2017年7月11日にタヌコロリを開設して、
最初の家ブログを書いてから3年を迎えました。
今日は前回に続きまして3周年記念記事です。(大袈裟。笑)
前回は僕がまだ一人暮らしをしていた頃の話で、
田舎暮らしをして家を建てるまでの話でした。
これから田舎暮らしを始める人、持ち家もほしいなという人、
はぜひ参考にしてください!
そして今日は田舎暮らしを卒業(挫折!?)して街に出て、
積水ハウスで家を建てるまでの道のりを書こうと思います。
ちなみに当ブログはメインが住友林業の家での建築ストーリーですので、
今まで積水ハウスのくだりはかなり端折ってました。
でも本ブログ記事では、もれなく全部思い出す限り書こうと思います。笑
初めてハウスメーカーで家を建てようと思ってる人、
とくに積水ハウスで建てようと思っている人、
または検討中で迷っている人も、ぜひ参考になればと思います!
ブログ10本分ほどの長い文章ですので、
かなり読みごたえがあると思いますよ!笑
目次
2軒目の家を建てようと決意するまで
さて、積水ハウスの家は2軒目の家となります。
過去のブログで当時の概要だけは書きましたが、
もう少し詳しく書いていきたいと思います。
もともと妻と結婚した時から田舎暮らしを辞めようか迷っていました。
僕は自宅が仕事場ですからどこに住んでもOKですが、
妻の勤務先のアザラシ水産は勤務地が決まっています。
しかも田舎の家から妻の勤務先まで、車で1時間以上かかるのは、
さすがに毎日大変だなあと思ったのです。
あと、もしも子供が生まれたら教育(学校)の問題もあるし、
田舎だとちょっと厳しいかなあと二人で話していたのでした。
例えば「街中の有名な私立に入れたいね」、
とか理想だけは膨らむわけです!笑
(結果的に子供はいませんけどね)
実際に、結婚当初は何度か住宅展示場にも行ったんですよ。
その時に気に入ったのは住友不動産のJアーバンでした。
現代の都市型住宅のテーマを新発想の空間構成で実現した「J・アーバン」は、2003-2004年のグッドデザイン賞を受賞、その後に登場した「J・アーバンⅢ」「J・アーバンコート」「J・アーバンクリスタ」も同賞を獲得しました。
暮らしをより豊かにする優れたデザインとして認められたその機能性と美しさは、日本の都市型住宅の新しい形として、これからの時代をリードしていきます。
僕もじっくりと住宅展示場を眺めるのは初めてだったので、
どの家を見ても感動モノだったのですが、
とくに住友不動産のモデルハウスは僕の理想にピッタリだったのです。
住友林業でなく、住友不動産です。笑
まあその後、いくつかモデルハウスを見てるうちに、
理想はどんどん高くなっていくのですけどね・・・。苦笑
田舎の家を売るきっかけ
結局、どうしようかと迷っていましたら、
結婚後すぐに妻の勤務先も少しだけ田舎寄りに転勤となりました。
妻の通勤先も少しだけ近くなったので、
20坪の平屋の裏に離れを20坪ほど増築し合計40坪強、
田舎で数年暮らすことになたのです。(ガレージも建てました。)
とはいえ、妻は毎日1時間弱の通勤時間ですし、
本人は最初は大丈夫とは言っていましたが、
そのうち、長時間毎日運転してると体調がすぐれない…と言い出します。
しかも通勤経路が山越えルートですし、
度々ガケ崩れが起きて通行止めになったりするので危険です。
本気で引っ越そうかなあと思い始めるのでした。
あと、東日本大震災もありましたからね。
ガケ崩れは本当に危機感がありました。
そんなある時、
地域活動が原因で僕はかなりストレスがたまっていました。苦笑
こちら↓の話です。
あまりに頭にきて、「今日はもうダルいので仕事しない!」
みたいな日もあったりしまして、
仕事に支障が出たらストレス末期だなと思って、
そうなる前に引越を決意したのです。
もちろん嫌な奴と「戦う」という選択もあったかもしれませんが、
かつて近所の老人とケンカした人がいたのですが、
日本刀を振り回されて殺されそうになったという話を聞いたのでやめました。笑
田舎から街に出て理想の土地を買う
さて、引越となると住む場所を探さないといけません。
引っ越し先の候補は妻の勤務先に近い某エリアです。
ちなみに僕の条件は「街」であることと目立つ場所であることです。
将来的に、今の仕事とは別に何か新しいことをしたいなと、
そのためには自宅がそのまま店舗になるようにしたかったのです。
ただし、リアル店舗にしちゃうと住宅ローンが降りないので、
基本は住宅として作らなければなりませんけどね。
超・便利な街中の土地を買う
では、具体的に何をやろうと考えていたか?
例えば、小さな個人規模の学習塾とか考えていたのです。
まあ、何ならカフェでも鯛焼き屋でも何でも良かったのですけどね。
未来の予定など妄想に近いですから。笑
でも、これが落とし穴でしたねえ。
できもしないことを妄想だけ膨らませた結果、
かなりの現実とのギャップ、つまり無駄が生じました。苦笑
こちらは、その時の反省のブログです。
もちろん、結果として購入したのは希望通りの土地でしたけどね。
今までと違って、駅もマックもファミレスもコンビニもドラッグストアも、
生活に必要なものはすべて歩いて行ける場所にありました。
住むには本当に便利だと思いました。
絶賛賃貸中~!できれば誰か買って~。
ただ、その土地には古家が付いていたんですよね。。。
その時の詳しい話はこちらに書いております。
たしか、250万円くらいの解体費用だったかなあ~、
なるほど、土地の値段が安いのは解体費用の分が引かれているんだねと納得。
まあでも、当時は目的通りの土地を手に入れたと、
割と満足な思いでしたねー。
あと、これは余談ですが、実はこの土地探しの時、
「(僕らが今住んでいる)土地の方がいいんじゃないの?」
って妻が僕に提案していたのです。
なぜなら街の要素と田舎の要素が混在している場所だから。
でも当時の僕は、人通りの多い大きな道路沿いの土地が良かったですから、
今住んでいるその場所は田舎過ぎると思ってしまったんですねえ…。
仮住まいは短期間だけど慎重に選ぼうね…
土地が決まれば、もう田舎脱出は決定です。
正直なところ、早く引っ越しをしたかったので、
家が完成する前にアパートを借りてしまいました。
でも、意外な盲点でした。
ペットOKの賃貸ってかなり少ないのです。
本当は一軒家の賃貸が良かったのですが、ありませんでしたね。。。
結局、3つくらい候補があって、価格と広さのバランスの良い物件に決定。
思うに、短期間だからこそ、賃料が高くても広い部屋にすれば良かったのです。
荷物がいっぱいで賃貸に収まらず、とくに本をかなり捨てました。。。
まさかそこまで荷物が多かったとは思わないですからね。
もちろんペットOK賃貸の選択肢は少なかったんですが、
少しくらい新築現場から距離が離れても、
広くて快適な賃貸にするべきだったなあと思います・・・。
家をどちらの大工さんで建てるか?
