、A3の在庫が無いから渋々ファーストエディションに決めた人も多いとか…。苦笑
まじかー、無理に買わずに残しておいてくれよー!って感じですけどね~。
ベースのA3しか残ってない現状
さあ困りましたね。
洗車のことを考えると色はグレー系がいいですし、できるならデイトナグレーが良い。
でも、デイトナグレーはslineにしか設定がなく、これはもう在庫なし。
となると、アドバンストかベース(ノーマル)で良い色を探すしかないです。
ちなみにA3にはモデルが3パターンあって、slineと、アドバンストと、ベースです。
正確には「ベース」という名称は存在しないですけど、なにも装飾が付いて無いノーマル車って意味です。
そして、人気と価格の序列で並べると、 sline > advanced >ベース です。
が、ベース車は一般にオプションがほとんど付いてないことが多いです。
というのも、ディーラーもベース車を売る気はほとんどなく、アドバンストから売るという戦略が多いのです。
まあ、一般によくある「3つあったら真ん中が売れる」法則です。
でも、担当さんに在庫を調べていただいた限りでは、もはやベースしか選択の余地がないのです。
そして色はマンハッタングレーという濃い目のグレーなのですが、初めて聞く色ですし未知数です…。
いやあ、これは困ってしまいました…。
ベースのマンハッタングレーが格好良い!
一般にディーラーのWEBサイトにはシミュレーション機能があります。
アウディにもそれがあって、自分で色やモデルをシミュレーションしてみたのです。
でも、やっぱりベースはslineと比べると質素で、おとなしい印象がします。
困ったなあと悩んでいると、ふと思い出したことがあります。
先日、試乗させてもらった新型A3はセダンでしたが、ベース車(ノーマル)っぽかったけど格好良かったなと。
で、写真をよく見ますと、まさにベース車で、担当さんに確認してもベースで間違いないとのこと。
あーれー・・・? 普通に格好良いんですけどー・・・。笑
アウディWEBサイトのシミュレーターで見るとピンと来なかったのですが、実物はやっぱり違うってことを実感ですね。苦笑
これならベース車でもいいなぁ、というか、シルバーチックな装飾が苦手な人は、むしろベース買うよなあって思ったり。
ただ、試乗したのはセダンなので、若干スポーツバックとは見た目が異なるかもしれません。
忙しくてディーラーには何度か行けなかったので、担当さんに在庫のA3スポーツバックの写真を撮って頂けるか確認してもらいました。
そしたら、すぐさま送ってくれたのがこちらです。
これを見た瞬間に、ヤバイ! カッコよすぎる!って思ったのは自分だけでしょうか。笑
そして、この色がまさにマンハッタングレーだそうでして、色的にも全然アリです!
むしろ、そのまんまコレが欲しいです。笑
そして、後ろ姿もまったくスキがなく格好良いですね!
こちらの写真を見ると、マンハッタングレーとデイトナグレーの色の差もよくわかります。
担当さんがわざわざ2台を並べて写真を撮ってくれまして、ホント、感謝でございます!
しかも、奥がQ3スポーツバックで、手前がA3という、まさに購入したらこうなるよって写真です。笑
比べて見ると確かにマンハッタングレーの方が色が濃いですね。
でも、どちらもブルー系のグレーでしょうか、色的には不満は全くありません!
フォーリングのブラックエンブレムは次回のお楽しみ?
こちらはオマケなのかもしれませんが、担当さんが参考にと送ってくれました。
これも同じ新型A3スポーツバックのマンハッタングレーなのですが、実は少しだけ違います。
先ほどよりも色が濃いのは恐らく屋内(整備ルーム内)だからだと思いますが、他にも違いがあります。
はい、そうですね、アウディのフォーリングのエンブレムがブラックなのです。
グリルもシルバー部分が無いので、このエンブレムはマッチしますね。
ブラックエディション的な感じです。笑
そしてこちらは後ろ姿ですが、こっちの方がブラックが浮き立っていますね。
これ、めちゃくちゃ格好良いんですけど!
