マイホーム「予算の都合であきらめた」って感情を抑えるには

先日、生産担当(現場監督)さんとのMTGを終えまして、いよいよ本格的な着工開始です。

でも、まだ色柄関係の最終チェックなど残ってますので、もう少し打ち合わせは続きそうです。

 

それにしても「あれもほしい、これもほしい」ってなるのが新築マイホームだと思います。

予算があれば全部付けちゃえばいいと思うんですが。

通常はそうはいかないので、予算とのバランスで、付けるもの、付けないものを選ぶのだと思います。

提案工事(オプション工事)や設備については基本的にそういう基準で選ぶものと思われます。

でも、「残念だけど予算の都合であきらめた」ってオプションがあると、けっこう心に引きずりますよね。。。

そういう時の自分なりの良い方法をご紹介します。笑

 

エンジニア系人間の「悪い癖」だな、と戒める方法(笑)

ひとつ素敵なオプションを思い切って付けてしまうと、続けて「あれもこれも」って付けたくなりますよね。

とくに、ブロガーの皆さんの素敵なおうち、設備や仕様をみると、真似したくなりますよねー。

ていうかウチも、「ぜひ真似してください!」って思いでブログを書いてます。笑

でも、あまり必要じゃなくても、「他人の芝生は青く見える」方式で、なんとなく真似したくなる時ってありますよね?

え、「そんなことはない?」笑

もちろん、人によって心に響くものとそうでないものとあるはずでして。

誰かのブログを見て「あー、ウチはここにはこだわってないからなあ」って部分は、けっこうスルーしちゃったりすると思います。

でも、自分のような好奇心丸出しで実験好きタイプの理系エンジニア人間は、とりあえず、付けられるものは付けてみたい!って思いに駆られるのです。

前にも書きましたが、その結果、後になって「あはは、使わねー、不要だったー」ってことになるのです。。。

なので、こういう症状が出たら、「あ、またエンジニアの悪い癖が出たな、危ない危ない!」と思うことで、あれもこれも病を回避できることもあります。苦笑

 

なんども行って見て調べて、満腹にさせる方法

次の方法。

長くて辛い、でも楽しいマイホーム計画ですが。

長いか短いかは人によって随分と感覚が違うものです。

僕の場合、現時点で打ち合わせから10ケ月も過ぎていますが、、、、短い、、、いやいや、さすがに「長いなあ」って思います。笑

正直な話、これだけ長いと、途中で「飽きる」ことがあるんです。

「もういいよ、別にどうでもいいよ」ってなる時があるんです。

 

長いから面倒くさくなってくるってのも、あるんですが、そうではありません。

気になる対象を何度も見たり調べたりしていると、「これにそこまでこだわる必要ってあるのかな?」って思えてくる瞬間があるのです。

家具や家電とか、設備、タイルとか、あちこち見に行ったりしましたが、行ったら行ったでそれなりに「いいモノ」であることはわかります。

でも、色々なメーカーのもの、似た種類のもの、または一つのものを資料請求したりして時間をかけて見ていると、最初の感動が徐々に薄れていきます。

色々調べると、その対象の特性がわかってきたりするだけでなく、なぜか「すでに所有しているような感覚」になっていくのです。

ホントに。笑

勢いで、これもいいね!あれもほしいね!ってなっている興奮した感情がおさまって、「所有してもないのに飽きたような感覚」になります。

そして「最低限の要求を満たすものだけでいいじゃん」って、不思議と自然に考え方が変わってくるのです。

 

新築マイホームの一番の目的だけは絶対に達成する

最後の方法は、初心に帰る方法。

抑えられない好奇心や欲望をおさえるために有効だなと思うのは、本来の目的をもう一度考えてみることです。

家を建てたい本来の主な目的、例えば、「家族が増えたから」「使い勝手が悪い」「立地が悪い」「二世帯住宅がほしい」、などなど思い出すことです。

 

それを考えると、やっぱりウチの場合は、「庭が無いこと」が一番大きいです。

今の積水ハウスさんの家は自宅の構造をビジネスに寄せ過ぎたため、住みにくさが想像を超えてしまったってことです。。。

そもそも、ぼくは自然が大好きで、緑や木々に囲まれた生活がしたかったのです。

じゃあ、1軒目の田舎の家で暮らしていれば良かったんですが、それはそれで通勤や仕事面でデメリットもある。

だからと言って、街に引っ越してしまったのは、少々極端すぎたんだろうと思っています。

 

今回の住友林業さんのマイホームは、街と田舎の中間に位置する土地ですし、庭もある。

しかも市街化調整区域でもないので手続きも簡単、周りが畑や山林の分譲地なのに、インフラがすべて整備されているという絶妙な土地です。

これを思い出すと、「あれもこれもほしかったな病」が、かなり緩和されるのです。笑

これで目的の半分以上は達成できるではないか!と思うと、なんとなく気分がスッキリしてくるのです。

なので、マイホーム購入の1番大きな目的だけは達成することは必須だなと思うのです。

 

システム(プログラム)の仕事でも同じだなあ・・・

余談ですが、ぼくの仕事も似たようなところがありまして。

僕の仕事はシステムを提供することです。

お客さんとの打ち合わせで、「これ、本当に必要ですか?」という機能に限って、けっこうお客さんは「ほしがる」という現実。。。苦笑

絶対に使わなくなりますよとか、後でも付けられますよ、とか言うんですが、なかなかあきらめてくれない。苦笑

自分としては「もったいない」からという理由で、善意でアドバイスしています。

今の家づくり中の自分と逆の立場ですが、なんとなく重なるわけです。

 

でも、最終的には、お客さんがほしいという機能は全部付けることになります。

もちろん、使わなくなるパターンの方が圧倒的に多い。

でも、稀に使ってくれるパターンもあったりして、なんとも難しい。。。

なのでここは、いかにお客さんの立場になって、親身になって考えることができるかという部分なのかなあって思うのです。

あと、システムと言っても家と同様に「デザイン」もあります。

ぼくはWEBデザインができないので「デザイナーさん」に協力してもらうんですが、こういうのはもう感性の世界ですからね。

とはいえ使いやすい見やすいデザインにするには「感性」以外の部分も必要なんですが、ここはお客さんの感性が優先されるときもある。苦笑

操作性を犠牲にしてでも、このデザインにしたい、とか最近でもたまーにいらっしゃいます。

なので、家もシステムも顧客対応って難しいなって思います。苦笑

 

実は内心では、住林スタッフさん、そして当時の積水ハウスのスタッフさんには同情しているのであります。。。

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