さて、先に土地を決めてしまったわけですが、
となると次は家です。
実はこの時、この土地を購入した不動産屋の社長さんが、
地元の大工さんを紹介してくれていたのです。
しかも、かなり安くリフォームできるというので、
少しばかり気になっていました。
稀に見る親身な不動産屋社長、Zさんの登場
その不動産屋さんの社長さん=Zさんがまた良い人でして、
「え?不動産屋の社長さんにこんな良い人いるの?」
ってくらい親身かつ親切丁寧でして、
賃貸ならまだしも売買専門の不動産屋さんって悪徳が多いですよね。(偏見)
不動産屋の悪徳っぷりを見るたびに、
「あぁ、これが不動産業界の現状なら、
まともな人が参入すれば余裕で勝てるわ。」
って思うくらい酷い人が多いという、
それが僕の当時の偏見満載の印象でしたので、
「Zさんほど良い人がいたら勝てんわ。」
って思い直したくらいでした。笑
田舎の大工さんに家を建ててもらうことを検討
でも、、、ですね。
古家はカビ臭くてボロボロなのでリフォームはあきらめて、
新築で建て替えることに、ほぼ心の中では決まっていました。
なので、申し訳ないけどZさんには断りを入れるつもりでした。
それでは、だれに新築で建ててもらうか?
それは、もちろん田舎の家を建ててくれたAさんです。
Aさんについてはこちらのブログに書いてます。
僕はAさんのセンスに絶大な信頼を置いてましたから、
最初からAさん一択でした。
もちろん住宅展示場も見に行きましたが、
やっぱりAさん以外に浮気はできないなと。
こう見えて義理堅いんです。笑
まあ、Zさんには申し訳ないんですけどね。。。
個人業者や工務店でも鉄骨の家は可能
もちろんAさんにはすでに希望を伝えていました。
東日本大震災もあったので、
次は鉄骨の家にしたいとだけ伝えていたのです。
そしたらAさん、普段は鉄骨の家はやらないとのことで、
なので、施工だけは別の業者にやってもらいますという話になりました。
まあ、でもすごいですよね、
個人レベルの業者さんや工務店でも鉄骨の家は可能なんですよ!
正直、感動しましたね。
まあ僕からしたらAさんは設計士みたいなものですから、
間取りや外観、デザイン全般を考えてくれれば、それでOKでした。
なにも言わなくても格好良くしてくれますからね。
Aさんへの依頼は断念・残念だが已む無し…
ちなみに、Aさんは不動産屋さんでもあるので、
ついでに田舎の家の売却も一緒に頼もうと思ったのです。
それに、田舎の家はAさんの作った家ですしね。
ところが、Aさんいわく、、、
「不動産業はやめて建築業一本に絞ったんですよ。」
とのことでして、うーん、どうしましょ。。。
それにしてもAさん、思い切りましたね。。。苦笑
已む無くAさんの知り合いの不動産屋さんを紹介してもらって、
その人に仲介してもらうことになりました。
Aさんは「(その人は)若くて仕事のできる人だから」というので、
安心していたのですが、その割にはレスポンスも非常に悪く、
しかも、客や銀行員に怒鳴ったりするような人だったのです・・・。
その話はこちら↓のブログに書いています。
そこで妻と話した結果、
Aさんの紹介とはいえ、
どうして、あんな人を紹介したの?という残念な気持ちが優先し、
まだAさんと契約をしたわけではないので、
今回はお断りをして、別で依頼しようということになったのです。
Aさんには今も感謝してますけどね。
一転して地元の大工さんを検討することに
ちょうどその時、最初にリフォームを勧めてくれた、
土地を購入した時の親身な不動産屋社長さん=Zさんが、
家を新築するなら、なおさら大工さんに依頼しませんか?
と再び提案して頂いていたのです。
なんでも、その大工さんは過去に積水ハウスの専属だったみたいで、
腕はかなり確からしいのです。
積水ハウスは業界大手、というか最大手といってもいいでしょう。
車で言えばトヨタ自動車のようなものですから品質も確かです。
そんな厳しい基準の中で大工さんをしてきたわけですから安心ですね。
さらに、建築資材の調達は別の業者さんを紹介してもらったのですが
その人は積水ハウス並みに安く材料調達ができるとのことでした。
その大工さんも、
「自分レベルでは、あの人よりも材料を安く仕入れることはできない。」
と言ってましたので、まあ本当なのでしょう。笑
さあ、これで役者はそろいましたね。
大工さんとの家づくりは失敗してしまった…
でも、困ったことが起きました。
役者はそろったと書きましたが、あと1名足りません。
それは今まで新築も増築もAさんに「おんぶにだっこ」だった家の設計担当です。
新築時も増築時もAさんの間取りで文句なし一発OKの大成功でした。
でも今回は、それを地元の大工さんに任せることになりました。
まずは大工さんに希望を伝えて、間取りを提案して頂きました。
ハウスメーカーと違って、CADとかで綺麗に仕上げたものでなく、
鉛筆書きの間取り図と、外観のラフ的な絵だったと思います。
まあ、そこは鉛筆でも何でも伝わればまったく問題はないのですが、
内容的には僕の希望とはかなり異なったものでして、
うーん、これは厳しいなと・・・。
そこで、初めてですよ。
気合を入れて大工さんに希望を伝えるための資料を作ったのです。
マイホームデザイナー無しで間取りを作る
当時は「家づくり」にさほど気合は入れてませんでした。
だってAさんにまかせればオールOKだったから。笑
とはいえ、マイホームデザイナーの存在は知ってましたが、
「そんなものを買うまでもないよね、もったいないし」
と思っていました。
実際マイホームデザイナーを使い始めたのは、
住林さんでの家づくりからです。
もっと、ずっと後になってからなのです。
こちらのブログでマイホームデザイナーについて書いてます。
では、当時はどうやって希望を伝えたかというと、
なんと、マイクロソフトのオフィス「Word」です。笑
ネットを検索したらWord用の間取り部品が落ちてたんです。
それをペタペタと1つずつWordのページに張り付けて、
間取りを作ったのです。
それがこちらです!
3階建ての家なんですが、1階が学習塾の想定になっています。
2階リビングで、大きなWIC、まだこの時は子供部屋も想定してますね。
広い洗面とバスルーム、二間続きの和室や大きな書庫。
バルコニーも広いですし最高ですね、
今見ても「この家がいい!」って思います。笑
でも実際には、かなり寸法間違ってます。苦笑
建ぺい率とかもあるし、こんな家は物理的にも無理なんですけれども、
まあ、たたき台ですから、ここから大工さんにブラッシュアップしてもらえればいいですし、
まずは、希望を全部書きだそうと思ったのです。
外観はWordの図形パーツで手作り
そして次はもっと大変な作業でした。
家の外観もWordで作ったのです。
しかもWord純正のパーツのみです!
それがこちらです!
もちろん、パーツとかは存在しませんから、
Wordの図形オプションで線や四角形を組み合わせて作ったのです。
外壁はガルバリウム鋼板で、これも線を一本ずつ並べて作りました・・・。苦笑
シャッター付きのビルトインガレージ、理想ですね・・・。
あと、内装についてはイメージ的なものをネットからサンプルを拾ってきて、
貼り付けて資料を作りました。
こんな感じです。
すごいですねえ、いいですねえ、うらやましいですねえ、
こんな家に住みたいですねえ。笑
こうやって理想を考えている時が、
家づくりで一番楽しい時かもしれませんね・・・。
しみじみ・・・。苦笑
大工さんからビックリ仰天の見積もりが出る!