どうもブラックエンブレムはオプションで取り換えることができるみたいです。
これまた超・格好良いんですが、でもなあ…、シルバーも捨てがたいんですよねぇ~。
結局、最後まで迷った挙句、今回は見送りまして、次回のお楽しみにしました。笑
新型アウディA3のファーストインプレッション
というわけで、今回はQ2を新型A3に乗り換えることに決定。
ただし、ベース車(ノーマル)のA3ですからオプションが若干薄いです。
でも、コンビニエンスパッケージや、ナビゲーションパッケージが付いているので、装備内容はほぼアドバンストです。
ただし、テクノロジーパッケージとラグジュアリーパッケージは付いてませんので、そこが残念ポイントでしょうか。
はい、こちら納車ルームのQ3スポーツバックから見える新型A3です。
ちなみに今回久々にディーラーで納車したのは、2台同時納車だったことが理由でした。
前回は担当さんに自宅まで2台とも納車して頂いたのですが、今回は担当さんの日程が合わず。
そこで夫婦でディーラーまでQ2で行って、Q3と入れ替えて帰宅。
その時に担当さんも一緒に新型A3で我が家まで来ていただいて、帰りに旧A3を回収してもらったのです。
新型A3は、なんとサイズが大きくなっていた!
すっかり日も暮れてしまいましたが、納車直後のカースペースです。
Q3スポーツバックは車高が少し抑え気味とはいえ大きいですね。
でも、いくらかQ3よりも圧迫感はないかもね。
あと、少し気になっていたのですが、A3がロー&ワイドになった気がするんですよねー。
気のせいかなあと思って、こちらは昼の明るいときに撮った写真。
やっぱり新型A3が若干ワイドになったような印象があります。
今回のA3は車のサイズについてはまったく気にせずに購入しました。
それもあって購入後に改めて正確なサイズを仕様書で確認すると、なんと!
旧A3 全長×全幅×全高:4310×1785×1425mm
旧モデルよりもワイドになって、なんと1800mmを超えてました…。苦笑
が、先ほど、ロー&ワイドと書きましたが、ローにはなってないですね。
デザイン的に「ロー」に見えるのかもしれません。
ていうか、前モデルよりも全長、全幅、車高とも全部サイズアップしてます…。
まあ、カースペースに苦労なく格納できるうちは許容範囲かなあと思いますけどもー。苦笑
でも、運転した時の印象は、さほどサイズアップ感はないですけどね。
新型A3は前モデルとは別の車
さて、新型A3を初運転です。
最初の試乗の時、実は僕は運転せず、妻の運転で助手席に乗ってました。
今回、納車して初めて新型A3を運転してみたのですが、やっぱり試乗時と同じでした。笑
以前に乗っていたA3前モデルとは完全に別の車の印象です。
やっぱり一番違うのは静粛性でしょうね。
これは誇張なく、忖度なく(誰に?笑)、本当に静かです。
やはり静かであることが、今までのA3とは別の車だなと思わせる要因の1つです。
いわゆる、ワンランク上の乗り心地を与えてくれますね。
ただ、先日納車したQ3と比べるとどうかといえば、やはりQ3の方が上質感はあります。
もしかしたらSUVとそうでない車の差かもしれませんが、ここは個人的感覚かなと。
でも、静粛性は断然A3の方が上回ってます。
全体的にも新型A3は前モデルとは大幅に仕様変更があります。
ナビもタッチパネルになりましたし、Q3同様にドライバーごとにアカウントが作成可能。
シフトレバーもかなり思い切った仕様変更ですよねぇ~。笑
その他、細かいところではオートロックも後部のドアノブでも発動するよう改善されてます。
エアコンも助手席と設定同期ボタンが付いたり、外気循環機能がオートになってたり。
そしてエンジン音も1000ccとは思えないサウンドですし、ドアを閉めた時の音も良いですね。
また、テレビの音も音楽も、これまた音のクリアさや臨場感が前車に比べてアップしています。
ただ、iPhoneにつないだ時にプレイリストが表示されないのが不便なので、なんとかしてほしいかな…。
あと、シートベルトのストッパーが地味になくなってるのも改善希望です…。苦笑