ところがですね、大工さんにこれを渡して何日かすぎまして。
お見積もりと図面を持ってきていただいたのですが、
な、な、なんと、4000万円を大きく超えていたのです。。。苦笑
しかも家の間取りもかなり縮小されていまして、
希望とは程遠い間取りになっていたのです。
うーん、さすがにこれでは無理だ・・・。
そう思って、紹介してくれた不動産屋さんにお断りの連絡を入れました。
田舎暮らしの時の予算感で考えていたので「高すぎる」と思ってしまったのです。
もちろん、ここから装備を削ったりして行けばよいと思うのですが、
大工さんも、これ以上は打ち合わせに時間を取りたくないという素振りもあり、
こちらが申し訳なくなったのでした。
だって、個人の大工さんですからね。
ハウスメーカーのように社員のマンパワーがあるわけでもないし、
長い打ち合わせをしてる間、本来の大工仕事に遅れが出てしまうわけですし、
これ以上、打ち合わせのラリーを続けるのは酷だなと思ったのです。
仮にAさんの提案のように一発OKだったら運命は変わっていたでしょうけどね。
作る側が希望通りのものを一発で出してくるのであれば、
予算オーバーなど起こるわけがないのですしね。
今さらながらAさんのすごさを思い知ります。苦笑
かといって、この大工さんがダメということではないです。
僕の要求(Wordの資料)が大変過ぎたのでしょう。
でも、今思えばそれくらいの金額になってしまうと思うんですよね。
むしろ4000万円なら安いのかもしれません。
ハウスメーカーで同じくらいの仕様で頼んだら、
いったいどうなる事やら・・・。苦笑
Zさんご紹介の工務店も積算は同じだった…
さて、親切なZさんも、大工さんを紹介した手前、
少なからず責任を感じてしまったようで、
「希望に沿わず申し訳ないです」
と、他の業者さんもご紹介して頂きました。
僕からすると「我儘を言ってしまって申し訳ないです」という気持ちでたっぷりでしたが、
ご紹介いただけるのならと、
近隣工務店さんの実際の完成物件を見せてもらったり、
そして積算などを頂いたのですが、
やっぱり、どこの業者さんでも、
先ほどの僕の希望の間取りや外観だと、
普通に4000万円オーバーになってしまうようでした…。苦笑
さすがにZさんも、お金の問題が出てしまうと、
今まで以上に強く提案する材料もなくなってしまったのか、
ハウスメーカーで鉄骨の家を建てるよりは、
断然こちらの方が温かい家が建ちますよと、
強くプッシュする感じではなくなってしまったのでした。苦笑
再び住宅展示場へ(東急ホームズのミルクリーク)
そこで再び住宅展示場へ行ってみることにします。
もちろん住友不動産のモデルハウスが一番よかったのですが、
まだ僕らは自宅から近い展示場に1つしか行ってなかったので、
他の展示場にも行ってみようと思ったのです。
いろいろ行ってみた結果、一番よかったのは東急ホームズでした。
ミルクリークという輸入住宅ですね。
正直、めっちゃ格好良かったです!
が、もう今は経営不振で会社がなくなっちゃってますから、
結局のところ依頼せずに良かったのですけどね。。。
(詳細は下記リンク)
東急不動産ホールディングスのリフォーム事業の強化へ向けた東急Re・デザインへの事業集約、
並びに東急不動産による東急ホームズの吸収合併について
でも、田舎の家がアーリーアメリカン風で最高の雰囲気でしたから、
次の家もまた洋風建築を踏襲したいなと思ったのです。
その時々で好みって変わりますからね。
今は和風の方が好きなんですが。。。
住宅ローン8000万円ナリ~♪
さて東急ホームズの営業さんは若手でしたが色々と詳しい方で、
希望する内容の家はこれくらいの予算でイケますと、
その場で金額をはじき出してくれました。
えーと、たしか、8000万円だったかな・・・。
お、お、お、おいっ!って金額です。笑
確かに高級感のある家だけれども、どこにそんなお金が?苦笑
アウディなんか乗ってると金持ちって思われちゃうんでしょうか。
いやいや、ぜんぜん金持ちじゃないですよ、勘弁してほしいです。
なので、営業さんに一言。
「さすがに8000万円の家は厳しいです。(キミはアホか?)」
でも営業さん的には「いや、共働きなら全然イケます。」とのこと。
普通にあり得る金額ですよと、そもそも月額の支払いも、
東京で家族用のマンションを借りている人と同じくらいですよと。
『おい、おれらは東京じゃねえぞ。』と思いながらも、
まあ確かに妻の従妹夫婦らも僕らより少し年下ですが、
都内で月額20万円以上のマンションに住んでいるそうですから、
そこはまあ良しとしましょう。
でも銀行から8000万円も借りられないでしょ?
すると東急ホームズの営業さん、
「確実に住宅ローンで借りることができる金額です。」
と言うのです。
しかも、僕らのような共働き夫婦では珍しくない金額ですとのこと。
ホントかよ・・・。汗
車のローンが住宅ローンの妨げになるなんて考えられない
でも思いましたね、住宅ローンって、すごいな・・・。
一般人でも1億近いお金を借りられるんだと。。。
と思って感心していると問題発生。
「ちなみに他にローンはありますか?」
と聞かれたので、車のローンがありますと返答。
そしたら一転、8000万のローンは通らないかも!って言うではありませんか。
当時僕はアウディのQ7という車に乗っていまして、
その車のローンがあったのですが、それがマズいらしいのです。
もちろん銀行に仮審査を出したわけではないのですが、
営業さんがその場でパチパチと電卓をはじいて、
「車のローンがネックになりそうですね、
一時的に売っちゃえばいいんですが…。」
と、なんだかテキトーな感じだったので、
必死に営業さんに説明をしたのです。
「でも、月々の支払いは全然問題ないですよ、まったくイケます。
それでもダメなんですか?」
当時その時の僕は返済比率が「年間返済額÷額面年収×100」という計算で算出できて、
その比率が一定のラインを上回ると銀行が融資をしてくれないという知識は無いですから、
少しばかり半信半疑だったのです。
払える金額なのにおかしいだろ?って思ったのです。
当然、営業さんとしては銀行がウンと言わないでしょうと、
確実なのは車を一時的に売ってしまうことですねと、
まずそれを、ぜひ実行してほしいという案を曲げません。
思ったよりデカくて使い勝手の悪い車でしたが思い出もありますしね。
でも「是非検討して後日経過を教えてください」ということで、
その日は終わりました。
とりあえず8000万の家はないだろ?
さて、8000万円の家を買いたいのですが、
意外にも車のローンがネックという、
なんとも困った状況に陥ったのですが、
解決は妻の一言でした。
「ていうか、8000万円の家って高くね?」
おっしゃる通りです。笑
僕も「銀行が貸してくれる」「月々支払うことができる」という営業さんの言葉で、
すっかり8000万円の家を買うつもりになっていましたが、
ちょっと待て、冷静に考えたら、くっそ高いじゃねえかって話です。
今まで住んでた田舎の家が何軒建つんじゃい!と。笑
これはアホだなと思い、ミルクリークは却下したのでした・・・。
ハウスメーカー各社を本格的に検討する
そこで次にターゲットを絞ったのは桧家住宅でした。
なぜ桧家住宅かというと、
実は僕の仕事関係のつながりがあったんですよね。
不思議なことに僕の仕事は開業以来ずっと、
不動産や住宅関係のシステムの案件が多くて、
桧家住宅も間接的に絡みがありまして、
まあ、遠い親戚みたいな感じですが縁があったのです。
桧家住宅の屋上は最高にワクワクするぞ!
しかも、桧家住宅は他のハウスメーカーと比較する限り、
とても料金体系が分かりやすいんですよね。
パンフも読んでてワクワクするし、
何より当時一番欲しかった屋上がオプションで選択できます。
他のハウスメーカーでは当時ここまで立派な屋上はありません。
こちら、その名も「屋上リビング」です。
しかも、これがまた安い!
これだけで桧家住宅を選択する価値はあるよねって、
そう思ったのです。
ただ、なぜか桧家住宅は毎度妻が「気に入らない」というのです。
この時は「CMが嫌だ」って言ってましたね。
そんなバカな・・・。笑
ちなみに住林の家の時も候補に挙げたんですが、
「断熱材としてアワを吹き付けるのが嫌だ」
という理由で却下となったのです。
そんなバカな・・・。笑
まあ、僕だけの家じゃないので仕方ありませんけどね。
桧家住宅は大人気だった故に…
それに住宅展示場は、いつもお客さんがいっぱいで大人気なんですよね。
ゆっくりと話を聞けなかった感が否めません。
案内も「何人待ち」とかの状態で売り手市場なせいか、
女性の営業さんの対応も少しばかりそっけなくて、
「ここから先は契約してからねバイバイ」
みたいな感じが早々だったし、
「打ち合わせは最高でも数回くらいまで」
「それまでに全部仕様を決めてもらいます」
って感じで、ちょっとだけキツイ感じで言われたので、
少し引いちゃったんですよね。苦笑
ちなみに、その時に前述のWordの仕様の内容を口頭で伝えて、
その場でざっくりと手書きで簡単な間取りプランを書いてもらって、
見積もってもらった限りでは、4500万円くらいって言われました。
まあ、その辺の話はこちらに書いてます。
4500万円と言えば以前に却下した、
Zさんに紹介してもらった工務店と同じくらいです。
さすがにその積算は無いよね…。苦笑
今思えば、3階建ては実績が少ないから積算が難しいとか言ってたし、
それもあって、本当に概算レベルの積算だったのかもしれません。
つまり契約後にグンと値上がりするパターンだったかもしれませんね。
住友林業との出会い
その後、住宅展示場巡りは続きます。
一日で全部周ることができればよいですが、
それはさすがに無理なので、土日を使って何日かかけて周ります。
でも、平日なら僕は一人で動けるので、
ある日の夕方に1つだけハウスメーカーを見に行こうと、
なんと僕一人で住友林業に行ったのです。
その時の様子はこちらに詳しく書いております。
まあ、当時は住林さんと縁がなかったんでしょうね。。。
たまたま昨日入社の営業さんに出会ってしまった。
営業さんも黙っていればいいのに正直に言っちゃった。苦笑
正直なのは好きですけど、やっぱりちょっと怖くなって、
結局、住林さんは早々に却下となったのです。
一条工務店との出会い
さて、次に出会ったのは一条工務店です。
その時の話はこちらのブログに詳しく書いています。
営業さんも好感度高くて良かったですし、
家(セゾン)のテイストも昭和の金持ち風(笑)で好きでしたが、
なによりも納期の長さがネックでしたね。
しかも自由度が低いと断言していたし、
それを言われて先に100万円支払って、
もしも希望の間取りができなかったら、
その100万円を捨てなければなりません。
それはちょっと怖いなと思ったのでした。
大成建設のパルコン
そういえば、大成建設も行きました。
当時の話はこちらに書いています。
鉄筋コンクリートパネルを使ったガッチリとした家で、
大地震には強そうでしたが自由度が効かないこと、
全体的なデザイン性が他社比較でやや劣ることなどでボツとなりました。
あと、展示場もあまりお客さんがいなかったんですよね、係の人も留守とか…。汗
あと、電話しても出ないとか…惜しいね。苦笑
地元の設計事務所
きっかけは覚えてないのですが、新聞広告だったか、
または、リクルートの住宅雑誌だったかで見つけた、
地元の設計事務所にも行ってみました。
いや、完成内覧会のちらしを見たんだったかな・・・。
近所でしたから近いし参考までに見ておこう、程度の気持ちでした。
どちらかというと印象は「田舎の家」に近かったです。
色んな工夫が家の中にありましたが、
ハウスメーカーのような細部まで綺麗に既製品でまとめた感じというより、
細かいところを見ると手作り感が出ている感じですね。
あと設計事務所の家というと「高い」という印象ですが、
さほど高くはないかも?と思いました。
予算内で格好良くしてくれるという印象です。
ただ、その建築事務所では、床下にエアコンを忍ばせて、
全館空調のような仕組みを疑似的に作り出すのが特徴でしたが、
この仕組みを妻が気に入らずボツとなったのでした。苦笑
今では割とよく聞く工夫だったりするのですが、
当時は奇抜で妻にとっては少々違和感があったようです。
積水ハウスとの出会い(妻は大賛成)
実は一条工務店を周った時あたりに、
積水ハウスとファーストコンタクトをしていました。
正直、色々周ったけど、どのハウスメーカーにしたら良いのか、
これと言った決め手がなくて困っていたのです。
そこで、ふと積水ハウスに行ってないことに気が付き、
積水ハウスのモデルハウスへ行ってみたのです。
でも、正直な話、積水ハウスって個性がないんですよ。
僕も当時、積水ハウスってCMでは有名だけど、
どういうハウスメーカーなのか全く知らなかったので、
事前に調べてみたのですが、なんとなく普通な感じなのです。苦笑
記憶に残らないというか、普通に良い家だねって感じ。
ていうか、まあWEBに載ってるのは大豪邸なんですけどね。
でも妻は不思議と積水ハウスについては大賛成なんですよね。
なので、行ってみたのです。
若い営業さん、大丈夫かな?
展示場へ行くと、出てきたのは、とても若い営業さんで、
見た目の印象としては正直かなり不安に思いました。苦笑
(実はとても優秀な人だったんですけどね)
取りあえず積水ハウスのことを知らないので、、
まずは、どれくらいの仕様の家が普通で、
どれくらいの価格帯の家が多いかを聞いてみました。
そしたら、だいたい家族3~4人で30坪くらいの家が多いですとのこと。
価格は2500~3000万円くらいという話だったように思います。
(すみません、ここは記憶があやふやです。)
僕はその時、家の坪数を言われてもあまりピンとこず、
さらに言えば金額を言われてもピンとこず、
ますます積水ハウスがどんな家を建てるのかわかりませんでした。
モデルハウスは豪華でしたけど、それは「まやかし」ですからね。笑
あくまで一般的な積水ハウスの家を知りたかったのです。
とりあえず話だけでは全くピンと来なかったので、
実績を見せてほしいと伝えたところ、
後日、いくつか引渡し前の家を見せてくれることになりました。
でも、イマイチ印象がよろしくない・・・。
確かに、積水ハウスの家のイメージはつかめたのですが、
外構未完成のためか、外観がパッとしなかった印象がありました。
家の中を見せてもらいましたが、やはり「普通」感が漂います。
これは僕だけの印象ではなく、妻もまったく同意見でした。
うーん、積水ハウスってどうなのかなあ・・・。
ますます迷うのでした。
妻の知り合いが積水ハウスの関係者だった
ところが後でわかったことですが、
妻の知り合いが積水ハウスに近い建設会社の社長さん(Xさん)だったのです。
ていうか、妻は僕にその話を以前してたみたいだったのです。
「だから、積水ハウスだったら知り合いがいるって言ったじゃん。」
僕は妻の言ったことをスッカリ忘れていたのです。苦笑
そこでXさんに「家をどこで建てようか迷ってる」という話をしたら、
積水ハウスがいいに決まってると。
そりゃそう言うよね。笑
積水ハウスの何が良いって、メンテナンス力が半端なくすごいらしいのです。
話は前後しますが、以下の4つの記事を読めば、
積水ハウスで家を建てれば、
建てた後も超・安心ってことを理解できると思います。
とはいえですね、自分的にはその話を聞いたときに、
「建てる前からメンテってどうかね?」
って感じで、どうもピンときませんでした。
だからって積水ハウスを選ぶ理由になるのかね?