エンジンブレーキの感覚が独特
次は新型A3のマイルドハイブリッドのエンジンアシストについて。
個人的に少し違和感と言うか、慣れないのはエンジンブレーキの挙動です。
今回の新型A3はアクセルを放した時にエンジンがオフになります。
エンジンオフの後はそのまま惰性走行するのですが、さらにモーターアシストが入るのでスピードがあまり落ちません。
つまりは、ガソリン消費を抑えたエコ運転ができるというわけですね。
ただ、この感覚が今までにない感覚なので、最初は少し慣れません。
例えば、惰性走行している途中でブレーキを踏むと、その瞬間にエンジンがかかります。
エンジンがかかるとエンブレが効くので、さらにスピードダウンします。
つまり、踏んだ時とエンブレの時とで二段階でブレーキが効く感じです。
これが最初はヒヤッとする時があるのです。
例えば赤信号でいつもと同じタイミングで止まろうとブレーキを踏みます。
すると、思ったよりもブレーキが利かずに、前車にぶつかりそうになります。
ですので、ブレーキをかけるときは今までよりも少し早めに踏みこむ感じになるのです。
それと、今回のA3はドライブセレクトが付いていません。
ということはセッティング的にはデフォルトのAUTOになるんでしょうか?
でもステアリングはCONFORT並みとは言いませんが、けっこう軽いです。
前車ではいつもダイナミックモードだったので、最初は違和感がありましたね。
でもしばらく乗っていたら、まったく気にならなくなり、むしろ運転しやすくて快適になりました。苦笑
ちなみに、しばらくして気が付いたのですが「D」モードだとギア数の表示が出ないんですよね。
マイルドハイブリッドとの関係でしょうかね?
が、高速道路を走った時に「S」モードにしたら、タコメーターに1速、2速などギア数の表示が出たのです。
これ、できれば「D」モードでも表示してほしいですね。苦笑
ちなみに高速道路でも走りにまったく問題はありませんでした。
1000ccとは思えない力強さという意味では、前車のQ2と同じでした。
もちろん、時速100キロでも安定して静かな走りです。
やはりベースのデザインは控えめな印象
最後は見た目について思うところを書いてみます。
乗り始めて徐々に思い始めたのは、やっぱりベース車だと見た目が控えめかなって点です。
それは恐らくホイールの形状やサイズが最もその印象を与えているのだと思います。
マンハッタングレーでグリルがブラックに統一されている印象からすると、このホイールデザインは控えめですね。
ていうか、前車のホイールが格好良すぎたという理由もありますけどね。
あと、前車にはルーフレールが付いてましたので、これも見た目のバランスの良さを引き出してますね。
もちろん、これは限定車仕様なので、新型A3にも限定車しか付属してませんけども。
あと後部ウインカーは流れるタイプですが、正面は(マトリクスではないので)流れません。
やっぱりブラックな印象からしたら、流れるタイプのウインカーの方がマッチするなあと思ってしまいました。
しかも、新型A3からはslineにマトリクスの設定が新設されましたから、ホント、在庫不足が悔やまれますね。苦笑
もちろん、マトリクスでなくても格好良いから問題ないです。
とはいえ実感として、ハイビームがオートでないのは少々面倒臭いですねぇ~…。
と、あれこれ言い出せばキリがなくなりますけども…。苦笑
あと、slineとなれば各箇所にエアロパーツがついたりして形状が変わります。
ベースの場合は、それらが無いので丸っこい印象になり、それで控えめに見えるんでしょうね。
ま、そのあたりは前車と比べての感想なので、不満というレベルではありません。
デザイン面も非常に満足ですし、ていうか、今回のA3はベース車でもすごく格好良いと思いますよ。笑
というわけで、新型A3のファーストインプレッションでした。
先日のQ3スポーツバックも、今回の新型A3も、これから1年2年と時が過ぎたらどう印象が変わるでしょうか。
またどこかのタイミングでレビュー記事を書いてみたいと思います。
そして、今度こそ10年しっかり乗りたいと思います!苦笑