と思ってしまったのです。
いや、なかなか家を建てる前に、
メンテの重要性を悟るのは難しいですよ。苦笑
住んでから実感しますけどね。
ハウスメーカを紹介された場合の流儀
とはいえ、Xさんも「積水ハウスを断然お勧めする」とのことですので、
一度ちゃんとした提案書をを作ってもらいましょうとなりました。
Xさんも同席してくれるそうです。
そこで、例の若い営業さんに話をします。
「実はXさんという人がいて、その人と一緒に今度打ち合わせがしたい」と。
そしたら若い営業さん、
「Xさんは存じ上げておりますが、
そういうことでしたら、早めに教えてもらえれば良かったのですが~。」
とちょっと残念な感じだったのです。
あとでわかったんですが、Xさんと仲の良い営業さんがいるみたいで、
若い営業さんはチェンジされてしまうことになってしまったのです。
なるほど確かに営業の世界は商流って大事ですもんね。
Xさん経由の時は、この営業さん担当って決まっていたらしいのです。
ただ、お二方の営業さんについては、
どちらもまだ実力が未知ですし、
激しく「どっちでもいいなあ」って思ったので、
所長さんから「担当営業を変更しますか?」と質問された時に、
「若い営業さんでも大丈夫ですよ」とお伝えしたのでした。
なので、ハウスメーカを紹介された場合は、
まず最初に「◎◎さんの紹介です」って言っておかないとダメですね。
これは反省です。
Xさん同席で積水ハウスにマジ提案を要求!笑
さて、Xさんは本当に良い人で、親身になってくれました。
わざわざ遠方から足を運んでいただきまして、
「紹介料なんて当然いらないから、この夫婦に良い家を建ててあげてくれ」
と、営業さんや所長さんに言ってくれるではありませんか!
もうそれだけで涙が出るくらいうれしかったですね。
そしたらさらに偶然の巡り合わせがありまして、
その時にいらっしゃった設計士さんが、なんと妻の知り合いだったのです。笑
「こんな偶然は無い」と本当にうれしかったのですが、
問題はこの後に起こるのでした。
1週間後くらいでしょうか、
提案書は出てきたのですが、その場で伝えていた要望がかなりたくさん抜けていたのです。
これは妻も「?」でした、「なぜ、こうなった?」って感じでした。苦笑
でも、それを修正してもらおうと思ったら、
設計士さんがなんと定年退職したとのこと。苦笑
これがその設計士さん「最後の仕事」だったんですねえ。。。
これマジで悩みましたよ。
せっかく最後の仕事として図面を引いてくれたのに、
それをボツにするのか?的なプレッシャー。
でも、自分の要望は伝えたし、その要望が入ってなかったら指摘しないと、
一生の買い物ですし後悔が残ります。
もちろん代わりの設計士さんも僕と同い年くらいの中堅の優秀そうな人です。
でも、なぜ最初の要望がはいってないのか、本人がいないので聞けません。
そしたら設計さんも、いっそのこともう一度ゼロベースでやり直しますか?
と言ってくれたので、その言葉に甘えてしまったのでした。
定年された設計士さんには、ホント、申し訳ない思いでいっぱいです。
住宅ローン限度額問題、再び・・・
さて、その後、新しい設計士さんからの提案がありました。
もうね、積水ハウスにして大正解だと思いましたね。
超・格好良い提案が出てきたのでした。
もちろん、一発OKですよ。
さっそくそれで建ててくださいと、でもまだ契約してないので、
さっさと契約して、あ、その前に住宅ローンの仮審査も出しましょう。
とんとん拍子で話が進みます。笑
が、落とし穴があったのです。
以前に東急ホームズのミルクリークで発生したのと同じ、
車のローンが住宅ローンの限度額を圧迫する問題です。
でも、ミルクリークは8000万円の家でしたが、
それよりも価格は低いんですよ。(といっても積水ハウスもすげえ高い。汗)
それなのに、まさか住宅ローンが通らないなんてありえないと思っていたのです。
その時の話はこちらの記事に書いてます。
今読んでみても悲しい記事ですねぇ~。
正直なところ、今住んでいる住林さんで建てた家と同じ予算があれば、
この積水ハウスの幻プランは実現できました。苦笑
かといって車を売ってしまうという選択をすれば、
車のローンの残債をまとめて払わなければならず、
当時、土地の購入と、賃貸費用、家の売却で少し赤字が出たこともあり、
現金持ち出しが短期間にドカッとかさんでおり、
手元の現金はあまり使いたくなかったんですよね。。。
まあ結局、積水ハウスさんとの打ち合わせが進むにつれ、
追加が発生して多くの現金が出て行ってしまったのですけどね…。苦笑
だったら最初から車を売って幻プランを採用すれば良かったとか、
当時は色々と考えたものです。。。
ホント、車のローンは要注意ですね。
その後も、この予算不足の問題は大きく爪痕を残します。
家に大幅な妥協を強いられることになったのです。
まず鉄骨の家はあきらめることになりました。
シャーウッドの方が鉄骨よりも価格は安いらしいのです。
積水ハウスの社員さんのご自宅もシャーウッドが多いですとのことで、
なんとかそこは納得しましたけどね。苦笑
かなり妥協すべき点は多かったです。
しかし、さすがにプランの修正を何度も繰り返し打ち合わせが長引くと、
そろそろ正式に契約をしてくれと営業さんから泣きが入ります。
まあXさんのご紹介もあるし、
8割がた積水ハウスに依頼することは決めていたのですが、
でもねえ、予算内で希望のプランが出てないしねえ・・・。
困ったなあ・・・。
大豪邸、サンヨーホームズ現る
積水ハウスで実施した仮審査のおかげで、
銀行から借りることができる予算が判明。
もちろん、この金額では積水ハウスで希望の家が建ちません。
とはいえ、その金額でさえも、けっこうな金額です。
銀行の担当さんも、
「あの、タヌコロさんね、借り入れが少ないと言いますが、
この金額でもかなり良い家が建つ金額ですからね。笑」
とおっしゃいます。
まったくもって予算が足りないと思ったのですが、
その仮審査の金額でも今まで住んでいた田舎の家が2つ買えてしまうような予算です。
そうだよなあ、この予算で収めるのが常識的な判断だよなあ…。
そう思ったのでした。
その時、積水ハウスと継続して打ち合わせ中だった、
パナホームとサンヨーホームズで動きがありました。
とくにサンヨーホームズは強烈なインパクトでした。
鉄骨の家ですし最初の希望にも合致します。
展示場のモデルハウスは古くてイマイチの印象でしたが、
営業さんに実際のお宅拝見をさせてもらったのです。
しかもお医者様の大豪邸で、そりゃもう立派なお家でした。
ガレージにはすごい車が並んでいましたし、まさに憧れの家ですね。
その時の話はこちらに書いています。
ここで得られた重要な知識があります。
それはサンヨーホームズというハウスメーカーは、
お医者さんも満足できるような豪邸も建てるることができるってこと。
それくらいの実力はありますよってこと。
ハウスメーカーを価格帯で選ぶ意味は何か?
いや、よく考えれば、当たり前ですけどね。
どこのハウスメーカーや工務店だって、
基本的には、どんな家でも建てられます。
今までは、お金のある人は最大手のハウスメーカーや設計事務所を選んで、
そうでない人は中堅ハウスメーカーや工務店を選ぶって偏見があったのですが、
必ずしもそうではないということです。
最大手の高価格帯の家だから良いとか、
その決め方は単純すぎるかもしれないなと。
確かに高価格帯のハウスメーカーは、それなりの予算が無いと購入できませんし、
積水ハウスの営業さんも、
「正直な話、積水ハウスのおうちは安くはございませんので、
最初にご職業やご年収でやんわりとお断りするお客様も多いのですが、
タヌコロさんであれば、積水ハウスの施主様としてふさわしいご条件ですよ。」
などと、わかりやすいゴマスリを頂いたのを思い出しました。苦笑
たしかに高価格帯ハウスメーカーの施主という「ステータス感」も重要なポイントです。
でも、ハウスメーカーや工務店ごとに個性もあるし、
その個性に惹かれて家を建てる人もいるでしょうし、
営業さんとの出会いという偶然の要素もあるでしょうし、
誰が何を選ぶかは、その人次第なのです。
とくにサンヨーホームズの営業さんは、
今までに見た営業さんの中でもかなり優秀な人でしたので、
なるほど、この営業さんならサンヨーホームズで家を買ってしまうな、と、
そう思ったのでした。笑
サンヨーホームズに決めなかった理由
でも結局、サンヨーホームズさんには決めませんでした。
その理由をお話しします。
その後、間取りも営業さんと一緒にある程度のところまで詰めました。
その日は執行役員の部長さんもたまたま展示場にいらっしゃって、
「ぜひうちでお願いします」的なご挨拶を頂き、
2階リビングや3階建てついての話などを一緒にしました。
そして、だいたい希望通りに収まったなという段階で、
そのプランの積算を出してもらう段階となりました。
後日、展示場に足を運ぶと、
ジャンポケ似の見知らぬ人がいました。
その日は契約に至るまでの最後の打ち合わせ日ということで、
どうもその人が最終プッシュをする役の店長さん(所長さん?)のようでした。
そこまでは良かったのですが出てきた積算書にビックリ!
今まで営業さんと一緒に詰めてきた3階建てプランではなくて、
2階建てのソーラー満載プランにすり替わっていたのです!
大容量ソーラーありきの提案
所長さんとしてはソーラをどうしても売りたいみたいで、
プランを僕たちの希望に反して大幅に書き換えてしまったけど、
ご容赦頂くと同時に、ぜひ、こちらに変更して頂きたいとのこと。。。
確かに当時は大容量ソーラーが流行ったんですよね。
なので仕方なかったのかもしれませんね、会社の方針的に。
まあ、確かにプラン自体は悪くありませんでした。
よく考えられたプランではありましたが、
でも僕らの希望が無視されたことにまずガッカリ。
しかもそれが予算に収まっていればよかったのですが、
積水ハウスで住宅ローン仮審査をした時の限度額を、
事前に知らせていたにもかかわらず、
その予算を300万円くらいオーバーしてきたのでした。
なるべく現金は使いたくないんだと最初から営業さんに伝えていたので、
300万円オーバーは無理ですと伝えましたら、
こういうケースでは消費者ローンを借りるお客様もいらっしゃいますよ、
などという提案を所長さんに真顔でされまして、
結局のところ妻から、
「あんな提案をする会社はダメ」
ということでボツになったのでした。
まあ、僕も同感です。苦笑
営業さんの能力やその提案内容、
途中まで順調だっただけに残念です。
これで、積水ハウスと契約する決意が定まりました。
積水ハウスとの打ち合わせが始まる
その他、パナホームも同時に動いていたのですが、
営業さんとの相性や提案内容がイマイチだったのと、
たまたまパナホームの欠陥住宅のニュースだかを読んでしまって、
「積水ハウスに決めました」と伝えてお断りをしました。
そして積水ハウスとの正式な契約へと進むのでした。
積水ハウスの標準装備とオプション
ところで、積水ハウスについては、
あまりこれといった特徴や個性がないと思ってましたが、
それは営業さんに言わせれば、
積水ハウスは家づくり打ち合わせの時にカタログは登場しない
ということにつながるみたいでして、
何故なら、積水ハウスは完全オーダーメイドだからとのこと。
そして、お客様の希望通りに家を作り上げるので、
標準仕様とかの概念もないですとのことでした。
逆に言えば、オプション価格とかそういう概念もないのだと。
ま、実際には何も言わなければそれになるという意味で、
標準仕様みたいなものは内部的にあるのでしょうけども、
お客さんにはそれを言わない的な感じでした。
商品名も同じような感じでして、
今回僕らが依頼したシャーウッドの中でも種類があって、
僕らの家は三階建てなので「マキシオ」という商品です。
これも最初からマキシオという商品名指定で依頼したというよりも、
お客さんからヒアリングしていくうちに商品名が定まるという、
そういう感じで打ち合わせが進んでいきます。
でも積水ハウスは商品によって屋根の傾斜が変わったり、
外壁の材質の選択肢が変わったりするので、
やっぱり内部的には商品ごとに標準装備の概念があるように思いますけどね。
ま、でも顧客側が敢えて商品名を指定するのは、
あまり意味がないような感じです。
それは住林でも同じでしたけどね。
ネットや書籍で家の勉強を始める
積水ハウスについては、正直なところ、
契約当時もあまり家のイメージがなかったので、
いろんな人の積水ハウスの施主さんのブログなどを読みました。
以前にWordで資料を作った時もネットで色々と勉強しましたが、
それにも増して家の勉強を始めたのです。
色んな人の積水ハウスブログで得た設備などをあれこれと要求しましたが、
予算の制限もあったからでしょう、営業さんから泣きの一言。
「すみません、ウチは設計事務所ではないので・・・。」
と言われてしまったのです。苦笑
その辺の話はこちらの記事に書いています。
設計さんからも、『僕たちはこだわりが多い』ということを間接的に言われて、
え、そうなの?みたいな・・・。
だって世の中の積水ハウスブログを読む限り、
僕らが望むことなんて当たり前の仕様だと思っていたのですけど?
と、ネットと現実のギャップを感じたものです。
積水ハウスと言えば「住まいの夢工場」と「住まいの参観日」ですが…
という感じで積水ハウスとやり取りをしてましたら、
近々「住まいの参観日」があるとのこと。
そこへ行ってみて、参考にしてみてくださいとのこと。
思い返せば僕たちは「住まいの夢工場」に行ってないんですよね。
あれは、今思えば絶対に行ってみるべきでした。
感動するらしいですよ。
営業さんや設計さんからも何度も勧められたんですが、
たしか群馬県だったか超・遠いんですよねー・・・。
「丸一日潰れるのかよ、めんどくせえなあ」
って感じで、毎度断っていたのです。
なので、なおさら積水ハウスの特徴・イメージがわかなかったのかもしれません。
あと、営業さんに見せてもらった引渡間近の家も普通な感じでしたしね。
でも住まいの参観日なら少し期待できるかもしれません。
なぜなら、僕らの住むエリア全域で納品された家の中でも、
より素敵な家が集まっているという話だったからです。
ところがですね、、、これは大変申し上げにくいのですが、
正直なところやはり『普通だなあ』という印象はぬぐえなかったのです。
確かに壁紙とか個性的な家はありましたが、
参考にしたい、真似したい!
という家はほとんどなかったのです。
そもそも豪邸をたくさん見すぎなのです
今になって思えば、当時は展示場の豪邸を見過ぎてしまったのと、
しかもサンヨーホームズの豪邸も見ているし、
積水ハウスブログやネットでも個性的な素敵な家を見まくってましたから、
どの家を見ても普通に思えてしまったのでしょう。
積水ハウスの名誉のために言っておきますが、
恐らく他のハウスメーカーの家を見ても同じことを思ったと思います。
あともう一つ、地域的なものもあったのかもしれません。
家に対する意識や考え方の違い、家にデザイン性を求めるとか、
その辺ってやっぱり都会の方が先進的です。
僕は当時、田舎から街に引っ越したと言っても、
所詮は田舎の中でも街な方というレベルのエリアです。
やっぱり家にそこまでの「おしゃれ」を求めない人の方が多いです。
それは街並みを見てもわかります。
おしゃれな分譲地で犬の散歩がてらお宅拝見
それを実感するのは、積水ハウスとの打ち合わせが進んだある日、
外壁のベルバーンの質感と、玄関ドアの質感を確認したいと営業さんに頼んだ時でした。
僕らが希望したのは茶色のベルバーン。
営業さんとしてはベルバーンのサンプルはあるものの、
住まいの参観日でも同じタイプを使った家は無いということでしたが、
某県庁所在地の街の積水ハウス専用分譲地に、
いくつか同じタイプのベルバーンの家があるという情報を頂きました。
そこには、僕らが希望する玄関ドアの家もありますとのこと。
でも既に人が住んでいますし、あまりマジマジと見ることはできないので、
犬の散歩と称して、分譲地内をブラブラしたらどうですかと。
なるほど、さすがです!
素晴らしいご提案を頂きまして大感謝!
この営業さん第一印象でこそ若くて頼りないかと思ったら、
頼んだことは何でも実現してくれる実は最高の営業さんでした。
営業成績も同期でトップとか言ってましたし、
僕らの家が建て終わった頃は本社勤務が決まったとも言ってましたから、
相当に優秀な人だったのでしょう。
地域による住宅に対する美意識の違い
でも、その街中の分譲地に行ったときにカルチャーショックを受けました。
まず電線がないので、町全体がとてもすっきりしていたのです。
さらに、分譲地もただ四角く無機質に区切っているだけでなく、
家と家の境界には遊歩道があり、しかもアスファルトでなくタイル敷き。
もちろん街路樹もあって全体が公園のようになっているのです。
おいおいなんだここは、こういう土地が良かったよ!笑
今まで家だけを見てきましたが、土地も本当に重要だなと思ったのです。
しかし、探せば探すほど、良いものが見つかりますからキリがないですね。
さらに、すべての家にホームセキュリティが付いています。
提携していたのかセコムよりもアルソックの青い警報機が多かったような印象。
街中ではセコムとかのセキュリティって普通一般の設備なんだなと思いました。
そして、あれだけ普通の家ばかりだと思っていた積水ハウスですが、
そこの分譲地はまさに高級住宅街さながらでした。
今まで見てきた積水ハウスの家とは、もう全く違います。笑
まず外観が格段に格好良い家ばかりでした。
建売のように似たような家が立ち並ぶ様子は皆無でした。
おそらく外構がすべて完成しているから余計に豪華に見えた理由もあると思います。
それに加えて公園のような分譲地全体のデザイン性の高さも加わって、
まさに高級住宅街に見えたのだろうと思います。
でもこの時は既に打ち合わせも大詰め、
着工合意も間近で、そこで見たものを取り入れることはできませんでした。
積水ハウスのオススメ設備と性能
ちなみに妥協したとはいえ、設計さんや営業さんに言わせれば、
こだわり過ぎと言われるくらい設備は入れました。
こちら↓に色々と積水ハウスの家で取り入れた設備について書いてますが、
自分としては「こだわり」というほどでもないと思っているのですけどね…。
こちら↓の記事は「付けて後悔した設備」と書いてますが、
必ずしも、すごく後悔したものばかりではなく、
「付ける場合には注意しましょう」的な意味で書いているものもあります。
なので基本は施主さんのケースバイケースで検討してくださいね。
あと積水ハウスの性能としては、こちらの記事が参考になるかもしれません。
やはり、田舎の家と比較すると性能の差が明らかです。
冬に床暖房をつけたおかげもあるかと思いますが、
とても暖かい冬を過ごすことができました。
あと遮音性も抜群ですね。
最初に書いた通り、国道沿いの利便性の高い賑やかな土地を買いましたから、
外に出ると会話ができないくらい車が通るウルサイ時間帯もあるのですが、
ドアや窓を閉めればピタッと静かになります。
大きな個性がないとはいえ、大手のハウスメーカーですから、
構造や性能については間違いないと100%断言できます!
積水ハウスでのインテリアコーディネータ―さんの役割
一通り間取りや設備が決まると、
次はインテリアに入ります。
インテリアとは、カーテンや壁紙、照明などを指しまして、
これは設計さんではなくてインテリアコーディネーター(IC)さんが担当します。
住林でもICさんという職種の人がいましたが、
ハウスメーカーによっては設計さんが兼ねる場合もあるようです。
ここで注意点ですが、意外にカーテンや照明の金額は高いということ。苦笑
壁紙も種類があって、単価の高い壁紙もあれば安いものもあります。
当たり前ですが、高い壁紙の方が格好良いのです。苦笑
なので床の間の背面の一部に貼るとかコスト削減の工夫は必要です…。
また、場所によってはタイルを張りたいケースもあるでしょう。
でもタイルもまた超・高いのです。。。
先ほどオススメ設備にも書きましたが、我が家もエコカラットを貼りましたけども、
さすがに全面貼ることはできずに一面だけとかそういう使い方をしました。
タイルは高いのですが印象効果は抜群ですけどね。苦笑
積水ハウスの外構
家の打ち合わせと並行して外構の打ち合わせも始まります。
積水ハウスには外構専門の設計さんがいらっしゃいます。
でも今回の我が家には庭というものほとんどがありません。
自宅兼事務所ですし、将来的にも店舗にするかもしれず、
可能な限り車をたくさん置きたかったですから、
敷地のほとんどが駐車場です。
しかも当時の我が家には車が3台もありましたから、
少なくとも3台分は最低限必要です。
そういう今思えば無駄な要件も、
家の間取りを作成する時の制約になっていたのです。
つまり、車を置くスペースを確保することで敷地が足りず、
それもあって三階建てにしたという理由もあるのです。
あと、積水ハウスの特徴としては土間コンの単価がとても安かった記憶があります。
住林の時に土間コンがやたら高くて、
「積水ハウスはもっと安かったんですけど?」
と尋ねたら、
「そんなワケないです、これ以上安くできるなんてことあり得ません!」
とすごい剣幕で反論されたんですが、でも積算書をみるとそう書いてますからね。。。汗
確かに積水ハウスの営業さんが「ウチは土間コンが安いです」と言ってただけあって、
契約書を見たら地元業者よりも安かったです。(下記参照ください)
ま、結局のところ積水ハウスの時は外構にはあまりこだわりませんでしたが、
あまりこだわるポイントが無かったという理由もあります。
がっ!
家が完成してから、あまりに家の全体像が殺風景な印象でして、
これはヤバイなと。苦笑
そこで完成後に外構リフォームを早々に入れたのですが、
これがまた大正解だったのです。
ポイントは木々の緑と照明でしょうか。
やっぱり家の外観は外構とワンセットで考えないといけないなと。
本当に今までと見違えましたので、心からそう思ったのです。笑
このエピソードもあったので住林さんでは外構をとても重視したのです。
ま、その分だけ予算で苦労しましたけどね。
積水ハウスの坪単価(お金の話)
最後に積水ハウスの家の金額の話です。
坪単価は結局のところ100万円以上となりました。
やはり、最初の契約時と比べると、
後から色々と追加工事が発生しましたので、
最初でこそ「現金は使いたくない」と思ってましたが、
結局、直後の外構リフォームも含めると、
数百万円以上の現金持ち出しとなりました。
正直に言って、これはキツイなあと思いましたね。
ハウスメーカーとの家づくりでは度々追加費用の話を聞きますが、
現金を使いたくない場合は最初に断言した方がいいですね。苦笑
現金はない!追加費用は無理!と。笑
実際に住林ではそう言いましたし。
じゃないと、営業さんの頭には必ず、
「この人はまだ余裕があるから、それを出させよう。」
という発想が絶対に生まれます。
それにハウスメーカーもある程度は値引き前提で値付けしているので、
値引きを引き出さないと損をしてしまいます。
まあ、こういう値切ったもん勝ちって不公平感ありますから、、
本当は改善してほしいのですけどね。
ちなみに営業さんが言うには、値引きができるのは、
最初の契約書や着工合意の契約書、外構の契約書を書く時、
追加発注などの契約書を交わすタイミングでのみ可能だそうです。
誰かの紹介だと割引率が上がるそうです。
積水ハウスの工事の様子
さて、長かった打ち合わせも終わり春になりついに着工です。
着工になると担当者は現場監督さんにバトンタッチです。
我が家の現場監督さんもまた優秀な方でみたいで、
職人さんにこの人の名前を出すと、
「あぁ、それなら安心だね、●●さん、厳しいからね~。」
と苦笑いするくらい任せて安心の人らしいです。笑
さて、まず最初は地鎮祭です。
地鎮祭は広島から建築の神様である大山神社の神主さんが、
なんと現地から神様グッズを積み込んで車でやってきてくれるのです。笑
いちおう感謝の気持ちも込めて、お礼参りもしましたよ。
広島旅行/積水ハウスお礼参りの旅(前編)
しかし驚いたのは地縄の小ささです。
いわゆる「地縄マジック」というやつで、
実際の面積よりも激しく狭く見えるという現象が発生したのです!
これを見た瞬間、ホント、「せまっ!」ですよ。
本気で帰りたくなりましたね。苦笑
その時の話はこちら↓です。
地縄マジックのショックも癒えて、
基礎が作られるとまた感想は変わります。
悪くないねと、そういう感想ですね。
積水ハウスの基礎ってデザイン基礎といって模様が付いているのと、
シャーウッドのアルミプレートも付くのですごく格好良いんですよ。
とはいえ積水ハウスの基礎って今の時代で一般的なべた基礎じゃないんですよね。
布基礎ってやつでして、どうしてなの?って話はこちら↓です。
そして無事に基礎工事も完了しまして、
ついに棟上げとなりましたが、上棟式はやりません。
でも厄介なことに上棟する直前に雨に降られちゃったんですよね。。。
パネルもすごく黒ずんじゃって、カビなのか何なのか、不安は極限な状態。
その時の話はこちら↓に書いています。
なんとか上棟時の問題はクリアしまして、
家の本体工事も始まりました。
実は工事現場には頻繁に通ってなく、本当に、たまーに見に行くだけでした。
今思えばブログ写真用に、毎日見に行けばよかったのですけどね…。
こちら家の本体工事の様子です。
そして本体工事も終盤になると今度は外壁が張られます。
積水ハウスのシャーウッドと言えばベルバーンです。
これはね、ほんと、感動しましたねえ~。
マジで質感高いですし、格好良いです。
ベルバーンの質感を感じたいという人は、ぜひこちら↓からご覧ください。
家の工事が終わると最後に外構工事です。
外構の基本的な下工事は家本体の着工の段階で済ませておくみたいですけどね。
そして家の工事が終わったら本格的に外構工事が始まります。
その様子はこちら↓からどうぞ。
さあ、ついに積水ハウスの家が完成しました。
引渡が楽しみですね。
引渡~積水ハウスの完成模型
さて、ついに引っ越しです。
引越については色々と思うことがあるのですが、
とにかく妻は引越が面倒で嫌だとのこと。
今回はTVのビフォーアフタでおなじみアート引越センターに依頼です。
この時はアートの精鋭部隊に来てもらったんですけどね、時代が良かったのかもね。。。
そして、しばらく日が過ぎてからでしょうか、
営業さんが訪ねてきまして、なにかと思ったらなんと、
積水ハウスおなじみ、完成模型のプレゼントでした。
上のブログにも書いたのですが、完成模型は営業さんが作るので、
出来の良しあしがあるのです。
実際、住まいの参観日で見た他所の家の模型はかなり雑でしたし。苦笑
が、僕たちが頂いた模型は完璧な出来でしたね。
営業さんけっこう何でもできるんだなと感心しましたね。
積水ハウスのWEB内覧会
以上ですが、積水ハウスの家の内部の細かい仕様や見た目、
こちらのWEB内覧会の記事を参考にして頂ければと思います。
やはり大手ハウスメーカーの家はガッチリしてます。
遮音性も断念性能も高いし、住む分には問題ありません。
細かい部品も安っぽくないですし質感も高いです。
まあ結局は賃貸に出して引っ越してしまいましたが、
家そのものとしてはまったく問題ないですね。
積水ハウスは個性が無くて普通だと思ってましたが、
それも施主次第で、いかようにもなるということもわかりました。
着工数のデータなどを見ると最近は苦戦しているようにも見える積水ハウスですが、
家自体の性能もメンテナンス力も最高峰であるわけですので惜しいですよね。
今になれば、ベルバーンとかダインコンクリートとか個性的な商品もあるのですが、
一般の認知度は低いですし、やっぱ個性なのかなあ・・・。
でも、応援してますよ。
というわけで積水ハウスで家を建てるまで。
大変長い記事でしたが、ここまでお付き合いありがとうございました。
皆様のご参考になれば幸いです。